オラー!
今回はキューバのトリニダードからハバナにバス移動しました!
今回の移動。戻っただけです。
もう3,4日滞在が長ければ、右下のサンチャゴまで行きたかったなぁとちょっと思いつつ。
朝は7時に宿を出発。
曇っているせいもありますが、日の出はちょっと遅めみたいですね。
途中で朝飯買えるかな~とキョロキョロしながら歩いてたのに、結局何も買えないままバスターミナルに到着してしまいました。
「名前書いたんだけど?」とチェックインカウンターで言ってみると、ちゃんと予約した事になっていたようで、無事にチケットを購入できました。
あんなメモ用紙に名前書いただけでよく通ってたな。
そのまま隣の部屋で荷物を預けると、荷物札をもらえ・・・なくて、おっさんがぶっきらぼうに「ウノ(1)」と言って来ます。イラっとしたので無視しようとしましたが、金を払わないと荷物札をくれません。
荷物を預けないといけないルールを勝手に作っておいて、それに対してお金を取るって頭に虫でもわいてんじゃねぇの???ていうかハバナからこっちに来る時には、荷物料金なんてありませんでしたし。
おっさんが指し示す皿には1CUC(≒106円)硬貨がいっぱい入っていましたが、それはあまりにも癪なので1CUP(≒4円)を叩きつけるように入れると、それをろくに見もせず、一言も言わずに荷物札を寄越してきました。
態度がまるでゴミのようだ。自分で荷物をトランクに入れるのを許さないあたり、エチオピアの荷物揚げよりもゴミですね。ゴミゴミゴーミ。
腹が減ったしまだ時間があるので、バスターミナルから出てぐるっと周囲を探すと、1軒だけサンドイッチ屋が開いていましたが、
- パン+バター:3CUC(≒319円)
- パン+オムレツ:5CUC(≒531円)
- パン+ソーセージ:6CUC(≒637円)
- パン+オムレツ+ハム+チーズ:8CUC(≒850円)
バ↓カ↑じゃねぇの?パンにバター塗って300円ってもう下水に頭突っ込んで溺れてしまえ。これイートインじゃなくてテイクアウトですよ。パンも小さくてハンバーガーくらいのサイズしかありません。
トリニダードの住人の頭の沸き具合が頭に来た。これ以上1ペソたりともこの地に落とさん。意地でも金払わん。観光客が来なくなって全員干上がれバーカ。
空腹のせいもあってイライラしていますが、冷静に考えてもトリニダードは嫌いな町TOP5には入りますね。
ぼったくりにもいろいろありますが、例えばインドのぼったくりって、
インド「200ルピー」
ぼく(たっかw)「じゃいらない」
インド「待て!40ルピー」
ぼく(下げ幅すごっ)
みたいな感じで、「あわよくば200ルピー払ってくれたらいいし、払ってくれなくても値下げして売る」ってタイプが多い。ボク的にはこれは全然かまわない。
トリニダードの住人は、
トリニダ「3CUC」
ぼく(たっかw)「じゃいらない」
いらないと言った途端、まるで罪悪を犯している人でも見るような、ひどいしかめっ面になって追い払って来たり、中には怒り出したりする人もいます。外国人は金を10倍や25倍の金額を払って当たり前で、外国人がそれを断るのは許しがたい罪悪だとでも思っているみたいです。
なるほど、宿のキッチンが有料だったのもこう言う町民性によるものだったんだろうなぁと。(有料と聞いて使うのやめたらめちゃくちゃ嫌な顔された)
タンザニアもこういう人多かったですけどね。変な所で共通点を見つけてしまいました。結論「トリニダードは見どころあるわけでもないし町民性がクソなので来なくて良い」。
バスターミナルの片隅になぜか胸像。誰だこの人。
7時45分ごろにバスが来て、8時ちょうどに出発。
10時半ごろに1回トイレ休憩でガソリンスタンドに停まったので、ようやく何か食べられると思ったら、売店には食べられる物が何も無く、カフェには人が殺到し過ぎて食べ物があるかどうかすらよく分かりませんでした。
ガソリンスタンドの売店に食べ物が無いってちょっと意味が分かりません。洗濯用洗剤や大袋の粉末ココア、唯一ある食べ物は缶詰類。なぜビスケットとかそう言う系が無いのか。運転しながら缶詰ってまず食べないじゃん。
まぁ、こう言うのもモノが圧倒的に不足してるからなのかもしれません。ビスケットなどの人気がある物はあっと言う間に売れてしまって補充分が無いから、誰も買わない不要な物だけが残るって言う。
13時30分、空腹のままハバナに到着。予定の14時よりだいぶ早く着きました。
なんだか前回のハバナよりだいぶ涼しい気がします。ボクが暑さに慣れたのか、気候が変わったのか。
バスが早く着いてしまったので、宿には14時15分くらいに着いてしまいました。開いてませんでした。
汗だくでドアの前で途方に暮れているボクを見かねたみたいで、向かいの家の方が椅子を持って来て下さいました。また、通りすがりの人が気にかけてチャイム鳴らしていってくれたり(既に何度も鳴らしたけど)、声をかけてくれたりします。
ハバナの人は優しい。お借りした椅子には座面がありませんでしたけども。座面が無い椅子をすすめられたのはレソト以来、人生で2度目です。
14時45分ごろに宿の方が戻って来てチェックイン。英語が話せるホストですごく楽でした。
空腹で仕方ないですが、明日キューバを出国する事を考えると使えるお金が限られているので、いつも通りがんばって安食堂を探しました。
ほぼ24時間ぶりの食事。ロパ・ビエハ(Ropa Vieja)40CUP(≒170円)
直訳すると「古い服」らしい。あまり料理に適した名前じゃない気が。
手前のビーフシチューみたいなのがRopa Viejaだと思うんですが、名前に反しておいしい!けっこう酸味が強くて、ニンニクが効いています。あとミョウガみたいな味の物も入っているような。あんまり他では食べた事が無い、インパクトの強い味です。
こちらは付いて来た豆スープ。
小豆のような豆と、肉の切れ端がいっぱい入った、しっかりした味のスープでした。見た目があんまりと言うかまるで美味しそうじゃないんですが、米とよく合うし、ボクは割と好きでした。
キューバは観光がことごとく不発でしたけど、食事はローカル色が強くて美味しいものをいっぱい食べれたので、ボク的には満足な滞在でした。ほぼ毎日米を食べれるのが幸せです。
明日の朝~プエルトリコまでに食べる物をいろいろ考えた結果、パンが最も満足度が高い上に安上がりだろうと言う結論になったので、前回滞在中に行ったパン屋に再訪。
1山1CUP(≒4円)のちぎりパンを5山買いました。これで明日食いっぱぐれても大丈夫でしょう。航空券を予約したサイトがいまいちなせいで、機内食の有無が不明なんですよ。
3CUP(≒13円)のソフトクリーム食べ納め。
そして公園でおそらくキューバ最後のWi-Fi。
あーこんな不便な生活とも明日でおさらばだ。
キューバ自体はもう3,4日、あるいはもっと滞在しても良いと思える一方で、Wi-Fiとモノ不足が不便過ぎるので、やっぱりさっさと出たい気持ちの方が強いです。
そうそう、言い忘れてたけど、キューバで「モノが無い」系で一番の衝撃は、トマトを一度も見かけなかった事です。
トマトって、アフリカの山の上にもあったし、タジキスタンの標高4,000メートルの町にもあったし、どんなに田舎でモノが無かろうとトマトだけは全世界どこにでもあるものと思っていたんですが、キューバでは一度もトマトを見かけていません。もしかしたら旬の時期になったら出回るのかもしれませんけど、それでもトマトが無いと言うのは衝撃でした。
明日は飛行機でプエルトリコに移動します。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
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