【ケニア】モンバサ観光!旧市街地と世界遺産フォート・ジーザス(2018年11月25日)

じゃんぼー!

今回はケニアのモンバサのオールド・タウンと世界遺産フォート・ジーザスを見に行きました!

 




朝起きて、とりあえず昨日汗だくになった服を洗濯。暑くなりそうなので、8時くらいから活動開始。

日曜の朝はほとんど店が開いていなくて、どこもひっそりとしています。

 

しかし、旧市街地(オールド・タウン)はイスラム教徒が多いと聞いたので、旧市街地に行けば朝飯食べれる店があるかも!と言う事で、まずは旧市街地に行ってみる事に。イスラム教的には金曜・土曜が休みで日曜はどうでも良いんですよ。

旧市街地の入り口で、オフィシャルガイドと名乗るおっさんが現れました。

自称ガイド「ジーザス・フォートに行かないか?」

ぼく「いや、後で。先にオールド・タウンを歩く」

自称ガイド「オールド・タウンは危険だからガイドが必要だ!道が狭いし、ドラッグをやってるジャンキーがいっぱいいるんだ!」

ぼく「ジャンキーならアジアにもいっぱいいるよ。」

自称ガイド「・・・・・」

そんな理由でガイドを頼む人がいるんだろうか・・・。ボクはドラッグやってる人よりも酔っぱらいの方がよっぽどタチが悪いし厄介だと思うんですが。ていうかそれ以上食い下がって来ないのガイドをちょっとかわいいと思ってしまいました

 

オールド・タウンを一人で歩きます。

うーん・・・これは完全に「ザンジバルのストーンタウンを小さくして、悪い意味での生活感を足した町」ですね。建物はオマーン帝国に支配されていた頃の姿をよく残していて、ザンジバルに非常によく似ています。

“悪い意味での生活感”と言うのは、こう言うの。

ザンジバルのストーンタウンもゴミは落ちてましたが、これよりはマシでした。どこもかしこもすげぇ臭います。

ケニアってスーパーのビニル袋が全面禁止なんですが、スーパーのビニル袋禁止とかやる前に国民の意識を変えるべきと思うのです。

 

ただ、住民はザンジバルより圧倒的に穏やかで紳士的だし、そもそも人も少ないので、そういう意味では歩きやすいです。最初の自称ガイドを除き、ここには変な輩がいませんでした。

 

全体像が見えないけど、これは1824年から建ってる建物らしい。

今の時間は開いてませんでしたが、レストランが入っているようでした。

旧港に出ました。

モンバサは、東アフリカで最も古い港だそうです。

なぜか海の中を歩く人が・・・どこに行くんだろう。

 

階段が崩壊していたので、この先は降りられませんでした。

風化するままに放置するとは・・・。これはこれで諸行無常の風流さが!(無い)

日から隠れるネコと、日向ぼっこするネコ。

 

なかなか飲食物が見つからなくてツラかったですが、ようやく見つけました。サモサとビアーズ。全部で120シリング(≒132円)

サモサとビアーズ

ビアーズ(丸いやつ)は、小さいジャガイモを半分に割って酸っぱくてピリッとするソースを挟み、衣を付けて油で揚げたものでした。おいしい。

サモサはがっつり肉入り!

タンパク質!タンパク質!( ゚∀゚)o彡°

 

お腹もいっぱいになったので、フォート・ジーザス(Fort Jesus:ジーザス要塞)に来ました。

フォート・ジーザス

 

世界遺産フォート・ジーザスとは

フォート・ジーザスは1593年からポルトガルによって建設された要塞です。

モンバサはインド洋に面していて、アジアやアラビア、東アフリカの交易品が行き交っていた事から、ポルトガルが目を付けて3回の戦争の後にフォート・ジーザスを建設しました。

が、17世紀に入ってポルトガルが落ち目になって来ると、維持できなくなって来たフォート・ジーザスは放棄されました。代わりにオマーン帝国がフォート・ジーザスに入ってこの地を支配。19世紀にイギリスがやって来るまではオマーンの支配が続きました。

えー、なんでここ黄金航路港に入ってなかったんだろう・・・。(小学生レベルの感想)

 

しかしこのフォート・ジーザス、入場料1,200シリング(≒1,321円)!!!!

今日の朝飯10回食べられるし、ていうか宿泊費よりも高いです。

入るかどうか悩みながら、要塞の周りをうろうろします。

 

しかし、ここに入らないと、モンバサで他に見る場所がありません。オールド・タウンも微妙にがっかりだったし。

チケット購入。

学生料金があれば詐称しようかと思ったんですが、16歳未満料金しかありませんでした。さすがに30歳で15歳は名乗れません。おとなしく1,200シリング払いました。

塀の中はこんな感じ。

規模的にはなかなかの物ですが、補修・整備がされ過ぎなのが気になります。

室外機あるし。

そりゃ、発掘された物とかを保管するのに温度管理が必要なのは分かるんですけど、もう少し隠しませんか?

あ、ザンジバルの扉やん。

やっぱり説明書きにもそう書かれていました。ザンジバルのはもっと後年に出来た物のようです。

扉の裏側ショボっ!(;゚∀゚)そ

裏側の装飾ゼロじゃないですか。ザンジバルの扉も裏はショボかったのかなぁ。

こういう、城壁の物見塔に登れるようになっているのがちょっと楽しいです。

 

物見塔からの景色。

 

こういう要塞には大砲がつきものですが、ここは特に数が多い気がします。

 

フォート・ジーザスから出土した物が並んでいます。

 

なるほど、ポルトガル人がこれらの食器を使ってたのね

なぜ唐突にイラストで説明されているのかが分かりませんが、一目で理解できる絵って素晴らしいですね!ポルトガル人分かりやすすぎるw

これは壁画。

 

左はあきらかにポルトガル。右はオマーン帝国ですかね?

 

魚がシュール。

 

大きな帆船模型が展示されていたり、

 

なぜかクジラの骨が展示されていたり。

 

城壁と一部の構造物を除いて、ほとんど基礎しか残ってないみたいですね。

 

こう言う、半地下っぽい所は割と綺麗に残っています。イギリスが牢獄に使ってた部分のようです。

 

めっちゃ修繕して、草は綺麗に刈ってあって、帆船模型やクジラの骨などの謎の展示があって、金かけてるなと言うのは分かるんですが、個人的にはなんだかなぁと感じてしまう方向性でした。

まぁ、あまりにも復元しなさ過ぎるとわけわからんでしょうし、線引きが難しいですよね。

そうそう、フォート・ジーザスは「上から見ると人の形」だそうなので、グーグルマップで確認してみました!

人の形に見えなくもないけど・・・言われなかったら五稜郭みたいな形にしようとして設計ミスっちゃったのかと思いそう。

 

なんだかんだで、宿を出てから4時間歩いていました。12時でそろそろかなり暑いので、いったん宿に戻って休憩。

 

午後に再度外出。ちょっとグレード高そうなレストランに入りました。

 

サラダ。200シリング(≒220円)

サラダ

サラダ高い!!!けど、最近どう考えても野菜不足なので、どうしても食べたかったのです。

サラダと言うより、生野菜の酢漬けでした。東アフリカではたいてい生野菜は酢でびたびたの状態で出て来ます。

メインのチキン・ビリヤニ350シリング(≒385円)。

チキン・ビリヤニ

ビリヤニって何だっけ!?Σ(‘ω’)

ボクにはターメリックライスのチキンカレーがけに見えるのですけど。まぁこれはこれで美味しそうなので良いです。いただきます。

んー?不思議な酸味?(*´ω`)

スパイスはいろいろ入っていて本格的なんですが、なぜか酸味が強めです。カレーに酸味と言う発想は無かったですが、意外と食べやすいです。暑い地域の工夫?

 

オールド・タウンは、先にザンジバルを見てしまっているとちょっとショボかったし、フォート・ジーザスも若干期待外れでした。まぁモンバサは人も観光客も少なくてのんびりしているので過ごしやすいです。ナイロビはちょっと騒がしすぎたので、避難地としてはちょうど良い。

明日は特に予定はありませんが、のんびり街ぶらかなぁと思っています。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. ログボ より:

    >さすがに30歳で15歳は名乗れません。
    (´・ω・`)心は15歳だよな

  2. wolt より:

    >>ログボさん
    15歳は若いと言うより子供・・・

  3. 道草亭ペンペン草 より:

    上から見ると人の形というのを見て、曙がK1でリングに無様に倒されたみたいな形だなあと!笑

  4. wolt より:

    >>道草亭ペンペン草さん
    その表現は・・・すみません見たことないのでよくわかりませんw