あっさらーむあらいくむ!
今回はセネガルのサン・ルイから、首都ダカールに移動しました!
朝、昨日買っておいたパンと缶詰で朝食・・・と思ったら、缶詰がプルタブ?の無いタイプの缶でした。
確かあったはず!とツールナイフをわちゃわちゃ展開したら、ちゃんと缶切りが出て来ました。(付いてたかどうかも覚えてなかった)
確か、缶切りは20台前半でどっかの国に行った時に初めてやったんですが、今回の旅行ではこの1年、缶切り使いませんでしたね。今まで気にしてなかったけど。世界的に缶切り不要タイプの缶が増えたんだなぁ。
サン・ルイからダカールは、距離としては200km程度なんですが、6~8時間かかると聞いていたので8時には宿を出ました。
サン・ルイ島に渡る橋を撮りたかったので、橋を歩いて渡りました。
登校する学生がたくさん渡っていました。
橋を渡った所で、バスターミナル(ガレ・ジュ・サンルイ)までバスに乗って行こうかと思ったんですが、
みっちりだったのであっさり諦めました。ザック持った状態だと、しがみついて乗るのはちょっと怖いのです。
ちょうどバスターミナルに行くタクシーを拾えて、500CFA(≒99円)で来れました。
ダカール行きのセット・プラス(7人乗り乗合いタクシー)もすぐに発見。5,000CFAって聞いてたんですが、荷物込みで6,000CFA(≒1,187円)って言われました。この荷物代制度はちょっと紛らわしいから好きじゃないなぁ・・・。タイでもあったけど。
バスターミナルには、物乞いの子供がたくさんうろうろしていました。入れ替わり立ち替わり、20人くらい来たかなぁ。全部違う子です。
黒人の子供の見分けなんてつかないのですが、彼らは服装が特徴的なので、同じ子かどうかはすぐわかります。ボロボロの女物のコートを着ていたり、ぶかぶかのスポーツウェアを着ていたり、Tシャツの脇が裂けて貫頭衣になりかかってたり。捨ててある衣服から、着れそうなのを拾って着てるんですかね・・・。
サン・ルイは、学校に通う子たちはパリッとしたきれいな服を着ていて、一方で物乞いの子供もすごく多かったです。今までは「全体的に貧しい地域」はあっても、こんなに極端に個人の貧富の差が出てる町は多分初めて来ました。
30分ほどで客が7人集まったので出発。ボクは真ん中の列のど真ん中になりました。
で、走り出したのですが、すぐに違和感が。
ボクは2つの座席にまたがって座っているのですが、左側の座席のクッションの綿がピンポイントで抜けているようで、左側のケツだけがめっちゃ落ちます。
で、ボクの左には子連れのスーパーふくよかなおばちゃん、右には中肉だけど長身でけっこうガタイの良いお年寄りが座っています。つまり上半身はみっちり挟まれて身動きがとれません。
上半身固定で、座席のバランスが悪いとどうなるかと言うと、1時間足らずで腰が痛くなってきます。ヤバい、これは6時間もたない・・・(;´Д`)
両サイドに迷惑をかけながらもそもそ動いても、状況は一向に改善しません。車停めてもらって、ザックから何か衣類でも出して敷こうかどうしようか悩んでいると、出発後2時間ほどで、ボクの真後ろに座っていたお年寄りが、大声でドライバーと交渉し始めました。
言葉はまったくわからないのですが、なんとなく目的地を変えてほしいと言ってるような感じで、ドライバーはかなり困惑しているし、周りの客も「いやそれはあかんやろ」みたいな口調でなだめています。
お年寄りはかなりヒートアップしてわめいていて、ボク個人的には後頭部にぜったい唾が飛んで来ていると思うのですごく嫌でした。
数分で車は広めの路肩に停まって、お年寄りは降りて去って行きました。あんな何もない所で降りてどうするんだろう・・・。
・・・あ!ラッキー!!(・∀・)
すかさず、後ろの人に頼んで、わめいていたお年寄りが座っていた席に座らせてもらいました。クッションの抜けてない、ちゃんとした座席でした。
5時間弱でダカールのバスターミナル到着!意外と早く着きました。
そしてボクの腰の安寧は守られました。ていうか最初の座席だったら5時間の間に腰砕けてたと思います。変な人が乗ってて、途中で降りてくれてマジで良かった。
バスターミナルは、予想以上に大きくてしっかりした、キレイなバスターミナルでした。
さすが首都!
さて、ここから今日の目的の宿まではまだ距離があるので、乗合いタクシーで行く事に。
20分ほど待って、乗合いで2,000CFA(≒396円)でした。ちょっと高い気がするな・・・。感覚的に1,000か1,500くらいで行けそうだけど。
距離的には10kmちょっとくらいのはずなんですが、道が激混みで1時間くらいかかりました。サン・ルイからの乗合タクシーも、最後の15kmくらいに1時間かかったんですよね。ダカールは車が多い!
宿までてくてく。
日本人が経営する宿、「シェ・山田」さんは住宅地の中にありました。
日本人が経営する日本人宿に宿泊するのは、1年旅行して来て初めてです。ボクのブログを長く読んで下さってる方や自己紹介ページを読んで下さった方はご存知と思いますが、ボクはたいてい日本人宿は避けるのです。
でも、ここはオーナーの山田さんに以前ツイッターで絡んでもらったのでそのご縁と、あとこれからのルートを決めるのに情報収集したくて、前々から宿泊を決めていました。
客は日本人オンリーですが、こぢんまりしていて落ち着いて滞在できそうな雰囲気でした。パリピに迎えられたらどうしようかと思っていたので良かった良かった(*´∇`)
オーナーの山田さんは外出していて不在でしたが、猛烈に空腹だったので、ザックを置かせてもらってすぐ飯に出かけました。
宿から一番近いセネガル料理屋へ。メニューにはハンバーガーとかそう言うのばっかり書かれていたのですが、なんかライスと何かもできるって事で、そのライスと何かを頼んでみました。
・・・すげぇ見た目の物が来たな(; ̄ω ̄)そ
なんかぐちゃぐちゃですが、ボクはまだ指一本触れていません。この状態で来ました。見た目の悪さならこの1年でワースト5位以内に入るでしょうw
おそるおそる食べてみると、味はまぁそこまで突飛でもないかな?昨日のヤッサよりも更に酸味が強くてキュンとします(›´ω`‹ )←キュンとした顔
野菜はぐだぐだに煮込まれていて何がなんだかわかりませんが、タマネギと白っぽいトマト、葉物野菜が入っています。
見た目すごいですが、味はまぁ悪くは無くお値段700CFA(≒138円)でした。・・・が、ボクが650CFAか5,000CFA札しか持ってなくて、5,000CFA札を出そうとすると、「650で良い」と言われました。日本で700円の物を650円では売ってくれないと思うけど・・・(;^ω^)ゆるいなぁ
その後はATMへ行きました。最寄りのATMらしいのですが、案外寄ってなくて多分宿から1kmくらいありました。
200,000CFA(≒39,567円)手に入れた!
スゲー全部新札だ!Σ(゚□゚;)
いつもよりかなり多めにおろしました。これからどこでATM使えるかわからないのと、ビザ代がけっこうかさみそうなのと、あとCFA札はこれから行く予定の他の国(コートジボワールとか)でも使えるので、多めにおろしても余る事はないのです。
宿に戻ると、宿泊者のナオさんが日本から持って来たと言う、温泉まんじゅうを頂きました。
ふぉぉぉぉぉぉまんじゅううめぇぇぇぇぇ٩(*´꒳`*)۶※テンション上がり過ぎて撮る前に食べてしまっていました
もともとまんじゅう大好きな上、1年ぶりのまんじゅうです。砂漠や停電・断水、国境でじわじわライフが削れていましたが、一気に全回復するくらいうまいです。まんじゅう最高。これだけでこの宿に来て良かったと思える。
さて、とりあえずダカールには1週間ほど滞在予定です。これからの計画立て&のんびり&ビザ取り&ちょっと観光の予定。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
えどさん()がアフリカでも逞しく旅を続けているのを見守っています|w・)
お元気そうで何よりなのです。
日本はここ数日めっきり春めいてきて桜の季節が近づいてきてるです。
あちらでは刷新がきてますね、相良での生存確認はしました。
こちらの同盟ではかめさんが行方不明になってしまい
今期はなんと私が盟主になることに。。。不安で一杯。
気楽に楽しむことにします(・・`
>>もさもささん
お久しぶりです!
近況のお話&気にかけて頂いてありがとうございます!うれしいですm(。。)m
こちらは一歩先に春は通り過ぎて、少し暑くなってきました。そろそろ日本の春が恋しいです。
かめさんいなくなってしまわれたんですか・・・。
お強い同盟での盟主は気持ち的にしんどいかと思われますが、あまり気にせず楽しんで下さいませ(;-人-)
世界の貧しい子供達は日本の比じゃないでしょうね(._.)
着れなくなった服とか送らなきゃダメですよね。
何を食べても、うんまいです!と食べている内は大丈夫そうですね^ ^
>>baumさん
まぁ日本の隠れ貧困もかなりエグイですけどね・・・
ギャングースってマンガおすすめです本棚にあります(๑•̀ㅂ•́)و✧