わなっかむ!
今回はラメーシュワラムのダヌシュコージに行った後、夜行列車でチェンナイへ移動しました!
ラメーシュワラムがそもそもインド半島から細長く伸びた、ほぼ島みたいな町なんですが、ラメーシュワラムから更に細長ーくスリランカの方角へ向かって陸地が続いているんです。
この辺の地域はダヌシュコージ(Dhanushkodi)と言います。夕方17時のチェンナイ行きの列車まで時間があるので、今回はここに行ってみる事にしました。
朝飯はチャイと小さい揚げパン2つともそもそしたパン全部で26ルピー(≒44円)
チャイは泡立てにこだわったタイプで、スパイス強めでした。パンは固くてパサパサだけど、チャイで流し込むにはちょうどいいのかも。
チェックアウトして宿に荷物を預けようと思ったら、「駅で預かってもらった方が良い」との事。いったんラメーシュワラム駅へ行って、15ルピー(≒26円)でザックを預かってもらいました。
ところで数日前から鼻水がとまらず、持っていたティッシュを使い切ってしまったので商店で買おうとしたのですがどこにも売ってなく、なぜか7連敗。ティッシュ難民です。インド人、トイレットペーパー使わないのは良いとして、ティッシュも使わないの???
ようやく見つけたのは大通り沿いの大きめの個人商店。
ちょっと大きいですがようやく手に入りました。値段完全に忘れた・・・15ルピー(≒26円)くらいだったかな。
広げ切れてないですが、1枚1枚も巨大です。1回鼻かむ程度だとちょっと余ります。
このティッシュを買った商店でダヌシュコージ行きのバスを尋ねると、なんとこの商店の真ん前がバス停らしい。ここで待って7番バスか3番バスを捕まえな!と言われました。
行きたい人の為に地図を貼っておきます。
地図上の目印が何もありませんが、バス停から道路の向かい側を見ると金色の像が見えます。
このバス停の名前は「Railway Station Bus Stop」なので、帰って来る時も「Railway Station」と言えば同じ場所に戻って来れます。
今日はなんだか順調だな!と思いましたが、バスがなかなか来ず45分ほど待ちました。
人口が少なそうなので、多分走っているバスの総数が少ないんだと思います。ようやく7番バスに乗りました。
「だぬしゅこーじ!」と言うと薄っぺらい小さいチケットをちぎって渡されます。20ルピー(≒34円)でした。
客が多くてあまり景色を楽しめませんでしたが、徐々に道の両側が海になって行きます。
バスはダヌシュコージの先端にあるモニュメントまで直行です。帰りのバスもこのモニュメントの周りに停まっています。
来た道がまっすぐ伸びているー
来た道以外全方向海だ!
Googlemapで確認すると
なんか海の中にいる事になってるんですけどΣ(゜゜)
砂浜の先っちょがあるので向かってみる事に。
と歩いていると、後ろから警備員に止められて「Not Arrowed」と怒られました。
茶色い服が警備員。先端で写真撮っていた人たちも追い出されていました。
まー、確かにあんな海に沈みそうな僅かな砂浜、観光客が押し寄せたら1日で崩れて無くなってしまいそうやけどさ。どこからが立入禁止なのかいまいちわからんぜよ。
看板には「水遊びするな!」としか書いていません。
看板に書かれている「Bathing」は「入浴する」って意味ですが、インド人は「水浴び」「水遊び」くらいの意味で使う事が多いです。「Did you bathing at the ocean?」みたいな使い方をします。文法的にいろいろ言いたくなりますが、インド英語はこんな感じです。
水遊びもダメ、変にうろうろ探索するのもダメ、と言う事で、ほとんどの観光客ははしゃがない程度に足を海につけるか、ぼんやり海を眺めています。
そのおかげか砂浜はキレイだし、人が多いのにとても静かです。こういう何もない観光地もありだなぁと思いました。
行きは7番バスで来て、帰りは3番バスに乗りました。
今度は窓際の席を確保。途中、廃墟のある集落を通りました。
50年前くらいのハリケーンでこの辺は甚大な被害を受けて、その名残だそうです。いや、だってこんな海のど真ん中でハリケーンとか・・・むしろどうやったら生き残れるのか・・・。
それでもまだ生活している人たちがいるのがすごいです。
ラメーシュワラムの町へ戻って来て遅めの昼飯。いつも通りミールス・・・
野菜がたくさん載っているーーーー(;Д)゜゜
奥の右から(多分)ほうれん草のぐだぐだカレー煮、オクラのカレー煮、ニンジンのカレー煮です。表現が乏しいって言わないように。左の別皿は魚カレーです。昨日嘆いて今日食べれるとは思っていませんでした。
魚カレーが付いてくるって知らずに、いつも通り魚フライも頼んでしまいました。
とにかく言えるのは緑の野菜ってなんておいしいんだろう。右のほうれん草っぽいやつなんてグダグダ過ぎて何なのかもよくわかりませんが、それでもうまいです。生き返る気がします。風邪も治りそうです。
いつもはミールスのおかわりを要求したりしないのですが、今回ばかりは野菜系全品おかわりしました。次はいつ野菜が食べられるかわかりませんからね!
まだ時間があるので有名なヒンドゥー寺院にも行きましたが、
けっこう暑いのと、やっぱり風邪気味でツラくなって来たので、外だけ見て引き返してきました。
帰りにラッシーを見つけたので飲みました。30ルピー(≒51円)
ラメーシュワラムは1泊2日でしたが、田舎町っぽくてのんびりできそうですね。
ラメーシュワラム駅はホームに巨木が植わっています。来た時は真っ暗だったので気づきませんでした。
久しぶりにミロを見かけたので購入。15ルピー(≒26円)
今日は野菜食べたし、ラッシー飲んだし、強い子ミロ飲んだし、風邪くらい治りそうな気がしてきました。
駅でのんびりして、17時の列車に乗車。
有名なパンバン橋が見えましたが、列車の窓がちょっと汚すぎました。
列車は、ネパール人の家族旅行と相席になりました。家族旅行と言っても子供はおらず、34歳の息子が両親(多分60歳にならないくらい)を連れて、3人でヒンドゥー教の聖地をまわっているとの事でした。
この息子は旅慣れた様子で英語も話すのですが、両親は初めてのインド旅行らしく、夫婦でものすごくはしゃいでいてかわいかったです。
海が見えると窓にくっつくようにして外を眺めてたり、駅に停車した時に、旦那さんの方が水を汲みにホームに降りたと思ったら、気付いたら窓の外に張り付いてめっちゃ手を振ってたりしました。小学生かw
なんかすごくほっこりしました。
朝6時30分、チェンナイのエグモア駅に到着。てっきりチェンナイセントラルまで行くと思ってたので、ここで降ろされてちょっとびっくりしました。
起きたら風邪は・・・治ってないけど昨日よりずいぶんマシです。ほうれん草的な何かとミロのおかげだきっと。
チェンナイに着いて思ったのが、「知ってる街に到着するってなんてストレスフリーなんだろう」
やっぱり、移動するたびに初めての街に到着するって言うのは、良い意味でも悪い意味でもすごくストレスなんでしょうね。わくわくはしますけど。
朝飯はドーサとワダ25ルピー(≒43円)
ワダは頼んでも無いのに勝手に付いてきてしまったのですが・・・
うまっ!ここのワダうまっ!!Σ(゜゜)
今まで食べたワダは、どれもこれももそもそしていて、食感的にも味的にもまったくおいしさを感じない変な物体でしたがここのワダは違う!!外側がサクッサクで、中はしっとりふわふわ!ほんのり豆のような風味も感じられます。
これがワダなら、今まで食べたワダはなんだったのか!インド旅行1ヶ月の中で一番衝撃的でした。
この店はドーサもパリパリもちもちでうまかったです。明日も空港に行く前に行こうかな。
雨が降っていたので、駅近くの500ルピーの宿にしました。1泊だけだし。あとでもっと近い所に350ルピーの宿を見つけてショックでしたけど。
午後は再度駅へ。朝着いた時はチケットカウンターが開いていなかったのです。
スリランカ―チェンナイの往復航空券をもう買ったので、次にチェンナイに戻って来た日に移動できるよう先にチケットを買っておきました。スリランカから戻ってきた後はカリカット(コジコード)へ行きます。
南インドの長距離鉄道のチケットを買う時は、規定のフォームに記入してから窓口に持っていきます。これは窓口付近に打ち捨てられていた、誰かの書き損じです。
面倒っちゃ面倒ですが、中国の高速鉄道みたいになかなか地名が聞き取ってもらえずやきもきするような事もないので、これはこれで良いのかなーと思います。ちなみに分からん所は空欄だらけでも受取ってもらえます。
無事にインドに戻って来た時の鉄道チケットも買えたので昼飯。チキンカレーと味付きご飯80ルピー(≒137円)
米は白っぽいですが、ほんのり味と香りが付いていてうまいです。マイソールでも似たようなのを食べたなー。カレーと食べるなら、ビリヤニよりこっちの方が好きかも。
チキンカレーは、チキンがどーんと豪快に入っています!肉肉しくて満足感たっぷりです(*´∀`)b
でもこのチキンカレー、食べてる時はさほど辛くないのに、後からぴりぴり熱くなってくるって言う・・・ちょっとスパイシー過ぎでした。
あと、ビーフカレーもありました。ていうかビーフカレーの方がオーダーが多かったです。インド人は牛食べないって話はどこへ行ったんだろう・・・作ってる人と食べてる人はヒンディーじゃないのかもしれませんが、すぐ近くにヒンドゥー教の大きい祠があるのに、聖なる生き物を食べるって良いのかなw
また御神輿みたいな一行に出会いました。
右下のおっさんに注目!
ずっとカメラ目線でピースしてるwww
本人曰く「シャーマン」らしいのですが、シャーマンはこんなに俗っぽくて良いんでしょーかw
本日いっぱいでSIMカードのプランが切れるのでSIM屋を探したのですが、なぜかどこも閉店。
ようやく見つけてリチャージを頼むと
「コルカタで買ったSIMはここではチャージできない」と言われてしまいました。そんなわけないと思うんやけどな・・・(´・ω・`)
SIMはあきらめておやつ。ラッシーとココナッツクッキー36ルピー(≒61円)
この組合せ幸せやぁぁぁ至福やぁぁぁ(*´Д`)
これ食べる為だけにインドに来ても良い。
さて、明日はスリランカへ飛びます!昼には到着して、2,3日首都のコロンボに滞在予定で、その後は未定です。9月3日にまたチェンナイへ戻ってくる予定です。では今日はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
m9(´・ω・`) 結局カレーやん
>Did you bathing at the ocean?
discussは”discuss about”とは学校などでは習いませんが、
アメリカでも使われることがあるようです。
ttps://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1431713319
学校のテストではアウトでも日常会話では意味が通じるのでセーフ。
アメリカのネトゲでも結構こういうケース多いです。
>>ログボさん
ボク中学英語もろくにやってないので、前置詞とかそーゆー細かいのはむしろよくわからんのですけど、主に「入浴する」って単語をナチュラルに「水遊び」の意味で使うのがおもしろいなぁと。
どっちかと言うとdiscussを単に「世間話する」ってシチュエーションで使われたような違和感です。
でも辞書にはbathingも「(海などで)水浴びする」って書いてあるので、入浴≠水浴びなのは日本人特有の感覚なのかなぁとあれこれ思いましたとさ。特にインド人は水浴びも入浴も沐浴も同じに見えますし。
とここまで書いても結論的なものが出てこないので、bathingの使い方がおもしろいなー程度にとどめた感じです!
両サイド海とは耐えられませんね精神的に狭所恐怖症と同じです。
>>y.kujimeさん
なるほど、海の上が狭所という見方もあるんですね!
ボクは結構好きでした(*´∀`)
なるほど。そういうことね。
>Did you bathing at the ocean?
文法的に正しいのは、
Did you bathe at the ocean?
かな、とかチョット思ってました(´・ω・`)
ですねーw
インド英語はよくわからないタイミングでingを使います。
安ホテルのことをインドではよくLodgeと表現するんですが、時々Lodgingと書いてあったりします。Lodgeで既に名詞じゃないか・・・と(´・ω・`)
和製英語ならぬ印製英語(´・ω・`)