むりぶぁんじ!
今回はマラウィのムズズからリビングストニアに移動して滝を見に行きました!
今日の移動。120kmくらい。
朝起きたら曇り空。
あぁっ!洗濯物が生乾き(|||´Д`)そ
ここしばらく、何をどう干しても乾く(極端な話、一切しぼらずに室内干しでも乾く)と言う恵まれた環境に慣れてしまっていたので、この生乾きのガッカリ感が久しぶりです。しょんぼりと洗濯物を取り込みました。
6時45分くらいに宿を出発。バス乗り場に向かいます。
バス乗り場に向かって歩いていると、バス乗り場よりずいぶん手前のガソリンスタンドで乗合ミニバスに拾われました。ミニバスはまだ全然客が乗っていないのに、そのまま出発。
なにこれ、待ち時間ゼロじゃないか。
どうでも良いけど、このミニバス天井めっちゃ低いです。特に最後列。ボクでも頭が天井に付きそうなくらい。
さらにこのミニバス、もともと座席が無い(取外した?)車体に後から座席を付けた模様。
座席が全て1つの鉄フレームで繋がっていて、座席がいっぺんに持ち上がるようになっているのです。
そして後ろの荷物スペースにボクのザックを入れられなかったドライバー、客を全員立たせて座席を持ち上げ、座席の下にボクのザックを押込みました。
もちろん、座席の下の隙間よりもボクのザックの方が圧倒的に嵩高かったので、乗客全員の体重と鉄フレームで強引にボクのザックを押しつぶす形になります。
ぼく(あ、パソコン・・・。)(。。;)
ドライバー「HAHAHA!ドントウォーリー!ドントウォーリー!」
ドントウォーリーじゃねぇよお前がウォーリーしろよ。って、ナニコレめっちゃ既視感。
「壊れ物はない?」って聞いてきたボツワナとはえらい違いですね。ボクのザックにジャガイモしか入ってないとでも思ってるんだろうかこいつは。
パソコンの事は開けてみてのお楽しみと言う事で、直近の問題としてボクはまだ朝飯を食べていません。てっきりまた客待ちで長時間待つと思っていたので、その時食べれば良いやと思って出て来たのです。
ボクの隣では、若い母親が小さい子供にフライドポテトを食べさせていて、めちゃくちゃ良い匂いがします。マラウィではフライドポテトの屋台が多く、朝から食べる人もよく見かけるのです。
なお、フライドポテトを食べさせ終わった後はおもむろに母乳をあげはじめました。フライドポテトの〆が母乳って。なお、アフリカでは公共の場での母乳やりは当たり前の光景です、
腹減ったなーとテンション下がりながら乗り続けて、60kmほど走った所の町で車が停車。運転手まで降りて行きました。
ふと見ると、近くに屋台が!
これがフライドポテト屋さんです。
揚げる調理器具が独特なんですよね。広い1枚の鉄板で、一部だけナベのようにくぼんでいる形状。火はくぼんだ部分の下にだけあって、鉄板の上はほんのり温かい程度。くぼんだ部分で揚げて、揚がったポテトは鉄板の上に引き上げる事で、長時間ポテトを温かい状態に保つ事ができる便利な調理器具です。
生野菜と大量のフライドポテト。500クワチャ(≒78円)
うんまー(*´ω`)
まだ熱々だし、生野菜(トマト、タマネギ、キャベツ)との組合せがなかなかナイスです。
10時半ごろ、チティンバと言う町に到着。ムズズからここまで4,000クワチャ(≒622円)でした。なんか3,000クワチャ(≒466円)で行けるらしいんですが、一緒に乗って来てちょうどチティンバの半分(50km)くらいで降りたおばちゃんは2,000クワチャ払ってたし、他の乗客の乗車距離と支払額から言うと妥当な感じが・・・。まぁ待ち時間ほとんど無かったし、乗客もずっと1列に2~3人の余裕の乗車率だったので、ちょっと高級なミニバスに乗ったと思う事にします。
さて、リビングストニアはここから更に山の上。
山の上までは乗合トラックが出ていました。
なんかもう荷物と人で満車かと思いきや、「そこに乗れ!」と瓶ビールケースの上に座らされました。これ割れたりしないよね?
自撮りのフリしてトラックの荷台をパシャ。荷台部分が人と荷物に隠れて見えませんけどね。
最初料金4,000クワチャ(≒622円)と言われ、相場は全然わからなかったもののなんとなく高い気がして「3,000でしょ?」と言ってみたけど、4,000から下がりませんでした。でもやっぱり3,000クワチャくらいが相場みたいです。なんて強気。
山道は、何かのアトラクションじゃないかと思うくらいガタガタ道で跳ねまくりました。ミャンマーのゴールデンロックみたいな道だけど、距離はその倍以上だし、そもそも座席じゃなくてビール瓶なのですげぇツラいです。
この写真は、2日後の下山時(徒歩)に撮った物で、トラックに乗っている時はとてもじゃないけど手なんか離せなかったです。
落ちないように荷台の枠を全力で握りしめて、1時間弱くらいで今日の目的地マッシュルームファーム・ロッジに到着しました。
間違いなく、明日上半身筋肉痛だと思います。
マッシュルームファーム・ロッジはめちゃくちゃ景色の良い場所にテントを張れるって事で来ました。
確かにすごいw
ていうかうっかり何か風で飛ばされると一瞬で崖の向こうです。気を付けないと。
こんなに山の上ですが、バーとかもしっかりあります。土産物も多いです。
トイレはまた、カタベイみたいなバイオトイレでした。
けっこう清潔にしてあります。そして中では激しく分解が行われているようで、便器からは常にもわっと熱気が立ち上っています。
2時間程のんびりして、近くの滝に行ってみる事に。
・・・なんかセミが鳴いてるΣ(‘ω’)
アブラゼミみたいな声が、そこらの木の上からいっぱい聞こえて来ます。姿は見えないけど、これ絶対セミでしょう!なんか日本が懐かしくなりました。
のんびり歩いて滝に到着。入場料は500クワチャ(≒78円)。
入口からガイドが付いてきました。ガイド要らないと断ったけど、なんかガイドいないとダメ的な事を言っています。
ここには滝が2つあります。まずは第一の滝。
いきなり滝の真上です。なにこれめっちゃ怖い。
第二の滝は遠くから。
で、これから第二の滝の裏側へ行きます。
入口から付いてきたガイドはヨコと言う名前でした。
歩いている途中、ちょいちょい地元の人とすれ違ったのですが、初老のおじいさんが向こうから歩いてくるのを見た途端、突然ヨコが道から降りて草むらみたいな所を歩き始めました。
初老のおじいさんが十分遠くに離れてからヨコが、
ヨコ「今のはうちの嫁さんとこのお義父さん。すれ違う時は俺が道を降りないといけない」
大名行列かよ。ヨコのお義父さんとすれ違ったのは車が通れそうな幅の広い道でしたが、それでも道を降りないといけないようです。アフリカ人ってそう言う礼儀とかマナーが緩いと思っていましたけど、そうでもないみたいです。
ヨコについて、どんどん山道に入ります。
さっきの第一の滝、第二の滝(遠くから)は一人でも行けるけど、こっちの道は一人じゃ見つけられないだろうなぁ。
第二の滝の裏側に到着。
おー、本当に裏側だ。おもしろい。
洞窟みたいになっているのも楽しいです。
まぁ遊ぶ場所も無いので、さくっと写真撮って終了です。
帰りはなぜかショートカットコース。崖みたいな所を登りました。
ヨコは当然ガイド料を請求してきました。まぁ30分付き合ってもらったので、500クワチャ渡しました。ちょっと不服そうでした。
また宿に戻り。空がめちゃくちゃ水色。
宿に戻ると、ツイッター旅行仲間の三矢さんが到着していました。また宿かぶり!
三矢さんはなんと、麓からのトラックの値段に納得が行かなくて歩いて登って来たようです。荷物30kg以上あるとか言ってたと思うんだけど・・・ようやるなぁ(;^ω^)
シャワーを浴びて、料理タイム。
ちなみに崖っぷちで調理しています。
なんかすごい光景w
昨日スーパーに買出しに行って、「タンパク質ほしいなー」と思ったんですが、
- 缶詰⇒高い
- 卵⇒割れる
- 肉⇒悪くなる
悩んだ結果、畑のお肉になりました。
大豆とか植物性の物だけで作った疑似お肉、日本にもよくありますが、南アフリカでもよく見かけます。昨日行ったスーパーに小袋があったので購入。日本だと高すぎて買う気になりませんが、これは250クワチャ(≒39円)。
畑のお肉、タマネギ、袋麺をぐつぐつして完成。
見た目!!!!
畑のお肉は意外といけました汁物に入れるとスープを吸うからおいしく感じる気がする。お湯で戻して炒め物に入れると微妙になりそう。
食後、おそるおそるパソコンを開いてみると・・・普通に起動した!!!!
パソコンすげぇなぁ。ていうかアフリカでパソコン壊れたら帰国を検討するレベルだから、もうちょっと気を付けないといかんなぁ。
さて、明日は近くの山にハイキングに行きます。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
フライドポテトのおじさん(と思っていますが)の衣装が可愛い❗️
女性っぽい(*^^*)
>>baumさん
フライドポテトの方は女性です!w
黒人さんしばしば分からないので服装で判断します。