どぅめらん!
今回はレソトのマレアレアからモコトロンに移動しました!
※記事の最後に旅行者向け移動情報をまとめていますので、日記読まない方はジャンプして下さい。←クリックで飛べます。
本日の移動。
またも乗り換え祭りですよ。
マセルから真ん中を突っ切った方が近そうなんですが、どうもレソトの真ん中は山で、大きい町は国境沿いに並んでるみたいなので、ぐるっと回る方が交通手段が多くて確実っぽいです。あと、今の季節は真ん中はたぶん雪です。
さて、朝7時に宿を出・・・ようと思ったら、受付が7時30分オープンでした。マレアレアロッジは後払い式だったので、宿代とホースハイキング代を払わないとチェックアウトできません。
レソト首都のマセル行きの乗合タクシーはマレアレアロッジ前が始発のようで、7時の時点で3台ほど停まっていたのですが、7時15分くらいに1台目が出て行ってしまいました。これでいきなり1発目の移動で待ち時間が出来るのが確定じゃないですか・・・
門の所にいた宿のスタッフがオーナー(?)に連絡してくれたようで、7時20分くらいに受付が開いて、支払いを済ます事ができました。
2台目の乗合タクシーに乗車。1人目です。
これまたあと15人揃うのに何時間かかるのかなぁ。
朝の景色がきれいです。
と、20分ほど待っていると、ドライバーが「今日はどこに行くの?」と訊いてきたので、「モコトロン」と答えると、なんと車を出す準備をし始めました。実はあんまり待ち時間が長いと、今日中にモコトロンまで辿り着かないのです。
客は2人だけでしたが、車は出発。マセルまで50ランド(≒402円)。
途中ちょいちょい客を拾いましたが、全然埋まらないので申し訳なく思っていると、1時間ほど走って大通りに合流した所で他の方角から来た乗合タクシーに乗り換えるように言われました。彼はここで客待ちをするようです。なるほど、いろいろ融通がきくのね。
料金は、距離相応分がドライバーからドライバーに払われるようで、乗換え後に特に料金を請求されることはありませんでした。
10時45分、レソトの首都マセル到着。いきなりなんですか、このテンション高い方々は。
首都と言うだけあって、スーパーが何軒もありました。そして渋滞もありました。最後の30分くらいは渋滞でロスしました。
さて、ここでモコトロン直行のバスに乗れると良かったのですが、乗合タクシー乗り場の人に訊くと、マセルからモコトロン直行バスは朝6時半しか出ていないようです。でもまぁ乗合タクシーを乗り継げば着くらしく、とりあえずマプツェに行くように言われました。
マプツェ行きは大きめの乗合タクシー。
朝はビスケットをかじっただけだったので、マセルでの待ち時間に何か買って食べようと思ったら、もうあと2,3名で出発と言う状態でした。急いでる時は1時間も2時間も待つのに、時間が欲しい時に限ってこうです。
選んでる暇は無いので、目の前の飲食店で軽食を買いました。
乗合バスに戻ると、もうノロノロと出口に向かって走り出している所でした。危ないw
フライドチップ10ランド(≒80円)
と、ウインナー4ランド(≒32円)
なんだかイギリス文化って感じですね。味はどちらも可もなく不可も無く。普通です。ポテトがまだ温かかったのが良かったです。
あぁ、マセルのローカル飯期待してたのになぁ・・・(›´ω`‹ )
13時25分にマプツェで降りると、次はブツァブチという町に行くように教えてもらいました。
今度は普通乗用車サイズの乗合タクシーに乗せられて、今度も待ち時間ほぼゼロで出発。実はトイレ行きたかったんですけど、そんなヒマ全然ありませんでした。マプツェからブツァブチは25ランド(≒201円)。
14時40分にブツァブチに到着。
ここでようやく今日最後の乗り換えです。乗り換えが多いのは本当に疲れます。
でもレソトの人はすごい丁寧で、たいてい乗っていた乗合タクシーのドライバーか、もしくは近くにいる人が次の車まで連れて行ってくれます。連れて行ってもらえる率は今の所100パーセント。車に乗るか、乗車名簿に名前書くところまでしっかり見届けてくれます。
さっき食べたフライドポテトが重かったのでお腹は空いていないのですが、他の客が食べていた物があまりにもおいしそうだったので、つい買ってしまいました。20ランド(≒161円)
念願の!念願のローカル飯ぃぃぃ!こういう物を食べる為にレソトに来たと言っても良い٩(ˊᗜˋ*)و
この白い物体は、米かと思いましたがよく見ると違います。周囲の人に訊くと、「プァーパ」とかそんな感じの曖昧な発音の名前を教えてもらいました。「プァ」は鼻から息を抜くような、ちょっと間抜けな音を出すのがポイントです。
ボクが全然聞き取れないので、おじさんが何回も「プァーパ」と言ってくれたんですが、途中からなんか滑稽で愛らしくなって来ました。何回も言わせてスミマセン(*ノωノ)
プァーパ、天然系の女の子が言うとたいへん愛らしく聞こえると思います。
肝心の味ですが、プァーパは見た目より固くて歯切れが良く、ほぼ味無し。近くの人に訊くとトウモロコシから作られているそうです。
鶏肉はほんのりカレーっぽい味付けで、塩気が強かったです。プァーパが進みます。
緑色のは、母がたまに作っていた大根菜の漬物?にそっくりです。独特のえぐみと苦味がありますが、ボクは嫌いじゃありません。
これらは手で食べますが、西アフリカでボロボロとまとまりの無いアチェケや、蒸したてで熱くてねちょねちょしたケンケなどを手で食べていたボクに敵はありません。我ながら手で食べる様が手馴れているぜと悦に入りながら食べていました。
腹は減ってないはずでしたが、プァーパも鶏肉も大根菜もあっさりしていておいしかったので、ペロッと食べてしまいました。
15時30分にブツァブチ出発。モコトロンまでは110ランド(≒884円)。
ここからはどんどん標高が上がり、途中の峠では標高3230メートルになります。
車の窓が反射して、空が虹色になってしまいました。
ちょうど1年前の6月末にレソトに滞在していた方のブログでは、このあたりは雪でエライ事になっていたのですが、今年はまだ雪はそんなに降っていないようで、峠のてっぺん付近の道路脇にちょっと雪がある程度でした。
夕焼けは透明感があって綺麗だったんですが、窓の結露がすごくて写真は撮れませんでした。
モコトロンには19時到着。乗合タクシーのドライバーに言うと、GROWって宿の前まで連れて行ってもらえました。
個室でバスルーム別、1泊200ランド(≒1,608円)。Wi-Fiはありませんが、広くてキレイで暖房器具が充実しています。布団の中には電気毛布が入っています。
ここは共用スペースですが、他に客がいなかったのでずっと独り占めしていました。
これはよくスペインの宿で見かけた電気ヒーターですが、見た事が無いくらいバッキバキに割れています。何があったらヒーターが割れるんでしょう。不思議です。
あとなぜか設備がことごとく傾いています。まずテレビが傾いているし、
ガスストーブも傾いています。
電子レンジも傾いています。
ボクはあんまり気にしない方ですが、大きめの家電がことごとく傾いているとさすがに気になります。大丈夫ですか。
あと給湯器が壊れているようでシャワーのお湯が出なかったので、大型の電気ポットでお湯を沸かして、洗面器を借りて頭を洗いました。このくらいの不便は余裕です。
今日も移動で疲れたので、早めに寝てしまいました。明日も移動予定なんですが、ちょっと移動する気力が起きなさそうな気もします。とにかく今回はこれにて(=’ω’)ノ
旅行者向け移動情報(マレアレアロッジからモコトロン)
【乗合タクシー】50ランド
マレアレアロッジ07:40発
マセル(Maseru)10:45着
【乗合タクシー】34ランド
マセル11:15発
マプツェ(Maputhoe)13:25着
※朝6時30分発のモコトロン行きの直行バスもある
【乗合タクシー】25ランド
マプツェ13:35発
ブツァブチ(Butha Buthe)14:40着
【乗合タクシー】110ランド
ブツァブチ15:30発
モコトロン(Mokhotlon)19:00着
コメント
>「プァーパ」
ぐぐったら日本のサイトではパパ(papa)、パッパで表記されてた。
ttps://ameblo.jp/jumpei-lesotho/entry-11212934342.html
ttps://style.nikkei.com/article/DGXMZO16125220Z00C17A5000000?channel=DF080420167226&page=2
>>ログボさん
現地のスーパーでも表記は「PAPA」だったんですが、3人に聞いて3人とも「ぷぁーぱ」って言ってたので、耳で聞いた方を優先しています~。
表記って難しいですねぇ。
面白い旅日記読ませていただいております。精神力と忍耐力が必要ですね。また料理することがえらい。多くの国を訪問し後輩に情報の提供をお願いいたします。
>>山崎清司さん
コメントありがとうございます!
できるだけ質の良い情報提供をこころがけます~。