ガーナのアクラにある野口英世記念館に行った(2回目)(2018年5月21日)

まーは!

リアルタイムはもうガーナじゃなくてナミビアなんですが、今回の日記の内容がまだガーナオンリーなのであいさつはガーナ気分のままでw

今回はガーナのアクラで野口英世記念館(2回目)に行って来ました!

 

今日のホテルの朝飯は、なぜか一気にショボくなって野菜炒めと卵焼きだけになりました。

ムラがあるのはご愛嬌かなw

 

さて、今日はいよいよアクラを発つ飛行機に乗るのですが、フライトの時間は夜です。

時間はたっぷりあるので朝10時にチェックアウトしてザックを預け、今日は歩かずにトロトロ(ミニバス)で野口英世記念館にやって来ました。

トロトロは「コレブー」と言えば、野口英世記念館がある病院前まで行きます。

さて、前回は記念館までたどり着いたけど肝心のカギが開いていなくてあきらめたのですが、今回は行き方を親切に紹介して下さっているこちらのブログ記事を参考にして行きました。
[外部リンク]【ガーナ】アクラの野口英世記念館に行ってみた。

こちらのブログ通りに行くと、記念館の近くにある「パブリック&ヘルスなんとかセンター」って建物で受付をすると、カギを開けてもらえるらしい。

こんなん初見でわかるわけねー・・・(;^ω^)

が、今日はなぜか記念館のまわりもちゃんと人通りがあったので、もしかすると今日だったら初見でも誰かしら教えてくれる人に会えたのかもしれません。なんで前回あんなに誰もいなかったんだろう。

 

受付をして入場料5(万)セディ(≒120円)を払うと、チケットをもらえました。

2018年5月21日。ちょうど90年忌の日付が入ったチケット。これは捨てずに保管しておこう。

赤い帽子のおじさんが、カギを持って案内してくれます。

 

前回は入りたくても開かなかった扉のカギが開きました。

こう言う、フラグを立てると今まで入れなかった場所に入れるシチュエーションに無駄にワクワクします。意味がよくわからなかったら気にしないで下さい。

部屋の中は、小学校の理科室みたいになっていました。

これも野口英世を記念して整備された教室らしいです。

この教室の角、準備室みたいな小さい部屋に、野口英世先生にまつわる品物がいろいろ置かれています。

想像よりも狭い部屋でした。3畳くらい?

棚の中が暗すぎてあんまり写真に撮れなかったんですが、野口英世先生がここで使用していた顕微鏡や時計などがありました。

来場者名簿があったんですが、2017年後半で名簿を使い切っていて書く場所がありませんでした。訪問者が多くて良い事なような、自分が書けなくて残念なような。

 

千円札の肖像からは優しそうなちょっと貧弱そうな印象を受けていたんですが、ここの写真はけっこうがっちりした逞しい体格に見えます。まぁ当時のアフリカで研究しようってくらいだから、貧弱だったら務まらないですよね。

 

一番の見所は、黄熱病で亡くなる直前の体温の記録でしょう。

自身で計測して記録していたらしいです。

高熱でずっと苦しむんでいたのかと思っていたら、5月11日頃に体調が悪くなり37℃くらいまでの微熱がずっと続いていて、5月19日に熱が下がって快方に向かったかと思いきや、5月20日の夜から急激にまた上昇し始めて、5月21日の昼頃に38℃を超えたのを最後に記録が無くなっています。

自分で体温を記録しながら何を思っていたのか・・・紙に記された線と数字がなんだかめちゃくちゃ重いです。

 

ボクは黄熱病の予防接種を受けてから旅行に出ましたが、アフリカを旅行している内に、ようやく感染症の怖さが実感として分かって来ました。

コートジボワールで行ったグラン・バッサムはめちゃ繁栄を極めたはずなのに、黄熱病で人口の大半が失われて、今では小さな田舎町になっていたり、黄熱病じゃないけど西アフリカでは2014年にエボラ出血熱が大流行して、西アフリカでは3万人近くが感染し内1万人以上が亡くなっていたり

ボクが通過したギニア―コートジボワール間の国境も、エボラ出血熱でしばらく閉鎖されていましたし、コートジボワールの鉄道内にはエボラ予防の為の手洗い励行の貼紙が、ボロボロの状態でしたが未だに残っていました。

なおエボラ出血熱はつい先日コンゴ民主共和国で感染者が発見されたので、またいつどこまで広がるかわかりません。アフリカは昔から感染症と闘っていて、その研究に尽力した野口英世先生はタダモノじゃないな・・・と、最近になってようやく実感しました。知識としては中学校で習うのに、30歳近くになってようやく理解しました。

 

長く語りましたが、実際の展示室はじっくり見ても15分以内には終わります。

記念庭園も、カギを開けてもらえました。

庭園は・・・うん、まぁよくわかりませんが(;^ω^)

銅像の前には、よく見ると新しい花が供えられていました。

今日が命日だから・・・ですよね多分。なんとなく嬉しくなりました。

ボク黄熱病の予防接種受けて来ました!あなたのおかげでアフリカを旅行できています!

日本人では医学関係者の次くらいに、バックパッカーから尊敬されているなんて予想付かなかったろうな。

 

さて、今日はガーナ最終日ですが、どうしても食べたくて見つからなかった食べ物を食べるべく、ちょっとお高そうなレストランにやって来ました。

 

12時の開店直後に入ったのでガラガラでしたが、この後どんどん客が入って来ました。かなり人気店みたい。

 

オーダーしたのはフフ!ヤギ肉スープと合わせて35.5(万)セディ(≒849円)

フフ

ほとんどスープに沈んでいて見えませんけど。

この丸いのがフフです。

ガーナによくある、練って丸めた系に見えますが、ちょっと違うんです!キャッサバやトウモロコシの粉を水で練って蒸した物を、お餅みたいに突いて作るんです。

いやまぁ、結局似たようなもんか。

ではいただきまーす。

おぉー、今まで食べた他のガーナ主食(ケンケやバンク―)と違って、弾力がちょっとあります。あやつらはベチョっとしてるだけだったので、この弾力があるだけで得点高いです。

そして酸っぱさは全くなく、穀物らしい甘みがしっかりと感じられます。これはガーナの練り物系主食で一番うまいわ(*´ω`)

スープは、ヤギ肉の入ったピリ辛トマト味のスープ。ヤシ油も入っていてコクがあります。

このレストラン、普段使いにはちと高いですが、バックパッカーが最終日にちょっと贅沢するにも手の届く金額だし、駐在員が出張で来た人をもてなして「これがアフリカ料理だぜ!」って安心して案内できるクオリティだし、とても良かったです。

と言う事で地図貼っておきます。『Restaurant Buka』です。

 

ガーナの主食、いろいろ食べ過ぎて自分でよくわからなくなって来たので、ガーナの練り物系主食を図でまとめてみました。

いったい誰の何の役に立つんでしょうねこの図

「ガーナを短期旅行するけど何を食べたら良いかわからない!」と困っている人が身近に又は道端にいたら教えてあげて下さい。おいしいのはフフかオモトゥオですが、フフは遭遇率が低いし、オモトゥオは要するに米でアフリカ感がいまいちなので、遭遇率が高くて尚且つケンケほどツラくないバンク―やトゥオザーフィあたりがオススメです。

あ、でもトゥオザーフィは北部ではよくありますが、アクラでは少ないかも。

 

このレストランの近く、「オックスフォードストリート」には、カジノがたくさん立ち並んでいました。

カジノってたいていホテルに併設されているもんなんですが、アクラのカジノはショッピングセンター併設が多かったです。

うち1軒に入ってみましたが、客は全くおらず。まぁ平日の昼間だからそりゃそうか(;^ω^)

ルーレットのミニマムベットが5(万)セディ(≒120円)と、ガーナの物価を考えるとやや高めの設定でした。他は台が開かれてすらいなかったので分かりませんでした。

ドレスコードは、アジアのカジノと比べたらちょっと厳しかったようです。短パンとサンダルは不可、上もノースリーブは不可と書かれていました。

ボクは行った所は、テーブルゲームはバカラとルーレット。あとはスロットマシーンなどの機械ゲームと言う、こぢんまりしたカジノでした。規模的には好きなんだけど、他に人がいないと楽しくないので、遊ばずに出て来ました。

 

さて、今日行きたい所はあと1箇所。ガーナ国立博物館!

「Temporarily Closed(臨時休館)」って書いてある(|||´Д`)そ

一応敷地内にいる人に訊いてみましたが、やっぱり休館らしい。しょんぼり(´・ω・`)

「奥にクラフトショップがあるよ」と教えてもらって、敷地の奥に行ってみましたが、

クラフトショップも閉まっとるやないかーい

アクラの観光地は閉まってて入れないパターンが多かったなー。よっぽど巡り合わせが悪いみたいです。

博物館が閉まっていたせいで、1時間半ほどぽっかり時間が空いてしまいました。早めにホテルに戻って荷物をピックアップ。30分ほど休んで、早めに空港に向かう事にしました。

 

さて、話の長さと切れ目的に、いったんここで切ります。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. baum より:

    グラフや表にサラリーマン生活の足跡が感じられますねー(^^;)見える化ですか?イイね!
    私は半世紀以上生きてきましたが未だに野口英世先生の偉大さには無知です。やはり旅は人間を成長させてくれますねー^ ^いい事だ!

  2. wolt より:

    >>baumさん
    見える化でガーナの主食がよく分ったでしょ~( ・´ー・`)ドヤ!
    現代の日本だと感染症ってものすごく遠い存在ですが、アフリカは旅行しているだけで「感染症が残した爪痕」に触れるので、それと闘う事はすごい事だなと、実感として感じ取れるようになりました。

  3. Kay より:

    そのお花は当日、朝8時から9時過ぎの清掃時に日本人会の方と一緒にお供えしたものです。
    もう少し早くお出でになっていたら、お会いできましたね。
    https://skyworx-ho.blogspot.com/2018/07/blog-post_19.html

  4. wolt より:

    >>Kayさん
    まさかお花を供えた方にブログを見つけてもらえるとは!めっちゃ感激です(((;’∀’)))
    清掃もされたんですね。その場に居合わせたかったです。

  5. Samantha より:

    はじめまして リアルに旅行の様子が分かりやすく見させて頂きました
    私は、アクラに行く予定です
    飛行機で30時間以上のるのが、、
    気圧でいつも耳がおかしくなります
    マレーシアの9時間でも帰国後病院へ行き、30時間はどうなってしまうのだろう? と非常に不安です
    飛行機の耳栓はいつも使っていますか?何かアドバイスして下さい
    宜しくお願いします

  6. wolt より:

    >>Samanthaさん
    はじめまして!アクラまでのフライトそんなにかかるんですね、しんどそう・・・。
    ぼくは飛行機では耳栓はしませんが、高度が上がって変な感じがする時は”耳抜き”をやります。指で鼻をつまんだまま、ゆっくり鼻から息を吐きだそうとすると、耳の中で「ポコッ」となる感覚があります。これが耳抜きです。
    耳の中に溜まっている空気の気圧と、外の気圧が違うから、耳の中の空気を抜いてやる、と言う動作です。1回のフライトで1回やればじゅうぶんです。

    本来はスキューバダイビングの技術らしいので、ネットで検索してもやり方が詳しく出て来ます。ガーナ行きの前にちょっと練習してみてはいかがでしょう。