スラマッマラムー!実に5月9日からこっち、ずっとマレー語やインドネシア語の「スラマッ~」というあいさつをし続けてきましたが、明日なんのトラブルもなく移動できたらこのあいさつも今日で最後!名残惜しいですね!
今日はクチンのオランウータンに会って来ました!
昨日の話、「ちょっとマレーシアリンギット多めにあるし、最終日はめずらしくツアーなんて申込んでみようかな」と宿に置いてあったツアーリストを見ると、最少催行人数が2人以上のツアーが意外と多い。ソロ旅のツラい所よなぁと悩んでいると宿のオーナーが「カップルが明日申込んでいるツアーがあるけどどう?」と言ってくれました。
あのーカップルでしっぽり旅行に来てツアー申込んでいる所にボクが入って良いんすかね。まぁボクにとってはそれしかないんで、ぬけぬけと割込むことにしました(^ω^三^ω^)
それが、「セメンゴ ワイルドライフ リハビリテーション センター」へのガイド付き半日ツアー(80リンギット)だったわけです。
今日は「朝8時に宿の受付前集合ね」と言われたので、7時に起きていったん外へ朝飯を食べに行きました。
名前忘れましたが、ジャージャー麺の麺が米粉平打ち麺バージョンみたいなの。5.8リンギット(≒150円)
うまいわぁ良い組合わせやわぁ(*´ω`)ジャージャー麺ってたまにぬるーいのありますが、これは熱々でした。
宿に戻って荷物を準備していると、宿のオーナーが「もうドライバー来たよ」と呼びに来ました。まだ7時45分ですけどΣ( ̄ω ̄;)東南アジアは時間に遅れるの法則をガン無視ですね!でも早すぎやで。
ボクはすぐに支度できたのですが、カップルがなかなか降りて来ずに結局8時5分くらいに集合しました。ポーランド人らしい。申し訳ないけど欧州の国ってどこがどこにあるか全然わからんわ・・・実際に行ったら頭に入るかしら。
で、カップル+ボクで地元ガイド兼ドライバーのおっちゃんの車に乗り込んで出発。車を走らせ始めるやいなや、このガイドのおっちゃん(57歳)がものすごい勢いでしゃべり始めました。
内容は、今向かっているセメンゴ・ワイルドライフ・リハビリテーション・センターに住むオランウータンの話が主でした。
しかしあまりにもマシンガントークで切れ目が無いので、英語が貧弱なボクはおろか英語強そうなポーランド人でも相槌すら打てません。このおっちゃんの事は「生スピードラーニング」(聞いた事ないけど)と呼ぶ事にしました。あぁ、でも発音と抑揚がはっきりしていてすごく聞きやすかったです。
ちなみにですが、ツアー以外では市バスで行けます。市バスの番号は「6K」。このバスを市内で拾うと、セメンゴセンターの入口まで行けます。入口からはさらに20~30分ほど歩きます。エサやりの時間に合わせて来る場合は、この徒歩の時間も加味して出発しましょう。
ツアーだと、入口からさらに車で中まで入るので、ほとんど歩かなくてOKです。天気も悪いし、まぁツアーで楽できて良かったかな。
生スピードラーニングのおっちゃんは「9時にエサやりがあるから!」とちょっと急いでいました。集合時間より早く来たのはそういうことか。エサやり時間は1日に2回、9時と15時で、それ以外の時間帯はオランウータンはほとんど森の中に隠れていて見れない事もあるので、どうしてもエサやりタイムに見に来ないといかんらしいです。(by生スピードラーニング氏)
8時55分くらいから、センターの係員が出てきて、他のツアー客や個人客が集まり始めました。
生スピードラーニング氏は「あとはあのグループに」ついて行って!と言って車に戻ってしまいました。なるほど、センター内ではガイドしないから、車の中で全力トークだったわけですね。
エサやりが始まると早速オランウータンがやってきました。
そんなじわじわ近づかんでええやん
ここのオランウータンは檻の中で飼われているわけではなく、普段はジャングルの中で暮らしています。それで微妙に野性っぽさがあるのでしょうか。
エサはその場で食べず、口の中に詰めれるだけ詰め込んでまた去って行きました。
さらに森の中に入っていきます。
別のエサ場には親子連れがやってきました!
意外と子供大きいなw母親ちょっと重そうにしてるやん。
子供をくっつけたまま降りて来れても、上るのはやっぱりしんどかったようで、途中で分裂しました。
間もなくかなり大柄なオランウータンが。どうも一番ボスのオスみたいです。
腕の毛が立派過ぎて昭和のロックスターみたいに見えます。
ふと上を見ると、さっきの子供がまだ物欲しそうにエサ場を眺めています。
でもオスが怖いのか、10分待っても子供は降りて来ずw
ついに母親が見かねて、子供を抱えてエサ場に突撃!
毛を掴むなしwww
たくさんあるから分けたってもええやんか!
無事逃げ切りました。良かった良かった。母グッジョブ。
オスは結局ボクらが去るまで居座っていました。
リスもおこぼれを狙って集まって来ていました。
オランウータンのリスへの反応も見たかったですが、見てる間に突撃するリスはおらず。
森から出ると、人に混じってスタスタ歩いているオランウータンがいました。
アスファルトの広場を横断して、お目当ての葉っぱを食べに来たようです。
係員によると、46歳になる一番おばあちゃんのオランウータンだそうです。46年も生きるのか・・・
さすが古老。また堂々と人の前を横切って森に帰って行きました。
小さい受付兼みやげ物売り場には、オランウータンの家系図が貼られていました。
基本、1回の出産で1匹。約6年つきっきりで子育てして、一生の間に2~3匹出産するらしいです。人間とあんまり変わりませんね。
また生スピードラーニングを聞きながら宿に戻って、昼頃に解散しました。
昼飯はナシチャンプル。7リンギット(≒182円)
オクラとゴーヤがうまい!奥の赤っぽいのは、白身魚の天ぷらに甘酢をかけたものでした。白身魚がふわふわしていてうまかったです( *´艸`)
すでに満足感はありましたが、最終日なので気になっていたスイーツに挑戦です。
黒米のココナッツミルクかけ!5.2リンギット(≒135円)
めっちゃ多い。茶碗一杯分くらいある。
スイーツで黒米?という感じですが、マジで黒米とココナッツミルクです。
多いけどうまーーーーい( *´艸`)甘さ控えめでココナッツミルクの風味と黒米の固めのモチモチ感が合います。でも半分でいいな。
午後は土産物屋をうろついたり、
ショッピングモールをうろついたり。
ムスリム男性の着る服がたくさん並んでいました。意外とカラフルなんやな・・・
雨どいを使ったラクガキがクオリティ高い!
にゃーんこ
唐突にじゃれ合いだしました。
マレーシア最後って事で、晩飯は高そうなオシャレな店に入りました。
シーザーサラダ。16リンギット(≒415円)。日本の居酒屋並みの値段しやがる(´・ω・`)
これ、シーザーサラダって知らずに注文したんです。
注文時。(一番上のやつでいいや・・・)「かえ・・・カエサルズ(Caesar’s)サラダ下さい」
物が来た時。(ん?これシーザーサラダみた・・・あ、)カエサルじゃなくてシーザーやーーーーん(/ω\)
恥ずいw「あの日本人シーザーって読めんかったでwww」って言われてそうw日本人でCaesarをとっさにシーザーって読まへんやん!読む!?
なおこのシーザーサラダ、調理に使ったサラダボウルごと持ってきたんかってくらい巨大。この後来たラクサのどんぶりよりでかい。
サラダで長引きましたがこちらがメインのシーフード・ラクサ23リンギット(≒597円)
頼んだ時はめっちゃ高いものを頼んだつもりでしたが、換算すると日本のラーメンと同じくらいですね。
でもイカやエビがたくさん入っていてうまい!辛さは控えめで、見た目よりスープの塩っ気が強くないので普通に飲めてしまいます。飲むとココナッツミルクの風味に包まれて幸せになれます(*´ω`)
久しぶりに苦しいくらい食べてもうた・・・w
さて、明日は飛行機でバンコクへ飛びます!いよいよ本格的に西へ向かうので、バンコクで準備をしようと言うわけです。
明日は乗り継ぎがいまいちなので、早朝に出発しますがバンコクに着くのは夕方の予定です。では今日はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
平穏な日でしたね。ツアー客多いんですね。年取ったオランウータンとボクの祖母がいつもイメージがラップするんですよ不思議です。ネコものんびり、じゃれあってますね。
>>y.kujimeさん
たまには気楽にツアーも良いなぁと思いました!
やっぱり市バスと歩きで動くのは気を張るし疲れるので^^;
別にカエサルでもいいやん・゚・(ノ∀`)σ・゚・。
お年を召されると、どの世界でも道は好きに渡るようになるわけですな…
>>安田さん
いぁーやっぱり読み間違うと恥ずいですw(*ノωノ)
確かに好きに道を渡るお年寄りはオランウータンに限りませんな・・・
やっぱニャンコちゃんは生に限りますなぁ〜
ぐりんぐりん戯れてる♪
Edwinってw
>>araponさん
ぐりんぐりん戯れるネコかわゆす(*´ω`)
Edwinは、誰か気づくかなぁって(ニヤニヤしながら)黙って貼ってみましたw