【フランス】パリからポントルソンに移動!まさかの雪の影響…(2019年1月30日)

ぼんじゅーる!

今回はフランスのパリからポントルソンへ鉄道で移動しました!

 

本日の移動。直線距離だと250kmくらいですが、大回りしたのでもっと長いと思います。

パリからポントルソン



朝は日清のカップヌードルを食べてみました。

カップヌードル『テリヤキ』。照り焼き味のラーメンなんて無いだろ!!ちゃんと媚びない日本の味を推して行こうぜ日清!

具は・・・なんかピロピロした干しシイタケみたいなのとかが入っていました。

具がしょぼい・・・なんだこの微妙な健康志向。エビとか謎肉とかがおいしいんじゃん!

 

8時半に宿を出ると、

雪!雪がちょっと積もってる!!Σ(‘ω’ノ)ノ

パリは滅多に雪降らないって先日聞いたばかりなんですけど、ボク1週間のパリ滞在中に2回も雪を見ています。我寒波と共に来たりぃー٩( ‘ω’ )و

 

メトロに乗って、サン・ラザレ駅(Gare St Lazare)にやって来ました。

実は昨日の時点で、ポントルソンまでの鉄道のe-チケットを購入しています。ヨーロッパでは文明の利器を使いこなしますよフフン。

ボクの乗る便は・・・あったあった。10時7分の便

・・・あれ?なんでこの画面に7時台の列車がまだ表示されてるの?(現在9時15分)

到着便のディスプレイを見ると・・・

なんと、朝到着予定の列車が1台も到着していなくて、黄色い字で「3時間遅れ」「2時間遅れ」と書かれています。一番上部の便なんて「retard indetermin(予想できんくらい遅れる)」です。なにこれヤベェ

改札の前まで行くと、更に「ご案内」みたいなディスプレイがあって、文章はフランス語でしたが全文グーグル翻訳に入力してみたところ、「昨夜から今朝にかけての雪で、線路上でいろんなトラブルが起きました。列車遅れます。各々の状況に応じて対応します」みたいな事が書かれていました。

10時くらいになると、ボクの乗る予定の便にも「1時間遅れ」の表示が付きました。

 

待つ事自体はアフリカで慣れてしまったので構わないんですが、座って待つには建物内が寒い。仕方ないので駅から繋がっているショッピングモールを無駄に歩き回ります。

隅から隅まで全フロア歩いても10分で回り終えてしまいました・・・。

ていうか、列車が全然到着していないのに、1時間遅れで済むんですかね。到着しなかったら列車の車体自体が不足するんじゃないの?

と言う事をいろいろ考えていると、もしかして今日中に列車まともに走らないんじゃないか・・・と思えてきてしまいましたが、既にe-チケットの47.2ユーロ(≒5,880円)を払ってしまっています。返金してもらってバスを探した方が早いんでは・・・?いやでもバスがいつどこから出てるかを先に調べないと・・・。

などとグルグル考えていると、10時45分くらいに列車に乗れました

ろくに列車到着してないのに、この車体どうしたんだ!?Σ(‘ω’ノ)ノ

アフリカなら前の便が到着するまで車体が無いから絶対に乗れない事案ですけど、フランスくらいにもなると多少予備を持ってたりするんでしょうか。他の路線のをまわしてくるとか?謎です。

 

座席はガラガラ。もともとガラガラの路線なのか、遅延で予約キャンセルが増えたのか。

列車は1時間10分くらい遅れて11時15分ごろに出発。とりあえず出発してほっとしました

田舎の風景が続きます。フランスの田舎って未だに中世の絵画のような雰囲気が残っていますね。

 

列車のエアコン吹き出し口の横に、変なキャラを発見しました。

表示の意図も、なんのキャラかもわからないし、全然かわいくない・・・。誰かのイタズラかとも思いましたが、きっちり等間隔で車両内の端から端まで貼られていたので、鉄道会社の公認キャラだと思います。

 

2時間半ほどで、乗り換えのカーン(Caen)駅に到着。

確かに途中、雪が積もっている区間はありましたが、雪国を見慣れていないボクですら「え、このレベル?」と思うような積もり具合でした。フランスの鉄道はよっぽど雪に弱いみたいです。

 

時刻は13時50分。乗り換え便は12時13分発だったはずなので、とっくに出てしまっています

駅員に相談しに行くと、ボクとまったく同じ状況の、茶色いコートを着た初老のおじいさんがいました。

どうやら直近でポントルソンへ行く便が無いようなので、違う路線でサン・ルーと言う駅まで行き、そこから鉄道会社の手配したタクシーに乗ってポントルソンに行く事を提案されました。もちろんそれでOKです。対応の柔軟さと迅速さに惚れそうです

 

茶色コートのおじいさんと一緒に、指示された列車に乗車。駅員からランチボックスみたいなのを持たされました

お詫び用と言うより、本来は駅員の非常食用じゃないかな。でもまぁ食べ物はうれしいよね。

中身は保存食のようなお菓子など。

 

あとミニパスタ。

冷たいのでいまいち。

 

サン・ルー駅には1時間ほどで到着。同じ列車から、ボクら2人と同じタクシーに乗る乗客も4人降りて来ました。駅員に案内されて6人でタクシーに乗り込みます。

しかし、1人1つスーツケースを持っているので全部積み込むのが至難の業でした。こういう時にボクのザックが大きくて申し訳ない気持ちになります。タクシーのドライバーからは「パラシュートでも入ってるのかい?」とからかわれました(;^ω^)

荷物積むのに時間がかかりましたが、最終的に人も荷物も全部積み込んで出発。

 

他の乗客はかなり年齢層が高かったですが、雰囲気はかなり陽気でした。タクシードライバーのジョークが上手いのか、それとも乗客の笑いの沸点が低いのか、タクシードライバーが何か言うたびに車内は“551のぶたまんがある時”状態になっていました。※関西のCMネタですみません。

 

陽気な乗客たちと茶色コートのおじいさんは、次々とボクより手前の町で降りて行き、乗客はボク1人が残りました

ドライバーが指さす方向を見ると、モンサンミッシェルが見えました。まだ10kmくらい距離があるはずなんですけど、かなりハッキリと見えます。

 

16時45分、モンサンミッシェルから10km離れた町ポントルソンに到着!

本来は14時40分到着だったはずなので2時間遅れですが、到着しただけでもありがたいです。あんなにダイヤがくっちゃくちゃだったのに、よく2時間の遅れで着いたと思います。こういう対応力が先進国ですよね。

予約していた宿にチェックイン。

めっちゃ良い宿でしょう。良い宿なんです。1泊42ユーロ(≒5,232円)です

やっぱりモンサンミッシェル付近のホテルは高く、島内や徒歩圏内は更に高級だし、他方で、隣町や隣の隣の町まで行くと22ユーロくらいの宿があるものの今度はモンサンミッシェルまでのバスが片道12ユーロもかかるなどしたので、間を取ってほどほどの距離と値段の宿にしました。

 

14時くらいに変な軽食を食べてしまったけど、小腹は空いたので、小さいレトルト食品を買ってきました。2.57ユーロ(≒320円)。

パッケージからしてラザニアみたいなのを想像してたんですけど、ひき肉にマッシュポテトがのった食べ物でした。

ポントルソンのパン屋で買ったメレンゲお菓子。1.5ユーロ(≒187円)。

アルメニアあたりで食べた覚えがあります。もっと小さかったですけど。フランスのお菓子だったんですね。めちゃくちゃ軽くてサクサクした甘いお菓子です。

 

さて、明日はもちろんモンサンミッシェルに行きます!では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. baum より:

    列車の変なキャラ…
    私は[ケータイはお静かに!]または[電源を切って下さい❗️]と
    解読しましたが如何?
    昔のガラケーは短いアンテナ付いてましたから。
    もっと前は10㎝位のアンテナを本体から引っ張り出して通話してました。
    平成の進化は改めて凄いなo(^_^)o

  2. wolt より:

    >>baumさん
    確かに20年前くらいのケータイみたいな形をしてるようにも見えますw
    だいぶ察する力が求められるイラストです。フランス人はわかってるのかなぁ(^^;