ゴダー!
今回はデンマークのオーデンセで鉄道博物館に行きました!
いつも通りパンとチーズの朝食を食べて外出。
デンマークに来て宿が個室になってから、毎朝8時までぐっすりです。ドミトリーだと6時半くらいに起きてしまうので、なんだかんだでドミだと熟睡してないんじゃないですかね。疲れが溜まって行くわけだ。
昨日も小雨がぱらついていましたが、今日もどんよりです。今にも降り出しそう。
あんな角度のマクドナルド初めて見るな。”ε”(イプシロン)?
こうやって商品が表に出ているのを見ると、治安良いなぁと思います。
躍動感あふれるマネキン。
ボクの人生で間違いなく躍動感ナンバーワンのマネキンです。
オーデンセ劇場。
・・・と、何かの像。
実はオーデンセは童話で有名なかのアンデルセンが生まれ育った町。有名どころは“マッチ売りの少女””裸の王様””みにくアヒルの子””人魚姫”あたりでしょうか。町のあちこちにある像はだいたいアンデルセンの童話にちなんだ像らしいんですが、あんまり詳しくないんで、これが何の像なのかいまいちわからんです。
オーデンセはアンデルセンゆかりの地をめぐるのが観光の定番っぽいのですが、ボクは正直アンデルセンにさほど興味があるわけでもなく、オーデンセは人に会うために来た町なので、アンデルセンは全無視で自分の趣味全開の所に行きます。
オーデンセ駅にやって来ました。
何このめちゃくちゃ新しい駅と駅前通りはΣ(‘ω’ノ)ノ
ヨーロッパの主要都市の鉄道駅って漏れなくどこも古びていて、鉄道駅は古い方が美しいみたいな美学があるのかと思っていましたが、オーデンセ(何気にデンマーク第3の都市)はバリバリ再開発しているみたいです。むしろこっちの方が新鮮に感じます。
エキナカにはしっかりセブンイレブン。
こうやって海外の一等地にしっかり入っているのを見ると、日本の他のコンビニと比べてセブンイレブンは営業力が頭一つ抜けているなと思いますね。最近ワケワカラン事やってましたけどね。
セブンカフェのくせに一番安くて小さいコーヒーが15クローネ(≒237円)もするんですが(怒)
レギュラーサイズだと22クローネ(≒348円)らしいです。セブンカフェに裏切られた気分です。
恐ろしい値段のホットスナックも覗きます。
あ、焼き鳥1本30クローネ(≒475円)は勘違いでした。よく見ると1本で19クローネ(≒301円)、2本で30クローネでした。それでも高いわ。
駅の中を通って線路の向こう側へ・・・こっち側にもセブンイレブンあるんかーい。
1駅の中に2セブン。日本でもなかなか無さそう。
駅の北側、鉄道博物館に到着。なんだこのややこしい料金表は。
これは年間スケジュールで、日によって値段が違うらしいです。イベントがある日は高いみたい。今日は一番安い日でした。
入場料(一番安い日)80クローネ(≒1,266円)。
館内マップ。
この形状、昔の列車格納庫をそのまま流用してますね!真ん中にターンテーブルがありますよ。これはアツい。
車両は、入口側から古い順で並んでいる感じでした。これは19世紀後半に造られた車両。
車両だけじゃなくて、人形もあちこちにいます。
こっちは客車(三等車)。
これは客車(二等車)。
二等と三等だと、車両の高さからして違います。
二等でグレード上がり過ぎでしょ!
料金どのくらい差があったんだろう。2,3倍じゃきかなそう。
これマリオパーティに出て来そう。
実在する車両だったのか!(現代っ子的感想)
ちゃんと動いている映像もありました。コメディ映画っぽかったけど。
線路メンテナンスの人が、線路上を移動するためのバイク。
これ面白いな。乗ってみたい。
これも普通の車に見えて、線路専用の自動車。
何でも線路を走らせるんだな。
なんだこの流線型の巨大な物体。
汽車の前に連結して使う、雪かきでした!
映像があるけど雪がすごすぎて本体が見えないw
これは北国デンマークならではの道具ですね。雪をすくう面だけ鉄板が貼られていて、それ以外は木製でした。
二階建ての客車。
ヨーロッパって二階建ての乗り物好きですよね。
二階部分はめちゃくちゃ天井が低く、ボクでもまっすぐ立っていられません。
たぶん床から天井まで160cmしか無いんじゃないかな。これなら二階建てにするより車両2つ繋げた方が良いと思うんですけど。
脇の展示室に入ると、ちょっと違った雰囲気。
1970年代にヨーロッパを列車旅行した4人の若者の道具が展示されていました。
当時の鉄道網。
デンマークから鉄道でイタリアのブリンディシ(ボクがアルバニア行きのフェリーに乗った町)やギリシャのアテネまで行けたようです。
こっちは更にすごい。手描きの地図に鉄道の路線と予定が記されています。
そうだよなぁ。持ち歩けるサイズで欲しい範囲の地図が無かったら、書き写すしか無いもんなぁ。オフラインマップのダウンロードじゃないんだ。
列車の間取りや雰囲気は、どことなくトルコで乗った車両に似ていました。
なんかまた長時間の列車移動したくなったなぁ。
館内の時計も、駅にありそうな古めかしい時計が使われています。
って、まだ1階の半分しか見てないのに1時間経ってる・・・。
更にまた違う展示室。こちらにはフェリーの模型がいっぱい飾られていました。
鉄道博物館でなぜフェリー?
と思いましたが、フェリーの断面図を見て理解。フェリーの中に列車がある!
ここに展示されているのは、列車を運搬するフェリーの模型ばかりでした。
なんでわざわざ列車をフェリーで運ぶん?と思いましたが、よく考えたらデンマークは国内移動で海を渡らないといけないんですよね。
今はもう主要な島は全部橋でつながっていますけど、当時はフェリーで運ぶしか無かったと。
三両も横に並んでるとウツボを思い出すw
雪やら海やら、デンマークの鉄道は工夫が多くて面白い。導入時は大変だったのかもしれませんけど。
メインの展示室に戻ってまた汽車。
汽車は後ろの年代になるにつれて、どんどん巨大化していくようです。
車輪の直径なんか、もうボクの身長よりも大きいくらいです。
これは大迫力、と言うか、こんなん近くを走ってたら怖いだろうな。
どうやら未だに車両からは油が滴り落ちて来るみたい。
そうそう、古い機械って動かさなくなって何十年も経つのに、いつまでも油が落ちて来るんですよね。
これはもう”電車”。コペンハーゲン近郊を走ってた車両らしい。
展示室の一番最後はディーゼル車。
ディーゼル車は実際に走っているのを何回か見たけど、中はこんな風になってるんですね。大半がエンジン。
端まで来たけど、ターンテーブルのある中央に繋がる出口が見当たらなかった・・・。
ターンテーブルと反対側への出口はいっぱいあって、比較的近年の車両が展示されているほか、子供用の展示が多かったです。
2階には、小さめの模型や、実際使われていた機器類の展示。
キッズスペースにはレゴ。
全部見終わるのに2時間半かかりました。意外とボリューム満点でした。
次はもう特に行く当てもなく、とりあえずオーデンセ中心部をうろうろ。
フラワーフェスティバルとやらをやっていました。
すごく人が多い。今日って金曜日だけど、祝日なん?
ひとだかりが出来ていると思ったら、
バレエをやっていました。
路上でバレエって初めて見た・・・。
これもアンデルセン絡みの何かかなぁ。
うろうろ歩いているとなんだか頭痛が。明日は人に会う約束があるし、無理せず休もう。
スーパーでサラダ、ハム、そのままオーブンで焼く料理を買って来ました。
ハムは期限切れ間近で5クローネ(≒79円)のやつだけど、自然な味で普通においしかった。
はい、こちらが200℃のオーブンで50分焼いた物でございまーす。49クローネ(≒775円)。
お、うまそう。
豚肉のかたまりを割った中に、らっきょうやキノコ、何かの実が入っています。周囲はポテトの薄切りマヨネーズ和え。
自宅調理の割に値段がそこそこするのはともかく、熱々で肉肉ですげー美味しかったです。でも帰ってから50分焼くのはちょっと手間だったな・・・。
夕方は日記を書きかけたものの猛烈に眠くて、18時に寝てしまいました。
明日は人と会ってきます。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
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