ペルーのクスコからボリビアのコパカバーナに夜行移動。宿探しミラクル(2019年10月12日~13日)

オラー!

今回はペルーのクスコからボリビアのコパカバーナに夜行移動しました!

 

今回の移動。530kmくらい。

 




 

前回の日記でクイを食べて土産物屋をまわった日の夜。まずはクスコからプーノへの夜行バス移動

バスは22時だったので、21時に宿を出て流しのタクシーで一気にCruz del Sue社のバスターミナルへ。

10分くらいで着いてしまって早過ぎたの巻。タクシー料金8ソル(≒258円)。多分5ソルくらいでも来れると思いますけど、ボクは夜間のタクシーは安全優先なので値切る気が起きません。

21時30分から荷物預けカウンターが開いて荷物預け。重量計に乗せられたボクのザックは28kgを指していました(水が2L入ってるのでいつもより重い)が、追加料金を取られる事はありませんでした。多分これ、20kg以上は追加料金があるのが通常だけど、係の人が面倒で取ってないだけだと思うんですよね。

21時55分から乗車開始。バスは2階建てバスで4列シートタイプ。

車内はほぼ満席になりましたが、ボクの隣は誰も来ませんでした。ラッキー。

22時20分に出発。そして配られる軽食。

もう歯磨きしちゃってるし、これは朝食べよう。

 

時間が時間なのですぐ寝てしまいましたが、なんとなくずっと道はガタガタしてるような感じでした。

 

翌朝10月13日5時10分、プーノに到着。プーノはまだペルーです。

あれ、もう明るくなってる。ペルーでもプーノは東の端だから、リマにいた時に比べると夜明けがずいぶん早い気がします。南米は夏に近づいてる季節ですし。

プーノも旅行者がよく滞在する町なんですけど、ボクはプーノは素通りする事にしたので、そのままバスターミナルでコパカバーナ(ボリビア)行きのバスを探します。

 

コパカバーナ行きはすぐに見つかりました。チチカカ・ボリビアと言う会社の7時30分発のチケットをゲット。20ソル(≒644円)。

午前中に着いても(宿の都合上)仕方ないので遅めのチケットを買いましたが、チチカカ・ボリビアは6時発、他の会社で7時発なんかもありました。なぜかプーノ⇒コパカバーナ便は朝の早い時間帯に集中しているようです。

チケットを買ったら、専用のカウンターでバスターミナル税1.5ソル(≒48円)を払わないといけません。

1.5ソル払うとチケットの隅にシールを貼ってもらえます。

昨夜バスでもらった夜食(ハムサンドとゼリーだった)を食べましたが微妙に物足りなかったので、食べ物を求めて狭いバスターミナル内をうろうろ。

2階にあるカフェテリアでは10ソル(≒322円)前後でえらくガッツリした飯が提供されていましたが、そこまでガッツリ食べたい感じではありません。

結局、1階の土産物屋で売られていたアルファホールらしき物だけ購入。0.6ソル(≒19円)。

アルファホールかと思って買ったけど、外側がスポンジ生地でふわふわしている!?(´・ω・`)

アルファホールはペルーで何回か食べましたが、お菓子屋で買ったのよりカフェで買ったのより、一番最初にリマの総合商店で駄菓子みたいに売られていたアルファホールが一番おいしかったです。

 

スマホのスペイン語単語アプリで時間をつぶして、7時から乗車開始。

 

1階建てのバスが久しぶりで、むしろ新鮮。

 

バス乗車時にボリビアの入国カードが配られました。

 

ペルーの長距離バスってたいていトイレが付いてるんですが、このバスのトイレは「大禁止」でした。

英語、スペイン語、日本語、韓国語で書かれています。そんなに日本人と韓国人がクソするんですかね。

ドアの内側にも同じ事が書かれています。

地球の裏側でもトグロを巻いた絵が使われている事に感動を覚えました。あんなトグロ巻いたブツなんて滅多に見かけないのに、このイラストが世界レベルで通じるのは何故なんだろう。

 

バスの乗車率は3~4割程度でした。ボクは出発するかしないかのうちに爆睡。

9時半ごろ、国境の手前20kmくらいのところで休憩

トイレがあるほか、ペルーソル⇒ボリビアーノ(ボリビアの通貨)の両替もここで出来ます。国境にも両替商はいましたが、ここの両替所が悪くないレートだったので、残ったペルーソルはここで両替してしまいました。

25ソル(≒805円)が50ボリビアーノ(≒783円)になった!

50ボリビアーノ

・・・・・なんだこのボリビアーノ札の「ただの紙」感は!?(´・ω・`)

お札って国によって紙質はいろいろありますが、ツルツルしていたり、きめ細かかったり、なんとなく水に強そうな紙質であるのは共通しているのですが、このボリビアのお札はポケットに入れたまま洗濯機に入れようものなら、そのままバラバラになってしまいそうなくらい「ただの紙」です。ノートの紙よりはちょっと厚いかなってくらい。良いのかこんなお札で。

両替は小銭(3ソル)は受け付けてくれなかったので、売店で3ソル分のお菓子を購入。

これでソルはキレイに使い切りました。さらばペルー。

10時10分、ペルー側のイミグレーションに到着。

記念撮影スポットまである、えらく和気あいあいとした国境です。国境と言うと、普通はカメラ取り出すのもはばかられるのに。

なお記入したボリビア入国カードは、イミグレーションの手前で回収されました。てっきりパスポートと一緒に出すもんだと思っていたんですけども。

 

ペルーの出国もボリビアの入国も、特に何もなくパス。ペルーもボリビアもちゃんと同じページにスタンプを押してくれて気分が良いです

ヨーロッパの「たまたま開いたページにスタンプおす式」やカリブ海の「他のスタンプにかぶせて僅かな隙間におす式」は地味にストレス溜まるんですよ。カリブ海でおされたスタンプなんか、アフリカあたりのスタンプに紛れてしまって探せないですからね。

66カ国目、ボリビア入国\\\└(‘ω’)┘////

ボリビアは国籍によってはビザが必要らしく(けっこうな人数いた)、バスの乗客にもビザ申請組がいたので、国境での待ち時間は長めでした。

 

国境からコパカバーナは目と鼻の先。と言うか、なんでここがボリビアなのかと疑問になる位置にコパカバーナはあります。

陸でつながっているのはペルーなのに、国境的にはボリビアって言う。コパカバーナからボリビア側に行こうと思うと、船を使わないといけません。変なの。

12時10分(ペルー+1時間)、コパカバーナ到着!

 

さて、今日予約した宿はちゃんと住所が書かれていなかったのでちょっと探すのが厄介そうだな、と言うのは分かってたんですがやっぱり見つからない

通りの名前だけは書かれているんですけど、その先が無いって言う。市場近くのホテルが密集していて地元民が行き交うエリアを探しますが、見つかりません。

仕方ないので道行く人や商店の人に尋ねますが、3人に尋ねて3人とも知らないと言います

これは面倒だなぁ、と、行き交う人の中から4人目、小柄なおじさんに声をかけると

4人目のおじさん「あ、予約してるのキミね!

ぼく「ふぁっ!?」Σ(‘ω’)

なんと、4人目にしてまさにボクが探していた宿のオーナーを引き当てました。ミラクル過ぎるやろ。どんな確率やねん。

宿のオーナーについて行って、本日の宿に到着。通りの名前は正しかったですが、市場や他のホテルがあるあたりからは300メートルくらい離れた住宅地の中にありました。自力だったら絶対こんな所まで探しに来ないので、オーナーに会えて良かったです。

 

部屋は普通の個室。と言っても750円で個室なのでかなりお得感高い。チェックインするとお茶を持って来てくれました。

 

1時間ほど休憩して外出。まずはお金をおろさないと(宿代まだ払ってない)。

 

ATMで500ボリビアーノ(≒7,834円)を手に入れた!

500ボリビアーノ

・・・あれ?お札が妙に不揃いだと思ったら、ただの紙みたいなお札と、ちょっとツルツルした紙質のお札が混ざっています。デザインもバラバラです。旧札から新札に移行中なんでしょうか。そりゃまぁ、アフリカで行った23カ国の中にだってこんなにチープな紙質のお札は無かったので、さっさと新札にした方が良いでしょう。

 

お昼はやや洒落た感じの食堂に。

 

15ボリビアーノ(≒235円)のメヌー1品目、ソパ

ペルーではスープに一度も付いて来る事が無かったパンが付いてきました。

最早くずくず過ぎてよく分からなくなった野菜や穀類がいっぱい入っています。

 

2品目、トルーチャ・ア・ラ・ロマーナ。直訳すると「鱒のローマ風」。

トルーチャ・ア・ラ・ロマーナ

何がどうローマ風なのか分かりませんけど、すごく好みな料理が来ました。

でっかい鱒フライの下には米とフライドポテトが隠れています。

 

割ってみると、鮭みたいな色してる!

この鱒めちゃくちゃうまい・・・!身が柔らかくて脂が乗っています。湖で獲れる鱒でしょうか。コパカバーナ滞在中は毎日トルーチャ食べよう

 

と、本日はこれだけです。夜行あけなので。宿が町のやや高い場所にあるので、屋上からの景色が良かったです。

コパカバーナはクスコよりも標高が高くて、3,800メートルちょっとあります。富士山より高い町を歩いていると思うと不思議な感覚です。

 

明日はコパカバーナをうろうろします。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

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