キューバのハバナからプエルトリコのサンファンへ飛行機移動。地図が無い苦労(2019年8月30日)

オラー!

今回はキューバのハバナからプエルトリコのサン・ファンに飛行機で移動しました!

 

今回の移動。アメリカのマイアミ近くの空港で乗り継ぎです。

 




朝は4時起きでしっかりごはん。昨日みたいにひもじいのは御免です

昨日買った1山1CUP(≒4円)のパンと、デンマークで買い貯めた缶詰(ツナ缶)のラスト1つ。

5時半にチェックアウトして出発。まだ全然真っ暗です。この建物は、最初のハバナ滞在時に立ち寄って「蒸し暑い」と感想を述べた大聖堂です。

 

車道の端、どうやって施工したらこんなにモッコリ皺が寄るんだろう。

まだ5時台で市バスはあるんだろうか、と心配していましたが、大通りはもう市バスがバンバン走っていました

空港方面へ向かうP12番バスは、Parque El Curitaと言う広場の、東側のバス停から発着しています。5時台だと言うのに、もう乗客がいっぱい待っていました。


バスはこの公園を出て、シモン・ボリバル(Simon Bolivar)通りを西に進んで、革命広場の横あたりを通るので、そっち方面に宿がある人はわざわざこの公園まで来なくてもP12番バスには乗れます。わざわざ1.5kmほど歩いて公園まで来ちゃった人がボクなんですけどね。

 

15分ほどでP12番バスが来ました。バスの料金は1CUP(≒4円)、空港近くのバス停までは50分ほどでした。

時刻はもう7時くらい。ようやく空が明るくなり始めました。

日没20時に対して、朝7時でもまだ暗いのはちょっとちぐはぐな感じがします。

P12番バスの降車ポイントから少し歩いて、空港バスへの乗車ポイントへ移動。

P12番バスからの降車ポイントと、空港バスへの乗車ポイントの位置関係はこちら。水色のピンの場所で降りて、赤色のピンの場所で待ちます。

 

しかし、このバスがなかなか来ない。待つ人はどんどん増えるんですけど。

ボクの今日のフライトは10時発なので、もうチェックインは始まっているはずの時刻。少し焦ります。

7時半もまわって「タクシーでも拾うか?」と思い始めたタイミングで、空港バスがやって来ました。

料金はネットの情報によると0.5CUP(≒2円)らしいんですが、1CUP渡してもお釣りはもらえません。キューバ人らしき人も1CUP出した人はお釣りはもらっていなかったので、1人0.5CUPと言うよりは、1CUPで2人まで乗れる、と言う認識の方が正しい気がします。

10分ほどでハバナ空港の第3ターミナル到着。

時刻は7時40分。バス待ちしていた場所からここまで3km弱くらいなので、こんなに待つ事が分かっていたら歩いた方がマシでした

ボクの乗るジェット・ブルーのチェックインカウンターは、バス停から一番近い側にありました。ラッキー。

 

間に合った間に合った、と並び始めましたが、見ているとカウンターが3つも開いているのに、全然さばけていません。早くても1組5分程度、下手すると10分以上かかっています。チェックインに何をそんなに時間取るんだ?

列の先頭まで来てようやく理由が分かりました。預け荷物の料金を全員ここで払っているのです。確かにボクも、予約後に予約サイトで預け荷物の追加をしようと思ったのに、どこにもそんな項目が無くて困惑した覚えがあります。

ようやくボクの番になると、やっぱり預け荷物料金を請求されました。なんと35USドル(≒3,717円)。たけーよ!しかも、クレジットカードでは払えないと言う。

ちょっと待って、今朝ちょうど手持ちの米ドルを数えたけど、ボク28USドルしか持っていませんよ。どないせーっちゅーねん・・・あ、20CUC持ってる。そう、キューバ入国時の日記で解説した通り、1CUC=1USドルの固定レートなのです。

ボクはなんだかんだで心配性なので、最悪タクシーでも空港に行けるだけのお金は、ギリギリまで残しておくスタイルなのです。さすがボク( ・´ー・`)ドヤァァァァ

20CUC+15USドルでチェックイン完了!

まー、ありゃーほぼすべての客がごちゃごちゃやってるわけだわ。35USドルの現金を持ってるとは限らないもん。つーか何でネット予約時に一緒に追加できるようにしてないんだよ。

ちょっと腹は立ちますが、20CUCがまるっと消えたおかげでドルに再両替する手間は無くなりました。そのまま出国審査へ。

またクソみたいなところに出国スタンプおしやがって

後ろにいくらでも増補ページあるじゃん!なんで他のスタンプに重ねておすの!?

ハバナ空港は狭いので、出国審査を通り抜けるともうゲートのあるエリアに到着。

バスが来ない時はあせったけど、その後はとんとん拍子だったので時間は余裕でした。

空港までの移動でかなり汗をかいたので水でも買おうかと思ったら、なんとカフェはクレジットカード払い不可でした。国際空港のカフェでクレカ不可って何???

USドルやユーロでも払えますと書かれているんですが、レートは15%落ちなのでお話になりません。なぜてめーの国のクソ制度(通信規制)のせいでクレカが使えないツケを客が払わないかんのだ。最後までキューバらしくて腹が立ったので、水は我慢しました。

 

9時25分、ボーディング開始。機内に乗り込みました。

・・・人めちゃくちゃ少なくね?

ボクはちょうど翼の真上くらいの席ですが、ボクより後ろの席には2人しかいません。乗車率1~2割ってところでしょうか。よくこれでフライトキャンセルにならなかったな

ディスプレイ横の、クレカのスキャン機がまさかの手描き。

こういうクソ仕事をさせられた人がどこかにいるんだろうなぁ、と、まるで会った事も無い職員が不憫になって来ました。

LCCでしたが、水とスナック菓子は出て来ました。

 

1時間ほどでアメリカのFort Lauderdaleに到着。フォート・・・何て読むの?ラウデルデル?アナウンスに耳を澄ませていましたが、何度聞いてもボクの耳にはフォート・ローダーにしか聞こえませんでした。

実はプエルトリコも米領なので、ここで入国手続き。機械相手にポチポチボタンを押して、出て来た紙を持って入国審査に行くと、あっさり入国できました。あ、もちろんESTAはずいぶん前、ロンドン治験やってる時に申請してゲットしていました。

そうそう、入国審査の前に預け荷物のザックをピックアップさせられました。客が少なかったので、もうとっくに出て来て床に降ろされていました。

なぜザックカバーが剥がれているのか。まぁエジプトの時みたいに無くなってないだけマシですけど。かなりきつめに取り付けておいたのに、どう扱ったら外れちゃうかな

入国審査を通った所にある荷物再預けカウンターで再度荷物を預けて、いったん外に出ます。

そう、今乗って来たのは国際線。プエルトリコは米領なので国内線ターミナルに行かないといけないのです。

国内線ターミナルがどこにあるか分からないので、ターミナル間のシャトルバスを待ちます。

 

それでまぁ、このバスもぜんっぜん来ない。30分以上待った所で、ようやく派手なバスがやって来ました。

やれやれ・・・と思って乗車して座ると、ものの1,2分?で停まって「第3ターミナルだよ」と言われました。めっちゃ近い。普通に歩ける距離じゃん。

ボーディングチケットは持っているし、国内線なので、もうやる事がありません。土産物屋や飲食店をあちこち覗きます。

あちこち覗いていて一番目に留まったのはサラダ野菜!野菜ぃぃぃ!キューバで野菜に飢えていたので、サラダが輝いて見えます。

コブサラダ。12USドル(≒1,274円)。

買ってしまった超高級サラダ。あまりの野菜食べたさにちょっとおかしくなっていました。でも美味しかった。なんかもうみずみずしさが嬉しかった

14時発のはずが、出発は14時40分くらいでした。びゅーんと。

 

また水とスナック菓子が出て来ました。このスナック菓子うまかった。甘しょっぱいのです。

 

17時10分ごろ、プエルトリコのサン・ファンの空港に到着

預け荷物が出て来るのを待ちながら、スマホの機内モードを解除。ボクがロンドンから後生大事に使っているThree SIMカードはアメリカでも使えるのです。実はさっき乗り継ぎのフォートローデール空港でつながる事を確認していました。もちろんプエルトリコでも使えるので、ネットがつかえるはず・・・が、つながらない

これは困った。実はGoogleマップのオフラインマップが、キューバではネットにつないでもエラーが出てダウンロードできなかったので、プエルトリコの地図を一切持っていないのです。

じゃ空港Wi-Fiは、と空港Wi-Fiを探して繋いでみましたが、こちらもうんともすんとも言いません。ログイン画面とかすら出て来ない。頼りにならねぇ・・・。

とりあえず空港から市内の移動情報は持っているので、空港の出発フロアを出た所にあるバス停でバスを待ちます。

 

20分ほど待つと、ちょうどボクが乗りたかったT5番のバスがやって来ました。これだと乗り換えなしで、今日の宿があるミラマール(Miramar)と言う地区まで行けるのです。

料金は0.75USドル(≒80円)。1USドル札を出すと「釣りが無い」とぶっきらぼうに言われましたが、ちょうど一番前に座っていた2人分の幅があるお兄さんが、25セント硬貨4枚と交換してくれました。

さて問題は、地図が使えなくて現在地が分からないため、ミラマールがどこかさっぱり分からない事。周囲の乗客にミラマールで教えてくれるよう頼んでみましたが、ミラマールは終点に近いため、たいていみんなその手前で降りて行くみたい。

なんだかみんな親身になってくれて、「おいミラマールに行くやつはいないのか?」とバス全体を巻き込んだ騒ぎになる始末です。

そこで運転手が「ミラマールのどこだ?」と尋ねて来たので、ホテルの住所にあるCalle Suauと言う通りの名前を言うと、運転手はわかったともわからないとも付かない態度で「まぁ待て」と言うジェスチャーをしました。

とりあえずミラマールに来たら教えてくれるって事かな、と思ってそのまま乗り続けていると、なんかこうめっちゃ「ミラマール」って感じのエリアに差し掛かりました。新しめの建物が並び、サブウェイなどのファストフード店やカフェが入っています。

ここで降りればおそらく宿は徒歩圏内だし、その辺のカフェにWi-Fiが絶対飛んでるから、ここで降りたいなーと思い、ルームミラー越しに運転手の顔を見ながらチラッチラッとアイコンタクトを送りますが、運転手は知らん顔をしています。ここはミラマールでは無いんだろうか・・・?

バスは賑わっている通りを後にして、どんどん海の方へ行ってしまいます。いやー、ミラマール絶対そんなに海側じゃないはずなんだけどな。

とうとう終点のバスターミナルに着いてしまいました。運転手は「10分待て」と言って降りて行き、バスの車内に1人取り残されました。

うーん、ミラマールで教えてくれなかった運転手はどういうつもりだろう。

10分ちょっと待つと、スマホ片手に運転手が戻って来ました。「で、Calle…何だっけ?」

どうやら、ボクの言ったCalle Suauが分からなかったので、とりあえず終点まで行ってから、スマホで調べてくれるつもりだったようです。な、なんて細かい。

Calle Suauの通りはグーグルマップですぐに出て来て、運転手は最寄りのバス停が分かったようでした。

また新たに乗客がドヤドヤ乗って来て、来た道を折り返して行きます

その、近くで降ろそうとしてくれる気持ちはたいへんありがたいのですが、ミラマールからバスターミナルまで10分、バスターミナルでの停車15分、折り返してミラマールまで10分、と言う時間を考えると、適当にミラマール中心部で降ろしてくれた方が早カッタヨウナ気ガシナイデモナイナーナンテ思ッチャッタリ

 

ミラマール中心部を少し通り過ぎたバス停で降ろされました。要するに宿から最寄りではあるんでしょうが、相変わらずボクは現在地が分からんので、やっぱりWi-Fiを探す事に。

カフェでカプチーノを頼んでWi-Fiタイム。3USドル(≒319円)。

値段は高いですが、カップが大きくてなみなみ入っているので、これでもかというほどカプチーノを楽しむことが出来ました。

ネットにつながると呆気ないもので、このカフェのちょうど真裏あたりが今日の宿でした。いやー、久しぶりにスマホが無かった頃の旅行を思い出しました。

宿には19時半に到着。チェックインを済ませてシャワーを浴びて出て来ると、晩飯タイムになっていました。

なんとこの宿、フリー晩飯が付いているのです。朝食はなぜか有料ですが。

せっかくなので食べる事に。混ぜご飯、バナナを潰して揚げたの、ひよこ豆とカボチャの煮物

ほっこりしたおいしさ!こう言う食事好きだな。

 

やる事もブログも溜まっているので、明日はとりあえず作業日です。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

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