「がんばらないバックパッカー」のカザフスタン旅行総費用

中央アジアの中でも物価が高い!と言われているカザフスタン。

今回はがんばらないバックパッカーがカザフスタンで結局いくら使ったのか?を大公開&分析!

カザフスタン旅行総費用と内訳

※滞在日数は23日です。
※レートも物価も2017年10月時点のものです。
※2017年10月時点で1テンゲ≒0.34円です。

  • 飲食費計: 48,001テンゲ (16,307円)
  • 宿泊費計: 60,000テンゲ (20,384円)
  • 交通費計: 42,580テンゲ (14,465円)
  • 観光費計: 1,300テンゲ (442円)
  • その他計: 44,712テンゲ (15,189円)
  • 合計: 196,593テンゲ (66,787円)

これを円グラフで表すとこうなります。

カザフスタン旅費内訳

1日の平均は8,548テンゲ(≒2,904円)になりました。なんとか目標の1日3千円を切りましたー。

 

カザフスタン旅行費用の分析&考察

食費は1日あた2,087テンゲ(≒709円)になりました。ウズベキスタン510円、タジキスタン332円、キルギス519円と比べると高いようにも見えますが、タジキスタンやウズベキスタンはたいてい宿に朝食が付いていたので、ちょっと比較しづらいです。主観的には、安食堂や売店の物の値段はさほど変わらない印象でした。

しかし、カザフスタンは高いレストランに入るとえらいこっちゃで、中央アジア最初の都市のアルマティで何回かやらかしましたが、うっかり適当なレストランやカフェに入るとめちゃくちゃ高いのです。

けっこう人入りが多いからと、油断してオープンカフェに入ったらコーヒーが500円弱もして目が飛び出ました。これが「カザフスタンは物価が高い」と言われる所以だと思います。中央アジアの安食堂の探し方や見分け方を覚えるまでは少し苦労しました。安食堂は他の中央アジア諸国と変わらず150円~300円程度で食べられます

宿泊費は1泊あたり2,700テンゲ(≒917円)でした。ウズベキスタン1,069円、タジキスタン690円、キルギス767円と比べるとやや高めのようにも見えますが、他3カ国は全泊ドミトリーだった事を考えると、カザフスタンの方がコスパが良いと感じました。

カザフスタン滞在は半分ドミトリー、半分シングルくらいの割合でした。夜行列車2回、民泊1回、アクタウのフェリーターミナル待合室での1泊があったので、平均としては安めになりました。感覚的には実質平均3,000テンゲ(≒1,020円)くらいです。

アルマティなんかには600~700円程度でキレイなドミトリーが何軒もありますが、地方の町(アクタウ、シャルカル、テュルキスタンなど)では安宿の選択肢が少なく、高くなる傾向にあります。

交通費は、6割は最後のカスピ海フェリーの費用です。高い。それ以外の交通手段は概ね安い傾向にあります。長距離移動に鉄道が使える為、交通費に関しては他の中央アジア諸国より安く済ませやすいです。

鉄道(寝台車)は丸1日弱乗って1,600円程度で、クオリティが高いです。お湯があってカップ麺が食べられるのも幸せ。

観光・・・は全然しませんでしたね、そういえば。カザフスタンは移動やビザ待ちが多かったので、滞在期間の割に観光はしていません。アルマティ市内を少しと、テュルキスタンくらいです。

その他の費用には、ビザ代(タジキスタン、ウズベキスタン)の1万円近くが含まれています。毎度、他国のビザ代を滞在費に含めるかどうか悩むのですが、おこづかい帳の記入が面倒になるのが嫌なので、多分ずっとこのままです。

 

カザフスタンの物価目安

旅行していて、大体こんなもんだったなーと言う感じで物価をまとめてみました。※2017年10月時点。変動する可能性あり。

カザフスタン物価目安

チーズやヨーグルトなどの乳製品が安くて高品質なのがすごくうれしいです。毎日何かしら乳製品を食べていました。乳製品は正義

前述しましたが、高いレストランの値段は天井知らずです。日本より全然高い店もたくさんあります。

 

カザフスタン旅行費用まとめ

「物価が高い!」と言われるカザフスタンですが、旅行した感想としては「めちゃくちゃ高い物(サービス)も存在する」と言った方が正確かなと思いました。他の中央アジア諸国ではなかなか出会えない高級店がゴロゴロしていますが、安食堂などもちゃんとあります。上手に旅行すれば物価の高さは全然感じません

以上、「がんばらないバックパッカー」のカザフスタン旅行費用まとめでした!

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