【ドイツ】ハンブルクの静かな日曜。市庁舎や世界遺産チリハウスなど(2019年8月11日)

グーテンターク!

今回はハンブルクの世界遺産の続き&市庁舎を見に行ったりしました!

 

黄金航路―ハンブルク

黄金航路ハンブルク

著作権元:株式会社アピリッツ
出典:「黄金航路」「蒼海の武装商船」(いずれもサービス終了)

※黄金航路がよくわからない方は、こちらのページの真ん中あたりで説明していますのでご興味がありましたらご覧下さい。
【リンク】はじめに
ご興味なければスルーして頂いても何ら支障はありません。

現在―ハンブルク

ハンブルクはゲーム内ではあんまり記憶に無い港。周囲にはアムステルダムやコペンハーゲン、アントワープがあって港が密集している地域だったから、手持ちのデータを見るまでハンブルクの存在はすっかり忘れていました。

 



 

朝飯は黒パンと、ロッテルダムで買ったチーズの最後。

固めのチーズって買う時は高いけど、常温で日持ちするし、濃いから少量で満足するので、コスパはすごく良いと思うんですよね。

今日は倉庫街(読んでない方は昨日の日記の冒頭の解説をどうぞ)と一緒に世界遺産に登録されているチリハウスと、ハンブルク市庁舎を見に行くことに。あと倉庫街と港も昨日あんまり見れなかったので、そっちにも再訪しましょう。

 

ハンブルク中央駅の横を通過。昨日のミニチュア・ワンダーランドを思い出します。

昨日のあれ、後でパンフレット見たら全部の製作に72万時間かかったと書かれていました。1人でやると82年かかる計算になってしまうので複数人で作業しての総時間なんでしょうけど、それでもすごい。ちなみに今はモナコを鋭意製作中らしいです。

日曜なのでほとんどの店が閉まっていて通りはすごく静かですが、どこからかソーセージを焼く香ばしい香りだけが漂って来ています。さすがドイツ。

通りすがりに教会。聖ジェームス教会らしい。

 

南面がふさふさしてる

 

チリハウスに着きました。

19世紀末に自由貿易港としてハンブルク港が開かれると、当然必要になって来るのが事務所機能を担う商館

倉庫街と運河を挟んだ地区には、同時期にたくさんの商館が建設され、現存している物は倉庫街と共に世界遺産に登録されています。このチリハウスもその1つ。

中央が吹き抜けになっています。

 

1階には商店やカフェが入っています。

日曜なので全部閉まっていますが。

反対側。

 

チリハウスはコンクリート造らしいので、レンガはただの外装だそうです。なので結構デザインが自由。

チリハウスは上空から見ると船の形みたいになっています。近代ドイツの建築に大きな影響を与えたんだそうです。ふーん。

次は市庁舎へ向かって歩きます。

ドイツの「日曜休み」は徹底していて(「閉店法」なるものがある)、個人の店だけでなく大きい企業の店なんかも全部閉まっています。開いているのは飲食店のみ。徹底っぷりがすごい。

市庁舎でっか!

建物の陰からいきなり現れたハンブルク市庁舎に面くらってしまいました。思ったより大きい。

市庁舎って言うか、ちょっと小さめの宮殿って感じです。

各窓の両脇と上部にいちいち像が付いているのがなんとも言えない。

日曜ですが、ロビーのような所は無料開放されていました。

申し込めばガイドツアーで内部見学もできるようです。

どうもエレベータっぽいのですが、なんかもうホグワーツ魔法学校にしか見えない扉

 

柱の周囲にはいちいち人の横顔が彫り込まれています。ハンブルクの偉人とかでしょうか。

 

中庭にも入れました。

ほんと宮殿みたい。

 

ではまた倉庫街の方へ向かいます。

今日はずっと良い天気。

倉庫街の対岸にやって来ました。

 

カフェのアイスが安かったのでつい・・・。1.2ユーロ(≒141円)。

ほんと、物価も人件費も高いはずのドイツで、カフェのアイスだけ激安価格なのが不思議で仕方ありません。世界遺産を臨むカフェのアイスの値段じゃないですよ。イタリアで同じ立地なら3倍はします。こんなに安いとつい買ってしまう。

もうひとつ不思議なのが、たいていどの店でも、2スクープ、3スクープ買っても割安にならない事。

2,3スクープ目は割安にするのが自然な気がするんですけど。イタリアなんかはそうでしたし。これだと、1スクープだけがコーンの分だけお得になってしまいます。2スクープのアイスを買うより、1スクープのアイス2個買った方がお得と言う。それともコーンの差なぞ気にしないほど、みんな裕福なのでしょうか。

橋を渡って倉庫街へ。

 

昨日は天気が崩れて&時間が無くてあまり見れなかった、ミニチュア・ワンダーランドより西側の地区を重点的に歩きます。

やっぱり晴れていると全然印象が違いますね。昨日天気が悪くなってからの倉庫街は陰気でしたもん。

ガラスの建物、昨日ハンブルクのミニチュアにあったなーと思って近づいてみました。

 

なんだかすごく行列が出来ていたので中には入らず。

 

エルベ川

ハンブルクは実は海からは70kmくらい離れているのですが、この川幅の広いエルベ川によって大きな船が出入りできるようになっているのです。

今日はもういいな。散歩しながら帰ろう。

 

遠回りしながらハンブルク中央駅へ向かいます。

歩いて分かりましたが、スーパーなんかも軒並み閉まっています。ヨーロッパは日曜休みの店は多いけど、ドイツほど徹底している国もあんまり無いんじゃないでしょうか。

これだと、休日の過ごし方が「日がな一日友人とカフェやバーでだらだら過ごす」になってしまうのも分かります。だって街の屋外での過ごし方がその一択しかありませんもん。

ただ、ハンブルク中央駅構内の店はちゃんと開いていました。

写真撮ってないけどスーパーもありました。大混雑していましたが。

そうそう、レストランのメニューで料理名に「ハンブルクの~」って付く場合、「Hamburger~」になるので「ハンバーガーと見間違えてややこしいな」と思っていたのですが、なんとハンバーグの語源がハンブルクだそうです。なので、ハンブルクのソーセージ屋では一緒にハンバーグを焼いている店があります。

うっわ、ハンバーグめっちゃうまそう。うまそうだけど実質ドイツ最終日なので初志貫徹・・・

スーパーで買ったサラダと、ソーセージ3.5ユーロ(≒412円)。

ソーセージが高くてビビりましたけど、まぁ岐阜のサービスエリアで明宝フランクフルトを買ったと思えば。あれめちゃくちゃうまいんですよね高いけど。

ソーセージは普通にうまかったです。カリッとしていて。けっこう大きいので1本で満足ですね。

〆はハンブルク名物のフリッツコーラ。330mlで0.99ユーロ(≒116円)。

フリッツコーラ

そもそも「コーラ」と言うのは「コーラの実」と言う興奮作用のあるナッツのような物を使って作られた飲み物の事。

現在世界中で出回っているコーラにはコーラ由来の物はまったく入っていませんが、このフリッツコーラは今でもコーラの実のエキスを使っているんだとか。本来の興奮作用は無いらしいですが、カフェインが通常のコーラの3倍だそうです。

お味の方は・・・おぉ、なんだかスッキリしています。ボクの場合、コカ・コーラだとよっぽど疲れた時でない限り330mlを飲み干すのは少し苦痛なのですが、フリッツコーラはごくごく飲めてしまいました。ビンでしか売ってないのが少し面倒ですが、これは確かにうまい。

 

さて、ハンブルクを十分楽しんだところで、明日はデンマークのオーフスに移動します。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

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