はろー!
今回はイギリスのグラスゴーで美術館と大聖堂をまわりました!
この日記を書き始めようとしたところでふとツイッターを覗くと、リアルタイムでパリのノートルダム大聖堂が燃えてるところでした・・・。鎮火の報はまだかと5行書くごとにツイッター見ながら書いています。
今朝は昨日の残りのクランペットと、宿のラウンジに設置されていた自販機で買ったポタージュスープ0.8ポンド(≒117円)。
スープ、泡立ちまくってて全然美味しそうに見えませんけど、ちゃんとカリッとしたクルトンが入ってるし、野菜っぽい具もちょっと入ってました。でも冷静に考えたら高い。
今日は、キッチンにバターが散らばっていなかったので、バター無しでした。
そうそう、なんで昨日はバターが散らばってたかと言うと、どうも宿の朝食(4ポンド(≒587円))を付けると、スタッフが大量のパンとジャムやバターを置いて行くシステムみたいで、余らせて困った客がラウンジやキッチンに余り物を放置していくみたいなのです。これが今日ラウンジに放置されていった物たち。4人分でこの量はおかしいだろ・・・。
この、あきらかにちょっと触られたみたいなパンは、またローテーションして他の客に出されるんでしょうか。それともこのまま廃棄なんでしょうか。どっちにしろすごく嫌です。ていうか、4ポンドでこの内容はナメ過ぎです。
今日はグラスゴー大聖堂・・・
・・・は、宿から近いので横目に通り過ぎて、まずは宿から遠いケルビングローブ美術館に向かいます。
グラスゴーは芸術の街らしく、街の至る所に巨大なアートが描かれています。
ちょっと歩いただけでこんなに出会えるとは、なかなかの密度です。
これは開店前の服屋さんですが、ショーウィンドウに服は並んでおらず、
古いミシンがびっしり並んでいます。前衛的で好き。
現代アート美術館・・・も興味はあるけど本命ではないのでとりあえずスルー。
・・・ん?美術館前の像がなんか・・・
なんかかぶってるwww
傘地蔵的なやつですかね。寒くてかわいそうだけど帽子が無かったみたいな。そんなハートフルな話・・・ではないんだろうなぁ。
この辺りはグラスゴー中心部。
中心部の割には、人口密度は低め。
5kmほど歩いて、ケルビングローブ美術館(Kelvingrove Art Gallery and Museum)に到着。
ケルビングローブ美術館は、建物自体がイギリスで有名な建築家ジョン・ウィリアム・シンプソンの設計。彼の設計した建築物一覧をざっと見たところ、ボクが見たのはブライトンのメインの通りのど真ん中に建っていた、戦争記念碑くらいでした。
こんな巨大な美術館なのに入場料無料です。ありがとうグラスゴー。讃えよグラスゴー。
メインホール。
部屋のど真ん中に恐竜の骨、カベにはピンクにライトアップされた巨大パイプオルガンと言う、少々エキセントリックな組み合わせです。
スコットランドをはじめ、ヨーロッパの絵画が並んでいます。
イングランドの牧歌的な風景じゃなくて、山々した絵画が増えた気がします。スコットランドの特徴でしょうか。
普通の美術館では見かけない展示の工夫もありました。例えば、1/3ずつ修復した絵画の展示とか。
おぉぉ、修復でこんなに復元されるんやすげぇ・・・となりつつも、じゃぁ今残ってる中世の絵画とかはほとんど修復されて厳密に言うと元の色では無いんだな・・・とちょっと複雑な気もしたり。
屋外に巨大なキャンバスを設置してスケッチしている人。こう言うの好きです。カメラマンを撮った写真とかそんな感じで。
スケッチ中に雨が降った時。多少の雨なら傘さしてがんばるらしいw
ちょっと・・・と言うかだいぶ不気味なオブジェ。
ライトアップの色がころころ変わって、いっそう不気味になっています。
おっさんの表情1つ1つは意外とコミカルです。
12時過ぎてお腹空いたので、いったん外に出て食べる所を探します。
大きな美術館の周辺のレストランなんて、どこも強気の値段じゃないかな~と思ってたら、そうでもない値段のインド料理屋がありました。
チキン・サーグ5.95ポンド(≒873円)と、ガーリックナン2.15ポンド(≒315円)。
サーグ(Saag)はいわゆるホウレン草カレー。日本のインド料理屋でもありますよねホウレン草カレー。日本のみたいにみどりみどりしてなくて、ホウレン草の形がもらもら残っているのが良い感じです。
サーグうまーい(*´ω`)
パクチーが強めに効いていて、ホウレン草の味も残っています。辛さは控えめ。
ガーリックナンは、ガーリック感は控えめてバターがこってり。サーグがちょっとあっさり目なので、こってりしたナンがぴったりです。
・・・が、これはナンじゃなくてチャパティ(精製小麦粉ver)のような・・・めっちゃ薄っぺらくて中身が無い(;^ω^)
ケルビングローブ美術館に戻ってくると、メインホールでパイプオルガンが演奏されていました。
あんな巨大な楽器をほぼ1人で演奏するのは気分良いだろうなぁ~。
次は博物館エリアへ。動物の剥製の上に飛行機を飾るセンスがなんとも言えない。なぜそこに吊るしたんだ。
世界の人口密度の色分け。
こうやって見ると、日本の人口密度高いですね。北海道ですら世界と比べると高い方。
中世の甲冑エリア。
中国の甲冑。
日本の甲冑。
しかし、日本の甲冑の所に書かれている説明をよく見ると、
- 戦争の時代が終わっても、所有者は甲冑を所持し続けた⇒そうですね
- 甲冑は実際の戦闘で使われる事は無く⇒え?
- 主に行進やセレモニーの際に着用した⇒ちょっと待て
- それによって、彼は戦わなくても強く見えたのだ⇒???
なんだかツッコミどころ満載の説明です。戦国時代には実戦で使ってたけど、江戸時代の事を言ってるなら・・・まぁそうなのか?それなら行進って大名行列の事だろうか・・・。でも大名行列で殿様が甲冑着るのなんて聞いた事無いし、別に甲冑で威信を保ってたわけでも無いわなぁ。
江戸時代か、下手すると現代の話と、甲冑を使ってた頃の話が完全にごっちゃになってる気がします。確かに現代では祭りや伝統行事にしか使われませんからね。赤ペン先生になっちゃいますよボクが。博物館と言えど解説を鵜呑みにしてはいけないと言う事がよくわかりました。
なんやかやで、気付くと15時。また歩いて宿の方へ戻ります。
意外と違和感の無い、ビジネスマン風の原始人。
手に提げたビジネスカバンがよく似合っています。ちょっと毛深いサラリーマンがズボン履き忘れたらこんな感じになりそう。
午前中よりは混雑しているグラスゴー中心部。
グラスゴー大聖堂まで戻って来ました。
グラスゴー大聖堂は12世紀末の建築で、スコットランドの歴史的なイベントに度々使用された大聖堂だそうです。
中はかなり古そう。
間取りが複雑で、奥の部屋や半地下があります。
土産物屋にありそうな中学生が好きそうな剣。
重厚な雰囲気がナイスな大聖堂でした。
もう17時近いので宿に戻ろう・・・と思ったら、うっかり墓地に迷い込んでしまいました。
通り抜けられると思ったら通り抜けられない・・・。ぐるぐる歩いて大聖堂のあたりからようやく出られました。
明日もグラスゴー滞在なんですが、まだ予定を決めていません。今から探して、特に思いつかなければまたグラスゴー中心部で美術館や建築物めぐっても良いなぁと思います。ノートルダムが燃えてるのを見て、歴史的建造物はちゃんと見ておかないといけないなと思ってるところですし。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
>インド料理屋がありました。
|ω・`)
そんなに食べたいなら近所のインド料理屋に行ってくれば良いのでは・・・?(・・;