はろー!
今回はモザンビークの首都マプトから、南アフリカ最大の都市ヨハネスブルグに夜行バスで移動しました!
夕方まで宿で時間をつぶして、17時に出ました。
バスは18時半なので時間的にはもう少しのんびりできるんですが、17時過ぎると暗くなってくるので。強盗怖い(;^ω^)
ギリギリ暗くなる前に、先日チケットを買ったインターケープのオフィスに到着。
オフィス内で待機。
出発の45分前の17時45分くらいにはもうバスがやって来ました。
乗ろうとすると、「先にオフィスでチェックインして!」と言われました。チェックインなんてシステムがあるのか・・・。
チェックインして、預け荷物にタグをもらいました。預け荷物は重量計に載せるんですが、重量計は25.6kgを指していました。
あれ・・・。確かに今食料をちょっと持ち過ぎてる感はあるけど、なんでこんなに荷物重くなってるんだ!?(|||゚∀゚)そ
前はカメラとサブバッグも全部含めて24kgくらいだったと思うんですが・・・。服なんかむしろ大幅に減ってるくらいなのに、なんでこんなに重いんだ。バスに乗せる分には大丈夫な重量だったみたいですけど。
バスは2階建バスで、バス本体に荷物トランクが無いため、後ろに荷物用の台車をくっつけて走るようです。
気持ちはわかるけど・・・運転の難易度がめちゃくちゃ高そうだけど大丈夫かw
2階に乗車しました。
すんげー豪華。テレビまで付いてるしね。消灯までずっと映画をやっていました。
バスは定刻の18時半に出発。
この後しばらく市内のあちこちで客を拾っていました。この客拾いで気づいたんですが、もっと宿から近い所でもこのバスのチケットを買えたしバスにも乗れたみたいです。場所はここ。ツアー会社でした。
あちこちで客を広い、最終的にはほぼ満席になりました。
夜21時半ごろ、モザンビークと南アの国境に到着。
夜だから国境で両替できないかもーとモザンビークの通貨メティカルを使い切ったボクでしたが、この時間でも国境に両替商はいました。レートは聞いてないのでわかりませんが・・・。夜だし、2人しかいなかったし、強気のレートを提示して来そうな気はします。
ボクはあんまり出国の時に名残惜しくなったりしないんですが、モザンビークはやっぱりまだ出たくなかったなと少し後ろ髪を引かれました。
だいぶ悩んだんですよね・・・スワジランドからヨハネスブルグに直接行って、後からゆっくりモザンビークを北上するか・・・とか。モザンビークを気に入るかどうかが分からなかったので、結局ヨハネスブルグから北上してしまう案にしたんですけど。
かと言ってまたビザ代50$払う気はさらさら無いので、気持ちを切替えねば(`・ω・´)
出国と入国はあっさりでしたが、この国境は夜だと言うのにかなり通行量が多い国境のようで、どこでも並びました。南ア側の職員がクッソ不機嫌で不愉快でしたが、まぁこんな夜に延々スタンプ押してたら嫌になるだろうなと同情しなくもありません。
今まで通って来た南アのイミグレはたいていキレイなトイレがあったので期待したんですが、夜は閉まっていて使えませんでした。仕方なくバスのトイレを使ってみたけど、照明の付け方がわからなくて真っ暗なまま用を足しました。
国境を越えた後は、ボクはもうだいたい寝ていました。2回ほど休憩があった気がしますが、ボクはどっちも降りませんでした。
寝たり起きたりして朝4時半、隣の人に「Almost there!(もうすぐ着くよ!)」と声をかけられて目が覚めました。
ヨハネスブルグ到着。
寒っ!!!寒い!!!!(|||´Д`)
いつも通りその辺の真っ暗な道端に放り出されたらどうしようかと心配していましたが、ヨハネスブルグにはしっかりしたバスターミナルがありました。早朝の出発・到着が多いのか、人も多いです。
ターミナル内に入ったら暖かいかと思いましたが、完全に外気温と同じ温度です。よく見たら天井はあるけど壁の上部はほぼオープン。なんだこの夏の事しか考えなかったような構造は・・・。
ていうかヨハネスブルグ、こんなに寒いとは思いませんでした。アフリカ南部にやって来てからダントツに寒かったのはレソトでしたが、その次にヨハネスブルグが寒いです。ナミビアのナミブ砂漠よりも寒いよ。なんだこの街・・・。
今4時半を少しまわった所ですが、夜明けは7時前くらいです。あと2時間ここで待つのか・・・。
ダウンジャケットを着込んで椅子を確保。周囲の人達は毛布を体に巻き付けて待っています。まさか全員レソトの人って事は無いと思うので、これは文化じゃなくてやむにやまれず毛布を着ているんだろうなと思います。
なお、後でネットで気象情報を見ると、今朝のヨハネスブルグは2℃でした。それは寒いよ。
寒くて居眠りする事も出来ず、2℃の中で2時間じっと待ち続けて6時半に動き出し。バスターミナル構内のATMでお金をおろして、6時から開き始めた売店でチキンパイ15ランド(≒126円)を購入。
はぁー、ほかほかでうんまーい(*´ω`)
でもチキン全然入ってないんだけどwなんだこれw
あ、この辺からはもうカメラをザックにしまったので、写真は全部スマホになります。カメラは普段から布で覆って見えないようにはしていますが、初めてのヨハネスブルグでカメラを提げて歩く勇気は無いです。
しかし、7時近くなると人の出入りが増え、なんかみんな普通に歩いてバスターミナルの外へ出て行っています。もう明るくなったので、チキンパイを食べ終えてボクも人の流れに従って、バスターミナルの中を歩きます。
が、出口付近のインフォメーションで止められました。やっぱり旅行者はダメですかね。
インフォメーションのおっさんがメータータクシーを呼んでやると言うので10分ほど待機。が、やって来たのはタクシーでもなんでもない、どう見てもただの自家用車。ドライバーも私服の爺さんです。
ぼく「これメータータクシー?」
インフォメーションの人「そう」
ぼく「ほんとに??」
インフォメーションの人「そう」
ドライバー「どこに行くんだ?」
ぼく「ここ」(スマホで宿の住所を見せる)
ドライバー「ここだと80ランドだ」
ぼく「やっぱりメータータクシーちゃうやんか」
そういうインド人のようなウソは時間も体力も精神力も浪費するのでやめてくださる?(;^ω^)
しかも、ボクの行きたい宿までは2kmも無いはずなんで、80ランド(≒672円)はちょっと高すぎます。
「50ランド(≒420円)にならない?」と尋ねると、ドライバーは少し離れた所にいる車を指さして「あの車と交渉して」と言いました。値段は下げてくれないのに、安く乗せてくれる人を教えてくれるってどういう事だ?(´・ω・`)??
その車も全然タクシーではなくて普通の車でしたが、その車と50ランドで話が付きました。うーん、さっきの爺さんドライバーの車は大きくて綺麗そうだったから、金持ち専用タクシーとしてやってるのかな?ヨハネスブルグだといくらでも金持ちはいるだろうし、そういう形態のタクシーでも食っていけるのかもしれません。
ドライバーは宿の名前を言っても知らなかったので、宿から100メートルほど離れた大きな交差点で降ろしてもらいました。ヨハネスブルグでは宿から50メートルの所でも強盗に遭うと聞いたけど・・・!?
・・・通勤・通学らしき歩行者はたくさん歩いているし、車もちゃんと信号で止まっているし、そう危なそうな雰囲気ではありません。
あぁ良かった、降りたらいきなり北斗の拳みたいな世界だったらどうしようかと。
宿に着いたのは7時半。部屋には入れないだろうけど、共有スペースのソファで仮眠させてもらえたら・・・と思っていましたが、なんといきなりベッドをもらえました。
まぁ、客が少なくてドミトリー部屋なのに誰もいなかったからなんですけど。大丈夫かなこの宿。
ありがたくベッドで寝ました。夜行バスの後のベッドって最高だよね。
お腹が空いて11時半に目が覚めました。3時間半くらい寝たなー。最高に気持ち良い睡眠でした(-人-)
カメラをウエストバッグに入れて外出しようとしたら、宿のスタッフに「バッグは持たない方が良い」と止められました。朝の雰囲気なら大丈夫そうと思ったけど、ダメみたいです。仕方なくカメラもバッグも置いて出ました。
宿のスタッフに、近くのショッピングセンターの屋上に展望台があると聞いたので、とりあえず散歩と周囲散策がてら行ってみる事に。
ボクの泊まっているのはヨハネスブルグのド中心部。つまり写真に写っているのも紛争地帯を除いて世界最悪の治安と言われているヨハネスブルグの中心部です。
と言ってもけっこう普通な雰囲気です。まぁ確かにカバンを持っている人は異様に少ないです。老いも若きもたいてい手ぶら。持ってる人もいますが、他の都市と比べて圧倒的に少ない。
展望台のあるショッピングセンターにやって来ました。
入場料は、宿のスタッフは15ランド(≒126円)って言ってたんですが、窓口に行くと「15から30ランド」と言うわけのわからん書き方をしていて、訊いてみると30ランド(≒252円)でした。なんじゃそりゃw
専用のエレベーターで一気に50階へ。
人少なーい。ヨハネスブルグで最も高い場所なのに人少ないw
50階からの景色。
ちゃんとカメラで撮りたかったような気もしますが、窓ガラスが汚くて白っぽいので、カメラで撮ってもそんなに変わらないような気もします。
アフリカ南部最大の都市と言うからにはさぞかし高層ビルがジャングルのように・・・と思っていましたが、ビルが立ち並んでいるのは本当に中心部・このビルの周囲だけで、少し遠くはもうビルなんて全然建っていません。
その代わりずーっと遠くまで街が続いています。土地はいくらでもありそうだから、ビルを高く積み上げる意味なんてあんまり無いんだろうな。
展望台から降りて、ショッピングセンターや小さい商店街をうろうろ。
すごく賑わっていて、危険な感じは一切しません。
人だけじゃなくて、こういう露天商の店の広げ方も治安の悪さを感じさせない要素の1つ。
治安の悪い町って、露天商も自分の手の届く範囲でしか商売しないんですよね。こう大きく店を広げるのは盗む人がいないからって事なわけで。
しかも、キャノンの一眼レフ機を10台くらい並べた露天商もいました。こんな高級品を大量に売る露店商は、今まで訪問した国では見た事無いです。カメラを路上で広げる人がいるんだから、ボクがカメラ1台ぶら下げて歩いたって大丈夫なのでは・・・?
あとスマホ屋とか家電屋とか、高い商品を扱っている商店もドアはオープンでした。治安の悪い町だとスマホ屋なんかは店に入れず、完全に対面販売だったりします。ヨハネスブルグ、今日歩いた範囲は治安の悪さは一切感じませんでした。
さて、いいかげんお腹が空いたので、露店でごはん。
南アで一度も見ていなかった、歩道の飲食店。なんとヨハネスブルグには普通にありました。
食べたはこちら。プァーパといろいろ。35ランド(≒294円)
おぉぉ、どれも出来立てでうまそう!いただきまーす。
肉がうまい!!!( *´艸`)
店の横で豪快に塩を振りながら炭火で焼いただけの牛肉で、ちょっと焦げた所もありますが、もう脂の具合が丁度良くてとにかくうまい。シンプルで良いねー。
プァーパは炊き立てだからか、柔らかくてしっとりしていておいしい!スーパーのとはやっぱり違うね。
付け合わせのトマトのマリネとキャベツ炒めも箸休めにちょうど良い。
すごく満足度高いんですが、いくつか露店があるのにどの店もほぼ同じメニュー(牛肉か鶏肉かウインナーかの違いくらい)なので、明日は何食べようかって感じですがw
さて、これから数日は日本から送ってもらうレンズ待ちに入ります。実はもう7月17日付で送ってもらっていて、EMS追跡によると日本は出発しているようです。
明日の予定はまだ決まっていませんが、とりあえず今回はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
到着時何事も起きなくてよかったですね。用心に越したことはないですよ。今日事故が起きないからといって明日も大丈夫っていう保証がないですから。他より寒いのは時期がより真冬に近づいてるからじゃないですかね。酷暑の日本にいると羨ましいような気もしますよ。。。
>レンズ待ち
これを思い出すね(´・ω・`)
https://gyazo.com/f69862d13ad17844375c15705011a0c4
キャノン一眼レフが路上に10台❗️絶対オカシイでしょう。
強盗品の売りさばきじゃないでしょうか?
明日はペンタックスが並んでいたりして…⁉️
安心と油断は禁物( ̄Д ̄)ノ
>>Tomさん
ツイッターでも暑い暑いと流れて来るんですが、ボクは寒いより暑い方がマシなので、暑いの良いなぁと思ってしまいます^^;
ヨハネスブルグ、やっぱり寒いですよ!今日から明日にかけての天気を検索しただけでも、
・ダーバン:最低12℃~最高22℃
・マプト:最低13℃~最高23℃
・ヨハネスブルグ:最低3℃~最高14℃
です。今までの都市より一気に10℃低いです(›´ω`‹ )
>>ログボさん
リンク開かなくても予想付いたwまだあったんですね・・・w
>>baumさん
強盗でもキャノンのカメラばっかり10台は集まらなそうですけどね・・・^^;
うちのペンタは実際割れてる上にベタベタテープ貼って壊れてるフリさせてるので、転売は無理じゃないかなぁと言うのが真面目な感想ですw
やっぱ南極に近い方が寒いんですね。失礼しました!レンズ待ちで風邪引かないように。南極で思い出しましたが南半球は北向きの部屋が上等なんですヨ。陽当たりが北半球と逆なんで。
今日ちょうどガイドツアーで、昔イギリスの建築家がやって来て、設計させたら全部南向きの設計図で使い物にならなかったって話あったばかりですw
太陽が北にあるのはナミビア行きの飛行機の時点で気持ち悪かったですが、いまだに慣れません。特にショッピングセンターとかに入って、違う出口から出ると、全然違う方角に歩き出したりしてしまいます^^;