ぼんじゅーる!
今回はフランスのマルセイユで街歩きしました!
黄金航路―マルセイユー
著作権元:株式会社アピリッツ出典:「黄金航路」「蒼海の武装商船」(いずれもサービス終了)
※黄金航路がよくわからない方は、こちらのページの真ん中あたりで説明していますのでご興味がありましたらご覧下さい。【リンク】はじめにご興味なければスルーして頂いても何ら支障はありません。
現在―マルセイユ
黄金航路には各国に拠点港と呼ばれる港があって、拠点港では自分の船を修理したりなんかが出来ました。マルセイユはフランスの拠点港でした。フランス所属のプレイヤーは初心者に優しかったなぁ。
朝はまた昨日のアンギラスの残り・・・あれ、パックが開かないな・・・。おっ開いた。
なんか違うところが開いたw
なるほど~トレイにビニルでフタをしてるんではなく、完全に独立したビニルパックをトレイに貼り付けてるんですね。謎の納得感。もっと普通に開いてほしかったですけど。
はい、今日はマルセイユの街歩きです。
特に見たいものがあるわけではないので、なんとなく歩きます。
歩道が広くて、
ラクガキが多い。
フランスと言うよりスペインの延長みたいな・・・。
そう言えば、歩いている人達がフランス北部とはかなり違います。パリなんかには、背がポーンと高くて、細くて、肌は真っ白で、細くて尖った鼻がドーンと目立ってるような、絵に描いたような白人がけっこういましたが、ここにはそんな人ほとんど歩いていません。
どちらかと言うと、肌は少し黒くて、背が低くてずんぐりむっくり、彫りは深くて毛も深いような人が目立ちます。中東系が多いんですかね。そう言えばマルセイユに来るバスの中でも「アッサラームアライクム」って電話に出てる乗客がいました。
港にやって来ました。
魚市場・・・と言うよりは、漁師がそのままテーブルとパラソルを出して露天商になってるような感じ。
すんげー鮮やかな緑色の魚がいる。
買い物客の中にイカがいる・・・(;・ω・)
魚市場を物色するイカとは、なかなかシュールです。
バルセロナもでしたけど、ここも船が密集しまくっています。
サン・ジャン砦(St. Jean Fort)とやらを見つけました。
周囲をぐるっと歩けます。
入場料は9.5ユーロ(≒1,182円)。
この通路にある5つの部屋では、それぞれサン・ジャン砦とマルセイユの歴史が、ビデオで解説されていました。
マルセイユは入り江のようになっている事から、天然の良港として紀元前から使われていたそうです。フェニキア人がはるばるレバノンからやって来てたりもしたみたい。
最初は岬の先端に教会を建てただけだったようですが、やはり海から外敵がやって来る事が多くて、教会を壁で囲み、物見櫓を造り、兵舎を造り、更に城壁を増やし・・・としているうちに、砦になっていったみたいです。
第二次世界大戦時はドイツ海軍からの砲撃も受けたみたい。
道路を挟んで向こう側にも建物があります。
今は道路になっていますが、昔は運河だったらしい。
しかし、史跡として残す一方で、屋上にレストランや憩いスポット、美術館などを造ったりしていて、どちらかと言うと有効活用する方向性みたいです。
チケットが共通なので、隣にある現代美術館にも入れます。
現代美術とか、個人のコレクションみたいなのが、企画展として展示されていまいた。
昔々地中海を渡った船の模型。
よくこんなんで渡ったな。地中海なんてほとんど外海みたいに荒れるのに。
昔のボーリングのピンとボール。最初はどっちも木だったんですな。
ぼちぼち楽しめました。
マルセイユ大聖堂。
この後は適当にぶらぶら。
この辺はラクガキが多い・・・と言うか、人間の手の届く壁はほとんどラクガキされてると言っても良いくらい。
人も中東っぽいですが、建物もどことなく中東っぽさがあります。
逆に、エジプトのアレクサンドリアなんかはヨーロッパっぽかったですし、地中海沿岸っておもしろいですね。
唐突にフランスの街に戻って来ました。
もう13時なので、そろそろ宿の方に向かいつつ何か食べよ~と、手ごろな店を探しましたが・・・
ケバブ屋とピザ屋とハンバーガー屋と飲み物屋(バーではなく本当に飲み物オンリーの店)が交互に出て来ますが、食事ができそうなバーやレストランがなかなか見つかりません。ファストフード店だらけな所まで完全に中東です。
今日が実質フランス滞在最終日なので、ピザやケバブはちょっとなぁ・・・。と粘り強く探して、ようやく手頃なレストランを見つけました。
メニューの中に、ひそかに気になっていたアレを発見。
“Magret de canard”プレート。16ユーロ(≒1,990円)。
説明しよう!”Magret de canard”とは、フォアグラ用に育てられた鴨の肉の事なのだ!フォアグラがフランスの名物なら、もちろんその肉もフランス名物。スーパーとかにも売られているらしいです。先日フォアグラを食べたので、その鴨肉もどんな物かなぁと興味があったのです。
写真撮る角度がいまいちで伝わりにくいかもしれませんが、かなり巨大な肉です。何グラムと言われると見当つきませんけど、レストランでステーキ頼んだってこの大きさは出て来ません。あとポテトの量がおかしい。パーティ用みたいな量が出て来ました。
最初、「肉がなんか二重に重なってる?」と思ったら、切ってみたら肉の層と脂の層でした。
全体の厚みの1/3くらいが脂wwwww
切るために押さえつけると、どんどん脂が染み出してきます。すげぇなこれ。さすがフォアグラが出来るくらいの鴨だわ・・・(;・`Д・)
お味はと言うと、見た目よりははるかに食べやすい。いえ、脂を食べてる事には変わりないんですけど、牛や豚の脂身がこの量あったら多分食べられませんが、なぜか意外と食べやすい。普通の肉の部分はけっこう淡白ですし。
それにしても、脂(鴨肉)の横に油(ポテト)。炭水化物in炭水化物の組合せにはアフリカで慣れましたが、これはまさに脂by脂。皿の上が脂だらけです。最初はおいしかったんですが、残り半分を切ったあたりから全然入らなくなって来ました。
しかし、フォアグラを取るためにこんななった鴨の肉。残すわけにはいきません。ポテトも肉もきっちり完食。
ふぅ、久しぶりの1人フードファイトでした(「;-ω-)ゲフー
ボクが「フランスのレストランは量が少ない」とうるさいもんだから、最後にマルセイユが一撃食らわせに来たみたいです。
会計を済ませてレストランから外に出ると、あれ、なんか騒がしい・・・
話題の黄色ベストーーーーー(;゙゚’ω゚’):ヒィィィ
黄色ベストのデモに出くわしてしまいました。そんなん聞いてない。
パリの黄色ベストと違って、マルセイユの黄色ベストは普通のデモみたいです。
動画もどうぞ。
観測者が純粋な観測者になれない事を思い知らされる動画です。まさか1分足らずの間に2回も声をかけられるとはw
それにしても、ボクは各地でデモに遭遇し過ぎな気がします。どちらかと言うと会いたくないんですけどね。
小さい子供もいる。
特に政治的主張とか持ってないだろう子供をデモに参加させるのってどうなの?って思います。
レバノンで出くわしたデモよりは短かかったです。最後尾はパトカーがぞろぞろ付いていました。
毎週土曜日に、黄色ベストの為に駆り出される警察も迷惑だろうなぁ。もう確か毎週土曜日やってて12週目だったか13週目だかですよ。
さて、明日はフランスを出て、イタリアのジェノバに移動します。早朝のバスで出て昼には着く予定。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
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