さらまっすずばー!
今日はテュルキスタンに到着&テュルキスタンの世界遺産を観光しました!
トゥリビックさん宅での夜はとても快眠でした。暖かかったし、床に布団敷いて寝たからかな。ボクは自宅でもベッドですが、やっぱり床で寝る方がよく寝られる気がします。
唯一失敗したのが、夜近所の人たちが出入りしていたどさくさで寝る前の歯磨きを忘れた事。朝起きたら自分でめちゃ気持ち悪いw
朝7時半くらいでしたが、まだご家族は寝ていたのでこっそり外に出て歯磨き。
遠くにモスクが見えました。小さい町でもしっかりモスクがあるのは、やっぱりイスラム教国ですね。
ちなみにトイレは庭の端にあります。夜は照明ゼロです。
しばらくするとぼちぼち皆起き出してきたので部屋に入ってまったり。にゃんこが足に乗って来ました。
この横顔と足がたまらん(*´Д`)-з
朝食後、トゥリビックさんに予定を訊かれたので「今日はテュルキスタンで泊って明日鉄道で西に向かう」と話すと、「今からテュルキスタンに行って観光して戻って来て、また今日うちに泊って、また明日テュルキスタンに行って鉄道に乗ればいいじゃないか」と強く誘われましたが、さすがにお断りしました(; ̄∀ ̄)
さすがに2晩おじゃまするのは気が引けるし、片道70kmをわざわざ1.5往復するのは面倒すぎるし、何よりボクの愛想の残量がゼロに近づいています。2晩目まで笑顔がもちません。
と言う事でここでおいとましてテュルキスタンに向かう事に。
ザックカバーまで洗ってもらえました。もう感謝感激です。
なんとアニエットとアザムが一緒にテュルキスタンまで来てくれるって事で、3人で家を出ました。
テュルキスタンまでどうやって行こうかと思ったら、やっぱり大通りで車を拾う以外の手段がありませんでした。アニエットが車を捕まえてくれたのですが、捕まえるのに30分弱かかりました。こんな大変な場所なのによく「1.5往復したら良い」と言いましたねトゥリビックさんや・・・。
テュルキスタンまでは400テンゲ(≒134円)でした。乗った車はドライバーも客もとてもかなり年配の方ばかりだったんですが、車は常に110km/h出ていました。そんなに急いでどこへ行こうと言うのかわかりませんが、道連れはやめて頂きたいところです。
と言う事で、70kmくらいあったはずですが40分くらいでテュルキスタンに到着。
テュルキスタンには世界遺産があるのですが、予想以上に周囲が整備されています。つい走りやすそうだな・・・とか考えてしまいます。
とりあえずボクは適当に目についたホテルにチェックイン。5,000テンゲ(≒1,678円)もしましたが、1泊なのでよし。40日ぶりの完全なシングルルームでした。前回はインドのコーリコードです。
アニエットとアザムに案内してもらって世界遺産のホージャ・アフマド・ヤサヴィー廟(Mausoleum of Khoja Ahmed Yasawi)へ。
でかい!
これは後で撮ったものですが、この角度が有名なようです。
このヤサヴィー廟は中央アジアにおけるイスラム教の聖地の1つで、中央アジアではヤサヴィー廟への参拝はメッカ巡礼に勝る善行と言われていたそうです。こんな立派ですが、建築途中で指導者が亡くなったとかで、廟としては未完の建築物だそうです。(Wikipediaより)
チケット売り場が閉まっていたので首をかしげながら入ったのですが、アニエットが係の人に訊いたところによると、今日は入場料無料の日だったようです。「記念日か何か?」と訊いてみましたがよくわかりませんでした。とにかく無料で入れました。ラッキー٩( ‘ω’ )و
中は撮影禁止で、入口でカメラを預けさせられたので中の写真はありません。墓だか棺だかのような物が、一番奥の部屋に置かれていて(のぞき窓が大きくなく、柵があるのでよく見えない)、それ以外の部屋は発掘した壺なんかが展示されていました。
一応女性は、中に入る時は髪を布で覆わないといけないらしく、入口で布が無料で貸し出されていました。でも覆い方は誰もあまり気にしていないらしく、若い子はバンダナみたいに被っていたり、中には鉢巻きみたいに巻いてる子もいました。髪めっちゃ出てますやんw
見る所は少ないですが、建物が古いので迫力があります。今日は無料でしたが、普段でも入場料は500テンゲ(≒168円)と高くなく、観光客に優しい世界遺産です。
外側の壁は、触りながら願い事をすると良いらしいです。ってアニエットが言っていました。
確かに、常に4,5人壁を触っている人がいました。他のイスラム教の施設で壁を触っている人は見た事が無いので、多分このヤサヴィー廟だけの話だと思います。
廟の周りは一部城壁で囲まれています。
廟の周りにこんな城壁張り巡らすって事は、建築当時は相当荒れた情勢だったのかな。
地下にもぐると、
水汲み場がありました。この水で顔を洗ったり、水を飲んだりすると何やら良い事があるようです。
縁起物を異教徒が飲んでも効果があるのかわかりませんが、とりあえず周りに倣って顔を洗って一口飲んでおきました。外国人がいても、周囲はあまり気にしていないようでした。
こちらは半地下モスク。
天井が木造でした。
中はほとんど発掘品の展示室になっていましたが、お祈りスペースもちゃんとあって、入れ替わり立ち代わり数名がお祈りしていました。
公園を歩いてテュルキスタン博物館へ。外国人は500テンゲ(≒168円)。
ユルタ(遊牧民族の家)が展示されていました。
中すごっΣ(゜゜)
本当にこんなに豪華やったんかな。すごい快適そう。住みたい。意味もなく床を転がりたい。
民族衣装も華やかですなぁ。
いろいろ歴史的に価値がありそうな物の展示がありますが、ボクが一番好きだったのはヤサヴィー廟の復元模型。
なるほど、こうなってたのかー!
さらにヤサヴィー廟とテュルキスタンの町の復元模型。
これもなかなか。ボクが入ったホテルの近くに城壁の一部みたいなものがあったんですが、それはこの町を囲む壁だったわけですな。
で、さらにこちらが展示室の一角にあった「未来のテュルキスタンコーナー」
え、えぇ、こんな町にしたいのか・・・。別にそんな未来都市みたいにしなくて良いと思うんだけど、ダメかなぁ。
そのまま3人で近くのレストランで遅い昼飯。マンティ。600テンゲ(≒201円)
中はマトンのかなり細かいミンチ。
上に載っている酢漬けのニンジンがなかなか良い仕事していました。
さすがにいろいろ世話になりすぎなので、お昼代は出しました。
食べ終わってまだ15時くらいでしたが、見たい所は見てしまったのでここで解散する事に。アニエットとアザムはまた車を捕まえて70km帰らないといけないわけですし。めちゃ名残を惜しみながら別れました。
この後ボクは、お金をおろさないといけないけど、使えるATMが見つからなくて探し回ったりするイベントが発生しましたが、歩き回ってATM3台目で無事にテンゲをおろせました。
ホテルはかなりWi-Fiが快適で、久しぶりに「誰も入ってこない安心感のもとベッドでゴロゴロしながらスマホを眺める」と言う贅沢をする事ができました。シングルルームかつ部屋でWi-Fiが使えたのはスリランカ以来なので、実に43日ぶりくらいです。ハロー個人のプライバシー。
さて、明日(リアルタイムでは今日だけど)はテュルキスタンを出て夜行列車でシャルカーと言う町へ移動します。と言ってもまだチケットを買ってないのでどうなるかわかりませんが。本当は一気に西部のアクタウに行きたい所なんですが、調べると48時間もかかってしまうので、途中のシャルカーで1回降りる事にしました。
ボクのストレスが溜まらない移動時間目安は、飛行機5時間、バス10時間、列車(寝台車)24時間、フェリー48時間です。これを大きく超える場合は他の手段か途中下車を検討します。
シャルカーはグーグルマップにホテルのマークすら出て来ない小さい町っぽいんですが、まぁどうにかなるでしょう。シャルカーには1泊だけして、また夜行列車でアクタウへ向かいます。なのでシャルカーでネット環境が手に入らないと、3泊ほど音信不通になります。
ではちょっと不在するかもしれませんが今日はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
>また今日うちに泊って~
子供はいないけど家庭教師や塾講師経験者から察すると、親御さんは
もしかしたら自分の子供に外人とのコミュニケーションの経験を持たせるための、
良い機会だと思ってたかもしれない。
僕が英語や海外に抵抗が無いのも、子供の頃に父親がたびたび教会関係で、
米国人の人を自宅に招いてたからかもしれない。
良い人と巡り会えましたね❗️これもバックパッカー旅の魅力の一つでしょうか。人との繋がりは大切にしたいですね^ ^
ニャンコちゃんのぷぐぅ感がたまらなすぎて〜\(^ω^)/カワエエー
にしてもホント、空の色がすごいですね。この空は宇宙につながってますなぁ〜
ブログ、めっちゃ楽しんでます。アジア国々についてはだいぶ事情通になりましたw
ただ「世界一周日記」のプルダウンメニューが画面を突き抜け始めましたとさww
このまま増えて行くとどーなちゃうのか、それはそれで楽しみ٩( ‘ω’ )وではでは〜
>>ログボさん
なるほど、そういう意味もあったのかもしれませんね!
長女は大学で英語勉強してるとこって言ってたので、勉強のモチベーションアップになれば良いなぁ。子供たち、みんな個性的で良い子らでした。
>>baumさん
移動はうまくいくし、良い人に拾ってもらえるし、すごくツイてる日でした!
>>araponさん
ネコがかわいかったのでaraponさんが現れると思ってましたw
プルダウンメニューに気付いてしまいましたか・・・(;-ω-)
二階層構造にしようか、それはそれで見づらいような気もして悩み中ですw