【マラウィ】リビングストニアのチョンベ山に・・・登れてない!(2018年10月7日)

むりぶぁんじ!

今回はマラウィのリビングストニアでチョンベ山への近くまで散歩してみました。

 

ネットつながらない、電源は使えない(スマホの充電用スペースだけある)ので、昨夜は18時半にはやる事が無くなってしまい、三矢さんとずーっと雑談していましたが、それでも22時前には寝てしまったので、朝は自然に5時半に目が覚めました。

朝日はもう昇っているはずなんですが、マラウィ湖の方が薄曇りで全然見えませんね・・・(;^ω^)

もう15分ほどすると見え始めました。

もうちょっとスカッと晴れて欲しかったな~。明日はもう少し晴れるだろか。

 

朝日を見ながらビスケットで朝食。

なぜウィンブルドン。裏を見ると、ジンバブエのブラワヨで作られたお菓子でした。なぜウィンブルドン

6時にはセルフハイキングに出発。暑くなる前に行って帰って来たいですからね

 

ちなみに目的地は、地図で「Chombe(チョンベ)」と書かれている山。GoogleMapじゃ出て来ず。MapsMeでは検索すると出て来ます。

道は・・・けっこう単調

薪を集めて帰る地元の人とよくすれ違いました。母親+子供数人と言う組み合わせが多かったです。毎日毎日大変だな・・・。

 

一部、見晴らしの良い区間がありました。

 

この辺一帯はリビングストニアと言う村のはずですが、家は全然かたまって建っておらず、数百メートルおきにぽつんぽつんと点在しています。

農業とか放牧とか面積をとる産業をするんでない限り、人間ってできるだけかたまって暮らす方が便利な気がするんですが、なんでこんなにお隣さんが遠いんだろう。回覧板が大変そう(あればだけど)。

 

1時間半ほど歩くと、チョンベ山が見えてきました。

 

・・・が、道はチョンベ山から逸れて下る方向へ・・・。

この道は山へは繋がってなさそうですね。

引返しながら山の方角へ向かう道を探しましたが、小道を進むと民家に辿り着いてしまったりして、結局チョンベ山への道を見つけられませんでした。

まぁもう2時間歩いてきているし、暑くなってきたので、あきらめて引返す事にしました。

 

また2時間かけて単調な道を戻ります。

 

リビングストニアの住民。

マラウィの、特に田舎の方は服がボロボロの人が多いです。

単純に貧しいと言う理由もあるのかもしれませんが、マラウィはけっこう特殊な国民性で、人より良い暮らしをしていると妬まれるらしいのです。

⇒たまたま見つけたマラウィ在住の方のブログ参照。あれこれ記事を読むと、マラウィのちょっと違った一面を知る事ができます。

 

リビングストニアには一応商店がありました。

トマト、魚、卵、ジュースなどは売られているようでした。卵2個(1個120クワチャ(≒19円))と揚げドーナツ1つ(50クワチャ(≒8円))を買って宿に戻りました。

揚げドーナツ。

腹減ってたから買ったけど、あんまりおいしくなかった・・・。

 

本日のコース。

ゆるっと登り下り。14.5km。

今月はタンザニアでキリマンジャロ登山ツアーに参加する予定なので、ちょっと歩き慣らし中なのです。最近なまってるので。

 

4時間歩きましたが、スタートが6時だったので、宿に戻ってもまだ10時。シャワーを浴びて、洗濯をして、最近やぶれがひどくなってきたザックカバーの修繕です。

あまりにも大きく裂けすぎて、テープでくっつけてもすぐまた裂けるので、しっかり縫ってみました。

 

昼はお昼寝。運動して裁縫して昼寝して、なんてシンプルで穏やかな生活。それもこれもスマホが圏外だから

今日はしっかりかまどを作ってガッツリ火を起こしてみました。

わーい枯れ草いっぱい使ったらちゃんと火ついたー(η・ω・)ηバンジャーイ

しかし、調理中にさっき買って来た卵を入れようと割ってみたら、2個目がなんか変な茶色い液体になっていました。

慌てて入れるのを止めたけど半分くらい入ってしまいました。ものすごく悩みましたが、もうほとんどの食材を投入してしまっているので、これ全部を捨てると今日食べる物がありません。究極の選択。入ってしまったあたりのお湯を捨てて、そのまま調理を続けました。

タマネギ、畑のお肉、卵、袋麺。

とりあえず変な臭いも味もしないから大丈夫なはず・・・。と思いつつも、心配過ぎて食べた気がしなかったです

 

今日はがんばったので、食後はスプライト。730クワチャ(≒113円)

山の上価格!平地の3.5倍くらいします。冷えてないし。

バーカウンターの横には妖怪(?)

ゲゲゲの鬼太郎に出て来そう。

 

さて、スマホもパソコンも使えないのでやっぱりヒマ

あまりにもヒマなので無門関を読んでました。ボクが唯一旅行に持って来ている本で、禅問答集です。

今日読んだ禅問答は「物の名前を呼ぶとその名前にこだわり過ぎている事になり、名前を呼ばないと名前を無視している事になる。ではどうすれば良いか」みたいな内容でした。

ちなみに無門関に答えは載っていません。こう言うのを移動中とか寝る前にぼんやり考えるのが好きなのです。どうです高尚な趣味でしょう(ドヤァ)。

 

しかしボクの高尚な時間は、宿ネコによって完全に破られました

 

初対面でいきなり人の腹の上でこのくつろぎよう。

 

やっぱり腹の上は座りが悪かったみたい。

 

寝方www

あごのモフモフ感がたまらん(*´Д`)-з

 

天気は夕方になってもずっとぼんやり。

景色が良いのに晴れないのはなんか惜しい感じ。

 

やっぱり18時半には暇になったので、三矢さんのところへおじゃまして、22時までずっと雑談してました。三矢さんのスマホはギリギリたまに電波を拾うようなので、ボクのスマホがポンコツなだけみたいです。

まぁ、スマホもパソコンも使わず、たまにはこのくらいのんびりするのも良いよね。

 

さて、明日は山を下って更に北の町カロンガへ移動します。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. ログボ より:

    >なぜウィンブルドン

    なぜwolt?(´・ω・`)

    >「物の名前を呼ぶとその名前にこだわり過ぎている事になり、名前を呼ばないと名前を無視している事になる。ではどうすれば良いか」

    「猫の名前を呼ぶとその猫にこだわり過ぎている事になり、猫を呼ばないと猫を無視している事になる。ではどうすれば良いか」

    (´・ω・`)写真を撮ってるじゃないか

  2. wolt より:

    >>ログボさん
    woltは前やってたゲーム(黄金航路)のHNで、読んでた小説「ミスター・ヴァーティゴ」(ポール・オースター著)の主人公の名前からですw
    ウォルト・ザ・ワンダーボーイ(`・ω・´)

    写真も答えのひとつかもですよね~。

  3. baum より:

    理数系で力学やモーメントが好きな私にとって禅問答は大の苦手f^_^;)
    「…ではどうすればよいか?」と問われると
    ただ1つの正解を探し求めるから理数系はダメなんだと思う❗️
    禅問答は悩み考える事が、即ち正解なのではなかろうか?
    従ってただ1つの正解を求めること自体が禅問答の罠にハマっている様な…
    もう既にハマっているf^_^;)

  4. wolt より:

    >>baumさん
    禅問答にはちゃんと答えはありますが、仏教は多様性を認める宗教でもあるので1つとは限らないそうです。
    文系は理系にはなれないけど、理系は文系の学問も身に付けられると思うのでがんばです!

    • ログボ より:

      (´・ω・`)ログボさんは理系です。化学と生物。

      理系でも禅問答は精神医学の範疇ですね。

      参照:
      グレゴリー ベイトソン「精神の生態学」
      木村敏「時間と自己」

      • wolt より:

        なるほど、医学って捉え方もあるんですな。
        ボクは理系でも工学系なので、生物は中学校理科(ゆとりver)まで、化学は一応高専でもやったけど理解はアボガドロまでです(*ノωノ)

        • ログボ より:

          (´・ω・`)wolt君、「時間」ってなーに?

          うつ病の人は「過去に酷い失敗をしてしまった」「お金がなくなってしまった」と、「過去」に捕らわれてます。

          統合失調症の人は「自衛隊に監視されている」などの妄想のほかに、
          「未来のまだ見ぬ何かに対しての恐怖」が強く、
          「未来」に捕らわれているようです。

          離人症の人は「今という瞬間しか感じられない」ようで、
          「今」に捕らわれているようです。

          でもここでいう「過去今未来」という「時間」は、
          「物理の授業で扱う直線的な時間」「時計ではかれる時間」ではないお(´・ω・`)

          というのが、木村敏「時間と自己」に書かれています。
          この研究は哲学者の西田幾多郎の哲学の延長で研究され、
          その西田幾多郎は西洋の哲学と禅を融合させたそうな。

          京大の教授のかなり古くて薄い本ですが、お弟子さんによってその延長で研究は続いているそうな。

          ちゃんちゃん(´・ω・`)

          • wolt より:

            ほー、そういうあらすじなんですねー。
            人は時間を正確に測る感覚器官が無いので、人間の言う時間は時間では無くて、脳が自分の記憶や想像に適当に付けてしまう順序の事だと思っています。

            たいていの人の脳は経験した順で並べるけど、過去やら未来やらに囚われている人は、なんらかの理由(不安の度合いやインパクト)によってえらく上位にその記憶なり想像なりがやって来てしまうんだろうなと。

            なおボクは時系列の記憶が圧倒的に苦手です。そのままだと起きた物事の前後がわからないんですね。
            なので、自分の経験は場所や時刻と一緒に覚える事で、後でちゃんと並べられるようにしています。

  5. ログボ より:

    >ボクは時系列の記憶
    そう木村敏教授のいう「時間」はたぶんこれに当たりますね。
    日付のある時間。出来事。

    >>「物の名前を呼ぶとその名前にこだわり過ぎている事になり、名前を呼ばないと名前を無視している事になる。ではどうすれば良いか」

    ちなみにこれは「ダブルバインド」と呼ばれるものとほぼ同様でございます(´・ω・`)
    ttps://biz-shinri.com/dictionary/double-bind

    上記のサイトだと、
    『「命令に従わないと文句を言い、自分で判断できないと文句を言うような上司」の場合、
    どうすればいいか?』

    こんなの病気になっちゃうでしょ?(´・ω・`)

    このダブルバインドは禅問答に似ているとも言われています。
    https://re-self.jp/double-bind/#i-9

    師匠は弟子の頭に棒をかざして厳しい口調でこう言います。
    「1.この棒が現実にここにあると言うのなら、これでお前を打つ。」
    「2.この棒が実在しないと言うのなら、これでお前を打つ。」
    「3.何も言わなければ、これでお前を打つ。」

    • wolt より:

      上司に例えられてるのがおもしろいですねw
      最後のやつはどこかで読んだことある気がしますね~無門関だったか他の禅問答集だったか。

      • ログボ より:

        (´・ω・`)上司の話の答えは「逃げる(転職・異動)」でしょうね。
        棒の話の答えも「棒を折る」だけではなく「逃げる」も答えの気がする。

  6. wolt より:

    >>ログボさん
    いやどす(´・ω・`)