あっさらーむあらいくむ!
今回はチュニジアのスースから南部のタタウィンへルアージュ(ミニバス)で移動しました!
今回の移動。スファックスで乗り換えつつ400kmくらい。
朝は昨日の残りの黄色いパンと、トマト味のオイルサーディンで朝食。
今日は久しぶりに陸路で長い移動になりそうなので、朝8時半にさっさと宿を出発。
雨やんけぇー(ヽ´ω`)
傘が無くても歩けるくらいの小雨ではありますが、じめじめしていて気持ちがノリません。
もう3回目になりますが、スースのルアージュ(ミニバス)乗り場はここ。
チュニジアでは長距離の乗り合いミニバスをルアージュ(Louage)って言うみたいです。
まずはスファックス(Sfax)と言う町まで行きます。スースからスファックスは10ディナール(≒365円)。
スファックス行きのルアージュは、ちょうど良い感じにボクが最後の1人でした。つまりボクが乗ったらすぐ出発。ラッキー!
スースは9時15分くらいに出発し、11時5分くらいにスファックスのルアージュ乗り場に到着。
スファックスはチュニスに次ぐ大都市だけあって、チケット売り場は並んでる(ちゃんと列になってると言う意味ではあんまり並んでない)し、客引きが若干騒がしくはありましたが、無事チケット購入。タタウィンまで17.15ディナール(≒627円)。
スースのチケットもそうでしたけど、今にもちぎれそうなチケットの下半分は、ドライバーがちぎって持って行きます。ドライバーが集めたチケットの半券は、後で現金に交換してもらうシステムのようです。スファックスのチケット売り場は、客へのチケット販売とドライバーへの支払いを同じ窓口でやっていて、くちゃくちゃになってる感じでした。分けろよ。
スファックスのルアージュ乗り場。
ここではボクが車に乗った時点であと2人分の座席が空いていましたが、すぐに母娘2人組がやって来てめでたく満席。最近移動がトントン拍子です。天がようやくボクの善良さと行いの良さを認めたと言う事ですねフッフ-ン( ・´ー・`)
車は11時25分に出発。めちゃくちゃ飛ばすドライバーでけっこう怖かったですが、ボクは最後部席でぐっすり2時間昼寝しました。
15時にタタウィン到着。
町はずれが終点でした。今日の宿がある中心部まで2kmくらい。
タクシーもいましたが、歩きたい気分だったので歩きます。
なんかこう、一気に砂漠感が増しました。そう言えばアフリカ大陸に戻って来てるんだなぁと、ここで初めて実感しました。
それにちょっと人少なすぎです。
車が時々通るのと、道沿いの家に人が出入りする姿がたまに見えるくらいです。
これはどうも私設ガソリンスタンド。
あんなん怖くて横歩けねぇ。手描きの看板に「24/7」と書かれていました。何の冗談でしょう。※24/7は、24時間・週7日営業の意味。
本日の宿。
Booking.comで予約した宿だったんですが、サイト上では1泊30ディナール(≒1,096円)現地払いで予約したはずなのに、現地ではなぜか1泊20ディナール(≒731円)になっていました。ボクはありがたいけど良いのかそれで。
ベッドが2つ。明るくて天井が高くてテレビまで付いてる、文句付けようのない部屋。
これはインテリアのつもり・・・ですよね?
左は元祖コードレスアイロン(中に火の付いた炭を入れる)。ヨーロッパの民俗資料館とかに行くといっぱいある。右は臼&杵。アフリカ各地で見る。
周りの断食に合わせて水を一切飲まないで来たので、部屋に入ってすぐに水をがぶ飲み。これ絶対健康に悪いわ(;^ω^)
パンが欲しかったのですぐに外出。
人いねぇー・・・。
これ、広場に放置されてますけど、土産物ですよね?
こんな壊れそうな土産物を広げておいても大丈夫とは、タタウィンはよっぽど治安が良いんだろうなぁ。
宿の周囲のブロックをぐるっと回りましたが、お菓子屋はいっぱいあるのにパンがどこにも売られていません。
宿の前の大きめのお菓子屋さんでレモンジュースが売られていました。1杯0.8ディナール(≒29円)。
強烈に酸っぱいのを期待して飲みましたが、レモンは薄めでけっこう甘いジュースでした。
お菓子以外の食べ物が見つからなかったので、すごすごと宿に引き返しました(ヽ´ω`)
17時半を過ぎると、部屋の中からでも分かるくらい外の雰囲気がガラッと変わったので、再度外出。
さっきまでガラガラだった宿の前の道路が車で埋まっています。
そしてこの人出!
そこかしこにパンや果物の屋台が出ていて、みんな買い物袋を提げて忙し気に歩き回っています。さっきの閑散っぷりがウソみたい。
しかし、相変わらず飲食店のシャッターは降りていたので、結局チーズとパンを買って来て宿で食べる事になりました。
パン0.5ディナール(≒18円)、チーズ1.75ディナール(≒64円)。
パンとチーズだけだとあまりにも寂しかったので、タタウィン名物のお菓子ミフシ。1個0.6ディナール(≒22円)。
アラビア菓子の典型。揚げた後で蜜にドブ漬けと言う恐ろしいお菓子。
中は砕いたナッツ。
写真だけでも分かると思いますがめちゃくちゃ甘い。中からもなんか甘い汁があふれて来る。甘さ密度150%って感じのお菓子でした。
さて、明日はタタウィン近郊の村とかに行ってみようと思います。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
やはりアフリカは読んでいて面白いですね!
自分ではいける気がしないので、楽しんで読んでます。
>>maxさん
移動しただけで「今日はやり切った!」みたいな気分になれるのが、アフリカの良い所です。
でもチュニジアは(アフリカ比で)かなり旅行しやすいな、と感じます