コートジボワール鉄道に乗ってディンボクロからアビジャンへ移動!(2018年4月25日)

ぼんじゅーる!

今回はコートジボワールの鉄道でディンボクロからアビジャンに移動しました!

本日の移動。アビジャンに一直線。たぶん200kmも無いくらい。

 

さて、アビジャン行きの列車は1日1便、朝10時発と昨日聞いたので、宿は9時に出発。

夜に雨でも降ったのか、湿った匂いがして空も暗いです。

 

が、駅に行ってもチケット売り場が開いてない。近くにいた駅員に訊いてみると「13時30分」と言われました。なーんといきなりの3時間半遅れ。

昨日は、ボクが到着した11時半には既に列車は行ってしまっていたので、昨日は少なくとも11時までくらいには来ていたはず。くそう(;-ω-)

 

幸い、駅で荷物は預かってくれるとの事だったので、ザックを預けて散歩。

朝9時台ですが、市場はすでにスゴイ活気。

すげぇ巨大なイモがごろごろ。

これはヤム芋かな?大根よりも全然太いんだけど、これ何で切るんだろ。のこぎり?

 

そう言えば爪切り(ベトナムで買ったやつ)がいつの間にか無くなっていたので、爪切りを探してうろうろ。

薬局、スーパー、個人商店、化粧品屋と各何軒かずつまわりましたが、どこにもありませんでした。爪切りってどこに売ってるの???

今思うと、爪切りも瞬間接着剤もサッと出て来ていた東南アジアやインドの個人商店ってスゴイな、と思いました。

あー、ヤムスクロの、ガスコンロや自転車ヘルメットまで置いてあるスーパーにならあったのかもね・・・。ぬかった。

 

どうも今日の移動は長丁場になりそうなので、食べれるときにしっかり食べておきましょう。アチェケ。300CFA(≒61円)

アチェケ

この店は辛味噌みたいなのが付いていました。朝でも食べやすいアチェケ優秀。

 

駅近くの屋台みたいなカフェでコーヒーを頼みました。200CFA(≒41円)

なんか、あの、いと白いんですけど。

こ、この味は・・・・・スキムミルク(;・`Д・´)

大半がスキムミルクで、ちょっとコーヒーの香りって感じです。か、カルシウムが摂れるから良いのか・・・?でもスキムミルクで200CFAは高いなぁ。

 

外は暑くなってきたので駅で待機。

涼しいし広いし、比較的待ちやすい駅です。

ふと気づくと、子供が駅の入口に群がって「フォトフォト」言っています。

撮ると、キャッキャ言いながら、わーっと走り去って行きました。

 

数分すると、また来た。

さっきより近い気がします。

撮ると、またキャーっと走り去って行きました。

なんなんだよw

数分後。

なんか一気に近づいてきました。

近い、近いよ(; ̄ω ̄)そ

そしてお約束みたいに髪を触るんじゃない!ヾ(`Д´)ノ”ムキィ

そうそう、主に子供や若い子からしょっちゅう頭を触られる理由、最近ようやく分かって来ました。

黒人ってチリチリの髪を短く刈り込んでる人が多く、なんかゴリゴリしてそうな見た目で、ボクからすると「どんな感触なんだろうなー」って触ってみたくなるんですが、多分あっちはその逆なのかと。

短く刈った状態から少し伸びた、ド直毛のボクの髪は今ほさほさした見た目なので、どんな感触か気になるんだと思います。納得。

 

どんどん子供が集まって来て、最大20人くらいが周囲を駆け回っていました。

 

わぁカメラ向けたら泣いた(; ̄Д ̄)そ

 

しばらくすると、駅員に追い払われて散って行って、平穏が戻りました。

 

13時半にはやっぱり来ず、14時くらいにようやくチケット窓口が開きました。アビジャンまでは2等席7,000CFA(≒1,420円)。

よく見ると、チケットの通し番号?が「0000009」です。7ケタもある数字のうちの1ケタ目ってレアちゃうか。

いやでも、もしかすると毎日リセット方式かもしれない。だとするとこの駅じゃ3ケタ目を使う事はまず無いだろうな。

 

14時半くらいになると、どこからともなく露天商が机を持って現れて、食べ物を並べ始めました

これは間違いなく列車の客向け!どうやらそろそろ来そうですね。

おいしそうな物があったので買ってみました。100CFA(≒20円)

今はカチンカチンに凍っていますが、少し溶かすとちょっとヨーグルト味のミルクシェイクみたいになりました!めちゃ濃くてうまい!!!٩(*´꒳`*)۶

 

列車は15時過ぎに到着。

どうもこの駅では長めの停車になるようで、休憩を求めて乗客がなだれ出るようにドッと降りて来ました。

荷物がたくさん残された車内。

うぉ、むわっとする。だいぶ風通しが悪いみたいです。今日は特に湿度も高そうなので、余計むわっと感がすごい。

 

隣の人がうちわを貸してくれました。旗みたい。

西アフリカで見かけるうちわは、たいていこんな形です。

あおぎ面は、樹脂のチューブを畳みたいに編んで作られています。柄は竹を割ったの。

なんだか畳が恋しくなりました。畳で昼寝したい。

ただこのうちわ、日本のうちわと手首を動かす軸方向が違うので、全然慣れませんw

 

窓を見ると、ちょいちょい窓の端に段ボール紙が挟まっています。なんだあれ・・・?

 

列車は15時30分に発車。外の景色はずぅっと緑。

あ、昨日見に行った橋は、めっちゃ徐行して渡っていました。また崩落したらいけないですからね!

 

走り出して段ボール紙の意味に気付きました。あれは風をちょっとでも中に入れる工夫だ!

この列車、窓が上部のちょこっとしか開かない上、走行速度もめちゃ遅いので、走り出しても全く風が入ってこないのです。

走り出したら涼しくなると思ったけど、走り出しても暑いやんか・・・(›´ω`‹ )

天井扇も設備としては付いているのですが、動く気配はありません。/(^o^)\ナンテコッタイ

 

じわじわと染み出してくる汗に全身覆われたまま列車は走り、、18時半にまた長めの停車がありました。

水を買ってがぶがぶ飲みました。ちょっと熱中症になるかと思った。

さすがに日が落ちると多少はマシになって、これ以降は割と過ごしやすかったです。でも今度はケツが痛くなってきました。座席がバス停の待合席みたいな樹脂製なのです

 

200km弱なので4,5時間程度で着くと思ってましたが、アビジャン到着は22時過ぎでした。6時間半かよ。全然速度出ていませんでしたからね・・・。

本来は朝出発の夕方着く予定で、テキトーに歩き回って宿探しするつもりだったので、全然ホテルの見当を付けていません

列車に乗っていた係員に、駅近くに安いホテル無い?と訊いて、駅前のHotel Terminusとやらに案内してもらったんですが、安い部屋は満室で15,000CFA(≒3,042円)の部屋しか空いていませんでした。

鉄道職員に親切に案内してもらった手前、「やっぱり駅で野宿する」とは言いづらい

後でツイッターで、実はこの辺に安い宿がある事を聞くのですが、この時は周囲に宿があるかどうかすら分からなかったので、ここで妥協しました。

空調は付いていますが、受付の態度は悪いわ値段の割に虫は多いわで、どちらかと言うとクソなホテルでした^q^

 

疲れ切っていたので、水だけ飲んで寝ました。明日はまず宿移動しないと・・・。

では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. y.kujime より:

    鍬とか鎌とかの店はありますか?

  2. Tom より:

    鉄道が通ってる場所は一気に人と物の移動する量と距離が増えますね。セットプラスやバイタクじゃあそんなにはこべないからね。暑さと硬い席に耐えたwoltさんのレポートで、鉄道って貴重なインフラだっていうのを再認識しました!

  3. TIKTIK より:

    自分も旅しているような気分で、興味深く見ていますよ。
    その辺は歴史的な建造物とかはないけれど、人々の生活ぶりが見られるかな。
    子どもたちは、初めて見る日本人に好奇心旺盛ですね、
    昔のインドもそうでした、ジロジロ見られました(今はない!)。

  4. wolt より:

    >>y.kujimeさん
    あ、なるほど、金物屋ですか!
    でもご心配なく!翌日意外な所で見つけました^^v

    >>Tomさん
    確かに、鉄道ってやっぱり大事ですよね。
    アフリカで鉄道を整備しよう!ってプロジェクトがあるようなので、いつの日かアフリカを鉄道旅行できる日が来るかも・・・?

    >>TIKTIKさん
    そうですね、歴史的な建造物の情報はあんまり無いですねぇ。世界遺産も自然遺産ばかりですし。
    観光地が無かったら無かったで気楽なので、おっしゃる通り人の生活や町の様子を見ています^^