【ペルー】雨と霧のマチュピチュ。マチュピチュは見れるのか(2019年10月5日)

オラー!

今回はペルーの世界遺産マチュピチュ遺跡とマチュピチュ山に徒歩で登って来ました!

 

世界遺産マチュピチュとは

おそらく誰でも一度は写真で見た事があるだろうと言うくらい有名なマチュピチュ(Machu Picchu)は、ペルーの世界遺産に登録されています。

建築したのはインカ帝国で、1440年頃に造られたと考えられています。その後1532年にスペインがインカ帝国をほろぼすまで、マチュピチュには人が住んでいたそうです。

文字を持たない文明だったためにマチュピチュの目的はいまでも分かっていませんが、王族の別荘説、神殿説などがあります。

 




 

朝は5時起床。なんとこの宿では宿朝食を4時50分から用意してくれているので、まず宿朝食を食べに行きます。

マジでもう朝食が並んでる・・・。レストラン内には他に3,4人ほど客がいます。マチュピチュに行く人はたいてい朝が早いのです。

トマトのチーズかけがオシャレだしおいしい。

でも欲を言うならタンパク質(ハムとか)も欲しいなぁ

朝食を食べ終わって出る準備をして、マチュピチュ遺跡までの道順を確認していると、突然「ゴォーーーーー」と大きなくぐもった音が聞こえてきました。

まさか・・・と外を覗くと、

 

土砂降りの雨

うわぁ・・・。この辺りの雨季は11月からとどこかで読んだので、10月ならせいぜい小雨程度だろうとタカをくくって、かさばるレインウェアは一式クスコに置いて来てしまいました。とりあえず持ってきておいた、プエルトリコで買った折り畳み傘を持って6時に出発。

雨のアグアス・カリエンテスは妙におもむきがあります

まぁ今日欲しいのはおもむきじゃなくて太陽なんですけど。

ふらふら歩きながら写真を撮っていると、なんだかガサガサ音を立てて歩く人に抜かされました。

ブルーシートマン参上!!!その発想は無かった。

 

アグアス・カリエンテスから川沿いを1.5kmほど歩いたところでチェックポイント。

ここでは印刷したマチュピチュ入場チケットと、チケット購入時に入力した身分証(パスポート)の提示が必要です。ボクの前に来ていた家族連れがパスポートを置いて来たらしく、揉めていました。

チェックポイントを通り過ぎたのが6時25分。橋を渡って対岸へ。

 

マチュピチュ登山スタートです。まずはマチュピチュ遺跡を目指します。

マチュピチュ遺跡はアグアス・カリエンテス(標高2千メートルくらい)よりも500メートルほど高い場所にあって、バスが運行しているのですが、ハイキングコースもちゃんとあるので、体力に自信のあるマッチョなら歩いて登ることもできます

これがバスの通る車道。

つづら折りの車道を突っ切るような感じでハイキングコースが整備されているので、途中何度も車道を横切ります。

ハイキングコースはずっと石の階段。

そこそこの勾配はありますが、雨でもじゅうぶん登りやすい道です。

 

単調なコースを黙々と登り続けて55分、7時20分にマチュピチュ遺跡のエントランス前に到着しました。

 

とりあえず入場の列に並びます。

ここでも印刷したチケットとパスポートが必要でした。

入場すると、今まで小降りになっていた雨がまた復活。ざんざか降り始めました

マチュピチュ遺跡の敷地内はカサ禁止なんですよ。さてどうするかな・・・。

と言う困惑を悟られたのか、背後の荷物クロークのおにーさんがビニルポンチョを売ってくれました。10ソル(≒316円)。

なんだこのパッケージの中国感・・・と思ったら中国製でした。

ちゃんとゴムですぼまる袖口まで付いた、ちょっと高機能なビニルポンチョです。

 

雨の中、人の流れと案内板に従って進みます。

とりあえず遺跡は後回しにして、まずはマチュピチュ山を目指します。遺跡とマチュピチュ山はまた別料金で、このマチュピチュ山を含めたチケットを買う為に2週間前(リマにいる時)に予約したのです。

場内を10分ほど歩いて、マチュピチュ山のエントランスに到着。

 

ん?「登山には4時間かかります」「頂上の標高は3,085メートルです」・・・現在の標高は2,500ちょい

え?マチュピチュ山ってそんなに山なの?遺跡の裏手の丘にちょろっと登るみたいなイメージだったんですけど。(下調べ不足が露呈)

並んで登山名簿のようなものに記帳。入山時間は7時50分でした。

わーぁ、また階段だ

マチュピチュ山は、遺跡までの道よりよっぽど急勾配。しかも霧でホワイトアウトして視界が悪い。

ビューポイントなんかこんなんですよ

うわーもう「何しに来たんだろー感」がすごいな。山登りに来たんだよちくしょう

相変わらず本降りの雨は降っているし、何も見えないので、写真も撮らずに黙々と歩きます。

遺跡までの道より面倒なのは、当たり前だけど人が多い事。

しかも、普段登山なんかしないであろうナンチャッテ勢が多いので、非常にうっとうしい。1回、前を歩いている女性がついていたストックをいきなり斜め後方に高く振り上げた(ストック持ったままフードか何かを直そうとした)のを、ギリギリのけぞってかわすと、眼球から数cm先をストックの先端が横切って行きました

「あっソーリー」

ソーリーじゃねぇよ。お前のストックでお前の眼球くり抜くぞ。

一番うっとうしいのはナンチャッテでしかもグループで来ている人達。ボクは呼吸が乱れない速度で一定ペースで登ってるんですけど、その横をゼーハーゼーハー言いながら強引に通り過ぎ、10分ほど登った所で狭い道いっぱいに広がって休憩。それを抜かしてまた先に出るとまたゼーハーゼーハー言いながら抜かした割には、また目の前で休憩・・・うぜぇ。

まぁウザい集団は徐々に休憩ばかりになって、いつの間にか追いついて来なくなりましたけど。なんかもうそんな人らばっかり。キリマンジャロとかなんだかんだで山慣れた人ばかりだったので、そこまでストレス無かったなぁと思いながら登りました。

 

ひたすら登り続けて1時間30分9時20分に頂上に到着

あー・・・・・・。うん。

休憩所の先には展望台。

展望台・・・行く気しねー・・・w

とりあえず休憩所のベンチに座って補給。クスコで買って来たスナック菓子などを食べました。

 

補給食も食べ終わってやる事が無くなったので、仕方なく展望台の方へ。

晴れているとおそらく、看板の前も展望台も人でごった返しているんでしょうけど、ほとんどの人は看板前で記念撮影した後、展望台の方を一瞥して速やかに降りて行きます。ほとんどタッチして戻るくらいの勢いです。けっこう風があって寒いので、気持ちは分かります。

が、ボクは2年前のミャンマーのゴールデンロックを思い出し、しばらく待ってみる事に。あの時もこういう絶望的な天気だったんですよ。

 

10時まで待つと・・・お?これは・・・。

ぼんやりと向かいの山並みが見え始めました。

10時20分。

登ってきた人達が周囲に集まり始めます。

10時30分にはふもとが一瞬見えました

ふもとが見えた時には歓声があがりました。

・・・が、マチュピチュ側が晴れない

 

とんがってる黒い影が、よく写真でマチュピチュ遺跡の背後に写っている小山。その右背後にあるのがワイナピチュ山。ちょうど遺跡の真上に霧が滞留しやすいのか、周囲の霧はけっこう流れて行くのに、遺跡の真上だけ霧が動いていないように見えます。

ドキドキしながら見守りましたが、10時40分を過ぎると展望台周囲が雲に覆われて、また何も見えなくなりました。残念だけどここまでか・・・。1時間20分粘りましたが、マチュピチュ遺跡は見えず。でも一瞬視界が晴れて、自分が高い場所まで登って来た事を実感できたので良しです。

登りの時よりも天気が回復して視界が広くなったので、景色を楽しみながら下ることが出来ました

 

11時30分、登山名簿を書いたチェックポイントに戻って来ました。

下りは45分でした。

11時を過ぎてるのにまだ登ってる人も多く、中にはあきらかに頂上がクローズする12時までに辿り着けなさそうな人もいました。これ登って頂上直前で止められたら悲惨やな・・・。

 

はい、ここからはお気楽遺跡観光です。まずはマチュピチュ山登山口の近くにいるリャマさん

かわいいですね。アルパカさんほどではないですけど。アルパカさんもいないかと探しましたが、ここにはリャマしかいないみたいでした。

遺跡の方へ戻ると・・・おぉ!

ちょっとマチュピチュっぽい感じの景色になってる!背後のワイナピチュ山は全然見えないけど。

あっと言う間にまた霧に覆われたので、マチュピチュっぽい景色は10分くらいしか見れませんでした。あとで、宿に戻ってから同室の人と話しながら写真を見せあったんですが、その方はこのマチュピチュっぽい景色すら見れなかったそうなので、ボクはまだ運が良かった方みたいです。

 

遺跡の中に入ります。

入口を塞ぐように記念撮影する人多過ぎで全然進まないの図。

遺跡の中には説明書きの類が一切無く、どこが何なのかさっぱりわかりません。

遺跡内はほぼほぼ順路が決まっており、しかも一方通行なので、あんまりフラフラする余地がありません。

遺跡周りはちょっと晴れて来たな~と思ったけど、後ろのマチュピチュ山はまるで見えないので、やっぱり上からは何も見えないんだろうな。

 

ここはマチュピチュ遺跡でも特に重要な意味を持つ場所、「太陽の神殿」だそうです。

目立つものは何もありませんが、あちこちでツアーのグループが固まってガイドの話を聞いているので、何かいろいろいわれがある場所なんだと思います。

更に先に進むとまたリャマ。

なんでわざわざマチュピチュの敷地内で飼ってるんだろう。

見えそうで見えないワイナピチュ山。

ちなみにマチュピチュ山登山よりもワイナピチュ山登山の方が人気で、マチュピチュ山のチケットなら2週間前くらいでも買えますが、ワイナピチュ山は半年前くらいから予約しないとダメだそうです。半年前に予約してこの天気って精神的ダメージ大きそうだな、と今日ワイナピチュ山に登った人への同情が湧き上がって来ました。

順路に従ってどんどん奥へ。

 

遺跡エリアの一番奥には家が2軒。

相変わらず説明が無いのでさっぱりわからない。雨季はいっそ、山には登らずにそのお金でガイドを雇った方が良いかもしれません。

奥に見える小屋はワイナピチュ山チェックポイント。

 

ここからは折り返して、順路に従って出口の方を目指します。

すんげー所に建ってるな!雨は完全に止んだし、下の方が見通せるくらいの天候になったので、俄然楽しくなって来ました。

 

ワイナピチュ山もそうだし、マチュピチュ遺跡が建ってる場所もそうなんですけど、この辺の山って笑っちゃうくらい急です。なんでこんな形になるんだろう。

 

下の方にペルーレイルが見える。

 

つい外の方に目が行きがちだけど、遺跡自体もなかなか美しい。

石積みがめちゃくちゃキッチリしてるんですよね。石の国ジンバブエよりも上のような気がします。あっちも年代的には同じくらいの建築だったはず。

あの段々も綺麗。

マチュピチュ、朝土砂降りを見た時はどうなる事かと思いましたけど、最低限マチュピチュっぽい景色は見れましたし、それに何より現地で体感できる立地がすごかったので満足です。

 

12時30分、外に出ると、目の前に記念スタンプ台

あー、これはあれです。時々パスポートにおす人がいて話題になるやつです。

パスポートに記念スタンプをおしていいかと言うとダメだそうです。でも海外でそれをとがめる人もいないし、すでにスタンプいっぱいある人は紛れちゃうので、おすひとも多いです。

記念スタンプは、スペイン語勉強用の手帳におしました。

どこの国か知らないけど、やっぱりパスポートに押してる人がいました。

 

トイレなどを済ませて、また駐車場からアグアス・カリエンテスまで徒歩で下ります

おいそこはバスで降りる人間が記念撮影する場所じゃないんだ。徒歩客が降りる道なんだ。

この道も、往きより景色が良くなっていて楽しく下れました。

 

下りは40分。14時20分に一番最初のチェックポイント到着。

やれやれ、けっこうな(メンタル面の)トレーニングになりました。雨と霧の山登りはしんどい。

ずるずると歩いてアグアス・カリエンテスに到着。

下着まで汗と雨でびっしょり濡れて気持ち悪い・・・。

 

本日の記録。

横軸の距離表示が変になっているのは、最初の方がけっこう長い時間GPSで位置情報を取得できなかったので、帰りの記録を反転して貼り付けたからです。なので距離も累積標高も表記より高いはず。

 

宿に戻ってシャワーを浴びて洗濯。外用ズボンが1着しか無いので、洗濯してしまうともう宿の外に出られません。なのでまた宿のレストランでご飯。

 

宿の隣の売店で買って来たご褒美ジンジャーエール。3ソル(≒95円)。

 

ロモ・エスタード。18ソル(≒569円)。

ロモ・エスタード

良い感じにボリューム満点の来た!!

牛肉、タマネギ、パプリカ、トマトをニンニクと醤油で炒めた感じ

ロモ・エスタード

コメによく合う!肉が多くて油っこさは控えめなので、登山後に嬉しい一品。

 

何回かブログでも言ってるんですが、有名どころには「写真の方が良いスポット」「実物の方が良いスポット」があるんですが、マチュピチュは後者でした。雨でもなお、実感できるスケールの大きさがすごい。天気はあれでしたが来て良かったです。徒歩も楽しかった。

 

さて、明日はクスコに戻ります。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

 

 

 

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