食べ物がおいしい事で人気のスペイン!約2ヶ月のスペイン旅行を通して食べた料理の中で、お気に入りの食べ物を5つ選びました!
・・・って結局、日本でも人気の定番スペイン料理ばかりになってしまったので、あんまり面白味が無いかも?(;´∀`)
スペインのお気に入り食べ物5選
5位_トルティージャ(Tortilla)
食べた場所:スペイン各地のバーやカフェ
トルティージャ・パタタス(Tortilla de Patatas)やトルティージャ・エスパニョーラ(Tortilla Espanola)って書いてある時もありますが、スペインでトルティージャって言うとたいていコレが出てきます。
簡単に言うと、ジャガイモ入りオムレツ。店によってはタマネギ等の野菜も入ってたりします。
見た目は地味なんですが、食べると何故かうまい。
おそらく美味しさの秘密はオリーブオイルとニンニク。スペインのトルティージャは、まずジャガイモ(や他の野菜)を、たっぷりのオリーブオイルとニンニクで揚げ煮にして、そのニンニクの香りが移った油を使って卵も焼くのです。
個人的な感想ですがスペインのニンニクってかなり上品な香りと味です。調理法なのかニンニクの種類なのかはわかりませんが、全然主張しない。
上品な香りのニンニクと、新鮮なオリーブオイルがおいしさの理由(たぶん)。なので、材料的には世界中どこでも食べれそうな気がしますが、この味のトルティージャを食べれるのはスペインならではだと思います。
見た目の地味さに惑わされず、スペインに来たら絶対食べた方が良い一品。
実際に食べた時の記事はこちら↓↓[日記]マドリッドの観光客の多さをなめてて宿難民になりかけたの巻[日記]カミーノ2日目!アルベルゲを確保せよ!
4位_アロス・ネグロ(Arroz Negro)
食べた場所:セビーリャ、トレド
別名パエージャ・ネグラ(Paella Negra)。パエリアのひとつで、イカスミを使って黒くしたものです。
作り方はパエリアと同じで、お米を炒め、イカ、エビ、貝などのシーフードと共に炊き上げた料理。
他のパエリアも好きだったんですが、ボクは断然このアロス・ネグロが好きでした!イカスミって特に味がするわけではないのですが、食べているとなんだか香ばしいような、うまみがあるような、そんな気がします。本当に気のせいなのかもしれませんが美味しいので良いのです。
実際に食べた時の記事はこちら↓↓[日記]世界遺産古都トレドに行ってきた![日記]セビーリャでやる事をやるはずが
3位_ソパ・デ・アホ(Sopa de Ajo)
食べた場所:カミーノ・デ・サンティアゴの”フランス人の道”各地
ソパ・デ・アホは直訳すると「ニンニクのスープ」です。その名の通りとにかくニンニクが全面に出たスープです。レシピによっては4~6人前でニンニクまるごと1個使ってたりします。道理ですごいわけだ・・・(やや引き)。
具は卵とかいろいろ入れたりもするそうですが、ボクが一番好きだったのは麩のような乾燥パンだけが入った、シンプルな物。スープとパンだけでエンドレスで食べ続けられるほどうまかったです。
食後はさぞかし後味が悪いんじゃないかと思いながら食べましたが、意外とそうでもなくあっさりしていました。
実際に食べた時の記事はこちら↓↓[日記]カミーノ10日目!!ニンニクスープうま!
2位_ガンバス・アル・アヒージョ(Gambas al ajillo)
食べた場所:マドリッド、サリア
ガンバス・アル・アヒージョは、日本でも「エビのアヒージョ」として割と知られている食べ物。
基本的な作り方はとても単純で、具とニンニク片を大量のオリーブオイル(+調味料)でぐつぐつ煮込むだけ。
とは言っても、スパイスとして鷹の爪を入れたり、隠し味に白ワインを使ったりと店によって工夫しているようで、レシピはかなり多岐にわたるようです。
具は野菜でも肉でもなんでも良いみたいですが、やっぱりエビは最高ですね。
エビももちろんうまいのですが、残ったオリーブオイルが本体と言っても良い。ニンニクとエビの風味が残る塩っぽいオリーブオイルは、パンとの相性バツグン。皿の隅までパンで拭って残さず食べます( *´艸`)
実際に食べた時の記事はこちら↓↓[日記]マドリッドの観光客の多さをなめてて宿難民になりかけたの巻[日記]カミーノ22日目!元旦も雨《Triacastela⇒Sarria》
1位_プルポ・ア・ラ・ガジェーガ(Pulpo a la gallega)
食べた場所:セゴビア、サンティアゴ、ビジャフランカ
日本語で言うと「タコのガリシア風」。
おいしいものが多いスペインで1番を選ぶのはかなり悩みましたが、何度でも食べたいと一番思ったのがこれ、タコのガリシア風。
茹でたタコとジャガイモに、オリーブオイル、パプリカパウダー、粗塩をふりかけて出来上がりと言う、これまたシンプルの極みみたいな料理。
シンプルなのにうまいのは、やっぱりタコそのものやオリーブオイルがうまいからだと思います。タコなんてちょっと日本人としての常識が覆るレベルで柔らかい。
ただ、どんな店で食べてもおいしい他のスペイン料理と違って、けっこう当たりハズレがあるのもこの料理。シンプルな料理だけに、タコやオリーブオイルの新鮮さ・茹で方に大きく左右されるんじゃないでしょうか。
なお、スペイン国内でも人気料理らしくて、ガリシア地方の料理だけどスペイン全土で食べられるみたいです。
実際に食べた時の記事はこちら↓↓[日記]世界遺産セゴビアを見て来た![日記]カミーノ19日目!のんびりな日《Ponferrada⇒Villafranca》
番外_ムール貝の缶詰
スペインのスーパーは、とにかく缶詰の種類が豊富!
嬉しいのが魚介類。定番のツナ、アンチョビの他、シラス等の変わり種、貝はアサリ(?)、バカガイ、ムール貝など。味はたいてい塩とトマト味の2種類あります。たまにピリッと辛いのもあったり。
そしてボクが一番好きな缶詰がムール貝のトマト味。日本にいる時からムール貝缶詰は好きだったんですが、日本のスーパーで買うと400~500円と意味不明な値段するので、おいそれと買えなかったのです。
それがスペインでは、どこのスーパーに行っても0.9~1.4ユーロ(≒118~184円)程度。もうしょっちゅうムール貝缶詰を買っては食べていました。最高かよ!
他の缶詰もお手頃価格なので、スペインに来たらあれこれ試して、お気に入りの缶詰を探してみると良いと思います。
スペイン食べ物総評
こうして眺めてみると・・・オリーブオイルとニンニクが多すぎる!Σ(‘ω’)
スペインの料理は見た目がシンプルなのに美味しいのが特徴だなと思いました。料理としては自分でも真似できそうな物が多いですが、多分スペインで食べるのとは天と地ほどの差になると思います。
と言う事で、スペインのお気に入り食べ物まとめでした!旅行する際は参考にどうぞ(=’ω’)ノ
コメント
まさしく!シンプルなのにうまい。料理してる人もすごいシェフってな感じじゃないのにハズレがないのが不思議。きっとここにあがってる料理はスペイン人のソウルフードなんだと思います。何世代に渡ってどこの家でも作って食べてきたものじゃないかと。誰が作っても基本は外さないようになってるんではと想像しています。大阪人にとってのお好み焼きみたいな感じ?!
>>Tomさん
そうそう、すごい人っぽくないのに、トルティージャとかひょーいって作っちゃってるんですよねw
妙に凝った見た目の料理よりも、スペインのシンプルでいて完成形に近い料理はとても好みでした!
ぼく大阪生まれなのでお好み焼き食べたいなうです(ノシ’ω’)ノシ
ぼくは大阪人のかけらもありませんが、お好み焼きは大好き!日本を代表するものですね〜 里心つかせちゃってたらごめんなさいm(__)m
お好みソース1本で許しまひょ(´-w-)ウヒョヒョ
じゃあAmazonで送りましょー かー( ´ ▽ ` )
ヒェッ(;゙゚’ω゚’):