【ペルー】世界遺産「ナスカの地上絵」を空からも地上からも!(2019年9月29日)

オラー!

今回はペルーの世界遺産ナスカの地上絵を空から&ミラドールから見に行きました!

 

世界遺産ナスカの地上絵とは

ナスカの地上絵は、正式名称「ナスカとパルパの地上絵(Lines and Geoglyphs of Nasca and Palpa)」として世界遺産に登録されています。

地上絵が描かれた時期は、紀元前200年から紀元後800年の間と言われています。最近は地上絵が描かれた手法についてはおおよその定説が出来ていますが、描かれた目的についてはいまだに諸説ありよく分かっていません。

なお現代でもナスカには地上絵を描く風習が残っており、世界遺産エリアからは離れた場所で新たに描かれる地上絵もあるようです。

 




 

ナスカの地上絵ツアーは朝から。「朝8時にピックアップの車が来る」と言われていたのですが、朝は5時半に起きてしまったので、軽く筋トレして、シャワー浴びて、白トウモロコシのスナックとお菓子を食べて、

この状態のを見て気付いたけど、白トウモロコシってジャイアントコーンじゃん。たまにミックスナッツに入ってるやつ。そうか、元は白トウモロコシだったのか。

昨日の分のブログ記事を投稿したり・・・していると、突然部屋のドアがノックされました

宿の人「ツアーのピックアップが来てるよ!!!

時計を見ると7時5分。あんた昨日8時っつったやん!?

慌てて準備し始めると、宿の人が隣の部屋のドアをノックして同じ事を言っている声が聞こえました。隣はまだ起きてすらいなかったようで、バタバタと布団を跳ね飛ばす音が聞こえます。あぁ良かった、ボクの聞き間違いじゃなかったし、ボクは隣より早く出られそうだ

ボクの準備はと言うと、カメラとウエストバッグを持って、ズボンを履き替えて、靴を履くだけです。2,3分でピックアップの車へ。

車にはすでに別のホテルでピックアップされたらしき客が2人乗っていました。隣の部屋の客(カップルだった)も起き抜けだった割には意外と準備が早く、10分くらいで車に乗って来ました

もう一カ所、別のホテルで客2人組をピックアップしてナスカ空港へ。

・・・あれ?セスナは6人乗りって聞いてたんだけど、これ7人ピックアップされてね?

 

ナスカ空港到着。いくつか航空会社のカウンターが並んでいましたが、ボクらはここの会社を指示されました。

ちなみに、宿で申し込んで70USドル(≒7,566円)でした。オフシーズン(雨季)には60USドルで申し込めたと言う話もありますけど、ネットで見るとたいてい80~100USドルくらいで申し込んでる人が多いので、70USドルはこの時期にしてはだいぶ安い方だと思います。

ナスカの地上絵フライトを安く申し込める宿はこちら。[外部リンク]ママチェリータ(Mama Chelita)※Bookng.comのページに飛びます

宿もなかなか快適でした。Wi-Fiがちょっと不安定だけど。

 

ツアー費とは別で、空港の窓口で30ソル(≒957円)の空港使用料を払います。

ここで前の6人について搭乗口に並ぼうとすると、

ツアー会社の人「キミは次のフライト!20分待ってて」

やっぱり6人ですよねぇぇぇぇぇ!ヒトリモノは当然はみ出しますよね。仕方ないので待合室で待機。

ていうか、次のフライトが20分後なんて絶対ウソだと思うんですよ。だってフライト自体が30分なんだもの。その前後も考えると、次のフライトまで小一時間かかる事はあっても、20分で済むなんてあり得ない

 

予想通り、たっぷり1時間待たされた後で名前を呼ばれました。ボクと一緒に呼ばれたのは若いフランス人女性1名・・・・・のみ。あれ、あと4人は?

機体めっちゃ小さいやんけぇー!

すごいですよこれ。客が2人しか乗らないサイズですよ。つまり座席は4つ。操縦士、副操縦士、客2名。終了。

操縦桿なんか、手を伸ばせば届く距離にあります。

ボクが今までに乗った、動力付き飛行機の最小サイズは、ボツワナで乗ったセスナ機(操縦士、副操縦士、客7人)だったので、今回は自己最小記録を更新した事になります。次この記録を更新しようと思ったら、戦闘機か、鳥人間コンテストの動力付き部門くらいしか無いんじゃないでしょうか。

あのあの、めっちゃ窓開いてるんですけど

ドキドキしましたが、離陸直前に閉めてくれました。そもそも飛行機の窓が手動開閉ってすごい。

機内には「フライト中も気軽に話しかけてね!」って意味の事が数か国語で書かれています。

が、日本語がヘンです。「ヒントは歓迎されています」。なんでそんなに畏まってるんでしょうか。グーグル翻訳さんもう少し日本語がんばってください。

飛ぶ前に、今日回るルートと地上絵をざっと解説してくれます。

副操縦士さんがなぜかフランス語ぺらぺらで、フランス語と英語で交互に説明してくれました。バジェスタス島のガイドさんと言い、ペルーの観光業の人は能力高過ぎでしょう。まぁ母国語がスペイン語ってのは大きい(似てる言語が多いので)と思いますけども。

はい出発

これだけ小さい機体だと離陸ってめちゃ揺れるんじゃないかと思いましたが、意外と静かにすぅっと離陸しました。

最初の内はナスカの町と、緑色の林や畑が見えていますが、10kmほど飛ぶと荒涼とした大地が見えてきます。

この、年間を通してほぼまったく雨が降らない気候によって、1000年以上も地上絵が残ったらしいです。何が幸いするか分かりませんね。

まず1つ目「クジラ」

意外と小さくて薄くて見つけにくい。副操縦士の方が指差して「あれ!あれ!」と言ってくれるのでようやく見つけられるくらいです。

それにしても、1000年~2000年前のこんな山間に住んでいた人達は、クジラを見た事があったんだろうか。不思議。

2つ目、めちゃくちゃ巨大なとんがり

こう言うとんがりは他にもいくつかあるんですけど、1年の特定の日(宗教的な行事を行う日?)の日没・日の出方向を指していると言う話です。それにしたってこのサイズで作らなくても良いと思うんですけど。何か理由があったんでしょうね。

3つ目「宇宙飛行士」

クジラより非現実的な名前出て来た!確かになんかボタっとした体形で、宇宙服を着た宇宙飛行士に見えなくもないけど。見つけた人が勝手につけたんですかね。

4つ目「サル」

これは納得。周囲がごちゃごちゃしてるけど。

5つ目「犬」

足と尻尾以外に、6本目の何かがびろーんと後方に伸びてるのが気になります。

6つ目「ハチドリ」

これは超有名なやつですねー。誰でも1度は写真で見た事があるんじゃないでしょうか。

7つ目「クモ」

どっちかと言うとアリっぽいけど、確かに脚は8本ありますね。

8つ目「コンドル」

これも超絶有名なやつ!有名になるだけあって美しい線を描いています。

9つ目「手」

これが手・・・?何なのか分からないけど、これが手だとすると気味悪すぎる気が・・・。

10「うずまき」

ただただ渦が巻かれているだけ。この渦巻はペルーのシンボル的な存在で親しまれています。土産物や看板などあちこちで見かけますし、なんならパスポートにおされた入国スタンプにも描かれています。

11「オウム」

同じ鳥なのに、ハチドリやコンドルとはずいぶんクオリティに差があるような・・・。

12「木」13「トカゲ(?)」

いつの間にか、ナスカ空港から25kmほど離れたミラドール(物見やぐら)の上空まで来てしまいました。

ていうか、トカゲらしきものが明らかに道路に分断されている気がしますが、大丈夫なんでしょうか世界遺産。古墳のど真ん中に道路を通す奈良県民もびっくりですよ

14「フラミンゴ」

残念ながら、巨大過ぎてうまく撮れませんでした。フライトツアーでは最大の、全長300メートルの大作です。

今更言っちゃいますけど、絵の線が薄すぎて肉眼だとけっこうキツいんですよ。早朝だと、霧で地面が黒く濡れている&太陽が低いのでもう少し見やすいらしいんですけど、ボクは1時間待たされたせいで9時まわってますから。めちゃくちゃ見づらい。

写真になると更に見えなかったので、これらの写真は未だかつてないくらい加工してなんとか見えるようにしています。いくつかは肉眼でほとんど分からないから勘で撮って、加工済みの写真を見て初めて全容が見えた物もあります。我ながら勘で撮ってよく写ってたと思います。

 

地上に到着。改めて小さい機体でびっくりします。

ちなみに飛行機酔いはしませんでした。フライト時間が30分だけだし、地上絵の上空で旋回する以外は基本的にまっすぐ飛んでくれるので、ボツワナのオカバンゴデルタよりはずいぶん楽でした。

 

10時に宿に戻って朝食。

先に戻っていた隣室のカップルと同じテーブルに食事が用意されていたので、仕方なく2人と同じテーブルに座りました。テーブル分けてよ。カップル2人でガイドブック見ながら真剣に話し合ってる所(しかもフランス語)に、ひとりもんが雑談をしかけられるわけないじゃない。居心地悪さMAXだよ

 

今日の夜は夜行バス移動なので、チェックアウトの12時までのんびりして、宿にザックを置かせてもらって12時に再度外出。

 

来たのは考古学博物館

遠目に見て閉まってるかと思ったら、「Abierto」。ちゃんと開いていました。

関係無いけど、スペインのカミーノでアルベルゲの開閉を見分けるために、ボクが挨拶の次に覚えたスペイン語が「Abierto/Cerrado(開/閉)」でした。

入場料は15ソル(≒478円)

 

客は誰一人いませんでした。

 

が、誰も見えないのに何かが歩く気配がする、と思ったら、服を着た真っ黒な大型犬が展示ケースの間をスタスタ歩いていました。

犬のおまわりさんかな?それとも何かの呪いで犬になってしまった警備員さんかな?

ここに展示されているのはナスカ文化(紀元前後~8世紀くらいまで)の出土品ばかり。動物をモチーフにした作品が多いです。

地上絵も動物ばかりですし、動物が何か特別な意味を持つ文化だったんでしょうか。

ベビーベッドらしい。

 

これはお墓。

中に、膝を抱えるようにうずくまった姿勢のミイラがいます。自分が死体の気持ちだったら脚は伸ばしてほしい気がするけど。すごく窮屈そう。

デザインがどれも独特と言うか・・・

ぜったい現代の絵本作家が誰かナスカ時代にタイムスリップしてると思う。どれもデフォルメの仕方がマンガか絵本っぽいですもん。現代でも通用しますよこの絵柄。

考古学博物館の敷地内には、クジャクの雌?も3羽いました。

オーナーか誰かの趣味かな。ナスカの人は動物好きの血を受け継いでるんだろうか。

次はナスカの町を突っ切って、反対側へ。

ナスカはかなり小さい町で、さっきの考古学博物館はほぼ東端2kmほど歩けばもう西端に着いてしまいます。

しかし、2kmほど歩いて来た市営博物館は閉まっていました

まぁ夜のバスまで時間があるから来てみただけで、そんなに見たかったわけじゃないし・・・!

 

さて次はまた地上絵です。今朝飛行機から見たミラドールに行きます。

ミラドールに行くのに最も安い方法は、ナスカ⇒イカ行きの長距離バスに乗って途中下車する方法。そう、おとついボクがイカからナスカに来る時に乗った、ちょっとグレード低めの長距離バスです。

と言う事で、一昨日到着したバス停に行くと、ちょうどイカ行きのバスが今にも出発しようとしていたので飛び乗り。

バスステーションの場所はここ。ピン立ててるのは電気屋ですけど。FloresとかCeturと車体に書かれたバスが停まっているので分かると思います。

 

ミラドールへは3ソル(≒96円)

ミラドールはナスカから20分ほど。一応スマホで位置を確認しておいた方が良いとは思いますけど、周りの人みんな優しいので、ミラドールに近づいたらドライバー、集金係、周囲の乗客みんなして「ミラドール!ミラドールもうすぐだよ!準備して!」とわいわい教えてくれます。ちょっと恥ずかしい。

ボクが乗ったバスとは違いますが、あんな感じの普通の長距離バスです。長距離バスを市バスみたいに利用するなんて初めて。

 

ミラドールに到着。物見やぐらと土産物屋、

 

道の反対側には建設したばかりでまだオープンしてない感じの新しいミラドール

 

それら以外は見渡す限り何もありません

そりゃ、空から見ても何も無かったんだから、地上から見ても何も無いに決まってるんですけど。

ミラドールの入場料は4ソル(≒128円)

1ソルと書かれたチケットを4枚渡されます。数年前に来たと言う人のブログより値上げしています。1ソルだけ。

下から見ると意外とスカスカです。

工事用の仮設足場に毛が生えたくらいのレベルに見えます。定員とか無いんですかね。あんまりみっちり人が乗るとヤバそうに見えますけど。

ここからは、今朝見た「木」を間近で見る事が出来ます。

 

線は近くで見るとこんな感じ。

この辺りの地面は、地表部分は酸化して黒っぽくなっていますが、もともとの土は白っぽい色をしているため、石をどかして地表を少し彫るだけで、上空からも見えるような線が引けると言うわけです。地上絵に適した自然条件がいろいろ揃っているんですね。

ミラドールの天井はステッカーだらけ。

 

周囲は荒れ地と岩山。

「木」以外の地上絵は、なんとなく線は見えるものの、絵が分かるほどハッキリと見る事はできません

ミラドールはこれだけなんで一瞬で終わってしまうんですが、近くにナチュラルミラドールと言う小山があると聞い・・・

あったわ。絶対あれだわ。

いやー、でもあれ、近くに見えてるけど遠いんですよねきっと。こういう荒涼とした広い場所を何度歩いた事か。距離感分からないけど、あれ絶対2kmは離れてるって

と言ってもせっかく来たし、見つけてしまったので、車道脇の未舗装の歩道を歩いて向かいます。

右手は地上絵エリアで、世界遺産保全のため立入禁止のはずなんですけど、柵や注意書きすらありません。こりゃ頭悪いフジテレビや、頭おかしいグリーンピースが入るわけだわ。(いずれも地上絵エリアへの侵入で過去に問題になった)

歩いても歩いても景色の変化が無い苦行。

 

ひたすら真っすぐな道を歩いて、20分ほどで到着

遠いと思っていたら、意外と近かったです。ほんとこういう場所の距離ってわかんないな。

小山の手前には小屋と注意書きが立っていますが、人は誰もいません。もちろん入場料も無し。

注意書きには、規定の道以外の場所には立ち入るなみたいな事が書かれています。内容はもっともなんだけど、ここだけに立ててもなぁ。

山はそんなに高くないし、地上絵から近いわけでもないので、山に登っても地上絵はほとんど見えません

でも景色は良いよね。独り占め感あるし。

山の上には、旗が立てられそうな謎の筒が設置されています。

何に使うんだろう。

道があるけど、多分この先は行っちゃいけないやつ。

 

さて帰るか。今度はナスカに向かうバスを待ちます。

今気付いたけど、ナチュラルミラドールに来てしまうと、いつ来るか分からないバスを日の下で待つ事になっちゃいます。ミラドールの方は屋根があるのでかなり楽です。

そんなことを思いながら待っていると、幸い10分もしないうちにバスがやって来ました。帰りは「Soyuz」と言うバス。おそらくPeru Busと同じ会社が出している、廉価版のバス。帰りも3ソルでした

ナスカのSoyuz(Peru Bus)のバス停車場はここ。

SoyuzとCeturは同じランクの廉価バスなので、どっち使っても変わらないと思います。Peru BusやCruz del Surには聞いてないけど、いずれも高級バスなので、そう言うのは対応してくれないような気がします。

 

ナスカに戻って来ました。

いやー朝から地上絵づくしの一日でした。

適当なレストランにIN。

 

1品目、ソパ(スープの事)。

ソパ

なんだか非常識なサイズのどんぶりに入って来たな・・・

ペルー人よ、アジア人はこれをスープとは呼ばない。麺と呼ぶのです

たっぷりの野菜と細切れの肉、そしてぼそっと固めの麺が底からわさわさ出て来ました。長崎ちゃんぽんの7割サイズみたいなもんです。

2品目、セビーチェ

セビーチェ

セビーチェは有名なペルー料理の1つで、生の魚を酢漬けにしたもの。付け合わせとして、オレンジ色のイモ、白トウモロコシの炒ったのと蒸したのがのっています。

何の魚だろう。白っぽいけどけっこう脂が乗っています。

お味の方は・・・酢と唐辛子(もしかしてハバネロ?)が強すぎて何がなんだかよく分からない

これ、目をつぶって食べたら魚かどうかすら分からない気がする。ちょっと漬け過ぎじゃないかな・・・。

ただ、あっさりはしているので、1品目のスープに対する2品目のチョイスとしては間違ってなかったと思います。あの7割ちゃんぽんの後でガッツリ肉と米なんて食べらんない。

 

さて夜から夜行バスですが、既にだいぶ長くなってしまったのでいったん切ります。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

 

 

 

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