「がんばらないバックパッカー」のナミビア旅行総費用

ボクにとって南部アフリカ1カ国目のナミビア!

今回はがんばらないバックパッカーがナミビアで結局いくら使ったのか?を大公開&分析!

 

ナミビア旅行総費用と内訳

※滞在日数は15日です。
※レートも物価も2018年5月時点のものです。
※2018年5月時点で1ナミビアドル≒8.8194円です。

  • 飲食費計: 1,009ナミビアドル (8,991円)
  • 宿泊費計: 2,210ナミビアドル (19,491円)
  • 交通費計: 925ナミビアドル (8,158円)
  • 観光費計: 1,168ナミビアドル (10,301円)
  • その他計: 211ナミビアドル (1,861円)
  • 合計: 5,533ナミビアドル (48,802円)

これを円グラフで表すとこうなります。

ナミビア費用内訳

1日の平均は369ナミビアドル(≒3,254円)になりました。久しぶりに1日3千円をオーバーしてしまいました(;´∀`)




ナミビア旅行費用の分析&考察

食費について

食費は1日あたり68ナミビアドル(≒600円)になりました。ボクが行ったのは都会や観光地がメインで、安食堂の類が無かったのが痛かったです。ほとんどスーパーで野菜を買って自炊していましたが、物価も高いのでこういう結果に・・・。

宿泊費について

宿泊費は1泊あたり158ナミビアドル(≒1,393円)でした。

が、これはほぼキャンプサイト利用の金額です。ロストバゲージした最初の2泊はドミトリーで、その後は全て宿泊施設内の庭にテントを張っての滞在でした。

ドミトリー泊をするとなると、もう3~4割程度高くなると思います。

交通費について

交通費は、移動距離の割にはかかった感じです。

ボクはケープタウンまで一気に行かずに、ローカルな移動手段を乗り継いでのらくら行ってみましたが、移動手段がそもそも少ないので、インターケープで一気に行くのとそんなに変わらないくらいの費用がかかりました。

観光費について

観光費は、レンタカーを借りている日本人旅行者の方に同乗させてもらったので、レンタカーとガソリン代の分担費用や、自分の各観光地(ケープコースト、スケルトンコースト、ソーサスフレイ)のパーミット代が含まれています。

レンタカーに乗せてもらったおかげで、かなり安く済ませる事ができました。ツアーで同じ所に行こうと思うと、この5倍以上はかかると思います。

その他について

その他は、日用品(パンツ、歯ブラシ、ウェットティッシュなど)と、転んでガラスで足を切ったときの治療道具(消毒液、ガーゼ、包帯、絆創膏など)です。

 

ナミビアの物価目安

旅行していて、大体こんなもんだったなーと言う感じで物価をまとめてみました。※2018年5月時点。変動する可能性あり。

ナミビア物価目安

水などのパッケージ製品がめちゃ高いのですが、おそらく全て南アフリカ共和国から輸入しているからです。南アでは同じ物が1~1.5割安く買えます。

 

ナミビアドルの注意

ナミビアドルと南アフリカ共和国ランドがごちゃごちゃ

ナミビアの通貨は「ナミビアドル」ですが、お隣の南アフリカ共和国の「ランド」とほぼ同じ通貨価値の為、ナミビア国内ではナミビアドルに紛れてランド紙幣を渡される事があります

ちなみに、本記事のサムネイル画像の下の写真ですが、実は全てランド紙幣です。

空港のATMから出て来た紙幣なんですけどね・・・。この時初めて手にした紙幣だったので、何も疑いを持ちませんでした。

ナミビアドルとランドの見分け方

表に書かれているおっさん(失礼)の顔が違うのですが、それよりも裏面の動物を見る方が、初見の人には分かりやすいと思います。

上が南アフリカ共和国のランド、下がナミビアドルです。

どちらの紙幣も10,20,50,100,200の5種類ですが、ランド紙幣にはそれぞれビッグ5(ライオン、ゾウ、ヒョウ、バッファロー、サイ)が描かれています。

一方、ナミビアドルは‥‥なんというか、シカ系?アンテロープやオリックスなど、ボクにはちょっと見分けがつかないのですが、とにかく全て角の生えたシカっぽい動物が描かれています。

なので、カッコイイ動物(ビッグ5)が描かれていたらランド、シカっぽい動物が描かれていたらナミビアドルと見分けましょう。

間違った紙幣を受取ってしまったら?

ナミビアでうっかり南アフリカ共和国のランドを受取ってしまっても大丈夫です。普通に使えます

本来普通に使って良い物かどうかはわかりませんが、ボクは全てスーパーなどでしれっと出して、一度も咎められませんでした。逆にスーパーからしれっとランドを渡される事もありますが。

まぁ、ナミビアの後南アに行く人はそのまま持っていても良いでしょうし、行かないならしれっとナミビアで使ってしまいましょう。

ただ、やっぱり高額紙幣(100や200)は、ナミビアドルで受け取る方が良いと思います。宿のデポジットでランドを渡される事があります

なお、南アでナミビアドルは使えないようです。ちゃんと両替して行きましょう。最悪、ナミビア側のイミグレーションで1対1で両替してもらえます。※小額紙幣が無い場合がある

 

ナミビア旅行費用まとめ

ボクは西アフリカからいきなりナミビアに行ったので、物価の高さにビビりまくりました。飲料水の値段なんてヘタすると10倍です。

それでもテント泊&自炊&レンタカー同乗だったので、おそらく条件的には最安値クラスです。ナミビアを旅行する人はご自分の旅行スタイルを考慮して予算を組んで下さい。

以上、「がんばらないバックパッカー」のナミビア旅行費用まとめでした!

ナミビアの旅行日記を読みたい方はこちらのリンクからどうぞ!←

コメント

  1. Tom より:

    ナミビアけっこう高かったですね。それだけ都会だって事でしょうね。一人あたりのGDP調べたら5000ドル超えててアフリカに中では上位でした。通貨が混在して流通してるは南アへの依存度が高いってことですかね。通貨って国家の権威そのものみたいなとこがあるのに、豊かな国な割にその辺のゆるい感じが面白いです!

  2. wolt より:

    >>Tomさん
    やっぱりアフリカの中では裕福な方なんですね~。
    ナミビアは南アへの依存度はめちゃくちゃ高いと思われます。
    ナミビアでは大規模な製品工場などをほとんど見かけず、スーパーに並ぶ既製品は南ア産ばかり。広大なナミビアの中で、港湾はウォルビスベイと言う港町1つだけ(1994年まで南アが飛び地として実効支配)なので、南アからの物流が止まるとナミビアは干上がるでしょうね・・・。海に面してるけどほとんど砂漠なので、物流的にはほぼ内陸国です。

    ナミビアに限った事じゃないですが、周辺国では既製品は自国で買うよりも南アまで買いに行った方が、交通費を考慮しても安いらしく、ジンバブエではまとめ買い代行を生業としている人もいるらしいです。輸送費だけでそんなに物の値段上がるわけないので、関税が高いのかなぁと。