【レバノン】ブシャリ町歩き。冬のカディーシャ渓谷はちと厳しい(2019年1月17日)

あっさらーむあらいくむ!

今回はレバノンのブシャリの町を歩きました!

 

昨夜は22時を見ずに寝たのに、朝起きると8時を過ぎていました。10時間も寝ちゃった!

慣れない雪の中を小一時間うろついてだいぶ消耗したみたいです。雪国にお住いの皆さんはどうぞ嘲笑って下さい。いやもう雪国の人すごいですよねマジで。

朝は、昨日の残りのチーズ&ピタパン。写真無い。

 

さて、何故わざわざこんなに雪深い町に来たかと言うと、ブシャリ付近はカディーシャ渓谷と呼ばれていて、この景観そのものが世界遺産なんですよ。その名も『カディーシャ渓谷と神の杉の森』。ロマンが特盛りなネーミングで最早長編ファンタジー小説のタイトルです。三部作くらいのやつ。

“神の杉”ってのは、カディーシャ渓谷に生えているレバノン杉の事。木材として非常に質が良い事から、古代エジプトやメソポタミアでも建材等に利用されていました。フェニキア人はレバノン杉で造ったガレー船で地中海を縦横無尽に駆け回ったと言われています。

この世界遺産名に魅かれてブシャリにやって来たんですけど、カディーシャ渓谷が見渡せる場所も、レバノン杉が生えている場所も、ブシャリの町から更に登った所にあるのです。登山道を6kmほど。こんな雪の中登れるわけないやろがい!昨日宿まで時速1.5kmでしか歩けませんでしたから。6kmなんて無理です。それに登っても真っ白で何も見えなそうですし

晴れたらワンチャンあるかな~と思って、朝からチラチラと外を眺めていたのですが、雲は厚く、晴れる気配が無いまま11時になりました

 

・・・はい、ここはね、もう気持ちを切り替えて行きましょう。ぷらぷらっと町歩きして、あとは宿でぬくぬくと過ごしましょう。幸い宿のWi-Fiはそこそこ使える速度ですし。

正直、ちょっと舐めてましたよね。行けばどうにかなるかなって。こんなに豪雪地帯とは思いませんでした。

建物が古いので、日本のどこかの温泉郷みたいな雰囲気。

 

本当に小さい町なんですが、ブシャリ出身の有名な画家がいて、そのミュージアムがあるらしいんですよ。その画家の名前は聞いた事もありませんが、これも何かの縁です。他に行く所も無いので、行ってみる事に。

大通りは除雪されているので、比較的歩きやすいです。

美術館は左の道

確かにかろうじて轍がありますけど・・・。これ道???分かれ道に気付かなくて1回通り過ぎました。

ここで引き返しても仕方ないので、ゆっくり登って行きます。昨年の冬カミーノを思い出しますね。

雪が降る割に意外と気温が高い(最低-3℃~最高3℃くらい)ので雪がベッチャベチャで、雪の上を歩くと言うより氷水に足を突っ込んでる状態なのも、冬カミーノそっくりです。

ジブラン・ミュージアム(Gibran Museum)に到着しました。

ジブラン・ミュージアム

ハリール・ジブランと言う人を記念して造られたみたい。

ミュージアムの建物は、背後の岩と一体化しているような、境界がよく分からない感じになっています。

 

また雪がパラついて来たので、到着して一息・・・

 

・・・・・・あれ、(ガチャガチャ)

閉まっとるやないかぃぃぃヾ(`Д´)ノ”ウワァァァン

入口のドア及び見えている窓を片っ端からノックして回りましたが、誰も出て来ません。マジで閉まってるようです。ジブランさんとはご縁が無かったんですね。

まぁあれですよ、ここから見えるブシャリの町の景色もなかなか良いと聞・・・

真っ白やないかいぃぃぃヾ(`Д´)ノ”ウワァァァン

天気も心も荒んできた所へ、ふわふわしたネコがやって来ました。

目が怖いけど、しばらく遊んでくれました。

ネコと遊んでいる間に、雪はやみました。

さて戻るか・・・(ヽ´ω`)

ミュージアムの玄関周囲は手入れされているようなので、冬季ずっと閉まってるわけでは無いと思うんですけどね。なんで閉まってたんでしょう。

 

さっきのミュージアムからの遠景で、一番目立っていた教会にやって来ました。

ここがブシャリの町の中心みたいです。昨日は気付きませんでしたが、ミニバスからおろされたのも教会の前でした。

教会周りには大きめの商店がいくつかあるので、ここで買い物を済ませました。さて飯食って帰ろう

 

また昨日の食堂に来ました。グーグルマップに載ってないんですが、Saj Marounと言う名前でこの辺にあります。

 

ちゃんとしたものが食べたくて、一番高い物を頼んでみました。10,000ポンド(≒723円)。

ただのスクランブルエッグと生野菜かよ!!!!(|||´Д`)そ

スクランブルエッグには、ものすごく微かにマトンの細切れが入っています。肉を噛んでる感じはまったくしないのに羊臭い

あと、またトマトが丸1個分付いて来ていますね。そう言えば今朝、他の宿泊客が宿の有料朝食を頼んでいて、パンやクリームチーズと一緒にトマトが丸1個出されて無言で困惑しているのを見かけたばかりです。この辺の方は毎食トマトを1個食す習慣でもあるんですかね

食事の内容は不満の残るものでしたが、目の前で焼いたばかりのクレープみたいなパンを出してくれるのが嬉しいです。て言うか、このパンが目当てでこの店に再訪したんです。

町中の商店にはほぼ必ずこの店のパンが置かれていました。ブシャリの食卓を担うパン屋兼食堂のようです。明日の朝用に2枚テイクアウトしました。

 

宿の周囲は除雪されていないので雪で埋まっています。シャッター速度を変え損ねていて、思いっきり白飛びした写真になりました。

 

おやつにめっちゃ塩まみれのピスタチオを食べました。

ピスタチオ自体がけっこうおいしい(と思う)ので、こんなに塩でガリガリにしなくても良いのになぁ。

 

と言う事で、雪の中を靴びしょびしょになりながら歩いただけでした。冬のカディーシャ渓谷はちと厳しいと言う事がわかりました。歩いてる途中からポケモンアニメの主題歌の「いつもいつでも 上手く行くなんて 保証はどこにも無いけど」って歌詞がリフレインし出すくらい空振り続きのブシャリでした。

さて、カディーシャ渓谷はきっぱりあきらめて、明日は山から下りてトリポリに移動します。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

 

 

 

コメント一覧

  1. Yukie より:

    ハリール・ジブランは詩人だと思っていましたが、画家でもあったんですね。Wikipediaによりますと、シェイクスピア、老子に次いで世界で三番目に売れている詩人だそうです。それにしても雪がすごいですね。

  2. wolt より:

    >>Yukieさん
    詩人として有名なんですね!全然知らなくてお恥ずかしい(^^;
    それにしても、老子が世界で2番目に売れてる事の方にびっくりしました。

  3. baum より:

    地名からは豪雪地帯なんて想像出来ず…
    やっぱ下調べせなアカンね!
    世界遺産の景色見てみたかったけど、
    しぁあないですね!縁が無かったと言う事で…

  4. wolt より:

    >>baumさん
    真冬にレバノンに行った日本人のブログとかありませんからね・・・下調べでこの豪雪は読めませんでしたw
    縁が無かったと思いきや・・・!?
    次回の日記にこうご期待!w

  5. ログボ より:

    m9(`・ω・´)埋もれてしまえ

  6. wolt より:

    >>ログボさん
    翌日は膝まで埋まりましたw
    でも良い景色見れたもんねっ(`・ω・´)

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