ギニアのカンカンからベイラへ移動&緑豊かなベイラに滞在(2018年4月15日~16日)

あっさらーむあらいくむ!

今回はカンカンからベイラに移動して、ベイラに2泊滞在しました!

今回はちょっと長めの移動。一気に南下しました。

 

朝はいつも通り8時に出発。街路樹が赤・黄・緑のギニアカラーに塗装されてる。

 

カンカンから南へ行くセットプラス(乗合タクシー)乗り場がわからなかったので、何人も人に訊きながらやっとたどり着きました。


 

ベイラ行きは、セットプラスじゃなくてワゴン車でした。

ベイラ行きと言うより、それより更に南のヌゼレコーレって街行きみたい。

おそらく料金もヌゼレコーレ行きと同額、130,000ギニアフラン(≒1,543円)もしました。

 

さて、昨日の昼食以降何も食べてなかったので空腹MAX。駐車場の端からおいしそうな匂いが漂って来ています。

どこの飯がおいしそうかなーとキョロキョロ覗き込んでいると、ひゅっと後ろに乗りつけて来たバイクのおっちゃんが「そこの飯が一番うまい!」と指さして言いました。誰だアンタは。タイミングがおもしろすぎるw

おっちゃんライダーおすすめの所にしました。白ご飯にピリ辛のスープ&牛肉のせ。10,000ギニアフラン(≒119円)

すんげーうまそう!

しかもこれ、牛肉!!でかい!やわらかい!うまい!!!

ピリ辛のスープはセネガルのヤッサにちょっと似てる。タマネギがたくさん入っています。

朝からがっつり大満足ヾ(‘ω’)ノ”

 

車の近くで客待ち。ノージャンルの物売り。

洗面器の中にはビスケット、歯ブラシ、子供用のおもちゃや人形、弁当箱みたいなのまでありました。

 

客待ちの時間はそんなにかからず、9時半過ぎくらいには出発。やっぱりセットプラスみたいにぎゅうぎゅう詰めなんですが、座ってしばらくしてから座席の違和感に気付きました。なんかケツがびしょびしょなんですけどぉぉぉぉΣ(゚∀゚;)

ボクは2つの座席にまたがって座ってたんですが、左側の座席がぐしょぐしょに濡れています。水の量はけっこうありそうけど、臭いも何もしないので、多分誰かが飲み水でもこぼしたんじゃないかな。こぼしたヤツは知らん顔して他の席に乗ってるんじゃないのかコラ(#^ω^)ビキビキ

とりあえず大きめのビニル袋敷いて座りました。くそう、大きめのビニル袋は貴重だから使いたくないんだぞ・・・!?

 

2時間半くらいで休憩。

あのトラック?積み過ぎやろwタイヤしか見えてないからトラックかどうかもわからんやんw

 

車内は人が多くて暑いし、隣のおばちゃんはけっこうグイグイ押して来て姿勢を変えるし、カンカンを出た直後から未舗装路が続いて、外からは砂埃がもうもうと入って来るし、かなりツラい道中でした。

15時半くらいに、ベイラの入口に到着。

ボクを降ろす為に停車したんではなく、どうも車のトラブル?みたいで、運転手が車の前面下部を覗き込んで何やらやり始めました。

ベイラの中心部まではちょっと距離があるけど、待つのも面倒なので降りて歩いて行く事に。

 

ベイラには、グーグルマップで見る限りホテルは無いのですが、住民に「ホテル?」と訊くと、進行方向を指さされました。ちゃんとホテルはあるようです。分かれ道の度に人に訊きながらてくてく。

言われるまま歩いて行って、中心部も通り過ぎて、ちょっと不安になっていると、親切な人がバイクで送ってくれました。あと500メートルもないくらいでした。

やっぱりこの宿もナイトクラブが本業らしい。

時刻は16時過ぎですが、この宿、まだ夜じゃないのに電気と水が使えます!

1泊150,000ギニアフラン(≒1,781円)と値段もまぁまぁ。これでクソ高かったらどうしようかと思ってました。

 

全身が赤っぽい砂埃まみれでしたが、外出するとどうせまた砂まみれになりそうなので、シャワーも浴びずに散歩。

日本の田舎と同じ、湿った木の匂いがします。懐かしくて涙出そう(ノω`)

ヤギかわゆす。逃げない。

 

青少年たち。

 

夕食を買って宿に戻り。バゲットと魚の缶詰を買って来ました。

今日の移動は疲れた・・・(›´ω`‹ )

ベイラの町が過ごしやすそうなので、翌日も滞在する事にしました。

あと宿がなんかめっちゃ懐かしい匂いがするんです。部屋は古い木の匂いなのかな。おばあちゃんちとかと同じ匂いがする

更にバスルームは丸○荘って民宿の水回りと同じ匂いがする。丸○荘。勤めてる時に会社のラン仲間と、富士山周辺で開催される大会に出る時に毎回泊ってた民宿。めっちゃ懐かしい。こんな和む宿、2泊滞在するしかない٩( ‘ω’ )و

 

 

翌朝、昨日のバゲットの残りをかじって、散歩。

朝はひんやりと涼しい。

道沿いの建物にたむろしていた警官に呼び止められて、おっかなびっくり近づくと、写真撮ってほしいだけだったようです。

この方、めっちゃマジメくさった顔で写っていますが、手には食べかけの果物を持っています。

ギニアの警官は腐敗がひどくて、賄賂を請求されると聞いてたんですが、ボクが出会った警官はみんなフレンドリーでした。まじめに仕事してるかと訊かれるとアレですけどw

小川のほとりは、洗車場になっています。

昨日の夕方はバイクがたくさん停まっていました。

 

市場に来たのですが、なんか空き率が高い。

アジアと違って市場の朝は遅めなんだろか。

野菜売り場周辺は賑わっていました。

賑わい過ぎて、この後中央付近でおばちゃんらがケンカを始めていましたが・・・(;^ω^)

この赤い液体はヤシ油

ボクがギニアに来てから食べてる食べ物、たいてい赤っぽい色をしていますが、それはこのヤシ油が使われているから。独特の風味があります。

ヤシの実って赤くなくない?と思っていたんですが、どうもこの油をとる用のアブラヤシって種類のヤシがあって、その果実が赤いようです。

樹脂製品屋さん。

ギニアの樹脂製品は、このちょっと毒々しいくらいの原色と模様が特徴。用途は幅広くて、食器、洗面器、ゴミ箱、物売りが商品を入れるカゴなどなど。

 

さて、市場を撮る時に悩むのがイスラム女性。たいていどこの国でもイスラム女性は撮影禁止で、どう撮っても女性が写り込んでしまう市場は、なかなか撮影が難しいのです。

実際、さっきのヤシ油を売っていた女性も、ヤシ油の撮影はOKしてくれましたが、本人たち(女性3人)は揃って布で顔を隠してそっぽ向いてしまっていました。そんなにイヤかい・・・(;^ω^)

でもたまにノリノリの女性もいます

撮った写真を見せて「びゅーてぃふる!」って言ったら伝わったようで、嬉しそうにキャッキャとはしゃいでいました。おばちゃんかわええ(*´ω`)

 

小さい町なので、1時間ほど散歩終了。

 

昼はゲームしたりブログ記事書いたり。

ギニアに来て初めて、電池の残量を気にせずにパソコンやスマホを使う事ができました。今までの宿、日中は停電してたんだもん(;´Д`)

 

昼15時頃に昼飯に行こうと思ったら、突然の雷と豪雨。ちょっと怖いくらいの激しさでした。

 

1時間くらいで止んだので外出。まだ時々雷が鳴っています。

 

ヤギの子供。靴下履いてるみたいな模様(*´ω`)

 

宿から町の中心部までは1kmくらいあって、その途中に小学校があるのは知ってたんですが、今日は小学生達の下校とかぶってしまいました

もうね、もみくちゃですよ

なんかもう全員が握手したがるし、なぜか頭を触りたがる(;^ω^)

あ、こら!マンゴー食べてベタベタした手でボクの髪を触るんじゃありません!いえ、触らないで下さい(›´ω`‹ )

キミたち、動いたら写真に写らないって知ってる?(;^ω^)

最初は何事かと思うような大所帯で歩いてたのですが、町の中心部に着くまでに各自の家に散って行って、なんとか最後6人くらいに手を振って別れました。つ、疲れた(›´ω`‹ )

学校で英語を習うようで、ちょっと年長の子供は英語を話せていました。この子らが大きくなると、フランス語話せなくてももう少し旅行しやすくなるね。

 

昼飯は、ヤシ油で煮た菜っ葉。ちょっとしかのせてないけど、菜っ葉は別のお椀でもっとよそってもらってます。

これ結構やみつきになる( *´艸`)

何がこんなにおいしいんだろう・・・ヤシ油もおいしいし、ちょっと混ざってる魚も良い仕事してるんじゃないだろか。

お値段はわずか3,000ギニアフラン(≒36円)でした。

 

夕方はもう少し賑わってるのかなーとまた市場に行ってみましたが、やっぱり空きだらけでした。

でもこれだけ屋台があるって事は、昔はもっと賑わってたって事なのかなぁ。

マンガの扉絵かCDのジャケットみたいな構図になった。

 

グラウンドでは若者がフットサル。

素人目に見てもレベル高いと思うんだよな~。

往きはもみくちゃになって撮れなかったけど、これが小学校。

建物が新しそう。

ベイラはやっぱり木が多くて落ち着きます。

んー、好きだわこの町(*´ω`)

 

市場で買ったお菓子を賞味。左のが1袋1,000ギニアフラン(≒12円)、右のが1枚500ギニアフラン(≒6円)。

右のお菓子は、ゴマを甘いタレで固めた感じのお菓子。日本でも欧州でも似たようなお菓子あるけど、ゴマを飴みたいなもので固めるって発想は人類共通なんだろか。

左のお菓子はこんなの。

おぉ、ドーナツの外側のカリカリ部分だけを固めたみたいなお菓子だ。これうまーい(*´ω`)

ミスドのオールドファッションが好きな人なら、このお菓子は絶対好きだと思います。あんなに甘くはないけど。

 

さて、ベイラは町も宿も居心地良すぎて離れたくないですが、明日は移動!ヌゼレコーレへ移動します。多分ギニアで最後の訪問都市になります。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. 中島 澄枝 より:

    始めまして。旅先の方の「足のゆび」「脚」の形が観たいのですが撮っていただけませんか?今歩かない日本人の生活が原因か?子ども達の足が大変です。立てないのです。すぐよっかかる、親指を使って歩かない「浮指」がほとんどです。アフリカの大地を歩いている方たちの足が観たい!お願いいたします。

  2. wolt より:

    >>中島さん
    はじめまして!
    足ですか~。意外なご依頼でちょっとびっくりしましたが、了解です。その辺の人達にちょっとお願いしてみます。
    構図は「両脚全体(腿からつま先)の正面」「足(くるぶしから下)の側面(土踏まず側)」って感じですか?

    すぐ撮れるか分からないので、撮れたらコメント投稿時にご記入頂いたメールアドレスにご連絡致します。

  3. Tom より:

    「小さい町なので、1時間ほど散歩終了。」の後の縦長の写真、いい写真ですね! 好きですこう言う絵。レンズのことは不案内ですが、長旅したレンズで撮られたのでしょうか?

  4. wolt より:

    >>Tomさん
    ありがとうございます~ボクもお気に入りの1枚です^^
    レンズはあの1カ月待ったレンズですよ~