がまるじょばー!
11月21日の夜にこの記事を投稿しようとしていると、宿のWi-Fiが繋がらなくなってしまってそのまま復旧せず・・・。電波は飛んでるのにネットに接続してない状態。結局宿を出るまで復活せず、今(11月23日)までネット難民でした(´・ω・`)
今回はクタイシからメスティアに移動しました!
クタイシからメスティア行きの乗り合いマルシュは、毎日9時と10時に出てるとの事で、朝8時に宿を出ようと思って7時20分に目覚ましセットしていたのですが見事に寝過ごし。起きると8時20分(ノ∀`)アイヤー
まだ10時の便には間に合うからオッケーオッケー。時間が中途半端だったので、しっかり紅茶を頂いて出発しました。
昨日来たクタイシⅡ駅前のバス停、通称マクドナルドのバス停で、「めすてぃあー」と人に訊くとすぐ見つかりました。
先払い制、25ラリ(≒1,024円)でした。
こういう長距離マルシュって、どうもチームで運営してる感じがします。↓の写真、立ってる人は客じゃなくてマルシュ関係者。2人くらい呼び込みやって、他は突っ立ってるだけですが・・・。たまにマルシュに荷物積むのを手伝ったりします。
メディコの家の近くのパン屋で買ったパンで朝食。1.5ラリ(≒61円)
外側がパイ生地で、まだ温かいのがうれしい。買ったばかりはパリパリだったんですが、持ち歩いて少ししなっとなってしまいました。中身は、赤い豆をつぶして塩味付けたような物が入っていました。イメージとしてはちょっと白めで塩味のみのこし餡。トビリシでも食ったなそういえば。
マルシュはえらく豪華でした。全シートにメルセデスベンツのマークついてるし。
何回か休憩しましたが、ボクはほとんど寝ていました。あれ、今日寝すぎじゃね?
(感覚的には)あっと言う間にメスティアに着きました。
実際は5時間20分かかっています。寒い!
宿探しは、1軒目入った所はお手頃だったのにWi-Fiが無かった(壊れてるらしい)ので、近くにあったキレイな建物のEKA’S Guest houseにしました。
1泊30ラリ(≒1,229円)、個室でバスルーム付なので値段はこんなもんでしょう。新しいワンルームマンションのような部屋でした。
部屋に暖房器具が付いてなく、可搬式の物を持って来てもらったのですが、これが電気式で出力MAXにすると家のブレーカが落ちるって言う・・・。見てみると、記載してある出力は2kW。電子レンジ2~3台分です。
よく日本の家でも、ドライヤーと電子レンジを同時に動かしちゃダメなお家がありますが、こいつは1台でドライヤーと電子レンジを足した分以上の消費電力。家の中に複数台あるみたいなので、まぁブレーカ落ちるのも分からんではない。でも出力絞っても一晩に何回も停電しました。
荷物を置いて散歩。
カズベギみたいな町をイメージしていましたが、メスティアはかなり観光地化されてる感じですね!メインの通りは広いし、建物も新しい物が多いです。
トレッキングの案内板も豊富。
メスティアのさらに奥にあるウシュグリ村って所に行きたくて、インフォメーションセンターで訊いてみたのですが、ウシュグリ村へはタクシーチャーター(1台200ラリ(≒8,192円))しかなく、今の季節は旅行者が少ないので乗り合い相手は見つかりにくいだろうとの事。とりあえず他に希望する旅行者がいたらメールくれるようにお願いして出てきました。
インフォメーションセンターの外には自称ガイドがいて、その人にも訊いてみた所やっぱり今の季節は旅行者が少ないから難しいだろうとの事。もしかすると当日飛び込みで来る客もいるかもしれないから、朝10時にインフォメーションセンターの前に来ると良いと教えてもらいました。
もう山の季節的にはギリギリですからね・・・。そう言えば通りも閑散としています。
用事は済んだので夕飯。ジョージアサラダと
オジャクリ(ポーク)。
なんかジュージュー言うの出て来た!
ジャガイモとタマネギで覆われていますが、
下からは豚肉がごろっと!いただきまーす。
ジャガイモがフライドポテトみたいにカリカリやー(*´ω`)
おそらく調理方法としてはすごく単純。鉄の皿にぶつ切りの豚肉、ジャガイモを置いて、上からタマネギ、パクチー、小ネギ、塩、すりおろしたニンニクをふりかけて、オーブンに突っ込んで出来上がり!ってとこでしょう。
ただこのジャガイモのカリカリ感からして、めちゃ高温のオーブンを使ってるんじゃないでしょうか!自分ちでも出来そうで出来ない料理。
ニンニクは効いていますが、塩味は薄め。素材の味がおいしかったです。豚肉はちょっと固めだったかなー。とにかくジャガイモがうまかったです。
サラダとオジャクリで15ラリ(≒614円)でした。
帰り道で黒ぶたさんに会いました。
写真撮っているとこっちに向かってきたので慌てて避けました。たった今ぶたを食べておいて「ジャガイモがおいしい」と思ったのがダメだったのか!?(´・ω・`)
牛は散々見たけど、豚はめずらしいなぁ・・・と思いましたが、よく考えたら中央アジアがイスラム教だから豚がいなかっただけですね。この辺では多分めずらしくないんだと思います。
結局ネタが無いので、翌日分も続けて書きます。
朝、起きた瞬間「あ、今日ダメやん」と思いました。聞き間違いようがないくらい雨の音がしっかり聞こえたのです。
窓の外を見るとやっぱり雨。まったく止む気配が無いのでテンションだだ下がりです。
雨の中ウシュグリ村行ってもしゃーないなぁ・・・と思い、諦める事に。まーもともと乗り合いは望み薄そうでしたし、きっぱり諦めがついて良かったです。
朝飯は久しぶりに黒パンと、コンデンスミルクのような何か。
コンデンスミルクより甘さ控えめ。けっこうおいしい。
晴れたら午後にメスティア近くの山にでも・・・と思いましたが、昼を過ぎても雨は止まず。ゴロゴロしたり筋トレして過ごしました。
おなか空いたので夕方外出。
この地方には「スヴァン人の塔(Svan towers/svanetian towers)」と呼ばれる塔が、あちこちの民家の敷地内に建っています。スヴァン人は昔のこの地域の人の事らしいです。
この地方では外部からの侵略者や自然災害から家族を守る為、各家庭にこういった塔を建てたんだそうな。塔の多くは9世紀~12世紀に建てられていて、最新のものでも200年前のものだそう。崩れて来ないのかなー・・・。
有事の際はこの塔に家族や家畜とともにたてこもって戦闘に備えると同時に、上部に明かりをともす事で遠くの家にも危険を知らせる役目を持っていたんだとか。
こんな山の中で外敵なんているのかなーと思いましたが、帰って調べると山を挟んで北に住む北コーカサス人や東のオセチア人としばしば対立して攻め込まれる事もあったそうです。
※他の旅行者のブログでは「復讐の塔」と言う名で、まったく違う紹介をされているんですが、情報元が定かじゃないのと、塔の高さや塔を建設する金銭的な負担の大きさに合理的な説明がつかない解釈なので、ここでは触れませんでした。興味ある方は検索してみて下さい。
ボクの説明はこちらのサイトからの引用です。[外部サイト]Georgia about
建物は石積みの物が時々ありますが、
カズベギの石積みの壁と比べるとちょっと雑いと言うか、とりあえずそれっぽく積んで隙間はモルタルで埋めた!感があります。
カズベギの石積みがあまりにも芸術作品だったので、あちこちで石の積み方を見ているのですが、カズベギみたいな壁になかなか出会えません。カズベギには優秀な職人がいるんだろうか。
大通りは新しい建物ばかりです。
ここらで雨の中を走るとこうなるのね・・・。白い車はチョイスミスだな。
少し散歩しようと思ったのですが、また雨が強くなってきたので断念。さっさと夕飯食べて帰る事に。
シーザーサラダ。量が多い。
揚げた鶏肉や、大きいクルトンが入っていて、これでもかと言うほどチーズがかかっています。なんて贅沢なサラダ。
かなりこってりしてるので、なんならパンとシーザーサラダだけでも食事になりそうです。
でもメインも頼んでしまいました。オーストリ。
これは先日トビリシでも食べたグルジア料理です。
前回は牛スジオンリーのトマト煮込みって感じでしたが、ここのは牛スジ+牛肉です。トマト味は相変わらず。煮汁はかなり煮詰まっていてドロドロ。味が濃い~(塩辛いわけではない)のでパンが進みます( *´艸`)
オーストリはどこでも安定しておいしそうな気がします。2軒しか知らんけど。味も万人受けしそうです。
オーストリと比較すると、シーザーサラダの量の多さが分かると思います。
おいしいけど、量がツラい(|||´ω`)
2品で20.5ラリ(≒840円)。山の中だからかちょっとお高い。
さて、日程的な問題でウシュグリはあきらめました。ただこのまま引き返すのもなぁ・・・と言う気もします。なので、明日は朝から天気が良ければメスティア付近で軽く日帰りトレッキング、天気が悪ければ朝のマルシュルートカで次の街バトゥミへ行こうと思います。
では今回はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
蓄電池つき暖房機なるもの発明してはどう、我が家も助かる、儲けてあなたもプライベートジェットで世界を巡る・・
>>y.kujimeさん
電気の消費量がすごそうなので、暖房器具より電池が大きくなりそうですね・・・(;・∀・)
たぶん、お金があってもバックパッカーですw