【イタリア】世界遺産アマルフィ海岸をがっつりハイキング!(2019年4月30日)

ぼんじょるのー!

今回はイタリアの世界遺産アマルフィ海岸をハイキングしました!

 

アマルフィ海岸とは

アマルフィ海岸(Costiera Amalfitana)はアマルフィを中心とした海岸の景勝地の事で、世界遺産に登録されています。

切り立った崖に沿って町が点在しており、その風景は「世界一美しい海岸」とも言われています。

 

黄金航路―アマルフィ

著作権元:株式会社アピリッツ
出典:「黄金航路」「蒼海の武装商船」(いずれもサービス終了)

※黄金航路がよくわからない方は、こちらのページの真ん中あたりで説明していますのでご興味がありましたらご覧下さい。
【リンク】はじめに
ご興味なければスルーして頂いても何ら支障はありません。

現在―アマルフィ

よく見たら黄金航路のイタリアあたりのイラスト、ほぼ全部同じなんですよね。アマルフィくらいはちゃんと描いてほしかったなー。




宿の部屋に置かれていたセルフの朝食、まじめに分けるとこれが1日分でした。

なんだか・・・寂しい(ヽ´ω`)

物はいっぱいあるんですけど、クラッカーとか、菓子パンとか、甘くないラスクとか、そう言うのをいっぱい並べられても・・・と思ってしまいます。まぁ1泊4千円そこそこでこれだけ快適な宿なので、朝食にはこの際文句は言いません

それにしても、せめて塩っ気のある物が食べたいなぁ・・・・・・

MISO☆SOUP!!!ロンドンのスーパーで買った即席みそ汁をまだ持っていました。残しておいた過去のボクぐっじょぶ。

これこれ。やっぱり塩気ある食べ物が1品あると、満足度が違います。

逆に、こっちの人って朝から塩気はいらないんだろうか。クロワッサンとかシリアルばっかり食ってるイメージだけど。

 

さてお出かけ。

ボクが今滞在しているサンラザロ(St.Lazzaro)からアマルフィへは、地図で見ると6km程度

ぷらっと行ってぷらっと帰って来るくらいのイメージだったんですけど、

そう言えばサンラザロは標高650メートルくらいあったんでした。アマルフィはほぼ標高0メートルにあるので、普通に考えたら650メートル下って、また650メートル上って来ないといけません。650メートルって二上山の雄岳(標高517メートル)より高いじゃないか(超ローカル)。

これはけっこう疲れるかもなぁ、なんて思いながら階段を下ります。

景色はすごく良い(・∀・)イイ!!

スタスタ下って標高350メートルまで降りてきた所で、分岐がありました。

階段が続いているのは右の道なんですけど、左にえらく主張の強い赤マーカーが付いてるのが気になります。

つい赤マーカーを追いかけてしまいました。

 

せっかく下って来たのに、また急斜面を登り始めました

ていうか、不安になるくらい急斜面です。なんですかここ。

急斜面なので、下方向の見晴らしが大変よろしい

地面の状態は良いので足を滑らす事は無さそうですけど、ボクが落石させてしまうのが怖いので、慎重に歩きます。ヘタに石を転がしてしまったら、どこまで転がるかわかったもんじゃない。

行く手をヤギの群れが遮っています。

近付くとあっちが避けてくれました。

これはちょっと・・・完全に山奥側に向かってっちゃってます。

 

山の方は天気悪そうですし。

これ、どこか集落に抜ける道なのか、それとも山頂に登ってまた降りて来ないといけない道なのかが分からないんですよね。前者なら水も体力も使い切って良いんですけど、後者だと折り返し分を残しておかないといけないわけです。実はそんなにがっつり歩くつもり無かったので、水が残り200mlくらいしか無いんですよ。

おとなしく引き返しました。みんなは知らない人と知らないマーカーには着いてっちゃダメだぞ!

 

人里近くまで降りて来ました。よかったよかった。

 

まさに崖っぷちだなぁ。

 

ボクがさっき間違えた道はイレギュラーで、だいたい民家の脇とか、車道を通ります。

 

景色が良いので飽きない。

ただの断崖絶壁だとしばらく見てたら飽きて来ちゃうんですけど、いい具合に町があるから見飽きないです。

ちょいちょい水場があります。

「飲んじゃダメ」とは書いてないから、多分飲んでも良いんでしょう!心許なかった水を補給出来て一安心。

 

アマルフィが見えてきました。

アマルフィ

 

アマルフィ到着!

やっぱりここは観光客だらけか・・・。1枚目の写真になぜか良い笑顔のおじさんが写ってる(;^ω^)

アマルフィは天然の湾になっていて、港があります。

遊覧船のほか、近隣の町や島に行く船も出ていました。

後ろを振り返ると、すぐそこまで崖が迫っています。

 

よくあんなところに建てたな

建ってると言うより、崖に張り付いてる感じです。なんでこんな狭い土地に街を作ったんだろう。

アマルフィの町に入ります。

 

アマルフィ大聖堂

こんなに狭い土地でも、貴重な面積を割いて大聖堂を造るんですね。

道は狭いし、道にまたがるようにして家があります

“空間の魔術師”とかを呼んで町ごとビフォーアフターした方が良いくらいの平地の少なさ。

腹が減ったのであちこち飲食店を覗きましたが、どこも高いし更に席料取られそうだしで入る気になれません。あとボク汗びっしょりですし。

そういう時は食べ歩きですよ。

 

みんなが食べてる海鮮フライ盛り合わせみたいなのが食べたかったんですけど、分からなくてテキトーに頼んだら海鮮系が入ってないやつでした。7ユーロ(≒872円)。

 

でも、米の中にチーズが入った揚げ物とか美味しいですよ!

 

こっちは、オリーブの種をくりぬいた中にツナを詰めたような揚げ物。

いろんな種類の揚げ物が入ってて楽しかったです。

ただやっぱり海鮮系が食べたかったので、違う店でリベンジ。10ユーロ(≒1,246円)。

食べ歩きメニューの金額じゃねぇ。

しかし、エビ、イカ、タコ、小魚数種類と、めちゃくちゃ豪華!

はぁーうまいわ。満足(*´ω`)

土産物屋はレモンの商品ばっかりなので、全体的に黄色っぽいです。

アマルフィ海岸の斜面にある畑はたいていレモン畑みたいです。シチリアレモンしか聞いた事無いですけど、アマルフィもレモンの生産が盛んみたい。

ナポリで食べ損ねたババ。小さいサイズがあったので買ってみました。2ユーロ(≒249円)。

ババ

形はやっぱりこれなのかw

なんだか予想外の食感。甘くてサラッとしたシロップがこれでもかと言うほど浸み込んでいるのに、中のふわふわ感が失われていません。

テカテカした見た目ほどのキツイ甘さは無くて、食感が軽いのでペロッと食べてしまえました。少々大きいサイズのババでも1人で食べられるかもしれません。

大聖堂前に建っている噴水。

 

なんちゅうところから水を出しとるんや大聖堂の前で

飲める水なのか、おっさんが嬉しそうにそこから水を汲んでいましたw

 

さて帰るか。サンラザロまでのバスもありますけど、いっぱい食べたので帰りもしっかり歩きます。

 

特に面白い事はありません。ひたすら黙々と上るのみです。

今朝は筋トレしたんですけど、「今日のスクワット100回は余計だったな」と思う程度には疲れて来ました。

ボートの行き来が多い。

 

2時間40分くらいでサンラザロに到着!

いやー、なかなか良い運動でした。

今日の記録

なんか途中、標高マイナス200メートルってなってますね。そんな地下に潜った覚えは無いのでエラーだと思います。エラー分を差し引いても、累積の登り/下りは各1,000メートルくらい。普通に日帰り登山くらいある。

 

ババを買った店で購入し、1,000メートル持って上がって来たアップルタルトで今日の〆。

ザ・幸せ(*´ω`)

いやー意外と疲れたわーでも楽しかったわーアップルタルトうめぇわーってなってる間に、いつの間にか日本時間の4月30日は終わって令和になっていました。日本で平成最後の日が終わる時、ボクは今日と言う日に満足しながらアップルタルトを食べていました。地味ですが悪くない新元号の迎え方だったのではないかなと思います。

 

明日もサンラザロ滞在です。この辺はトレッキング道が整備されているみたいなので、軽くハイキングしてきます。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. 沙門 より:

    下ったり登ったり….お疲れ~ライス

    道が狭すぎて観光バスの停車も一苦労で
    駐車できるお土産屋は観光客であふれている

    青の洞窟が天候悪化で入れず アマルフィ海岸
    にある「エメラルドの洞窟」に変更=ほとんど
    入れる=エレベーターで行くので……
    いやーーよかったす\(^o^)/

  2. wolt より:

    アマルフィに車で行くだけじゃ、人多いしそんなに海岸線を堪能できないしで楽しくないでしょうね~。アマルフィ海岸は近隣の町に泊まって歩くのが良いと思います。