【イギリス】ブロードウェイタワーまでハイキング。羊だらけ(2019年4月10日)

はろー!

今回はイギリスのブロードウェイタワーに行って来ました!

 

ブロードウェイタワーとは

ブロードウェイタワー(Broadway Tower)は18世紀後半に建設され、今でもブロードウェイの丘に建っている塔の事です。

第二次世界大戦以前は、歴史家や芸術家など個人の所有者が隠れ家的に使ったりしていたようです。第二次世界大戦中~冷戦時には、王立の観測隊の拠点がタワーのすぐ近くに置かれ、イングランドの空を監視していたそうな。

今は観光客用に開放されており、コッツウォルズ地方の名所の1つになっています。

ボクがわざわざアクセスの悪いブロードウェイに来たのは、このタワーを見る為でした。



今朝は朝ラン。

 

ぼちぼち治験以前のタイムに近づいて来ています。ヨーロッパでは定期的に走りたいですねー。

 

シャワーを浴びて、宿の朝食タイム!良い宿なので朝食をめちゃくちゃ楽しみにしていました。

 

各テーブル。

 

共有スペース。

物が多いので把握が追い付かない!!!

このコーンフレークは治験の朝食に出て来たのとまったく一緒ですw

なお全然おいしくないコーンフレークなので、敢えて取ったりはしませんw

朝食が出て来ました。

なにこれおいしそう。胸がときめく(*´Д`)

トマト、スクランブルエッグ、ハッシュドポテト、ベーコン、きのこのバター焼き。

全部アツアツなんですよ。とりあえずトマトにかぶりついたらトマトまでアツアツで面くらいました。焼きトマトは想定外です。

ベーコンが厚くて満足なのと、意外にもきのこが美味しかったです。タンパク質もたっぷりで、走った後には嬉しいですね。あとトーストも食パン2枚分付いてきました。

いやぁ満足満足。温かい朝食って良いね

 

10時に外出してブロードウェイタワーへ向かいます。天気はいまいち。

 

あの、高い所にちょびっと見えているのがブロードウェイタワーです。

 

ブロードウェイの町中を通り抜けます。まだあんまり人がいない。

 

馬はいました

普通に車道を歩いていて、自転車の手信号みたいなジェスチャーをして右折して行きました。イギリスは騎馬警察なんかもいるくらいだから、車道を通行するにあたってのルールがちゃんとあるんですかね。

ブロードウェイの中心部を過ぎて、住宅地へ。

 

住宅地の途中に、唐突にブロードウェイタワー行きの案内板が立っているので、ここから小道に入ります。

 

妙に私道チックでドキドキしますね。

 

もう少し進むとゲートがあり・・・

 

ひつじ!?!?!?Σ(゜∀゜;)

 

「ブロードウェイへの道はこちら」って書かれていますが、柵の向こうはどう見ても羊の放牧エリアです。

セブン・シスターズに行く時も羊の放牧エリアの真横を通りましたが、まさかど真ん中を突っ切って行くとは・・・。農場とかって、観光客用でもない限り、部外者は病原菌を持ち込んだりするから絶対立入禁止と思ってたんですけど、イギリスは緩いんですかね。

意を決して、羊の間を歩いて行きます

どう見てもめっちゃ子育て時期なんですけど、本当にこんなに近くを歩いて良いんでしょうか。ハムスターとかだと子育て時期は気が立っているのでちょっかい出しちゃいけませんって言われませんか。

子羊はあんまり警戒心が無くて、こっちをガン見して来たり、近くまで寄って来たりします。これ容易に連れ去りが可能なのでは・・・?

ここの羊は、セブンシスターズの近くで見た白い羊とも黒い羊とも違うみたい。顔は白黒のまだら模様で、毛はあんまり縮れてなくてだらんと垂れ下がっています。

羊界では「私ストレート」って自慢できる毛ですね。

 

それにしても、どこが道なんだろう

 

時々道しるべが立っているので、これを目印にしながら歩きます。

 

ゲートの所に「犬が動物を怖がらせるかもしれないのでリードは付けて下さい」って表示があって、「羊の放牧エリアに犬連れて来る人なんかいるのか?」と思っていたら、いました

農場に一般人が入っても良いし、羊の中に犬を連れて来るのもありなのか・・・。なんか自分の常識がいろいろ覆されている気がします。

だいぶ登って来ました。

勾配がキツくなって来て、汗ばむくらいです。

人の声が聞こえるな~と思ったら、牧場の人が羊を追いかけまわしていました

あれは・・・出荷ですかねぇ・・・。子羊2匹と羊1匹を、2人で追いかけています。1人は40歳くらいの女性、もう1人は腰の曲がったおばあさんでした。

最終的に、おばあさんがレスリングみたく上から抱きかかえるように、大人の羊を抑え込んで確保。子羊2匹と一緒にトラックに載せて走って行きました。おばあさんパワフル!めちゃくちゃハードな仕事ですね(;´Д`)

 

到着!これがブロードウェイタワーです。

シンプル且つ非常にかっこよろしいデザインです。写真でこれを見て行きたい!と思いました。

かなり見晴らしが良い場所に建っています。

 

タワーに登るのは5ポンド(≒725円)でした。

 

丸い塔の部分に、狭い螺旋階段が設置されています。

 

途中階は展示室になっていて、歴代の所有者のコレクションや、戦時中の解説が展示されていました。

 

窓辺にはそれぞれ椅子が設置されていて、のんびり外を眺められるようになっています。

もちろん座ってのんびりしました。

屋上に到着。

タワーのてっぺんで標高350メートルくらいでした。宿の前が標高75メートルだったので、275メートルくらい登って来た事になります。ちょっとしたハイキング。

屋上からの景色。平野が一望できます。

これは確かに空の監視に適した場所ですねー。

最初はあんまり人がいなかったんですが、後からどんどん登って来るのが見えました。

 

塔の周りをぐるっとまわりながら再度撮影。

うーん、美しい塔だ。

帰りはまた羊の中を下って行きます。

羊に、広い空に、地平線まで続く緑の丘。この景色がイングランドなんだなぁ。

羊だらけ。

今日だけで一生分の羊の写真を撮った気がします。

 

12時半くらいにブロードウェイの町に戻って来ました。

昼過ぎからえらく天気が良くなったので、午後から行くのが正解だったかも。

昨日と同じカフェに行って、ビーフラザニア7.95ポンド(≒1,153円)をオーダー。

ビーフラザニア

サラダとバタートーストが付いてきました。

ラザニアうまーい(*´ω`)

ビーフラザニア

牛ひき肉ががっつり入っています。全体の量がちょっと物足りないけど。

 

高級そうなチョコレート屋を覗いてみました。

なんでもかんでも高いので、見るだけのつもりだったんですけど、

買ってしまいました。コーヒー豆をダークチョコレートでコーティングしたやつ。4.95ポンド(≒718円)。

700円のチョコ菓子ってなんぞw

コーヒー豆のダークチョコレートがけはこれ1つしか残っていませんでした。ミルクチョコレートのはいっぱいあったけど。

かなーり苦くて、こんがりローストされたコーヒー豆の食感が楽しい(*´ω`)

一気に食べてしまいそうだけど、もったいないので何回かに分けて食べようw

またブロードウェイの町を散歩。

 

左右にやたらと長い木。

あれ、どうやってあの形にしたんだろう。カベに這わせているとはいえ、自然にならないですよねあんなの。日本だとよく門の上の松の木をロープで引っ張ってるのを見かけますけど。

 

14時くらいには宿に戻り。天気がどんどん良くなるのが憎らしい(;^ω^)

 

さて、明日はブロードウェイからリバプールに移動します。快適な個室ともお別れ。また貧乏ドミトリー生活に戻ります。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. 沙門 より:

    美しい塔と 美しい牧場\(^o^)/

    マシュルームは美味しいですよね~
    大きいのはシイタケぐらいあるし
    食べ応えがありますね=スペイン
    ではマシュルーム専門Barがある
    ほど好かれている(。◠‿◠。)

    日本の道交法では軽車両にしっかりと分類
    されている牛馬ですから当然車道を歩くこ
    とに=手信号も一緒では?!

  2. wolt より:

    >>沙門さん
    え、マッシュルーム専門のバーなんかあるんですか!キノコ好きなので知ってたらスペイン滞在中に探して行ったのにw
    日本でその辺歩いてる馬なんて天理市でしか見たこと無いから、どうだったかなぁと言う感じです。

  3. 沙門 より:

    実はフランス人の道を三年に分けて歩いています
    今年が三回目で目的地までの残り250キロを来月
    歩きます( ´艸`) 年寄りは三回に分ける(/–)/

    マシュルーム専門のバーではなくバルです
    第一回の時はパンプローナとログローニョ
    で二カ所=三段重ねで小エビが傘のところ
    にちょんと乗っているタイプと横串刺し
    第二回はブルゴスで三軒のバルでそれぞれ
    違うマシュルーム=とはいえ重ねて串刺し
    にかわりなし 帰りのマドリードはマヨール
    広場のちょと裏?!ずばり MESON DEL
    CHAMPINON ここのは一個いっこに爪楊枝
    が二本刺さっている=このお店の看板に
    カタカナで「マシュルーム」と下手な字と
    いうか外国人の書いたとわかるシとツが...

    • wolt より:

      残り250kmと言うとレオンあたりからですかねー。山と緑が多くなって一番歩きがいのある区間ですよ。楽しんでらしてください。ボクの時はほとんど雨風雪で何も楽しくなかったですがw