ぼんじょるのー!
今回はイタリアのシチリア島パレルモの市街地を歩きました!
1泊17ユーロ(≒2,070円)の宿だったのであんまり期待していませんでしたが、朝食はイタリアにしてはぼちぼちしっかりしてました。
しっかりしていると言うのは、ちゃんとしたパン(食パン)があると言う意味です。イタリアの朝食にそんな多くを求めません。食パンがあれば持参したツナ缶を食べれますからね。菓子パンとクッキーのみの宿とか普通にありますからイタリアには。
宿のレセプションに、無料のパレルモ市街地マップがありました。
しかも、一筆書きのウォーキングコースも記載されています。
正直、チュニジアでけっこうゴリゴリ観光したぶん、パレルモの観光をする気力があまり残ってないので、こういう何も考えなくてもそれなりに観光地を巡れるコースが設定されているのは助かります。今日は何も考えずにこのウォーキングコースをたどりましょう。
宿を出発して、コース通りに歩きます。
クワトロ・カンティ(Quattro Canti)に到着。
ここは、前回のパレルモ滞在で夕方にユウコさんと来た所です。
クワトロ・カンティは昔のパレルモのメインストリートが公差する、いわゆるパレルモのド中心部だった場所。ただの交差点ではなく、各コーナーに彫刻と彫像で装飾された壁が置かれています。
それぞれの壁は、1階部分が四季を表し、2階部分は17世紀までのハプスブルク家の支配者、3階部分は守護聖人の像だそうです。
四季・・・どれがどれやら分からんな。
それぞれ持っている物が違うので、イタリア人が見たら「これは春!」とか分かるのでしょうか。日本人の目にはどれも同じに見えます。
これもユウコさんにオススメされた教会。
全然違う形状の小さな教会が2つ並んでいて、どちらも世界遺産に登録されています。
まずは向かって左のマルトラーナ教会(Chiesa della Martorana)。入場料は2ユーロ(≒244円)。
カメラの露出を間違えたんですが、これはこれで雰囲気が出ました。
小さいのにすごく迫力ある教会。
更にすごいのは床や天井のモザイク。
小さいのにこの迫力!豪華絢爛な大聖堂はいっぱい見て来ましたが、それに負けないインパクトのある教会です。密度の濃い教会でした。
次はお隣のサン・カタルド教会(San Cataldo)。本来の入場料は2.5ユーロ(≒304円)ですが、さっきのマルトラーナ教会のチケットを提示すると1ユーロ引きになります。
こっちはアラブ式の教会で、モスクみたいな形をしています。内装は質素。
でもやっぱり床はモザイク。
どっちの教会も12世紀に造られたみたい。こんな一見小さくて地味な教会がよく残ったなぁ。世界遺産なのも納得です。
ルート通りにてくてく歩きます。
ここもジャカランダの街路樹。
こんな所にルパン三世。
ちょっと古そうな住宅地。
あんな所に大きな壺。コントでもするのかな。当たったらシャレにならん気もしますが。
ノルマンニ宮殿・・・の裏手。
9世紀にシチリアを支配していたアラブ人が建設し、その後シチリアを納めた王が代々使って増改築した宮殿らしいです。外観だけ見てスルー。
次はパレルモ大聖堂。
入場は無料。なんだか新しそうな内装。
前も通ったけどマッシモ劇場。
ここはちょっと気になったけどツアーでしか入れないみたい。
6月6日~9日はイベントがあるみたいで、こう言うゲートがあちこちに設置されています。
ボクは5日にパレルモを出るから完全に入れ違いですけど。
よく見ると木製の車。
遠くにペレグリーノ山が見えます。
あの山は明日行く予定。
ひたすらずるずると歩いて終了。
あっと言う間に終わったように見えるかもしれませんけど、何気に4時間半くらいかかってます。意外と長いコースでした。真面目に観光してたら1日で一周できなさそうです。
野菜と肉をいっぱい食べたかったので、サラダ、トマト、チキンケバブを買って来ました。
満足。チキンケバブは塩辛かった。
明日もパレルモ滞在。ペレグリーノ山に登ります。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
はじめまして。今、イタリアのPadova大学に留学中のものです。
この留学中にシチリアを訪れてみたいと思っていたので、すごい参考になりました。
パドヴァからであれば、1時間くらいの飛行機でパレルモへは行けるようです。
ありがとうございます。
>>Y. Matsudaさん
はじめまして!
留学良いですね。あちこち旅行していると腰を据えて一カ国にいるのも良いなぁと思えてきます。
シチリア島は観光客が多過ぎないので、比較的のんびりまわれます。ボクは主要な所を浅く見ただけで終わってしまいましたが、ぜひ時間を取ってがっつり楽しんでらして下さい!