カミーノ17日目!1kmに25分かかる悪天候《Orbigo⇒Rabanal》(2017年12月27日)

ブーエン・カミーノ!

今回はカミーノ17日目!オルビゴからラバナルまで歩きました!

12月27日の記録
  • 移動距離:36.2km
  • 出発地:Orbigo(オルビゴ)
  • 到着地:Rabanal(ラバナル)
  • 累積上昇:766m
  • 累積下降:409m

ひたすらズルズルと登った日でした。

※横軸が距離[km]、縦軸が標高[m]

 

宿は久しぶりに1人だったおかげで、自分が寝る時に照明を消せる喜び朝起きて音を立てて活動できる喜び自分の好きなタイミングでトイレに入れる喜び等を噛みしめました。一人万歳。

こんな天国から離れたくないですが、いつも通り8時に出発。

オルビゴ良いなぁ。雨でなければ散策したのに。

今日はズルズル登りですが、道はいつも通り国道沿い。

昨日天気予報は良くなさそうだったけど、晴れてるじゃん!ラクショーラクショーと歩いて、アストルガが見えてきました。

 

何この、優しすぎてイライラする跨線橋・・・。

傾斜が緩すぎてめちゃ長いw

 

アストルガは歴史ある街っぽくて、滞在して観光しようかどうしようか悩んでたんですが、まぁ先に進む事にしました。

カミーノは一応、その街の見どころは通過するような経路になっているので、一通り重要な建物は見られます。

 

アストルガを過ぎると、どんどん風が強く、天気が悪くなってきました。

写真だと晴れてるように見えるんですが、強烈に右前からの向かい風が吹いていて、しかも雨です。

右前から吹いているので、左腕はほとんど濡れてないのに、右腕だけビショビショ。

まぁこの後、全身ずぶぬれになるから一緒だったんですけどね。

 

町ごとにあるこの看板が、風に対して絶妙にナイスな角度で立っていたので、この陰で休憩。

この時点で28km。向かい風が強すぎて全然進まず、げんなりしていましたが、脳内に松岡修造氏が降臨して来て「ここまで来た自分を信じろ!」と言い始めたので、また元気になって歩き始めました。

向かい風と雨がどんどん強くなります。時速1.5km/h分くらい常に相殺されてるイメージです。

でも脳内の修造氏が「もっとアツくなれよ!」と言っているのでがんばります。

 

最悪だったのはラスト1km

標高が1,100mを越えたせいか、雨が小粒の雹に変わって、しかも強烈に前から叩きつけられるので、顔に針が刺さって来てるみたいに痛い。とてもじゃないけど目なんて開けてられません。しかし脳内の修造氏が「どうしてそこで諦めるんだ!」と言っているのでなんとか進みます。

 

今日のゴールの町ラバナルに入ると、建物の陰でようやく風から解放されました。

レンズびしょびしょですが、ボクの視界もほぼこんなもんでした。

全身ずぶぬれでなんとかアルベルゲに到着・・・。36kmに9時間もかかりました。ちなみに、最後の1kmちょっとは25分かかってました。

天候って一番大事だよね・・・。

 

アルベルゲではオーストラリア4人家族に再会。ヘロヘロで入って行くと、温かいミルクティーを入れてくれました。涙出る(ノω;)

 

近くにバーとかがなさそうだったので、近くの商店で野菜とベーコン、袋ラーメンを買って来て自炊。

いつものごとくテキトー料理だけど温まるぜサイコー。

 

さて、明日はポンフェラーダと言う町まで行こうと思ってるのですが、今日の終盤のような天気だとツラいものがあります。明日の天気を見て考えようと思います。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. Tom より:

    湯舟に浸かりたい感じですねー

  2. baum より:

    修造が言ってました…ナイスラン!ナイスラン!!
    お城っぽい教会はエッシャーみたいですねー。

  3. wolt より:

    >>Tomさん
    風呂はあまり好きでないんですが、この日は湯船に浸かりたかったです(;´ω`)

    >>baumさん
    ナイスラン・・・ってそちらもランがんばってくださいw

  4. y.kujime より:

    我がトイレには修造の日めくりがあって、キバレマスね。元気になるね。ワカル

  5. wolt より:

    >>y.kujimeさん
    日めくりカレンダー持ってらっしゃるんですねww
    書店などで気になって眺めた事はありますが、買った事はないのです。日本に戻ってまだ売られてたら欲しいですねーw