【ギリシャ】アテネからサントリーニ島へフェリー移動(2019年7月6日)

やーさす!

今回はギリシャのアテネからサントリーニ島へフェリーで移動しました!

 

今回の移動。新しいマップになるとちょっと嬉しい。アナトリア半島(トルコ)が画面に入って来ました。

 

黄金航路―アテネ

著作権元:株式会社アピリッツ
出典:「黄金航路」「蒼海の武装商船」(いずれもサービス終了)

※黄金航路がよくわからない方は、こちらのページの真ん中あたりで説明していますのでご興味がありましたらご覧下さい。
【リンク】はじめに
ご興味なければスルーして頂いても何ら支障はありません。

現在―アテネ

アテネはピレウス港からやや内陸にあるので、黄金航路の港も実際はピレウスの事なんだろうなぁと思ったり。




今朝はですね、7時25分のフェリーに乗るために5時半に出ようと思って、5時前後にアラームをセットしていたのです。4時55分、5時00分、5時05分の3回。

ふっと目が覚めて時計を見ると5時32分

あれーアラーム前に起きちゃったか~あと30分寝れ・・・

・・・

・・・ねぇよ!!!ガバァ(; ̄ω ̄)そ

 

ボクはアラームに気付かないって滅多に無いんですが、きっとあれ、虫刺されが痒すぎて昨夜いつまでも寝られなかったからです。

左手首と肘内側の中間あたりをいつの間にか虫(?)に刺されていて、昨夜寝る前は直径7,8cmの腫れになっていたのです。寝てる間に掻かないように絆創膏を貼って寝たんですが、起きてトイレで確認すると、左肘から先全体パンパンになって熱を持っています。めっちゃ気になるけど、観察してる場合じゃない。移動しないと。

 

宿を5時44分に出て、駅には5時49分に到着。

5時台なのにえらく人が多いです。

実はこれ、ほとんどがピレウス港行きの人達でした。アテネからサントリーニ島行きのフェリーは、高速船やフェリーが毎日2,3便出ているのですが、そのいずれも出港が7時台なので、この時間帯はサントリーニ島行きの船に乗る乗客がいっぱいいるのです。

人がいるって事は、十分間に合うって事やな!とここで一安心。

実は、フェリーチケットをネット予約したら、またいつものごとく出発場所が明記されておらず(送られてきた地図リンクを開いたら「絶対違うやろ」と言うピレウス港から3kmほど離れた地点が指示されていた)、場所が不明なので到着時間が読めなくて心配していたのです。

 

6時25分くらいにメトロの終点、ピレウス駅に到着。

 

人の流れに従って歩きます。

 

ボクの乗るフェリー(Blue Star Ferries)は、ピレウス駅から一番近いドックにありました。ありがてぇ。

この路線はどこかのブログで「豪華客船」と表現されていたので期待しましたが、全然たいした事なくてちょっとガッカリです。チュニス→パレルモで利用したGNVのフェリーの2/3くらいの大きさしか無い。

港に入ってすぐ左手にあるチケットオフィスで、チェックインのような手続きが必要でした。


ここでチケットを発券してもらい、そのままフェリーに乗船。

・・・え?41.5ユーロ(≒5,056円)?ボクがweb予約で支払ったのは51.5ユーロ(≒6,274円)だったんですが。

Eチケットの方をよく見ると、「キャンセルした場合手数料10ユーロがかかります」と書かれています。と言う事は、キャンセルしなくても10ユーロは予約会社の手数料かよ。手数料10ユーロってぼったくり過ぎだろ!

と言う事でですね、フェリー予約会社Direct Ferries出発地の地図すらろくに送って来なくてしかも手数料10ユーロでほんまクソだし、ピレウス港はアテネ市内から2.7ユーロで往復できるので、チケットは直接買いに来た方が良いです

 

6時45分くらいに乗船すると、共有スペースの席はほとんど埋まりかけていました。

料金をプラスしたら指定席もあるんですけど、乗客の大半がエコノミー=席が無いチケットで乗船しているので、共有スペースの座席は早い者勝ちなのです。

かろうじて残っていた壁際の席をゲットしましたが、ボクの座った5分後には、席が無くてうろうろする人や相席の交渉をする人で溢れかえっていました。これ、フェリー会社はちゃんと人数をコントロールしているのでしょうか。

 

腹が減って仕方なかったので、フェリー内のカフェでパンを購入。3.7ユーロ(≒451円)。

形状がグルジアのアジャルリ・ハチャプリに似ていたのでつい買ってしまいました。卵は入っていなくて、具はハムとチーズでした。アツアツでおいしい。

でも、駅から港に行く途中にあるカフェの方が、もっと安く朝飯を買えます。時間に余裕を持ってピレウス駅に到着し、カフェで朝飯を買ってからフェリーに乗り込むのが賢い選択だと思います。

少し船内をうろうろ。

それにしてもアジア人多い。乗客の半分がアジア人じゃない?と言うくらいアジア人だらけです。あとで分かったけど、どうやら中国の団体ツアーが乗っていたみたいです。

船が大きめなのであちこち探検したかったんですが、どこに行っても人が多過ぎて、うろうろすると邪魔になるし、一応座席に荷物は置いて来たものの、どかされて席が取られるんじゃないかと不安になって来たので、すぐに戻りました。

 

船はほぼ定刻通りの7時26分に出発。窓の外を見ていたら、いきなり滑るように動き始めてビックリしました。何このフェリー、めっちゃ速い。

寝不足だったのでとにかく睡眠。ソファ席の端っこと椅子を繋げて、横になる事ができました。

 

起きたら11時半。4時間も寝ました。クーラーが寒くて目がさめたので、寒くなかったらもっと寝てたかもしれません。

次に気になっていたのが左腕の虫刺され。比較として、まずこちらが刺されていない方の右腕

 

で、こっちが刺された左腕。真ん中のやや上に絆創膏貼ってあるのが刺された所。なんか幼児の腕みたい。

バツンバツンになっていて左肘から先だけ金属の甲冑を着てるような感覚。痒みは広がって手のひらまで痒くなっていますが、分散したぶん我慢できる痒みにはなっています。左腕はめちゃくちゃ熱くなっているので、クーラーで冷えた右腕をくっつけると両腕とも気持ち良くてWIN-WINの関係になりました。

とりあえず慌ててフェリーに乗ってしまったけど、これはアテネで病院に行っておかなくて良かったのだろうか、と少し不安になりつつも、今更考えてもどうしようも無いので様子を見ながら予定通りに行きます。

 

船はサントリーニ直行では無く、途中の島々にも停まります。サントリーニまでに3,4ヶ所ほど停まりました。意外とサントリーニの手前で降りて行く乗客も多く、午後には空席だらけになりました。

 

船内のカフェはなんでも高いので利用したくなかったのですが、ヒマだとついつい食べてしまいます。チョコドーナツ2.7ユーロ(≒329円)。

高いけど、外側にチョコがかかっていて、中にもチョコソースが入っていておいしい。

 

14時45分ごろ、船内アナウンスがあって下船準備開始。出口前に降りて待機です。

 

20分ほど待つと、ゆっくり出口が開き始めました。

この構図、薄暗がりの中で大勢の人が同じ方向を見て待機している様子、どこかで見た事あるな~と思っていたけど、きっとトレランのスタートですね。トレランは夜明け前や深夜スタートのレースがしばしばあるので。懐かしい。

 

サントリーニ島到着!

一気に人が流れ出て歩き始めます。今まで乗客に紛れていたツアーガイド達が、ここで一斉に旗や目印を掲げ始めます。ツアー客はそれらを目指してついて歩くので、流れに押し流されるようにして歩きます

どこに行けば良いのかわかりませんでしたが、下船してすぐに「Local Bus」と言う小さな表示が左手に見えたので、怒涛のツアー客の流れから脱出してローカルバスの方へ。

見た目が全然ローカルバスじゃなくて高速バスですが、サントリーニではこれがローカルバスらしいです。島で一番大きい街「ティラ」行きのバスに乗車。

ザックをトランクに入れている間にもわらわらと乗客が乗り込み、ボクは立ち乗りに。通路が立ち乗り客でいっぱいになったところで出発。

運賃は集金係が集めに来ます。ティラまで2.3ユーロ(≒280円)。

 

30分くらいでティラの端にあるバス停到着。

ここから宿まで1km弱。

サントリーニ島、もっとこう何から何までリゾート地みたいな島かと思えば、意外と普通に島の田舎町と言う雰囲気。

 

プールのあるパリピな感じの宿に到着。

 

再度外出してレストラン探し。

 

チキン・スブラキ・プレート。14.5ユーロ(≒1,766円)。

高いけど量が多いけど高い!

どうも全メニューがシェア前提みたいなレストランで、子供も含めて1人1品頼んでいた家族連れはあっぷあっぷしていました。2人でサラダ1品・メイン1品頼むとちょうど良いくらいの量にしてるんだと思う。

プレートの端にはザジキ

ヨーグルトと言うよりチーズっぽい。けっこう好きですザジキ。

 

いつも通りヨーグルトを買って帰りたいと思ったんですが、周囲には微妙な個人商店しか無く、乳製品コーナーに行くとありえなくハエが飛んでいたので、乳製品はあきらめて缶ジュース買って帰りました。1ユーロ(≒122円)。

モノが貧弱な地域だと、楽しみが缶ジュースしか無くなるんですよね。まるで西アフリカ。ライムペプシはよく見るとゼロカロリー飲料なんだけど、意外とおいしかった。

 

明日からサントリーニ観光です。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

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