あっさらーむあらいくむ!
今回はレバノンのベイルートをひたすら街歩き&鳩の岩を見に行きました!
黄金航路―ベイルート
著作権元:株式会社アピリッツ出典:「黄金航路」「蒼海の武装商船」(いずれもサービス終了)
※黄金航路がよくわからない方は、こちらのページの真ん中あたりで説明していますのでご興味がありましたらご覧下さい。【リンク】はじめにご興味なければスルーして頂いても何ら支障はありません。
現在―ベイルート
黄金航路でのベイルートの思い出は・・・特に無いです。歴史的には重要な町ですけど、ゲーム的には地味な町だった気がします。
夜中に1度、早朝に1度起こされました。蚊に。なんで冬に蚊がいるねん!ヾ(`皿´)ノ”ムキィ
外は相変わらず豪雨の音が・・・。ベイルートの1月の降水量は、東京の6月と同じくらい。要するに今のベイルートは日本の梅雨と同じくらい雨が降るって事です。ナンテコッタイ/(^o^)\
鬱々としつつ、とりあえず8時前くらいに朝飯を買いに外出。雨は小雨になっていました。
実は、昨日のニンニク魚サンドを買った時に、ずぶ濡れのボクを見かねた店主さんが傘を貸してくれていたので、傘を返しに来て、ついでに朝飯もまたサンドイッチを頼む事にしました。
ハム&チーズサンド。5,000ポンド(≒360円)。
ハムとチーズだけで5,000ポンドかぁ・・・と思っていたら、キュウリやトマト、塩漬けオリーブまでゴロゴロと入った、リッチなサンドイッチでした。値段は高いが満足度も高い。
今日雨やまなかったらどうしよー・・・と思いながらのらくらサンドイッチを食べて、店の外に出たら、なんと晴れ間が見えていました。嬉しくなってそのままダウンタウンへGO!
え・・・これダウンタウン・・・・・・えぇ?ダウンタウンって「下町」ですよね???
なんだか一足先にヨーロッパに来ちゃった感があります。「中東のパリ」の通り名は伊達じゃなかったようです。
勢いで出て来てしまいましたが、時刻はまだ8時半。店も何も開いていないので、とりあえずうろうろ歩きます。
雨に濡れた路面も意外と良い。
ダウンタウンはキレイな建物ばかりではなく、時々古い建物も混じっています。
レバノンは1975年から1990年にかけて内戦が続いていたので、古い建物をよく見ると、壁に銃弾などによってあいた穴が見られます。
海沿いをてくてく。
ここから2kmほど、広い遊歩道が整備されていました。
遊歩道の禁止事項。
バイク通行禁止、飲食禁止、居座り禁止、シーシャ禁止。歩きタバコ禁止はよくあるけど、シーシャ禁止はさすがw
ついでなので、ベイルートの西端にある鳩の岩を目指して歩く事に。
にゃーん。
パリみたいな街並みはダウンタウン周辺だけで、ちょっと西の方に来ると、エジプトを思い出す中東の街並みになりました。
途中でスーパーを見かけたので入ってみると、物価の高いこと高いこと。
一番びっくりしたのがお菓子で、食べ切りサイズのチョコバーが3,000~6,500ポンド(≒216~468円)もしました。
6,500ポンド(≒468円)の食べ切りサイズのお菓子って誰が買うの?(;^ω^)
手ぶらで出るのもアレな感じだったので、2,000ポンド(≒144円)のカシューナッツを買いました。
加工品の中でも、ナッツ系のお菓子はまだ正常な値段でした。
宿を出てから5kmほどで、鳩の岩に到着。
正式名称はRaouche Rocks。鳩の岩(Pegion Rock)は通称みたい。
この岩は、ギリシャ神話の英雄ペルセウスが、エチオピア王女アンドロメダを救う際に闘った海の怪物の残骸が岩になったと言われているそうです。
行く所が無くてなんとなく来てしまいましたが、思ったより良い景色でした。周りにはカフェがいっぱいあるので、のんびりコーヒー飲んでも良いかも。
往きは海沿いに歩いて来たので、今度は街中を突っ切って帰ります。
やっぱりベイルートの西側は古い建物が多いです。HAMRAと言う地区にはローカル食堂もぼちぼちあったので、どちらかと言うとこの辺の方が「ダウンタウン」って感じがします。
なぜか東アジアなラクガキ。
このHAMRA地区、アウトレットの洋服屋やスポーツ用品屋がパラパラあったので、物価調査の為に何軒か入ってみました。
輸入品はやっぱり高いんですが、おそらく国内産の洋服なんかはかなり安く、安売りされてるジーパンなんて7,000ポンド(≒504円)からあって目を疑いました。7,000ポンドってさっきのスーパーにあったチョコバーと変わらんじゃん。
レバノン人の収入ってどうなってるんでしょうね・・・。見た所、ホームレスの類はいないようですけど。
またダウンタウンに戻って来ました。
ベイルート・スークと言うショッピングモールに入ってみました。
中東っぽさと近代感が上手い事ミックスされたショッピングモールです。最近どこの国でもイオンモールみたいなショッピングセンターが建っているので、こういう個性のあるショッピングモールは良いですね。センスある。
I Love Beirut!
ベイルートの綴りが、BeirutだったりBeyroutだったりと場所によってバラバラで、どっちが正式名称なのかがイマイチわかりません。空港の略称はBEYなんですけどね。
月曜日だと言うのに人通りが少ない。
ベイルートで一番大きいモスク。観光客でも中に入れると聞いて来たんですけど、ちょうどお昼をまわってアザーンが流れ始めました。お祈りタイムです。お祈りタイムに入れるかどうかはわかりませんが、入れたとしても入りたくないです。気まずいので。
そう言えば今朝はズルズルと出て来たせいでカメラの交換レンズも持って来ていないので、モスクは後日改めて来る事に。
ベイルートで一番大きいモスクの隣には、ベイルートで一番大きい教会が建っています。
こんなに大きなモスクと教会が仲良く隣接しているなんて、なかなか無いのでは・・・?なんだかお互い受入れ合っている感じがして良いですね。
モスクの近くでSIMカード購入。
レバノンのSIMは、Touchと言う会社と、Alfaと言う会社の2択のようです。Alfaの方が安いっぽいので、ボクはAlfaにしました。
SIMカード+1.5GB(7日間)で20,500ポンド(≒1,477円)でした。内SIMカードが5,000ポンドだったかな。どうしてもエジプトと比べてしまって、値段の高さにテンションが下がります。
ダウンタウンを抜けて、REMEILって地域に来ました。飯を探しに。
通りの入り口に「古い街並み」みたいな事が書かれている看板が立っていたので、ローカル食堂に期待したのですが、ローカル食堂はまったく無くて、イタリアンやメキシコ料理屋、日本食屋も3軒と、行けども行けども外国のレストランばっかりが並んでいました。
お、ここ新しめだけど、雰囲気がローカル食堂っぽくない?
「魚のタヒーナソース」とやらをオーダー。8,500ポンド(≒612円)。
って、また軽食系かい(|||´Д`)そ
サンドイッチと言うか、薄いパンでグルグル巻くやつ。このお店は巻くやつ専門店みたいです。看板がアラビア語なんだから分かりませんよそんなの。
でも、中身の「魚のタヒーナソース」がめちゃくちゃ美味しい。蒸した白身魚をほぐしてタヒーナと混ぜた感じ。タヒーナはエジプトでよく食べてた胡麻ソースですけど、ここのタヒーナは白身魚と相まってタルタルソースみたいな感じでした。
で、巻いた後、ホットサンドみたくプレスしているので、外側がパリッパリなんですよ。めっちゃおいしい。やっぱり値段がすごいけど。
なんだか軽食っぽくて物足りなかったので、近くのスーパーでお菓子を買いました。イングリッシュ・ケーキ750ポンド(≒54円)。
絶対イングリッシュじゃなくてレバノン製だよね、値段的に。それにケーキじゃなくてクッキーだし。
クッキーの中にデーツの餡が入っていました。
イギリス行った事無いけど、これはイギリスの味じゃない気がするw
あんまり何もしてませんが、10km以上は歩きました。とりあえずレバノンってこんな感じなんだな~って把握した日でした。何も考えずに買い物するととんでもなく出費しそうな事がわかりました。
安い食品を扱うスーパーとかがあんまり無いので、むしろヨーロッパよりも高い滞在費になりそう。
明日は日帰りでバールベックと言う世界遺産に行ってみようと思います。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
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