マンダレーからコルカタへ飛行機!インドのSIMが手に入らない!(2017年7月28日~29日)

ナマステー!w

インドだインド!わーいヾ(´∀`)ノ”

今回はミャンマーのマンダレーからインドのコルカタへ飛行機で移動しました!

マンダレーとコルカタの位置関係はこんな感じです。びゅーんと。って、矢印は厳密に言うと嘘です。マンダレーからバンコク経由でコルカタでした。1回東に戻っています。

 

まずはさらっとマンダレーの話から。ホテルの朝食はフライドライスで、2日前だったかな?と同じかと思いましたが、微妙に具が違いました。

で、「スクランブルエッグ」を頼んでみたらやっぱり「オムレツ」が来たので、スマホで画像を検索して、いつも調理してくれるおねーちゃんに「スクランブルエッグとオムレツ間違えてるよ!w」って言うとちょっと恥ずかしそうにケラケラわらっていました。かわいいです

英語の習得をがんばるかわいい子が朝食を作ってくれるMaharHotel(マハールホテル)に泊まりたい人はこちら↓のリンクからどうぞ。

[アゴダ]ホテルマハール

デザートはパパイヤが出てきました。

タイのソムタム(青パパイヤサラダ)に入っているパパイヤとは似ても似つかぬ姿です。パパイヤってこんなんなんや!果物は苦手ですが、初見の物は一応食べます。熟していない柿によく似た食感と味でした。

 

飛行機は夕方の便なので、チェックアウトしてホテルのカウンターに荷物を置いて、近くのZayChoMarket(ザイチョー市場)へ行ってみました。

ザイチョー市場

かなりしっかりした建物で、しっかりし過ぎて風通し最悪でした。あちらこちらで扇風機が回っていますが、この気温と湿度、お店に座るご高齢の方々はよく熱中症にならないなとミャンマー人の辛抱強さとたくましさを感じた市場でした。ボクはと言うとほぼ一直線に市場を突っ切ってさっさと外に出ました

市場の外も、かなり広い範囲で店が続いています。

マンダレーはなんだかパイナップルが多い気がします。ヤンゴンはどこを向いてもドリアンでしたが、マンダレーに近づくにつれドリアンからパイナップルにとって代わり、マンダレーでは比率が逆転しているくらいでした。(それでもドリアンたくさんありますが)

 

宿に戻って、「マンダレー空港行きたいんだけど、バイタクだといくらくらいか分かる?」と受付で尋ねると、「バイタクは分からないけど、15,000チャット(≒1,222円)でタクシー呼べる」と言われました。空港までは約40km。ミャンマーチャットを使い切りたかったので、リッチにタクシーで行く事にしました。

タクシー待ってる間、いつも朝食作ってくれていた子が出て来てオレンジジュース入れてくれるわ、500mlのペットボトルの水持たせてくれるわと、恐縮するくらいちやほやされました。これも客が少ない雨季のミャンマー旅行ならではの待遇だと思います。

リッチにタクシーに乗って、小一時間でマンダレー空港着。

マンダレー空港

まだもう少しミャンマーチャットが余っていたので、これまた空港内の高そうなパンを買って、ミャンマーチャットを使い切りました。パンは後で晩飯においしく頂きました。

夕方18時10分発の便に乗って、中継のタイのドンムアン空港に20時半頃到着。

同じバンコクにあるスワンナプーム空港と違って、ドンムアン空港はかなり古臭い感じの空港です。エアアジアとかのLCCが古い空港を使っているようです。

人多いー。ここで3時間ほど待ちましたが、内2時間は空港Wi-Fiが無料で使えたので、とても快適でした。

 

夜23時40分頃、搭乗の際に突然後ろから「日本人ですか?」と声を掛けられました。

搭乗までの空港内バスで少し話しましたが、なんと世界一周中の大学生の女の子でした!この時は簡単に話して、飛行機に搭乗していったん別れました。

夜0時10分の便に乗って、コルカタ空港に到着したのは深夜1時過ぎ。(時差が1.5時間あるので、フライト時間は2.5時間くらい。)

イミグレを通って預け荷物を受け取ると、先ほどの大学生が待っていてくれました。もうお互い眠すぎてこの時はあまり会話しませんでしたが、「もう空港の床で良いよね」って感じで、それぞれ適当にザックを置いて、コルカタ空港の床に寝っ転がりました。

ボクは床に直で寝るのにちょっと抵抗があったので、ミャンマーで買って1回しか使っていないロンジー(腰に巻く大きい丈夫な布)を取り出して広げていると、大学生は既にダイレクトに床に寝ていました。たくましさで負けた気がします(´・ω・`)

 

空港の床が案外冷えるのが困りものでしたが、そこそこ寝られました。朝目覚めた時に見た景色がこちらです。

めっちゃ空港!w

そうそう、なんかコルカタ空港の出口にはATMが無いって聞いていたので、出てくる前に1,000香港ドル(マカオで儲けたやつ。まだ持っていました。)を7,100インドネシアルピーに両替しておきました。

インドネシアルピー

レートがめちゃめちゃ悪いですが、カジノで儲けたお金ってやっぱりありがたみが薄いのか、「まぁいいや」ってなりますね。怖い怖い。

だがしかし!コルカタ空港にATMちゃんとありました。

2階の出発口にもあり、こちらは搭乗券が無いと入れないエリアにありますが、警備員に説明すると入れてくれるらしいです。大学生の子は2階のATMでインドルピーをゲットしてきました。

あと、空港外の道を渡った所にある、売店の近くにもATMを見つけました。コルカタ空港に来る人はATM心配しなくてOKです。

 

さて、紹介が遅れましたが世界一周中の大学生の女の子はひなこさんと言います。ブログはこちら。

[外部リンク]ひななくままに

東南アジアはボクとかなり似たルートでまわってらっしゃるんですが、同じ都市でも現役女子大生の視点で見ると少し違って見えておもしろいのでおすすめです。

 

まずは空港から出る前にひなこさんと作戦会議をしました。今回の旅行で、誰かと行動を共にするのが初めてなので新鮮です。

ひなこさんはネットで宿を確保しているものの、インドに着いたばかりでネット環境が無い為、宿の場所がいまいちわからないそう。ボクはと言うと、予約はしていませんが、一応目星を付けている宿があって場所がわかると言う状態。

とりあえずボクの行きたい宿の近くまで移動し、ネット環境(できればSIMカード)を確保しよう!と言う作戦になりました。

空港を出た所に並ぶタクシー。すごいレトロな形をしています。

ボクはインドの空港と言うと、ニューデリー空港の凄まじい喧騒のイメージしか無かったのですが、コルカタ空港は非常に静かでむしろ何かの罠じゃないかと警戒するほどでした。

Googleマップで見た、空港近くの「Biman Bandar」と言う電車の駅に来たのですが、シャッターが閉まっていました。

近くの空港警備員みたいな人に訊くと、「オールデイストップ」「キャンセル」とか、そんな返事でした。確かに駅はしばらく使われてなさそうな雰囲気だったので、廃線とかそんな感じでしょうか。国際空港に発着する鉄道が廃線ってちょっと理解しがたいですが、「そう言う事もあるかな」と思ってしまうのがインドのすごい所です(;-ω-)

結局空港バスを利用することにしました。ボクの目的地「ChandniChowk(チャンディチョーク)」と言う地域は、39番バスでした(厳密にはチャンディチョークまで行かず、500mほど離れた所で降ろされます)。料金は1人45ルピー(≒78円)でした。

 

チャンディチョーク(の500m手前)到着!

インドにいるとは思えない順調さでチャンディチョークに着いたは良いものの、まだ時刻は7時半。SIMカードなどを買おうにも、通りはどこもシャッターだらけです。

道に寝ている人が多いです。道に寝る人は世界中の多くの都市にいますが、歩道の真ん中で堂々と寝ているあたり、インドに来たなぁと実感します。

しばらく歩き回って、ちょっと良さげなホテルに併設されているカフェを見つけました。

チャイとバタートースト。税込みで57ルピー(≒99円)

ここでひなこさんと2時間がっつり話し込みました。日本人と会話するなんてラオスのルアンパバーン(3カ月前)ぶりだったので、すごく嬉しかったです。

で、一応ここのカフェでWi-Fiを拾えて、ひなこさんは無事に予約している宿の位置が分かりました。

 

10時頃にカフェを出て、「もう店開いてるやろ!」とスマホショップなどを探したのですが、まだ7割くらいシャッターが閉まっていました。開いている電気屋みたいな所をいくつかまわりましたが、SIMカードはどこも売ってくれませんでした。どうも、多くの店は12時に開くとの事。どんだけのんびり営業やねん

とりあえずSIMカードはあきらめて、ひなこさんとはここで別れる事にしました。会ってから僅か12時間のお付き合いでしたが、めっちゃ楽しかったです。世界一周楽しみましょう(=’ω’)ノ “

 

で、また1人になったボクが向かった先はこちら。BengalBuddhistAssosiation(ベンガルブッディストアソシエーション)

BengalBuddhistAssosiation

他の世界一周旅行者のブログで紹介されていた宿泊施設で、どうやら海外から来た仏教徒を受け入れる為の宿泊施設らしいのですが、普通の旅行者も泊まれるよって宿のようです。

メガネをかけたお坊さんの像が迎えてくれます。日本で流行っているオシャレ黒縁メガネを思わせるメガネです。

普通のホテルとかなり違う雰囲気なので緊張しましたが、受付に行くと普通にチェックインできました。値段は1泊400ルピー(≒693円)

建物がかなり古いですが、掃除はしてあるので十分良い感じです。でも網戸が無いので、蚊取り線香必須です。

 

少し休んで昼過ぎに出かけました。


道端に廃車放置。さすがインド。

すごくスリムなロードローラー。日本にあったっけこんなの。

昼飯はこんな感じでした。パラタ(薄いパンにカレーを挟んだような食べ物)と、ジャガイモのカレー煮、ジャガイモカレー、揚げたゆで卵。25ルピー(≒43円)。

パラタ

パラタうまーい。薄いですが、全粒粉なので食べごたえ十分です( *´艸`)

カレーはちょっとスパイシーでしたが、油っこくもなく食べやすかったです。

 

で、しばらくSIMカードを探したんですが、SIMカードの看板を掲げている5件のスマホショップを当たって5件とも売ってくれないって言う困った状況に。

電気屋街みたいな通りを見つけましたが、やはりここでもSIMは売ってくれず。

断って来る口実は人それぞれで、「インドのIDが無いとダメだ」「コルカタの住所が無いとダメだ」「インドの電話番号を持っていないとダメだ」「外国人はダメだ」等々。

 

途方に暮れたついでに、唐突に話しかけてきたインド人のコルカタ大学生と一緒にチャイ(インドの甘い紅茶)を飲んでのんびりしました。

インドを歩くとやたらチャイのお誘いを受けます。たまーに怪しいお誘いもありますが、チャイのお誘いは基本受けてOKです。しかもたいてい奢ってくれます(1杯2~5ルピー程度)。ボクは前回のインド旅行では毎日チャイを5~6杯飲んでいましたが、自分で金を払って飲んだのは4回だけでした。

チャイを飲んでいると、隣に座ったやや上品そうなおじさんが話しかけてきました。本人からの希望があったので名前は伏せますが、便宜上Vさんと呼びます。

Vさんは日本で7年間働いた経験があって、日本人の奥さんと結婚して今一緒にコルカタに住んでいるそう。日本語ペラペラを通り越してナチュラルのレベルです。土産物屋を複数経営したり日本へのインド絨毯輸出をやったりしている経営者でもあるそうです。

インドで日本語で話す人はたいがい悪いヤツなんですが、Vさんはどうも大丈夫っぽいです。根拠はありませんが20歳の時にインド人と散々バトルしたボクの勘は大丈夫って判断を下したので大丈夫なんです。

VさんにSIMカードの相談をすると、代わりに買って来てくれて設定までしてくれました。SIMカード550ルピー(≒953円)と7GB分チャージ650ルピー(≒1,126円)でした。

SIMカードを外国人に売ってくれない店が多いのは、テロが発生した時に責任を問われるのが怖いかららしいです。ムンバイの同時多発テロ(2008年)以来、そういう風潮にあるとの事。まぁ、外国人相手でも売ってくれる店はあるらしいので、買えるかどうかは運次第みたいです。

しばらくVさんやコルカタ大生と話しましたが、コルカタの人々はインドの中でもかなり人柄が良い方みたいです。逆に、ニューデリーは最悪で、インド人からも嫌われているらしいです。

ニューデリーの人々の嘘つき率はボクも痛いほどよく知っていますが、あれはてっきり外国人相手だけなのかと思っていたら、インド人(非ニューデリー人)もよく騙されると聞いて笑ってしまいました。騙されるインド人とかちょっとかわいいです。

 

おやつ兼晩飯で、Vさんオススメのコルカタ名物ロールを食べました。

ロール

薄めのチャパティ(全粒粉パン)を使って、タマネギとピリ辛の鶏肉を巻いてあって、かなりナイスなお味です( *´艸`)

そんな感じで、SIMカード設定してもらったり話し込んだりロール食べたりして、夕方までVさんとコルカタ大生とまったりしていました。

今日は一部しか見れていませんが、コルカタの街はどうもカッコいい建物が多い気がします。町歩きが楽しそうです。

さて、明日はコルカタ観光します!では今日はこの辺で(=’ω’)ノ

コメント

  1. ログボ より:

    レトロ感たっぷりだねぇ

    >インドで日本語で話す人はたいがい悪いヤツなんですが
    (´・ω・)ゞその辺を詳しく。

    ちなみに、大学時代の知り合いは、
    インドは死体が路上に転がってると言ってました((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

  2. wolt より:

    >>ログボさん
    「日本語話す悪いヤツ」よくあるパターンが、バイタクドライバーや土産物屋で、日本語であれこれ案内した後でぼったくってくるタイプ(ベトナムとかにも多い)。
    あと駅でチケット売り場を探していると(インドの鉄道はチケット売り場が見つからない)、最初は英語で声をかけてきて、こちらが日本人とわかるとどこかへ電話を掛けるor近くのオフィスのような所へ案内されて、ここで日本人を話すヤツが登場。
    鉄道の便を調べるフリ(電話を掛けたり、ネットで調べたり)をした末、「あなたの探している便は2週間先までいっぱいだヨ!」とか言います。(多分偽の)ウェブサイトを見せて来る場合もあります。

    ボクは(出されたチャイを飲むだけ飲んで)ここまでで聞いた時点で去るので、この先は実際には知りませんが、他の旅行者から聞いた例では、この後日本語を話すヤツと旅程を相談して偽のツアーを組まされ、「パキスタンとの紛争地帯最前線(ジャンムーカシミール)で放り出された」「移動はちゃんとできたが、指定された宿がひどくてベッドがびしゃびしゃだった」とかなるみたいです。

    ここまででめちゃ長くなったw

    インドの都市部や観光地ではさすがに、生死がないがしろにされるほど治安が悪くはないので、路上に死体が転がってる状況はちょっと想像しがたいですね^^;
    バラナシでは中心部の近くに火葬場がある(観光客でも普通に入れるくらいゆるゆる)ので、火葬待ちの遺体は布にくるまれて見える場所に安置されている場合がある事と、宗教的な理由で火葬されない遺体がガンジス河を流れている事はよくあります。
    あとは考えられるのは、路上に寝ている人が多すぎるので、夜のうちに飢えや熱中症で亡くなった方が混ざっていてもしばらく誰も気づかない可能性はおおいにあり、運が悪いと見つけてしまうかもしれません^^;

    まぁ、インドは広いので、日常的に人死にが出るくらい治安が悪い場所がもしかしたらあるのかもしれません。

    あ、あと今のSIMだとフィーダーチャット入れなくなりました^^;
    今後宿のWi-Fiがある場所では試してみますが、しばらくは覗けません。

  3. ログボ より:

    (❀╹◡╹)なるほど色々聞いたり経験されてたりしてますね。
    インドア派なので海外旅行でのトラブルとかいまいち想像が付かないのですよ。
    本文の文章的に読者を置いていってる感じがあるのでちょーっと聞いてみました。

    路上の死体の話は有り得なくもないという感じなんですね。

    フィーダーチャットのほうは、知り合いのバックパッカー経験者にもここを紹介しましたよ、とか言う内容ですにゃ(/・ω・)/
    香辛料を自前で育ててる人なので安食堂のレポートとか面白かったって言ってました。

  4. ログボ より:

    「インド人嘘つかない 」
    https://www.kinokuniya.co.jp/images/goods/ar2/web/imgdata2/large/48387/4838713134.jpg

    都内銀座にある有名なお店「ナイルレストラン」(´・ω・`)

  5. wolt より:

    >>ログボさん
    なるほど^^;
    十代からバックパッカーだったのでいろいろ端折ってしまいます。気を付けます!

    紹介ありがとうございます!
    香辛料ちゃんと勉強してから来たら良かったと、ちょっと後悔しています。表現が「カレー味」にしかならないw

    「インド人嘘つかない 」の頭からつま先までのうさん臭さに笑いましたw

  6. y.kujime より:

    インドですか、出足からスゴイですね。何が、街の情景が異次元ですか少しオーバーかな。仏陀の世界、音楽もすごそうだし、ある意味パラダイスですか。行った事ない者の想像では不思議な国?

  7. wolt より:

    >>y.kujimeさん
    「街の情景が異次元」、全然オーバーではないですよ!日本からいきなり来るとかなり面喰うと思います。
    今後もインドの風景をお楽しみくださいませ(*^m^)