オラー!
今回はペルーのクスコでお買い物&衝撃の名物料理を食べました!
まず10月11日は何もしませんでした。した事と言えば食べ歩きだけ。
先日たまたま入った安食堂、どうやらセビーチェに自信ありっぽい感じで、客も半分くらいセビーチェを頼んでいたので、セビーチェを食べに再訪。
セビーチェはナスカでも食べたんですけど、いまいちおいしくなかったので再チャレンジしたかったんですよ。あ、タイトルに書いてる衝撃料理はセビーチェの事ではありません。
セビーチェ。6ソル(≒194円)。
ナスカで食べた時も甘い芋が付いて来ましたが、この店でもまた甘い芋が付いてきました。セビーチェには無くてはならない物なんでしょうか。
お!このセビーチェはおいしい!
なんというか、酢と魚の味のバランスが取れてるんですよ。前食べたのは酢の味しかしませんでしたが、このセビーチェはちゃんと魚の旨味が感じられます。これはアタリです。
なぜか食べ終わりごろにスープがやって来ました。
このスープは、ペルーで食べたスープの中でもっともスープらしい(具が少ない)スープでした。が、一番おいしいスープでもありました。スープの出汁は、おそらくセビーチェに使っていたのと同じ魚で取っていて、あら汁みたいに魚の味がぎゅっと詰まっています。このスープと白米だけで幸せになれると思う(*´ω`)
しかしセビーチェは量が少なめだったので、そのままお菓子の食べ歩きへ。
チュロス。マンハルブランコ(茶色いクリーム)入り。2ソル(≒65円)。
見た目おいしそうだったんで期待しまくってたんですが、思ったほどではなかった・・・。マンハルブランコがおいしいんで普通においしいと言えばおいしい。
ケーキ屋ではプディング・レチェ。3ソル(≒97円)。
まさかのケーキを紙で包んで手渡しされるっていう。見た目ほど甘くなく、意外とあっさりしたケーキでした。
食べ歩いて宿に戻った後は、ほぼずっと脱出ゲームやってました。そんな1日。
翌日10月12日。今日は夜行移動なので宿はもうチェックアウト。宿にザックを置いて11時におでかけ。
銀行でお金をおろしたりしつつ、ペルーで食べておきたい例の料理を探して歩きます。
関係ないけど、この画面にマクドナルドとKFCが入っています。
こことここ。カモフラージュが巧み過ぎる。KFCはちょっと遠くて画像じゃ確認できませんけど。
例の料理が食べられるレストランをいくつか調べてから来たんですが、どこも70ソル(≒2,260円)前後もします。予算50ソルくらいで考えてたんだけどな・・・。
悩んでいた所で、キッチリ50ソル(≒1,614円)、しかもサラダバー付きと言うレストランがあったのでここに決定。
オーダーから30分ほどで出て来ました。クイ・アル・オルネオ(クイの丸焼き)。
クイってあれです。前々回の日記で出て来たモルモットみたいなふわふわした動物。
・・・の、丸焼き。ネットの画像で見てはいましたけど、やっぱり目の前に置かれると衝撃。
皿に乗ると思ったよりデカいです。
当たり前だけど、丸焼きって本当に丸焼きですね。この断末魔感あふれる顔とかさすがに抵抗があります。
オーダーしたからには食べるんですけどね。
一通り写真を撮り終わると、店員さんが気を利かせて「切って来ましょうか?」と言ってくれましたが、丁重に断りました。断ると小さいナイフを持って来てくれました。食卓用ナイフじゃ解体できそうにないですもんね。
クイのお味は・・・肉柔らかっ!なんと表現したら良いんだろう。すごく柔らかい鶏肉から繊維っぽさを消してなめらかにしたみたいな。食べた事ないけど、きっと子ウサギとかこんな感じじゃないかな。
腹の中にはバジルと塩、何かのスパイス?がこってり塗られているので、味がちょっと濃い。
部位によって美味しさに差があって、首の後ろや腹のあたりは油が乗っていて美味しく、背骨付近の肉は取りづらい上になんだかモソモソしていまいち。
ちなみにサラダバーはこんなの。
期待はしてませんでしたが、やっぱりショボめ。
でもニンジンの酢漬けが妙に美味しくてハマりました。
これならニンジン1本分くらい余裕で食べられそう。
クイは脂肪分多めだし、意外と可食部が多いしで、後半ちょっとキツかったですが完食。食べ切るのに1時間近くかかりました。
サラダバーが無かったらもっとしんどかったかもしれません。生野菜は強い。
クイの丸焼きが50ソルで食べられるレストランはここ。Pacha Mamma。
もう少し食べやすいメニューとしてはアルパカのパスタや定番のアヒデガジーナもありました。ペルーの食事にしては高いですが、周囲のレストランに比べるとお手頃価格な感じでした。クスコ滞在最終日に贅沢したいバックパッカー向け。
さてあとはお買い物。前回の日記でアルパカ靴下(自分用)の写真をアップしたら、妹からアルパカ靴下所望のメッセージが来たんです。おうおう靴下くらい買ったろーやないかい。
とりあえずサンペドロ市場へ。
ここ来たら土産物はたいていあるやろ~と思っていたら・・・意外と無い。
いや、なんかショボいのはいっぱいあるんですよ。そして、靴下に着目して見たら、ほとんどの店で置いてある物が同じと言う事に気付きました。値段訊いたら6ソル(≒194円)とか。やっす。安いけどこれ絶対アルパカじゃない。厚い割に妙に軽いもん。
それにデザインもなんかありきたりっつーか・・・土産物とかプレゼントって、選ぶ人のセンスと度量が問われる物だと思っているので、身内と言えどあんまりショボい物は買えません。サンペドロ市場を2周して何も買わずに外へ。
土産物屋を探してあちこちフラフラしていると、高級志向のアルパカショップが集まる通りを見つけました。このサンタ・テレサ(Sta Teresa)通りの西側に、アルパカを店名に冠したショップがいっぱい並んでいます。
派手で奇抜な靴下と、やや派手で奇抜な靴下の2つで悩んで、派手で奇抜な靴下にしました。ボクのザックが無事に日本まで着いてから(着くか知らんけど)のお楽しみです>>妹
次は自分用の帽子を買いにまたサンペドロ市場へ・・・行ったら、おいしそうなゼリーがあったので思わず購入。3ソル(≒97円)。
これ・・・おいしいけどなんのゼリーだろう?コカ?果物系では絶対なくて、何か葉っぱを煮出した系だと思うんですよね。
帽子もやっぱり納得の行く物があんまり無くて、と言うか、やっぱり量産品みたいな同じ物(CUSCOとか書かれたやつ)ばっかり並んでいましたが、1店舗だけ「これは・・・!」と思うデザインを見つけたので、黙々と編み物をしているおばあさん店員さんに尋ねると、「それはアルパカ100%」との事。ほんまかいな。
別に自分用はアルパカにこだわってなかったんですけど、デザインが好きだったので買っちゃいました。50ソル(≒1,614円)。
本当はもっとかぶるのが躊躇われるくらい派手なの買おうと思ってたんですけど、適度な感じに落ち着きました。
今思うと、前回の日記で行ったアワナカンチャは土産物の質も量もすごくハイレベルでした。クスコ市内の土産物屋総がかりでもかなわないと思います。今日もう一度アワナカンチャに行こうかと思ったくらいです。こだわりのアルパカ製品を買うなら絶対アワナカンチャに行った方が良いです。
なお、クスコでチープな量産品を買うなら、サンペドロ市場が一番安く買えると思います。サンペドロ市場で6ソルの靴下は、他の土産物屋では(まったく同じ製品が)10ソルでした。
さて、これから夜行移動して13日の朝にプーノと言う町に到着、プーノは素通りし、13日の昼にはボリビアのコパカバナに到着する予定。さらばペルー。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
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