トビリシからエレバンに移動&歴史博物館へGO(2017年11月7~8日)

バリオール!(アルメニア語のこんにちは)

最近あいさつもお金の単位もコロコロ変わるので頭が追いつきません・・・(›´ω`‹ )

今回はグルジアのトビリシからアルメニアのエレバンに移動しました!

昨日エレバン行きが満席で、急遽トビリシで1泊した宿、お隣さんがゴミ屋敷みたいに見えるのですが・・・。

どこの国でもこう言うお宅はあるものなんだなぁ。

でもネコにとっては割と居心地良いみたいです。

パンを買って来て朝食。

中は豆をマッシュして塩で味を付けた感じの物が入っていました。0.8ラリ(≒35円)。

一言でいうなら塩あんこ。小豆に近いような味だと思いました。

ただこの塩アンパン(仮)、けっこうなボリュームで1つ食べ切るのもギリギリw

実はもう一個違うパンを買ってたんですが、これは明日食べる事に。

 

さて、宿に荷物を置いてお出かけ。

また違うカジノを見に来てみました。カジノ・アドジャラ(Casino Adjara)

カジノ・アドジャラ

カジノの中の話はまた先日のレポートに追記しようと思いますが、ここでも結局遊びませんでした。だってルーレット誰もやってなかったんだもん(´・ω・`)

別に1人でも、やろうと思えばちゃんとディーラーは動いてくれるんですが、どうも1人だとつまらんなーと・・・。多分ボクは大人数でテーブルゲームしてるような、わいわいした雰囲気が好きなんでしょうね。

 

カジノで時間が潰せなかったので、ぶらぶら散歩。

このシュワルマ(ケバブサンドみたいなやつ)屋、めちゃ人気やん・・・。

周囲には他のシュワルマ屋だってあるにもかかわらず、ここだけ激混みでした。めちゃ気になる。

ちょうど良さげな散髪屋を見つけました。

カット6ラリ(≒260円)。お安い。

カット椅子の正面に置いてあるハサミ立てにハサミよりたくさんボールペンとサインペンが入っていてびっくりしました。日本の床屋ってなんかもううろ覚えなんですが、ハサミと一緒に文房具入ってましたっけ???

あれーこういうもんだっけなーおかしい気がするなーと違和感を抱えつつ、ペンと同居しているハサミでカットされました。

 

で、まぁ・・・完全に誰得話題なんですが、昨日の日記のコメントで「髪の毛ビフォアフ期待」と頂いてしまったので、ちゃんとビフォー&アフター撮りました!

びふぉー

斜めなのは別にカッコつけてる角度ではなく、正面からだとカメラがジャマで後ろ髪が見えんからです。

あふたー

後ろがだいぶスッキリしました!横がややお坊ちゃんカットになってる気がしますが、カットしてくれた人のセンスです。

デジカメで鏡使って撮るのが難しくて苦労しましたが、終わってから「スマホで自撮りすれば良くね?」って思いました。なんかすごく頭悪い事してた気がします。

 

ぶら散歩の続き。巨大なスタジアムがありました。

航空写真で見ると直径200mは超えてそうなので、単純な正射影の面積で言うとナゴヤドームより大きい

スタジアムの周りはスポーツ用品屋やトロフィー屋などが並んでいたのですが、なぜかスタジアムに関係無さそうな狩猟道具ショップも何軒かありました。

アウトドア用品もあって比較的入りやすそうな所に入ってみたんですが、猟銃に力を入れているのがあきらかでした。

びっくりしたのが猟銃の安さで、安いものだと270ラリ(≒1万1千円)くらいからありました。高いものでも700ラリ(≒3万円)。

ヘタするとテントとかより安い・・・。こんな値段でいかつい銃が買えるとは。まぁ日本の猟銃の値段知らないんですけどね。

 

道端のパン屋さんに変わった形のパン(グルジアでは割と定番らしい)を見かけたので撮ってみたら

ガラスの奥に美人さんがいらっしゃいまーすねー(*´∀`)わーい

 

市場歩き。

これは干し柿の途中?

周りを見ると、フレッシュなのからもうほぼほぼ水分が抜けたのまで、いろいろぶら下がっていました。出来上がったのを売るんじゃなくて干しながら売って行くスタイルなんですな。

あとよくぶら下がってるコレは何・・・?

買ってみました。1.5ラリ(≒65円)

中身はクルミ!

周囲のコーティングは、弾力のあるゼリーと言うか、歯切れの良いグミと言うか、そんな食感。甘くてほんのり酸っぱいです。クルミを糸にいくつも連ねて、どぼっとコーティング液に浸してあの形になるんだろうなと思います。

けっこうやみつきになる味かも( *´艸`)

この店なんかスゴイ。ハーマイオニーとかその辺の方々が買い付けに来そう

香辛料・ハーブ屋みたいだけど、全部そのままの姿で売ってあるから迫力がスゴイ。

 

またネコ&ゴミ屋敷の横を通ってザックをピックアップ。

肘の角度がなんか好きw

 

トビリシセントラル駅の食堂でごはーん!

すごい広々していて良い感じ。

3品とウインナー。8.95ラリ(≒388円)とかだったかな。

ポテトサラダかと思ったら、ライスサラダでした。米とニンジンやらパプリカやらをマヨネーズで和えています。斬新。

ウインナーは安物っぽい感じでしたが、薬くささを感じるわけでもなく普通に食べれるお味。

 

この後しばらく待って(寝て)、20時に列車に乗車。

普通の寝台やーーーーん(|||゜∀゜)そ

ベトナムタイプでなくインドタイプだし、コンセントも付いてません(バクー⇒トビリシ便にはついてた)。

なんでこの寝台で2,400円なん?(´・ω・`)?

列車は20時20分に出発、22時前くらいに国境に着き、グルジア側の出国手続き⇒ちょっと走行⇒アルメニア側の入国手続き。すべて列車の中で楽は楽ですが、待ってる間めちゃ眠いです。荷物検査とかはありませんでした。

アルメニア側の入国手続きが終わったのは23時半頃。もうお布団もセットしていたので、即寝ました。

 

翌朝は6時15分ごろに「エレバン!」と言う乗務員の声で起きました。

やっぱり自分でシーツを回収して乗務員に返却しに行き、マットも自分で片づける(上部の棚に上げる)システムでした。無精者にはけっこう面倒ですこのシステム。

昨夜マットをおろした時はマットに枕を巻き込んだ形で収納されていたので、また同じように枕をマットで巻いて片づけて置いたら、乗務員に「違う!枕は別の棚だ!」と怒られました。解せぬ(´・ω・`)

6時40分ごろ、エレバン駅到着!

あ、19カ国目アルメニア到着!!

早速ATMで現金を入手。75,000ドラム(≒17,537円)を手に入れた!

アルメニアドラム

昨日食べ切れなかったパンを食べました。チーズたっぷり外側しっとりで冷えててもうまかった。

そのままメトロの駅へ。チケットはちゃちいプラスチックコイン。ウズベキスタンの地下鉄が似たやつだったかな。1回乗車で100ドラム(≒23円)。安い!

でもなんで2枚もくれたんや??

地下に潜った気がしたのに、ホームは外。

何かと思ったらこれジュース自販機でした。

しかも1杯100ドラム(≒23円)

イラストがよくわかりませんでしたが、柑橘系の何かを買ってみました。

えー・・・子供用の粉末の風邪薬を思い出す味がする・・・(|||´ω`)

安いけど多分もう利用しませんw

いつも通り宿は全く決めていなかったのですが、メトロのBarekamutyun駅の近くに安宿が何軒かありそうだったので、まずはそこを目指す事に。路線図は全くわからなかったので、電車に乗ってすぐに車両内で路線図を探します。あーあったこれこr・・・

ナンデスカコノ文字ハ(|||゜Д゜)そ

ちょっと待って路線図読めないとか聞いてない。旧ソ連圏はキリル文字読めればOKじゃないのかよ!!

車両内の別の場所に貼ってある路線図も見に行きましたが、やっぱり同じアルメニア文字。

乗っている列車はどんどん進んでいきますが、今自分がどの駅にいるのか、どこが目的地の駅なのか、そもそも最初どの駅から乗ったのかもわかりません。ホームの表示ももちろんアルメニア文字。

電車で地名が微塵も読めないって、今回の旅行どころかボクの旅行経験の中で初めてです。タイやインドも文字は読めませんが、いずれも電車はラテン文字併記がしっかりしているので、不便した事無いのです。すごい。アルメニアすごい。

周囲の乗客に「Barekamutyun?」と尋ねると頷くので、一応このまま乗っても良さそう。落ち着いてよく聞くと、駅名アナウンスはアルメニア語と英語でなされていました。

アナウンスのおかげで、ちゃんと降りられました。電車で地名読めないってものすごい焦りますね。首都の地下鉄くらいラテン文字かせめてキリル文字併記してくれアルメニア・・・。

そして雨。

寒い・・・。

 

適当に行った宿はドミトリーが満室だったんですが、雨でもう他を探す気にならないので高めな個室で妥協。ぼくがんばらない

共有スペースでネットに繋げていると、大型犬がやって来ました。

これ室内で飼う大きさじゃなくない?(;^ω^)

しかもめちゃ人懐っこく、初対面の人間の前でこの態度。

「いいから撫でてくれ!」って事みたいです。わしゃわしゃ撫でるとすごく満足そう。

で、つかれて撫でる手を離すと、不満げに頭を上げてしっぽで床をバンバン叩くんです。キミは人をなんだと思っとるのかね(;^ω^)

急に外が気になったようで、ようやく解放してもらえました。

暇なとき以外このわんことは出くわさないようにしたい・・・(›´ω`‹ )

昼まで共有スペースでだらだらしていると、宿のおねーさんが話しかけてきました。

宿姐「どこか出かけないの?」

ぼく「雨降ってる・・・。」

宿姐「雨でも博物館があるわ。何もしなくても時間はどんどん過ぎ去っていくのよ。

ぼく(唐突に重い正論Σ( ̄ω ̄;))

宿のおねーさんに鈍器のような正論で殴られたので出かける事に。

 

また地下鉄に乗って中心部へ向かったら、早速降りる駅間違えました

ホームの時点で間違えた事に気付ければ良いんですが、やっぱり書いてある駅名が読めなくてわからないので、地上に出てGPS拾って初めて間違いに気づきます

1駅なので歩く事に。

途中でちょうど良さそうな食堂を発見。

サラダ、マッシュポテト、鶏肉のカレー味焼き、蕎麦の実、ボトルウォーターで1,160ドラム(≒271円)。

味がおいしいと言うより体においしい食事

鶏肉が意外と味がしっかりしていて、身も固くなくそこそこおいしかったです。あとトマトとキュウリが入ってないサラダ嬉しい

 

リパブリック・スクエア(Republic Square)と言う所にやって来ました。

雨は小雨になりましたが、薄暗ーい雰囲気がなんとも(;^ω^)

街に着いた時の天気って重要ですね。こう天気が悪いと街が暗い印象になっちゃいます。

アルメニア歴史博物館(History Museum of Armenia)にやってきました。

どうも中で美術館と歴史博物館が分かれているらしく、歴史博物館だけで入場料2,000ドラム(≒467円)でした。中は撮影禁止だったので写真は屋外展示だけで。

中の展示の中で目に留まったのは、紀元前後の土器に始まる焼き物関係。

古代からかなりしっかりした土器が作られていたみたいですが、当然古代の物は素焼きで土の色。土の質なのか、かなり赤味が強い土器でした。

その後どんどん釉薬とかが開発されていく過程があるんですが、10世紀頃から一気に装飾がカラフルに。かなりいろんな色が使われていて、特に鮮やかなコバルトブルーが得意だったみたいです。

その時代にあんなに多様な色を使うって、めずらしいんじゃないかな。世界的にどうかわからんけど。同じくらいの時代の日本だと、各産地で得意な色はあっても、何色も使うってのはあんまり知らないです。

宿に戻ってから調べると、「アルメニア陶器」ってやっぱり今でも有名らしくて、中東とかに輸出されているみたいです。

焼き物が好きなので焼き物の話ばっかりになりましたが、中の展示は多様で、古代の発掘品から近代の戦争関係までありました。かなり広くて迷路みたいでした。

 

すごい眠かったので宿へ。今日の外出はこれだけでした。

 

さて、明日は市内観光したい所ですが、また天気が悪いらしいです。天気悪かったらぼちぼち博物館めぐりかなぁ。アルメニアの情報を一切集めていないので、そゆのもやらないといけないです。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. baum より:

    頭サッパリして良かったですねー^ ^
    中国の床屋も400円程度!切るのは10分、その後30分位肩や腕や頭をマッサージしてくれた❗️very good‼️でした。それに比べ日本の散髪の高いこと(>人<;)

  2. wolt より:

    >>baumさん
    マッサージ付き床屋すごいですね!
    日本の床屋や理美容室は高すぎる・・・とは思います。しかし(床屋じゃなくて美容室ですが)、以前友人と遊びに行った帰り、深夜0時頃に美容室の前を通りかかるとまだ中に人がいて、ボクが驚いていると、友人が「美容室って閉店後も深夜まで勉強会があるんだってさ」なんて言ってたので、「日本の理美容師は大変なんだなぁ・・・」と思いました。床屋は知らんですがw

  3. Tom より:

    寝台車で布団を自分でセットして、起きたら自分でしまう、しまう場所が違ったら怒られる! なんだか中学生の合宿みたいですね〜 高いのにふつうの列車で残念でしたが、どの寝台車も独特の雰囲気があって旅してるって感じ。

    宿屋のお姉さんなかなかの哲学者ですね。深い経験をお持ちのようで。

  4. wolt より:

    >>Tomさん
    なんとなく懐かしいような気はしていましたが、なるほど!まさに合宿ですね!(←気づいてなかった
    寝台車はほんと、どの国も個性的で最初乗る時わくわくします。

  5. トウガラシ より:

    朝飯の
    パンを持つ手が
    怖いです

    芭蕉

  6. ベティ より:

    woltさんこんにちは。twitterを見ましたが、私はtwitterをやってないので返信できず。なのでこの画面からメッセージさせて頂きます。
    日本人宿の話。本当に気を付けてくださいね。
    もう20年も前ですが、スペインだかイスタンブールだか忘れましたが、道中で知り合った日本人が私にこう言いました。
    「日本人宿でさ、皆がリビングで盛り上がってる中、一人で他の人の部屋に入って盗んでるのを見たんだよね」
    日本人だから盗難があるわけない、という気の緩みは当時の私には信じられませんでした。
    だって、中学や高校の中だって盗難があったんだもの。
    ずっと旅をして気を張ってると、日本人に会ったら緩んでしまうのでしょうか。。。

    woltさん、高級そうな電化製品たくさん持ってるから気を付けてくださいね。
    あと、イスタンブールで長期滞在してる日本人が日本人をだましてクソ高いカーペットを売りつけるというのもありました(今はどうなんだろ?)
    老婆心のおせっかいアドバイスごめんなさい。

    ブログ楽しく拝見してます~!

  7. wolt より:

    >>トウガラ・・・芭蕉さん?w
    怖いってどゆことですかー(;゜Д゜)そ
    見てるとじわじわ来るw

    >>ベティさん
    twitterも見て下さってありがとうございます!
    なるほど、昔から日本人宿の盗難と言うのはあったんですねー(´・ω・`)

    ボクは日本人宿に滅多に泊まらないのでそこはわかりませんが、つい駅とかで日本人に会ってしまうと、会って数分なのに「ちょっと離れるんで荷物見ててもらって良いですか?」なんて言ってしまうので、油断する気持ちはなんとなくわかります^^;

    悪い人もいる事は頭ではわかるのですが、なんでしょうね、この心理^^;
    「日本語が通じる安心感」と「防犯的な意味での安心感」を脳が履き違えるんでしょうか。

    • ベティ より:

      確かに難しいですよね。。。全員を疑ってたら旅の楽しみも半減(?)してしまうし。
      WOLTさんのブログを見て、自分が旅をしている・・・疑似体験を味わってます。
      なのでWOLTさんに大トラブルが発生したら・・・自分ごとのように「ぎゃ~」となります(笑)
      安全な旅を祈願しております。
      (ブンブンの時はかなりハラハラしながら読みました)

      • wolt より:

        >>ベティさん
        ブンブンでは遭難未遂の疑似体験をなさったわけですねーw
        「ぎゃー」と言わせてしまう事のないよう気を付けます!

  8. y.kujime より:

    虚無僧以来の写真拝見しました。想像より小ざっぱりしてますな。風邪を引かぬよう願ってます。ゴミは世界共通で安心しました。背景でネコの表情面白いです。

  9. wolt より:

    >>y.kujimeさん
    髪は伸びるとうっとうしくて仕方ないので、あんまり極端に伸ばしっぱなしにする事はないですw
    kujimeさんもお風邪など召しませぬよう(・人・)

  10. 柚姫 より:

    わーいビフォアフ\(^o^)/
    すっきりしてよきよき\(^o^)/
    一眼で自撮り乙でしたw

    外国で髪切るとどうしても重くなりがち。大体長さはこのくらいでおっけー、のあとの「あと適当にすいといて」が伝えられないから!!!笑

  11. wolt より:

    >>柚姫さん
    「すいといて」をどう言うのか想像もつかないし、「適当に」って言って相手のセンスも怖いですねw
    まーボクはジャマじゃなくなれば良いので大体でOKです(๑•̀ㅂ•́)و✧