【マルタ】深夜に首都バレッタ到着!&のんびり(2019年5月6日~7日)

はろー!

マルタにはマルタ語があるけど、アラビア語、英語、イタリア語、フランス語が混ざっていてこんにちははハローで良いらしい。

ちなみにおはようは“ボンジュ”(フランス語)、こんばんはは“ボンソワ”(フランス語)、さよならは“チァオ”(イタリア語)、ようこそは“メルハバ”(アラビア語)だそうです。それぞれの言語の気に入った所を持ってきたのかな(;^ω^)

今回はマルタ島の首都バレッタに到着しました!

 




昨日は19時に寝たんですけど、カターニアから乗って来た乗客がうるさくて、21時に目が覚めたらもう寝られなくなってしまいました。2時間しか寝てない(よくいる”寝てないアピール”をする人)。

共有スペースにあるテレビでは面白ハプニング集みたいな番組をやっていたので、イタリア語がわからなくてもヒマ潰しに見ていられました。

 

そして日付が変わって1時!マルタ島に到着!

50カ国目、マルタ入国!\\\└(‘ω’)┘////

到着した港はここ。予約時に記載されていた到着港は「バレッタ」と書かれていたのですが。

どこやねんここ。とりあえず周りに建物がある気がしません。

それに、グーグルマップで距離計算すると宿まで10km近くあります。フェリーから降りたら割と余裕の移動だと思っていたのに、これは誤算です。

他の徒歩客と一緒にぞろぞろ歩いてフェリーを降りると、もう目の前がフェリーターミナルから出る門でした。待合室とかそう言うのは無いんかい

門の所で、名簿を持ったスタッフから1人ずつ名前を確認されたので、「待合室とか無いの?」と訊いてみました。「無いよーゴメンネ!はっはっは!」との事でした。深夜1時らしからぬとんでもないテンションで受け答えされたので、雰囲気に飲まれてあんまりガッカリしませんでした。

 

1時20分に放り出されてどうしようか・・・。フェリーターミナルの門の前に座り込もうかとも思いましたが、どうも雨が降ったばかりみたいで地面には水たまりがあるし、空もまだ雨が降りそうなどんよりした天気です。

これはとりあえず屋根と乾いた地面を探さないといけません。

グーグルマップを見ると、1kmほど歩いた所にバス停がありそうだったので、とりあえずバス停目指して真っ暗な中を歩きました。

 

ようやく少し明るい大通りに出ました。

バス停はありましたが、街灯に照らされたバス停の看板がニュッと短い影を落としているだけで、屋根はおろかベンチすらありません。この役立たずめっ!

モスクはありましたが・・・ちょっと雨をしのぐのにモスクは抵抗あるな・・・。

 

と思っていたら、向かいに教会がありました。

教会の敷地内にはベンチがありました。ベンチは雨ざらしですが、雨が降って来たら教会の軒先に移動すれば良いので、とりあえずここに落ち着く事に。

夜を過ごす時、教会や寺社仏閣のほんのりした安心感はなんなんでしょう。日本でも、トレランの為に一昼夜走る練習中に雨に降られて、真夜中に小さい神社の軒先で雨宿りしたなぁ。

ただ、しばらく座っていて気づきましたが、けっこう寒い。気温は15℃くらいはありそうなんですが、風がやたら強いのでじっとしているとどんどん体温が奪われます。

足を上げ下げしたり、軽く筋トレしてしのぎましたが、それも面倒になってきたので3時半には立ち上がって出発する事に。

 

バスの始発は5時台ですし、時間は有り余っているので、宿まで歩いて行く事に。

真っ暗ですが“悪い臭い”がしないので、そんなに不安感はありません。たぶん夜間歩いても問題無いくらい治安は良いのでしょう。

歩道に唐突に大きなトリがいっぱいいてビビるボク。

ネコよりも大きいくらいのトリです。なんで歩道に寝てるの!?かなり接近するまでボクが気付かなかった(ゴミ袋かなんかだと思った)せいであっちもめちゃくちゃ挙動不審になっていました。起こしてごめんw

ネコもいました。

見た目が綺麗な動物がその辺にいるのも、治安の良い都市の特徴です。治安の悪い街だと動物も汚かったりケガだらけだったりします。

時間はたっぷりあるので、休み休み歩きます。

 

4時台には夜が明けるんじゃないかと思いましたが、意外とずっと真っ暗です。

 

5時半くらいに空がようやく白んできました。もう宿の近くです。

 

宿に到着。

まだ6時なので開けてもらえるか不安でしたが、ちゃんとスタッフがいて中に入らせてもらえました

昨夜2時間しか寝てないし3時半から10km歩いたので眠くて仕方ありません。共有スペースのソファでそのまま寝ました。

 

昼前に起きて、ザックを置いて外出。

海辺を歩きます。やっぱり風が強い。

波も高いです。

 

遠くから見ると、どことなく中東っぽい町並み。

 

歩いていて思ったのが、“建物の密度に対して歩いてる人が少ない気がする”

なんとなく、2年前のブルネイを思い出します。あそこまでではないですけど。

よく見ると、どのビルも満室ではない気がするんですよね。すみません覗いてるわけじゃないんです。

入居者、どこも半分くらいしかいないような・・・?いやまぁ、もしかしたらベランダにあまり物を置かない文化なのかもしれませんけど。

あと変わった事と言えば、野菜・果物売りのトラックが至る所に停まっています。


何か理由があるんだろうか。八百屋以外のトラック販売は見当たりません。

飲食店を探して歩きましたが、海辺のお高いレストランしか見つからなかったので、宿近くのメキシコ料理屋に入りました。

 

卓上には、地中海の塩でもメキシコの塩でも、はたまたアンデス岩塩とかでもなく、なぜかヒマラヤ岩塩が置かれていました。

こだわりが有るのか無いのかわからん(;^ω^)

チキンタコス(グランデ)。6.99ユーロ(≒861円)。

 

フライドチキンとトマト、マヨネーズなど。

普通においしいけど、見た目以上でも以下でも無い感じでした。

宿のソファで寝ていて蚊にさされまくったので、蚊よけスプレーを買ってきました。

蚊よけスプレーがどれも高過ぎてびっくりでした。8ユーロ(≒985円)とか普通にありました。これは一番安くて5.82ユーロ(≒717円)でした。それでも高い。

宿には長毛のもふもふしたネコが住んでいます。

カメラは嫌いみたい…。

 

 

翌日、5月7日はほとんど何もしてません。夜12時間半も寝て、朝起きたら9時でした。

どこにも行く気がしなかったので、午前中は日記を書いたりだらだらしたり。昼過ぎに外出。

引きこもりには眩しい空である!

良さげな飲食店を見つけました。

 

ミックスプレート。6.5ユーロ(≒801円)

いっぱい料理がある中から好きなだけ選ぶスタイルで、ボクは3品くらいしか選ぶつもりが無かったんですけど、スタッフが「これは?」「これはいる?」とやたら推して来るので結局いっぱいになりました。

これ、キノコだと思って選んだら、なんか球根みたいな変な野菜でした。

その辺にあった球根を全力で煮込んでみた!みたいな食べ物。中心に近い部分は柔らかいキャベツみたいな食感ですが、外側に行くほど固く繊維質で、どこからどこまでを食べるものなのかが判断付きませんでした。

このニョッキがおいしかった!

すごくチーズ感が濃厚で、ニョッキももちもち(*´ω`)

 

食後はローマ帝国が作った神殿・・・

 

ではなく、ショッピングセンターにやって来ました。

外観の本気度がすごい!

パンツを買いたくて来たんですけど、ブランド物の店しかありませんでした。3組25ユーロ(≒3,079円)のパンツなんか履けない。

 

ボクのいる地区スリマはどっちを向いても海なので、神戸民は方角が分からなくなる(※)と思います。

※神戸とその周辺では方角を「海側・山側」と表現するので神戸育ちは方向音痴と言うdisり。神戸の方すみません。

 

さて、明日はマルタの首都バレッタを観光します。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. 沙門 より:

    煮込みは「アーティチョーク」では
    ないでしょうか?!

  2. Yukie より:

    その球根はアーティチョーク???

  3. wolt より:

    >>沙門さん
    煮込みっていったい何の事かと思いました(^^;
    後ろのYukieさんのコメントでようやく理解しました。あれ煮込んではなかったと思います。

    >>Yukieさん
    検索しても丸茹でしてる写真が見当たりませんでしたが、断面がそれっぽいです!
    普通は可食部を取り出して調理するみたいですね・・・?