インドの南に浮かぶ小さな島国スリランカ。
今回はがんばらないバックパッカーがスリランカで結局いくら使ったのか?を大公開&分析!
スリランカ旅行総費用と内訳
※滞在日数は9日です。※レートも物価も2017年8月時点のものです。
- 飲食費計: 7,203ルピー (5,137円)
- 宿泊費計: 19,734ルピー (14,074円)
- 交通費計: 551ルピー (393円)
- 観光費計: 1,200ルピー (856円)
- その他計: 291ルピー (208円)
- 合計:28,979ルピー(20,668円)
これを円グラフで表すとこうなります。
1日の平均は3,220ルピー(2,297円)になりました。目標の1日3千円を切りました!
スリランカ旅行費用の分析&考察
食費は1日あた800ルピー(≒571円)になりました。スリランカは、ローカル食堂は100円~200円程度で食事できますが、観光地(ゴール旧市街とか)にあるレストランだと、1品350~500円程度します。ボクはできるだけローカル食堂を探していたのと、食中毒で1日1~2食しか取ってなかった期間があるので、割と安くあがりました。宿の近くで食べようと思ったりすると、多分もっとかかります。
宿泊費は1泊あたり2,467ルピー(≒1,759円)と高めになりました。ていうか、滞在費の7割近くが宿泊費になるなんて、多分後にも先にも無いと思います。コロンボには比較的安いドミトリーがあり、1,000円以下で泊まれます(インドから来ると「高っ」とビビりますけど)。
一方ゴールはめちゃ高く、ドミトリーで1,600円程度でした。
で、ゴールがあまりにも過ごしにくかったのでキャンセルしたらキャンセル料を800円も取られたのと、スリランカがあまりにもストレスフルだったので、ここぞとばかりに「がんばらない」を発揮してコロンボで3,500円のホテルに泊まった為、結果的に宿代が激かさみしました。
他の地域はよーわかりませんが、スリランカは全体的に宿代が高くなりそうです。
笑えるのが交通費!毎日のように市バスか鉄道に乗っていましたが、全部で約400円と言う驚きの安さでした。主な費用は、空港―コロンボ間のシャトルバス130ルピー(往復で260ルピー)と、コロンボからゴールまでの鉄道100ルピー(往復200ルピー)で、あとはコロンボ市内の市バス代です。長距離バスだと鉄道の2倍の金額するようですが、鉄道はほとんどデッキで過ごす事になったので、体力的にしんどかったです。体力に自信がない人は、2倍払ってでもバスの方が良いんじゃないでしょうか。
スリランカの物価目安
旅行していて、大体こんなもんだったなーと言う感じで物価をまとめてみました。※2017年7月時点。変動する可能性あり。
スリランカ旅行費用まとめ
スリランカは、なんとなく東南アジアに似ています。外国人旅行者が多く、外国人向けサービスが多いです。その為、何も考えないで旅行してしまうと滞在費はやたらとかさむと思います。
ちょっと遠出してでもローカル食堂を探したり、鉄道のデッキに立って移動したりするような旅行であれば、それなりに費用は抑えられます。
「外国人はこっち!」みたいな雰囲気に流されてしまうといくらでもお金が飛んでってしまうので、「安く」を主眼に置くと海外旅行初心者には難しい国かもしれません。お金を気にせずに旅行すると、かなり快適で楽な旅行ができると思います。サイフの中身と相談して、自分に合ったスタイルで旅行しましょう!
あとどうでも良いけど、スリランカの紙幣はカラフルでデザインが凝っていて綺麗です。
以上、「がんばらないバックパッカー」のスリランカ旅行費用まとめでした!スリランカを旅行する際には是非参考にどうぞ!
コメント
この様に分かりやすい分析を見ると、なるほどと分かります。
私は頭からインドよりスリランカの方が全てに亘り安いと思い込んでましたが、
思い違いだったようですね。
私は若かりし頃、国内でユースホステル巡りはしてましたが、海外旅行は未経験でした。
私にとっての初めての海外は、仕事で行ったコロンボでした。
仕事で行きますと制約もあり、旅程も立てて渡航先で何かあった時に連絡がつくようにしてから行きました。さもないと、渡航先で何かあった時に親族から電話があっても何も情報を与えられなくなるからです。駐在ですと「自己責任だから」という訳にはいかなくてね・・・結構窮屈な一面があるわけです。
家族がいるとなおさらです。でも若いころに戻って、バックパッカーで気楽な旅行も憧れますね。
>>道草亭ペンペン草さん
仕事で行くと窮屈なのは、ボクも経験があるので知ってます。と言うより、それも仕事を辞めた理由のひとつです。
学生の頃に旅行で行ったホーチミンに仕事で行った時、それこそ世界が違うみたいに見える物が違ったんですね。それで、「自分が見たい世界はこっちじゃないな」と強く思ったのが、会社を辞める後押しになりました。
西アフリカのセネガルで定年退職後の60代のバックパッカーにお会いしましたよ。
ご本人いわく、「体力が落ちて長くは旅行できないなぁ」と笑いながら、外務省が推奨しない地域への民泊、48時間の国境をまたぐバス移動など、ボクでも尻込みするレベルの自由な旅行をなさってました。最後は「飛行機が早朝だから空港の床で寝るよ」と夜のうちに宿を出て行かれました。
非常にカッコ良い方でしたので、ボクも年取っても「若かったら」なんて絶対言わないようにしようと思いました。何歳からでも、興味がある事はやって良いと思います。