サマルカンドからブハラへ!ウズベキスタン鉄道に乗ったよ(2017年10月9日)

さろーむ!

今日はサマルカンドからブハラへ、ウズベキスタン鉄道で移動しました!

 

まずは気になる足首の捻挫。朝起きておそるおそる見てみると・・・

左が健康な足、右が捻挫した足です。腫れてますな。右足は健も見えてませんね。

そしてやっぱりいたーい。朝からテンションどんぞこです(´・ω・`)

 

ところで、昨夜21時くらいにまたしてもカナさんが同じ宿にやって来ました。タジキスタンやウズベキスタンは、ブッキングドットコムに掲載されいてる手頃な宿の選択肢が少ないからと言うのはありますが、2回連続で被るってのはなかなかのご縁ですw




 

朝食はまた微妙にメニューが一部変わっていました。

卵系が続くのかと思いきや、よくわからないホットケーキみたいな物に変わっていました(写真右下)。これが妙に油ギッシュで甘い系。なんだかミャンマーの屋台にありそうなホットケーキでした。

早速朝飯の席でカナさんと情報交換。カナさんはトルクメニスタンビザ取得の為にドゥシャンベにしばらく滞在するーって話だったので、こんなに早くウズベキスタン入りして来てびっくりしたんですが、どうやらドゥシャンベでのトルクメニスタンビザ取得が困難になった?ようです。「やぽーにゃ びざ にぇっと!」(訳:日本人 ビザ NO!)と言われたそうな。

ビザ事情ってのはやたら変わるので、何があるかわかったもんじゃないです。で、カナさんはウズベキスタンの首都タシケントでもチャレンジしてみようって事で、さっさとウズベキスタン入りしてきたようです。

あと、ボクが数日前に通って来た国境を同じように通って来たそうなのですが、

  • 持ち物検査→やっぱり緩かった。イミグレは混んでいた。(カナさんの前日に通った人は厳しかったらしい)
  • 両替→ウズベク側で訊いたら、1ソモニ→500スムと、タジキスタン側より悪質だった
  • 乗り合いタクシー→ちゃんと客が集まった。週末だから人が多かったのかも?

っつー感じだったようです。持ち物検査はやっぱり混雑具合で変わるらしいですな。係官のヒマ度によって内容が変わる検査とかクソとしか言いようがない^q^

そんな感じで情報交換(もらっただけのような気もする)を済ませ、ボクはチェックアウト。またカナさんとはほとんど入れ違いでしたが、縁があるようなのまたどこかで会いそうな気がします。同じ人とはなぜか何回も会うのが旅行者の常です。

 

ウズベキスタン鉄道の時刻表

ウズベキスタン鉄道の公式サイトで、主要駅の時刻表を確認できます。
[外部サイト]ウズベキスタン鉄道公式ホームページ(サマルカンド駅時刻表)

英語ページにしても、右側に出て来る地名は英語表記にならないって言う不親切なサイトです。一応、発着駅を入力して検索するページもあるんですが、やっぱり地名が英語入力に対応しておらず、ウズベク語の地名をコピペしないといけないのが面倒です。

公式ページによると、2017年10月時点でサマルカンド→ブハラへは02:25発、09:43発、12:29発、21:03発の4便があるようです。意外と少ない。

バスでサマルカンド駅へ

さて、今日は久しぶりのドキドキの鉄道移動。まずはレギスタン広場近くのバス乗り場へ。

特に何も目印が無いんですが、通行人に尋ねるとここを教えられました。確かになんとなく人は集まっています。

バスの番号は宿の人に教えてもらいました。3番バスか73番バスがサマルカンド駅へ行くらしいです。

見ていると、あまりバスの本数は多くないようでした。20分ほど待ってようやく3番バスに乗車。駅までも20~30分くらいかかりました。料金は1,000スム(≒14円)でした。

サマルカンド駅でチケット購入

実は朝のんびり準備しすぎた&バスが意外と来なかったせいで、この時点で9時台の便に間に合わん感じになってました。間に合わんついでにのんびり駅を撮影。

駅構内に入るにはチケットが必要なので、先にチケットオフィスへ行きます。チケットオフィスは駅に向かって右側、駅の建物にくっついています。

「ブハラ!トゥデイ!」と言うと、出発時間を確認されます。OKならそのままチケット購入です。12:29発の便になりました。

ブハラまでのチケットは41,000スム(≒574円)でした。

駅構内へ

パスポートとチケットを入口で見せ、荷物検査機に荷物を通し、金属探知機をくぐって駅構内へ入ります。やたらと厳重です。

駅構内は妙に広くて豪華。ステンドグラスまでついています。

建物内には両替屋やカフェ、ナン屋などがありましたが、カフェはなぜか10時半頃に看板を引っ込めて店を閉めてしまい、そのままボクが出発する12時頃まで開く事はありませんでした。客が入りそうな時間帯に店じまいって・・・。

両替屋には、アメリカドル、ユーロ、イギリスポンドの他に、日本円や中国元のレート表示がありました。ウズベキスタン国内で日本円両替は難しいって聞いてたんですが、駅構内で両替できるくらいなら街中でもできるんじゃないでしょうか。レートも公式レート通りでした。

列車到着と乗車

列車到着前にアナウンスが流れるのでホームへ。ウズベク語でしか放送されないので聞き逃さないように注意。

車内はびっくりするくらいシャレていました。

テレビが付いてる!ちなみにSHARP製でした。

鉄道としては変わった内装だと思います。乗り物って、近代的にしようとすればするほどスタイリッシュかつ無機質な方角になりがちですが、この鉄道は温かみがある方向と言うか、なんだか家みたいです。この方向性は目から鱗だなぁ。

町と町の間はやっぱり砂漠っぽい感じでした。

 

ブハラ駅到着&市街地へ

ブハラ駅到着!

入る時はあんなに厳重だったのに、出る時は超簡単です。改札どころか駅も通らず、駅の脇のフェンスみたいな所が開いてそのまま出られます。

実はこの駅、ブハラ駅と言いつつ、ブハラ市街地から約10km離れたカガンと言う町にあります。駅の外にはバスや乗り合いタクシー、タクシーが待機しているので、どれかを使って移動する事になります。

ボクは足首がけっこう痛くて、あまり歩いたり乗り降りしたくないので、タクシーを使う事にしました。最初50,000スムとか言ってるドライバーもいましたが、違うドライバーと交渉したら10,000スム(≒140円)になりました。

 

タクシーはスタジアム近くで降りて、少し歩いてルミ・ゲストハウスへ行きました。

ドミトリー朝食付き1泊10ドル。広々とした感じの宿です。サマルカンドの宿が狭かったので、ようやく一息つけた感じ。

 

時刻は夕方16時。腹が減ったので早速外出です。

なんか、サマルカンドから一気に雰囲気が変わりました。ちょっと中東っぽくて好きな雰囲気です。

この辺、歩いてみると小さいホテルがたくさんありました。最近安易にブッキングドットコムとかに載ってる宿しか使ってないので、ちゃんと自分の足で宿探ししないといかんですね。自分で探した宿はアタリだと嬉しいし、ハズレでも笑えるので面白いのです。

大通りに出ると一気に近代的な街並みになりますが、それでも街の景観を意識してか、茶色っぽい建物が並んでいます。

割と好きな雰囲気です。

手頃そうな飯屋発見。

ただのカフェのように見えて、よく見ると看板に「シャシリク(串に刺して焼いた肉料理)」とか書いてあるのです。

Coffeine・サラダ

サラダ

サラダ!?チーズまみれじゃん!Σ(゜゜)

掘ると、刻んだサラミ2種類とキュウリ、トマトが出てきました。あとマヨネーズがたっぷりかかっています。

これめっちゃ贅沢やわー(*´ω`)

これでもかと言うほど振りかけられているチーズは、ちゃんと店でチーズの塊から削ったんだろうな。フレッシュですごくうまい。サラミも柔らかくてジューシー。ちゃんと野菜が食べたかってん!って不満を飲み込んでしまうくらい贅沢なサラダでした。

メインはこちら、グリャーシュ

グリャーシュ

これうまーーーーい(*´ω`)

牛肉の煮込み料理かな。味はどことなく洋風な感じ。タマネギと野菜を煮込んだような自然な甘みが日本人の心を掴みます。黄色いのはポテトをつぶしてペースト状にしたみたいなやつ(どこかで名前見た気がするけど忘れた)。

あとナンを付けて、全部で23,000スム(≒322円)でした。とても満足ナリ。

店内に飾られてる絵が、よくよく見ると日本風なんですが

なんかこう、「日本に来た事がない外国人が勝手に想像して描いた日本」みたいな絵です。何このお城みたいな寺みたいな、それでいて絶対日本に無い建物w

 

そう言えば足首なんですが、一向に腫れは引かないし痛いけど、まっすぐ歩く分には割と大丈夫です。骨まで影響は無いと思います。あまり歩き回らないようにしつつ、しばらく様子見です。

さて、明日はブハラ観光します!では今日はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. にみくとも より:

    プラハじゃなくてブハラか
    びっくりした

  2. wolt より:

    >>にみくともさん
    KOUMIで疲れてるんじゃないですか?w
    おつかれさまでございます(^^)_旦~

  3. ログボ より:

    >黄色いのはポテトをつぶしてペースト状にしたみたいなやつ(どこかで名前見た気がするけど忘れた)。

    マッシュポテト?

  4. baum より:

    昭和っぽいクルマがイイね^ ^丸いヘッドライトに角ばったボディー、前席の三角窓!good photoでした。右足首はまるで象の足デスね(^_-)シップした方が治りが早いと思いますが…売ってないのかな?

  5. wolt より:

    >>ログボさん
    さすがにちっがーう!Σ(゜゜)
    潰しただけじゃなくて、なんかクリーミーなのです。

    >>baumさん
    昭和っぽい車良いでしょー!お気に入りです。
    湿布は、実は東アジア(日本、中国)にしか無いようなのです。少なくとも東南アジアやインド、中央アジアにはありませんし、どうも欧米諸国にも無いようです。
    確かに考えてみれば湿布って東洋医学っぽいなぁと。

    中国人の世界進出により、もしかすると中国人が多い地域で探すとあるかもしれません(中国人用の霊柩車がタイに出回ってるくらいだから)が、まぁ入手は諦めています^^;

  6. y.kujime より:

    骨折しなくて良かったな、痛みと腫れが改善できれば。電車も立派。オシャレな街だね。お大事に!

  7. jun より:

    足大丈夫ですか?
    長引くようなら、病院に行って下さい。

  8. wolt より:

    >>y.kujimeさん
    とりあえずテーピングでどうにかなってます~
    電車は予想よりしっかりしていてびっくりしました。めちゃ落ち着ける空間です。

    >>junさん
    ご心配ありがとうございます!
    とりあえず回復方向なので、たぶん大丈夫だと思います^^