【エチオピア】アディスアベバでエチオピア料理”キトフォ”を食す!(2018年12月15日)

でなね!

今回はアディスアベバ最終日!気になるあのエチオピア料理”キトフォ”に挑戦しました!

 



午前中は、辛うじてたまに繋がるレベルのWi-Fiでブログ更新。

共有スペースにちょくちょく姿を見せる鳥さんがかわいかったので写真に撮りたかったんですが、全然こっちを向いてくれませんでした。

 

さて、今日は意を決してあのエチオピア料理を食べるのだ!ヘイ!宿のスタッフさん!キトフォが食べられる店はこの近くにあるかい!?

宿のスタッフ「ピアッサでキトフォを食べるならナホミヤだよ!」

ナホミヤってのは店の名前らしい。口頭でだいたいの場所を教えてもらって、人に尋ねながら店を探す事にしました。

 

ナホミヤの場所はだいたいこの辺。もう数メートル北西方向かも。ピン差してるホテルは関係無いです。

エチオピア文字の看板しか出ていなくて全然わからず、2回行ったり来たりしました。

ナホミヤ前の通り。

 

この看板を通り過ぎたら行き過ぎ。この看板の直前がナホミヤ。

 

ナホミヤにはちゃんと英語表記のメニューがありましたが、値段がどれも高い!周りの客層からしてかなり高級店のよう。良いんだ、ここは最終日だから贅沢するんだ!

キトフォ(Ketfo)260ブル(≒1,041円)。

キトフォ

キトフォは、エチオピアの生肉料理の1つです!

キトフォはヤギの生肉をスパイスや調味料と一緒にミンチした物。エチオピアの生肉料理は種類があって、中には生肉ぶつ切りそのまんまみたいなのもあるんですが、あれこれ見ていてキトフォはユッケみたいで食べやすいかなって事で、キトフォに目星を付けていました。

キトフォ

それにしてもやっぱり多いですな。飲み屋で出て来るユッケの20人前くらいあるんじゃなかろうか。

これもしかして2人以上で囲むメニューなのかなと思って周囲を見ましたが、大皿は確かに1テーブルで共有でもキトフォは1人1皿頼んでいました。良い年齢のパリッとしたスーツの男性に連れられたうら若い女性(関係が気になる)も生肉1皿をもりもり食べていました。ワイルド。ではとりあえずいただきまーす。

キトフォは・・・生温かい!?(´・ω・`)

冷たいかと思いきや、生温かいです。キトフォは、肉を落としながらその場でミンチにして提供すると言う、これ以上無くフレッシュな生肉。たった今切り落とした所だから冷蔵なんかしちゃいないのです。

店によってはキトフォはめちゃくちゃ辛いらしいんですが、ここのキトフォはほどほどのスパイシーさ。と言っても食べていると時間差で少しヒリヒリしますけど。

また気になるのがこの付け合わせ。

左のは青菜を煮込んで塩で漬けた物って感じ。右の白茶色っぽいのは・・・・・・・これは・・・・・・間違いない、ぬか床!

一人暮らししている頃に何故かぬか漬けにハマった事がありまして、自分でぬか床作っていろいろ漬けていたんですが、ぬか床の調子を見る為に、時々ぬか床そのものを味見するんですね。まさにそれと全く同じ味がします。

エチオピアで米はあまり見かけないので、もしかしたらテフとか違う穀物の外皮とかかもしれませんが、発酵させている菌は間違いなく同じ物だと思います。めっちゃびっくりしました。

思わぬ場所でのぬか床の味に一瞬テンションが上がりましたが、ちょっと待てぬか床は食べ物じゃねぇ(|||´Д`)

懐かしい味のぬか床もやっぱり量が多いので、後半しんどかったです。

 

あとインジェラの下に敷かれている茶色い板。これも食べ物でした。

お味は、臭いも味も強いチーズみたいな。かなり塩辛い。

すごいですね、インジェラ、ぬか床(勝手に呼んでる)、板状のチーズ、発酵食品のオンパレードです。ボクは発酵食品は好きなのですが、なにぶんどれも量が多過ぎるのがツラい

これら発酵食品でキトフォを食べるのが伝統的なエチオピア料理なんでしょうね。高級店ですから

がんばってキトフォやインジェラは完食しましたが、ぬか床少量と板チーズ1枚は残してしまいました。腹具合的にはまだ少し余裕があったんですが、発酵食品を食べるのがもう限界でした。これ以上発酵食品を食べるとボクが発酵し始める

 

なお、キトフォはお好みでレア・ミディアム・クック(完全に炒める)の3種類から選ぶ事ができました。ボクはせっかくなのでレアを頼んだし、ほぼ満席の店内の客はほとんどレアを食べているようでしたが、1組だけクックを食べていました。クックはボクがエチオピア入国初日に食べてたひき肉炒めでした。と言う事は、あの時の店でも頼めばレアのキトフォを食べられたのかな。

 

警備員に「店の外観撮って良い?」と聞いたら、「あなた方を撮って良い?」だと思ったようで、かぶっていなかった帽子をかぶり、襟を直し、良い笑顔で写真に収まってくれた警備員2人+α。

右の1人はたまたまボクがカメラ構えた時に店から出て来たお客さんですが、なぜか通り過ぎずに立ち止まってキリッとした顔をキメてくれました

ボクは他の旅行者への情報として店の外観写真が撮りたかったんですが・・・これじゃよく分らんですね。仕方ないのでナホミヤに行きたい旅行者の方はがんばって聞き込みで探して下さい。

安食堂だとこの半額くらいでキトフォ食べられると思いますが、生肉はちょっと怖いなーと思う方にはオススメのお店でした。

 

その後はKaldiカフェでケーキとマキアート。あわせて53ブル(≒212円)

この店のコーヒーは比較的飲みやすかったです。

そしてトモカカフェにはしご。

今日は外国人多めだけど、いつ覗いても客で溢れかえっている店です。

こちらでもマキアート。16ブル(≒64円)

マキアートの泡部分で少しマイルドになってるけど、やっぱりガツンと強烈なお味(;´∀`)

トモカカフェのエチオピアコーヒーの味は、ボクの好みとはちょっと違うけど、何年経っても忘れそうにない味です。東京のトモカカフェにも行ってみたいなぁ。

 

その後は大きめの商店に行って、滞在中に食べておいしかったエチオピアのお菓子を買い溜め。

空港で乗り継ぎ待ちの時に食べる用のやつです。

 

夕方までもう少し作業して、でもWi-Fiがほとんど繋がらなくなってダナキル4日目の日記はアップできませんでした。

17時を過ぎた所で宿の人にタクシーを呼んでもらいました。

ぼく「空港まで200ブル(≒800円)?」

ドライバー「空港は250ブルだ」

ぼく「さっき宿のスタッフから200って聞いたよ」

ドライバー「でも250ブルだ」

ぼく「うーん、それじゃミニバスで行く。ありがとうバイバイ。」

ドライバー「待て待て待て

「ミニバスで行く」⇒「まぁ待て」の茶番を3回繰り返した所で、あっちが折れてくれました。

 

と言う事で贅沢日な本日は、タクシーで楽々アディスアベバの空港に到着。

 

ショボい空港を予想していたら、工事中ではあるもののそこそこ大きくて綺麗な空港です。フリーWi-Fiも飛んでるし(遅いけど)。

 

写真左下はマナーのなっていないヨーロピアン様です。ヨーロッパ出身かどうか知らんけど。土足の足を椅子やら机やらに平気であげる人、割とよくいます。

 

柱にはあちこち、エチオピアの名所の写真が印刷されていました。さてこれはどこでしょう

そう、あのダナキルツアーの1晩目のエルタアレ火山です。マグマめっちゃショボくて煙たかった所。ちょっと昔はこのくらい近くに見えてたようです。

 

さて、まだ時刻は18時ですが、チェックインは深夜1時。7時間もあります。

時間もある事ですし、空港でザックをひきずってる時にザックカバーが30cmくらい裂けたので、裁縫でもしましょうか。

もうね、布が弱ってるみたいで引っ張るだけでどこかしら裂けるんです。ちゃんとしたアウトドアショップでザックカバーを買う(カイロかパリ)まで持ちこたえてほしい。

 

裁縫を終えた後は、電源を見つけたので、床に座ってエジプト旅行の計画を立てていました。

エジプトが言うまでも無くメジャー観光地&年末年始にかぶるので、ちゃんと計画立てて行かないといろいろ面倒そうなのです。

Wi-Fiが遅いせいで一向に調べ物が進まず、気付くと23時半でした。チェックインまでに3時間程仮眠を取る予定だったのに・・・。中途半端だったので2時まで起きてました。

 

その後はスムーズにチェックイン⇒エチオピア出国。寝落ちしないように気を付けながらゲート前で待って、予定通り4時15分発の便に乗れました。乗り継ぎ地のカイロまでは4時間のフライト。やれやれやっと寝られる・・・。

一昨日は早朝バスで2時半に起きたのに、今日は4時就寝です。生活リズムもへったくれも無いです。

と言う事でいったんここで切ります。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. ログボ より:

    >キトフォ(Ketfo)
    (`・ω・´)君のふとももの肉やで

  2. wolt より:

    >>ログボさん
    最近きりっとした顔なのはなにゆえ??(´・ω・`)

  3. wolt より:

    なるほど・・・静かに元に戻った時は察しますね(´・ω・`)