【ギリシャ】サントリーニ島からロードス島に深夜のフェリー移動(2019年7月9日~10日)

やーさす!

今回はギリシャのサントリーニ島からロードス島にフェリーで移動しました!

 

今回の移動。もうトルコのすぐ横までやってきました。と言うかここまでギリシャ領だったんだと言う感じ。

サントリーニからロードス



20時、宿を出発。


日没はまだですが、サントリーニ島は島の西側の標高が極端に高くなっているため、低い所ではもう日は見えなくなっています。

いつものバスターミナル。昼間より、少し人が減って落ち着いています。

 

ありました港行き。

港までは2.3ユーロ(≒280円)。

乗客はボク含めて4人だけでした。今日の夜のフェリーは、ボクの乗る3時20分のロードス島行きだけなのかもしれません。

21時、港に到着。もう日は沈んでいました。

 

さて、どこか落ち着ける所を探さないと・・・。

うろうろしましたが、港がかなり狭い上、貨物トラックの通行が多いため、落ち着いて居座れるスペースが見つかりません。

チェックインできるかな、と一応Blue Starのオフィスを覗きましたが、まだシャッターは閉まっていました。

 

どうしようかなーとうろうろしていると、Blue Starの隣のカフェの店員さん「やぁ!フェリーは何時だい?」とゴキゲンに声をかけて来ました。客がほとんどいなくてヒマそうです。

「3時20分」と答えると「そりゃ大変だ!休んで行きなよ!うち24時間営業だよ!」と言われました。うまく乗せられてるのはわかりつつも、電源もあるしクッションの敷かれた長椅子(寝れるほど長くはない)もあるし、人はほとんどいないし、けっこう居心地が良さそうです。

腹も減ったし、ここで何か食べて3時まで待たせてもらう事にしました。

 

サガナキ。7ユーロ(≒852円)。

サガナキ

フェタチーズに衣をつけて揚げたギリシャ料理。チーズ好きなので食べてみたかったんです。巨大なのが1枚どーんって来るので、なかなか迫力あります。

もちろん中は、めっちゃチーズです。

チーズがちょっと塩気強めなので、酒飲みにはツマミにちょうど良さそうかな?と言っても、そのままでも食べれるくらいの塩気ですけど。いっぱい汗かいたから塩物がおいしいです。

 

先程の店員さん(夏季限定でルーマニアから出稼ぎに来てるらしい)と話したり、ツイッターを眺めたりしていたら、いつの間にか23時になっていました。搭乗が1時間前から始まると思われるので、もう3時間ちょっとしか寝られません。あまり眠くないし、寝過ごすのは嫌なので起きている事にしました。

 

電源はあるから心置きなくスマホを触れるし、気温的にも寒くも暑くもないし、あと何故か蚊がいないので、待つのは非常に快適でした。そう言えばサントリーニに来てから一度も蚊を見ていません。この島には蚊が住んでないんでしょうか。

しかし、午前2時20分になってもフェリーは現れませんし、Blue Starのオフィスもまだ開きません。乗客は、日付が変わったあたりから増え始め、24時間カフェにもぼちぼち客が入り始めました。

 

2時35分、ようやくフェリーが入って来ました。

やれやれ。

Blue Starのオフィスも開いたのでチェックインをしに行きます。

 

ロードス島行きのチケット。

チケットの値段は39ユーロ(≒4,748円)。ボクがwebで支払ったのは49ユーロなので、またDirect Ferries(フェリー予約サイト)にぼったくられてますね。このチケットはアテネ→サントリーニより前に買っていたから仕方ないんですけど、ほんと直接買えば良かった

しかも、なぜか「チケット印刷費0.5ユーロ」がかかりました。ちゃんとカウンターに表示されていたので正規の料金ではあるんでしょうけど、web予約した人のチケットをわざわざ印刷しないと乗れない制度にしているのはお前らだろう。なぜ客がお前らの都合で印刷しているチケットの印刷費を払わにゃならんのだ。

いやぁ、深夜はイライラしてだめですね。

 

4番ゲートで待てと言われたので、4番ゲートにやって来ました。4番(歩行者用)と5番(車両用)ゲートしか見当たらないのですが、1,2,3はどこにあるんでしょう。

ていうか、この建物はゲートだったのね。遠くから見ててっきり倉庫だと思っていました。

中には薄汚いけど待合室がちゃんとありました。

毛布を着てうろうろしている人を見ると、レソトを思い出します。

金属の長椅子があるので、こっちでも待てましたね。でもびっくりするくらいクーラーが効いているので、こっちは寒くて座ってられなかったでしょうね。電源無いし。

待合室を観察していると、なんと、さっき到着したフェリーが離れて行きました。あのフェリーじゃなかったようです。じゃロードス島行きのフェリーはいつ来るのさ?

 

3時20分くらいにようやく本命のフェリーがやって来ました。本来は出港時刻では・・・。

 

トラックなどの下船に時間がかかり、3時45分にようやく乗船出来ました。

サントリーニから乗った乗客は50人程度でしたが、船内には既に別の島で乗って来た人達がいっぱいいたので座席の選択肢はあまり無く、中途半端な場所に椅子2つを確保して落ち着きました。

もうほぼ4時です。さすがに眠い・・・。椅子2つをくっつけてなんとか横になって寝ました。

 

 

ものすごく寝づらくて起きたら7時。

 

トイレに行く途中で見つけた一家。

床に転がるにしても、もう少し上品に転がれないものでしょうか。まるで自宅のような雑さです。

船内バーがオープンしていました。

 

バーで朝食購入。チーズパイ。3.1ユーロ(≒377円)。

温かくてサクサクでめっちゃうまい!ギリシャで食べるパイはハズレ無しです( *´艸`)

けっこう腹減ってたのでマフィンも。2.9ユーロ(≒353円)。

チョコクリームが入ったマフィン。しっとりしていて本格的でした。

8時半ごろ、コス島に停泊。

 

高い建物が見当たらない島。

 

けっこうな人数がコス島で降りて行きました。全体の半分以上が降りて行ったんじゃないでしょうか。

 

ちょっとガランとした船内を散策。

 

なんだこの金属の棚・・・。

 

よく見ると、1カ所だけが入っていました。

なるほど、ペット用の檻か!

 

自分の席に戻ると眠くなり、あっと言う間に寝落ちました。

 

12時「着いたよ!」と船員に起こされて目が覚めました。周りの乗客もバタバタと荷物を片付けています。

荷物を持って下に降りると、またトレランレースのスタート待ちのような雰囲気になっていました。

 

12時10分に下船

出港は1時間近く遅れていたはずなのに、到着は予定ピッタリです。どこでワープしたんや。

港のすぐ隣がビーチ。

 

今日の宿はここから2kmほど。眠くても歩ける距離で良かった。

 

あ、アラジンの映画。

日本でも話題になってるから気にならなくはないけど、ストーリーを全然知らない映画を英語で見る自信は無いな・・・。

12時45分、宿到着。

この宿は事前に「チェックイン17時から」と言う連絡が来ていたと思うんですが、他に到着したフェリー客も多かったからかなんなのか、普通にチェックインさせてもらえました

とりあえず昨日からの汗が蓄積していたのでシャワーを浴びて、近くのスーパーへ。朝食2回分と昼食2回分の食料を買い込んで7.1ユーロ(≒864円)でした。食料品が普通の値段で買えるってすばらしい。サントリーニはしんどかったなぁ。

 

宿のキッチンの包丁ホルダー。磁石で壁にくっついてる。

 

椅子がテーブルに上がっていたので下ろしてみたら・・・ん?

 

椅子ちょっと高くないっすか

椅子とテーブルの差が10cmも無いような・・・。あきらかに選定ミスでしょこれ。

袋麺と野菜卵炒め

暑いので、袋麺は先にお湯で茹でて皿に盛り、袋麺の調味料は野菜炒めの方に使いました。

椅子に座ったボクの視点。

皿が遠っ!こぼしそうなので猫背で食べます。ほんと、なんでこの椅子にしちゃったんだろう。

数日ぶりのヨーグルト。素焼き容器シリーズは残念ながらありませんでした。

ヤギの絵柄のヨーグルトもあったんですが、普通に牛さんの方にしました。ボクは日本人の中ではヤギ臭耐性が高い方だと思うけど、ヨーグルトでヤギ臭はやっぱりちょっと嫌ですわ。

このヨーグルトも固めで好み。表面なんかチーズケーキみたいなまったり感があります。

ギリシャヨーグルトうまいわー。これだけでギリシャから離れがたい。日本のスーパーにもギリシャヨーグルト置いてほしい。

 

明日はロードス島観光します。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. じゅんな より:

    ちょうど今サントリーニの港からコス島に渡ろうとしてます。こんな深夜にどうやって港まで行こうか、行ってからどうしようかと思案してたので大変助かりました。この後、コス経由でトルコに渡りイスタンブールに行くのでまた参考にさせていただきますね。

  2. wolt より:

    >>じゅんなさん
    サントリーニの港行きのバスは、毎日運行時間が異なる(たぶんその日のフェリーに合わせている)ので、事前にバスターミナルで時間をご確認ください~。
    快適に待つなら24時間カフェ、節約なら待合室です。