イスタンブールの定番世界遺産観光!夕焼けもゲッツ(2017年11月29日)

メルハバ!

今回はイスタンブールの定番世界遺産を観光しました!

夜はけっこう雨が降っていたので、もう今日はダメかなと思っていたら、朝はどうにか止んでいました。

定位置で寝る宿にゃんこ。

ちょw手のかわいさが反則(;´Д`)そ

今にも降り出しそう。

昨日あんなに探し回った文房具屋さんは、宿からちょっと坂を上った所に密集していました。

じ、人生ってそんなもんさ・・・(›´ω`‹ )

文房具と言うより、画材屋さんがメインなのかな。画材ならたいていこの辺で揃いそうです。

 

朝飯。パイ生地を蒸したような感じの生地に、酸味の強い白いチーズが挟まっています。

温かくておいしいけど、ちょっと量が多くて後半くどくなりますw

チャイとともに。8.5リラ(≒254円)

 

通りはネコだらけ。ちょっと歩くとネコがいます。

変な顔いただきましたw

 

イスタンブール市内にたくさんいる、トウモロコシ&焼き栗屋。

トウモロコシ買ってみました。2リラ(≒57円)

んー、粒は張りが無いし、あんまり甘くないし、いまいち。あと塩かけすぎ(;-ω-)

 

昨日カメラトラブルで来そびれたアヤソフィア(Ayasofya)にやって来ました。観光地の多いイスタンブールの中でも一、二を争う人気のスポットみたいです。

アヤソフィアとは

アヤソフィアは、元はキリスト教の聖堂として6世紀頃に建てられたものでした。高さ約55メートル、ドーム部分の直径は31メートルだそうです。

ちなみに、時期としては8世紀になりますが、世界最大の木造軸組建築物である奈良の東大寺大仏殿高さ49.1メートル、幅57.5メートル、奥行き50.5メートルです。高さがちょっと負けてますが、ちょっっっと負けてますが、似たような規模ですね。写真見ながら東大寺大仏殿の規模をイメージして下さい。

話がちょっと逸れましたが、アヤソフィアは15世紀にオスマン帝国の支配下に置かれ、イスラム教のモスクに改修されました。この際、キリスト教の壁画は全て漆喰で塗りつぶされました

その後、約500年にわたりモスクとして利用されてきましたが、20世紀、トルコ共和国初代大統領が、アヤソフィアを無宗教の博物館にする事を決定しました。

これにより、塗られていた漆喰がはがされ、その下からは過去のキリスト教壁画が出てきました。

 

そんなわけで、高い入場料40リラ(≒1,130円)払ってGO。

いきなりキリスト教感MAXです。

これ、最初に漆喰剥がす時はさぞかしわくわくしたろうなぁ・・・。

そしてメインの聖堂内へ。まず見えたのは天井までそびえる足場

これはいわゆる「くさび式足場」ですね!連結が簡単な事から作業時間の短縮・コスト低減が図れる上、強度が高いと言う優れもの。幅広い用途で使えると言う事で日本でも人気の高い足場で・・・

ソウジャナーイ!また改修中かい!!(|||´Д`)そ

聖堂の1/3くらいが工事中でした。

なんか訪問する世界遺産が3国連続で改修中(アルメニアのエチミアジン大聖堂、グルジアのゲラティ修道院)なんですけど、どういうことですか(|||´Д`)

ところでボクはほとんどの業種の工事屋さんを尊敬していますが、特に足場屋さんと重量屋さんをリスペクトしています。豆知識でした。

工事は気になりますが、やっぱり大きくて迫力ありますねー

みんなスマホ持ってのけぞっていますw

床にも何やら綺麗な模様が。

そしてここにもネコ

こんな所にいても食べ物はもらえないだろうに・・・。

このキリスト教とイスラム教が同じ空間に存在している感じが、なんとも独特でした。

 

アヤソフィアを出て、次はトプカプ宮殿へ。

緑色の服を着た団体ツアー客がいるな~と思ってたら、「テリマカシー!」と聞こえてきました。さて、これでどこの国か分かったあなたはそろ日和検定1級です。進学にも就職にも役に立ちませんけど。

「テリマカシ―」はマレー語かインドネシア語の「ありがとう」でした。どちらもイスラム教の国なので、トルコは人気なのかもしれません。

 

トプカプ宮殿も入場料40リラ(≒1,130円)でした。お金がガンガン飛んでいくんですけど・・・。ボクが昨日めっちゃ奮発した昼飯は38リラだったんですけど分かってますかイスタンブールさん。

ちなみに、イスタンブール市内の博物館共通パス(5日間有効)85リラってのもありました。ボクはもう観光は今日だけで、アヤソフィアとトプカプ宮殿だけのつもりだったので買いませんでしたけど、どこもこんなに高いなら絶対共通パスの方が良いです。

トプカプ宮殿とは

トプカプ宮殿(Topkap Palace)は、15世紀半ば頃にスルタン(君主)が住む場所として造られた宮殿です。その後約400年にわたり、トプカプ宮殿はスルタンの住居で政治の中心でもあったそうです。

 

門は欧州の城っぽい。

銃を持っている警備員は、たいていどこの国でも撮影するとえらく怒られるのですが、ここの人達はマスコットキャラ並みにバシバシ撮影されています。

「もっとこっち寄って撮りなさい」

めっちゃ優しいやんw

トプカプ宮殿は、海に面した小高い丘の上に建っていて眺めが良いです。

見る所はいろいろあって、かと言ってこれがメインの建物!と言う感じではなく、広い敷地内にパラパラと建物が散らばっている感じです。

なので、ちょっと文章的にまとめづらいんですが、ボクが一番強く感じた事は「この建物を最初に造った人は鉱物マニアだ」

陶器のタイルが貼られた壁もキレイなんですが、まぁアジアにはよくあるっちゃある内装です。

面白いのはこう言う壁。

いろんな石使ってますね

柱はそれぞれ違った色の石を使っています。

この腰壁なんてかなりスタイリッシュ。現代のオシャレなお家にも似合いそうです。

ボクのお気に入りはこのはめ込み式アーチ

石同士が接してる部分が凸凹になっていて、ぴったりはまるようになっています。デザイン的にも良いし、なんとなく強度的にも良さそうで嬉しい感じです。石職人泣かせなのは間違いないでしょうけど。

ただ、側面だけ凸凹してるタイプはわかるのですが、↓この内側の面まで凸凹したタイプはどうやってはめ込んだのか・・・

もしかして表面だけなのかな。面の凹凸ではめ合わせてるとしたらめっちゃすごい。

石の話ばっかりしてしまいましたが、石以外の装飾も凝っています。

途中雨が降ったりもしましたが、いつの間にか晴れてきました!

ここも建物は一部改修中だったんですが、

足場シートに建物の外観が描かれてるwww

なんとなくお茶目で好きですw。

あと写真撮影禁止だったんですが、宝物室が良かったです。16~18世紀頃の武器がたくさんありました。刀剣類はもちろん、弓矢や銃、斧やメイスまでありました。どれもRPGに出て来そうなデザインの物ばかりでテンション上がりまくりました。

 

トプカプ宮殿も出て、さー宿に戻るか・・・と思ったところで、「地下宮殿」なる物が目に入りました。入場料20リラ(≒565円)。

ぐぬぬ、共通券買った方が良かったじゃまいか・・・(›´ω`‹ )

地下宮殿とは

地下宮殿(Basilica Cistern)は東ローマ帝国が造った地下の貯水池だそうです。東ローマ帝国の貯水池としては最大の物(貯水量は約78,000m3)と言われていて、これも世界遺産に登録されています。

ちなみに、ジェームズ・ボンドの『007ロシアより愛をこめて』のロケ地でもあるらしいです。ボクは見た事ないんでちょっとわかりませんが・・・。

 

で、その地下宮殿、中はこんな感じ。

暗い

肉眼でもちょっと足元が怖いくらいの暗さの場所もあります。写真なんて全然写らん。

奥に行くとちょっと明るくなっていました。

柱にいろいろ彫られてるようですが、これらは古代の建築物から適当に拾って来た物を使ったそうです。人目に触れる場所じゃないので、余り物の端材とかそういうので造られたらしいです。

地下宮殿、あまり見る所はありませんが雰囲気は楽しかったです。

 

昼飯は自分で選ぶ系の所に入ったのですが、

ちょっと攻め過ぎたというかなんというか・・・w

これはビジュアルに衝撃を受けてつい手に取ってしまいました。真ん中にそびえているのは、きのこをひっくり返した物です。

が、きのこは固くて酸っぱくて、ちょっとツラい代物でした・・・

手前のドルマ(米をブドウの葉で巻いた物)も、なぜか外側の葉が酢漬けみたいな強烈な酸っぱさで、これも食べるのがツラい。

で、このご飯に入っている黒い丸い物体、何かと思ったら甘い実

炊き込みご飯に甘い物入れるんじゃねーーー.:(;゜Д゜):.寒気したわ!

あ、でも甘い実を避けて食べると普通においしかったです。レバーの炊き込みご飯って感じでした。

唯一普通に食べられたのは野菜だけでした。うーん全部外した・・・(;-ω-)

 

いったん宿に戻って昼寝して、16時半に再度外出。

そう、なんと昼間の晴れがまだ続いているのだ!

先日日記のコメント欄で「ウスキュダルからの夕日が良い」と教えてもらったので、フェリーでウスキュダルへ行く事にしたのです。

が、ウスキュダル行きのフェリーは17時10分発。ネットで調べた日の入りは17時37分。間に合うんだろうか・・・。

悔いの無いよう、船の上からガンガン撮りまくりました。

今が一番良い時間帯な気がするw

約20分かけてウスキュダル到着。・・・が

海岸が広範囲で工事中で壁がジャマ(|||´Д`)そ

短時間で良い場所は見つからず・・・。ちょっと行動が遅すぎました。もう30分早く動くんだった。

また元の場所(エミノム)へ戻るフェリーを探したのですが、乗って来たフェリーはあと1時間は来ないみたい。周囲の人に訊くと、どうやら他のフェリー会社でもエミノム行きがあるらしい。と言う事で、人に教えてもらって違うフェリーへ。

船からギリギリ夕焼けっぽい写真が撮れました。

よく考えたら、さっきもすぐにフェリーに戻れば高い所から写真撮れたんじゃないか。

 

帰りは15分くらいで着きました。

が、最初フェリーに乗った場所ではなく、対岸に着きました。ちょうど、昨日黄金航路用の写真を撮りに来たあたりです。

遠い所に降ろされてめんどくさいな~と思いながらフェリーから降りると、

これは・・・サバサンド!(;・`Д・´)

つい買ってしまいました。10リラ(≒283円)。

サバサンド改

これは多分期待していい!いただきまーす。

・・・

これは・・・

トルコとサバが出会ったーーー٩(*´꒳`*)۶

巻いてあるので昨日みたく開く事ができないのが残念ですが、中身はレタス、タマネギ、トマト、生の赤唐辛子少々、サバです。調味料として、黒っぽい酢のような調味料をふりかけていました。

そして外側!具を全部包んだ後、カレーでよく使わてるスパイス(コリアンダー?)と、先程の酢のような調味料をかけ、焼き目が付くまでしっかり焼いてくれているのです。

サバは、焼いてる途中のやつから自分好みのやつ(脂乗ってそうなやつ)を選んで入れてもらいました。なのでサバそのものもうまい( *´艸`)

薄いパン、サバ、スパイス、これはまさに“トルコとサバの出会い”・・・!!(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

ここで昨日のサバサンドの感想を思い出してみましょう。「パンの存在感があり過ぎ」「パンが冷たい」「サバのサバ感が足りない」

こやつ・・・全部クリアして来おった・・・(;・`Д・´)

よく見ると、後ろは魚市場

よく見ると、ミニ炭焼き器の下は発泡スチロールの保冷ボックス

似たようなセットを持ったおっちゃんが何人もうろうろしています。

なんとなく、魚屋さんかその関係者が、空き時間に適当に店を出している感じです。

なにこれ、昨日のサバサンドとこのサバサンドは完全に別物やで。めっちゃうまい。まぁ、パンが薄いので、サバサンドと言うよりはサバシャワルマって感じですけど。

 

昨日のが悪いとは言いませんが、ドラゴンボールで言うと昨日のサバサンドはヤムチャレベル。今日のはフリーザ様。ちょっと勝負になりませんわ(;・`Д・´)

と言う事で、イスタンブールに旅行に来るみなさま、サバサンドは旧市街地側で買っちゃダメです。橋を渡った所にある魚市場の前で買いましょう。

 

サバサンドのおかげで幸せな一日になった気がします。まだ息がサバ臭いですけど。

さて、明日はいよいよスペインに飛びます!

明日の昼過ぎのフライトで出て、夕方にはスペインのマドリッドに着く予定です。ボクは初の欧州入りなのでわくわくです。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. y.kujime より:

    ネコから始まり、サバで終わったな。面白かったよ。クロネコの写真惜しかったね。ピントぶれ、ISO感度上げりゃ良かったのに、夕日は太陽沈む前10分から写し、沈んで20分はガマンだね、劇的に空が変化する時があるよ。

  2. ログボ より:

    >サバサンド
    (;・`Д・´)

  3. ベティ より:

    ウスキュダルの海岸線の工事・・・多分そこは、階段状になっている所だと思います。
    夏になると皆そこに座って夕日を見るんですよ。
    夏だと夕日がもっと真っ赤で、モスクがシルエットになって・・・今となっては想像できるかと思います。
    でも、天気の悪い中かろうじて晴れて、見ることができてよかったです!
    写真からもきれいさが伝わりました。
    しかし、woltさん、行く先々で工事中が多いですね。
    冬だからですかね・・・?
    次はヨーロッパ進出!おめでとうございます!

  4. にみくとも より:

    いすたんぶーるいきたいなあー

  5. wolt より:

    >>y.kujimeさん
    ネコはISO12800まで上げたんですけど、聖堂内が暗過ぎでした><
    夕日はフェリーを意外と待たないといけなかったのが誤算でした。もっとバンバン出てるものと^^;

    >>ログボさん
    こぼれ話ですが、ここのサバサンドは酢のような液体調味料を使っている&パンが薄くて水分を吸収してくれないので、食べ進めるとめっちゃ汁が落ちてきますw
    一応紙で包んだ上にビニルに入れてくれるのですが、食べ終わる頃は手どころか服の袖口までベタベタで、服がサバ臭くなったので宿で袖口だけ洗いましたとさ(›´ω`‹ )

    >>ベティさん
    なるほど、工事中の所がちょうどいい場所だったんですね!
    ほんと、行く先々で工事に会ってます(›´ω`‹ )
    結果的にはちゃんと良い写真撮れたので、情報ありがとうございましたヾ(*´∀`)ノ”

    >>にみくともさん
    いいでしょー( ・´ー・`)ドヤ
    食べ物美味しい、文化は独特、街はほどほどにキレイ、人柄はちょっと押しが強くて東南アジア感もあり・・・と、トルコが人気な理由がよくわかりました。

  6. miu より:

    イスタンブール!トプカプ宮殿!!
    今はまってるとある漫画の聖地ですねいいないきたいなぁ

  7. ログボ より:

    >食べ進めるとめっちゃ汁が落ちてきますw
    (;・`Д・´)そっちの意味でもこぼれ話

  8. wolt より:

    >>miuさん
    まさに聖地ですな(*´∀`)
    miuさん行きたい所多そうですねーw

  9. baum より:

    夕焼け前の青い空と雲も良いんじゃね!
    食レポから鯖臭さが充分伝わって来て臭いしてるわ(~_~;)

  10. wolt より:

    >>baumさん
    サバの香りアタック٩( ‘ω’ )و
    夕焼けの写真は腰を据えて撮る事はできませんでしたが、帰って見てみたらそれなりに良かったので満足です!

  11. 道草亭ペンペン草 より:

    ウシクダラにも行ったなあ・・・船に乗るときにサバサンド買った。船の中で食べているとたくさんんおカモメだかユリカモメだか覚えてませんが、船と同じスピードで、船の上を進んでくるのが見える。サバサンドのパンを少し投げると上手に食べる。本当はあまり良い事じゃないけど、当時は何も考えないで楽しんでた。ウシクダラでレストランに入って、ラクを飲んでいい気持ちになった。
    ガラタタワー付近に所謂飾り窓のエリアがあって、どんなところなのかみんなで見に行ったことがあった。連れの人が途中でお金をすられたらしく、騒いでいたっけ・・・
    地下宮殿も行ったなあ・・・中に入るとサンサースの動物の謝肉祭だったかBGMが流れていて、えらく荘厳な雰囲気だったっけ・・・

  12. wolt より:

    >>道草亭ペンペン草さん
    やっぱり滞在が長いとあちこち行けますね~
    ボクはマドリッドで友人と会う約束があって先に航空券を取っていたので、めっちゃ駆け足でした。