バリアートフェスティバルを見てきた!そして搭乗拒否の危機(2017年6月10日)

スラマッマラム!
ブルネイに来ましたが、ブルネイはマレー語なのでやっぱりこのあいさつですw

今回はバリのアートフェスティバルを見た後、ブルネイに移動しました!



本日はバリからブルネイへ移動ですが、飛行機は夜21時の便なので昼間は引き続きバリ観光です。

前回の記事でも触れましたが、6月10日から1ヶ月間、バリではアートフェスティバルという伝統芸能のお祭りが開催されます。バリに来るまで全然知りませんでしたが、せっかくなので見てきました!

クタからアートフェスティバル会場の「アートセンター」までは12kmほどあるので、昨日から引き続きレンタルしていた自転車で行きます。


国道をえっちらおっちら。


アートセンターのある通りに入った途端、建物がオシャレになりました。


アートセンター到着!


道を間違えたので結局15kmほどかかりました・・・

アートセンター内の至る所に、1ヶ月間のプログラムが掲載されています。


どうやら、アートセンターで日がな1日イベントをやっているわけではなく、決まった時刻に1日3~6つ程度のプログラムが組まれているみたいです。また、会場もアートセンターだけではなく、周辺の公園などあちこち設定されています。

本日開催されるプログラムは、14時、18時、20時。夕方には空港に行かないといけないので、14時のオープニングセレモニーだけを見る事にしました。

まだ10時半なので、アートセンター内を見回ります。




広くて案内もないから、どこ見ればいいかわからんw

でも、至る所にバリらしい像が設置されています。



博物館らしき建物を発見。


ちなみに入口がわからなくて建物周囲をしばらくぐるぐる回りました。

館内の展示物はものすごく濃かったです。

バリ絵画?や



伝統祭事に使われる道具


宗教的な像


日本にもこういうのいません?

伝統楽器などなど


ものすごく良い展示なのに、他の客が1人もいないっていう。係員のおっちゃんがめっちゃ暇そうにごろごろしているだけでした。

建物も雰囲気良いし、空調は無いのに風通しが良くて気持ち良かったです。


メインステージかな?


まだ慌ただしく準備してるけど、夜に間に合うんだろうか・・・w

アートセンターを出て昼飯。ナシ・チャンプル20,000ルピー(≒166円)
ナシ・チャンプル

ついてきた豆スープみたいなのがおいしかったです。めっちゃ豆。

あまり触れていませんでしたが、おかずを好きに選べるナシ・チャンプル、店によってラインナップは違いますが、インドネシアのどの地域のどの店にもあるのがこのナッツ等を固めた物体


だいたい甘辛い味付けで、店によって穀類や昆布?のような物が混ざっていたり、ひとかたまりになっていなくてパラパラしていたりと色々なバリエーションがありますが、これめっちゃ好き(*´ω`)

マカッサルあたりからかな、ナシチャンプル食べるときはほぼ毎回取っています。いまいち名前がわからないままでしたが、インドネシアでナシチャンプルを食べるときは試してみて下さい。

お腹いっぱいになりましたが、どうしても気になって購入したデザート。クルポン5,000ルピー(≒42円)
クルポン

これうまーーーーーいヾ(*´∀`)ノ”

外側はパンダン餅。餅菓子は東南アジアのあちこちで食べてきましたが、使われているのはたいてい普通の米なので弾力がいまいち。しかしこの餅はしっかりもち米が使われていますね!で、餅そのものはまったく甘くありません。日本の道の駅とかで売られている大福みたいな感じです。

そして中にはスープみたいにさらさらの黒蜜が入っています!


甘さ控えめの餅と、さらっとした黒蜜、外側にまぶされたココナッツフレークが合う!!!これは東南アジアで食べた餅系スイーツでは一番ですわ。

さて、アツくなりましたが肝心のオープニングセレモニーはアートセンターではなく、アートセンターから南にちょっと離れた所にあるサンディ・モニュメントという所でやるそうな。


自転車をこぎこぎ移動します。


民家の門柱に中国の古銭みたいなものがくっついてる・・・


この辺は一般の民家までアーティスティックなんでしょうか。

サンディ・モニュメント到着!
サンディ・モニュメント

このモニュメントでかいしカッコいい。
サンディ・モニュメント

周りは公園になっています。

普段は静かなんでしょうが、今日は人がたくさんいてお祭りムードです。




物売りもたくさんいます。


公園の周りの道路には神輿のような物が並んでいます。





このおみこし何?島?


てっぺんにお寺のようなものが建っています。きっと有名な観光地を模したものなんでしょう。

これは船を模した・・・というかもうほとんど船w


ここはメインステージかな


メインステージ前はもう混み過ぎて何も見えなそうだったので、少し離れた所で待機。14時を待ちます。


道路の向かいは・・・貴賓席かな?

と思ったら、警備員がマイクで何かをアナウンスした途端、向かいの貴賓席に人が殺到しました。


おそらく、貴賓席にいた偉い人が「民衆が窮屈そうだから貴賓席も使ってたもれ」とでも言ったんでしょう。ナイスな配慮ですね。

偉そうな人の横にちゃっかり観光客が座っています。


14時になり、おみこしとパレードが続々とやってきました。








が、パフォーマンスをするのはメインステージ前だけで、ここでは楽器をならしたり軽く踊ったりするだけでしたwうーん、場所取り重要だなぁ・・・

まぁ雰囲気だけでも十分楽しめました!バリ観光はいまいち地味でしたが、今日はけっこう楽しかったです。


また自転車をこぎこぎクタに戻ります。途中で良い感じのつり橋を発見。


クタに戻ってレンタサイクルを返却。宿に預けていた荷物をピックアップして空港へ。

空港へはバイタクで50,000ルピーでしたが、いざお金を払う段になったらボクも相手も手持ちの紙幣が微妙で、小銭かき集めて46,000ルピーで許してもらえました。値切れば40,000ルピーくらいで行けるのかもなぁ。


時刻は18時前。早く着きすぎてしまったので、飯でも食べて時間つぶすかなぁと思って飲食店を覗いたのですが、


どこもわけわからんくらい高い。

今までインドネシアの国内線に乗って空港内の物価は把握していたつもりですが、国際線はさらにその2倍くらいの値段です。例を挙げると、カフェのマフィン1個50,000ルピー(≒415円)、コーヒー1杯60,000ルピー(≒498円)、サンドイッチに至っては110,000ルピー(≒914円)でした。

昼飯けっこうがっつり食べましたが、なんだかんだで自転車34kmこいでいるのでお腹空いてるんですけど・・・

結局、余った小銭でジュースだけ買って、手持ちのクラッカーをかじるだけで済ませました。

世界遺産と言い、空港の国際線と国内線の差と言い、インドネシアはもう国ぐるみで「外国人からならいくらでもお金をとって構わない」と思っている気がしてなりません。


そして空腹とインドネシアの体制にでイライラしている所にもう一つ障害が!


チェックインカウンターでチケットを発行してもらおうとすると、

カウンター「ブルネイのビザはありますか?」
wolt「日本パスポートはブルネイビザ不要だけど」

そう言うと、どこかへ電話したり、自分のスマホで何やら検索しだしたりしました。

wolt(はー・・・こういう神経質そうな女苦手だわ(´・ω・`))

カウンター「ブルネイから出国する航空券を出して下さい」
wolt「持ってない」
カウンター「ではブルネイのイミグレーションで拒否されるので、航空券を発行する事はできません
wolt「は???」

確かに、ブルネイのビザ免除条件の中には「出国の航空券を持っている事」とありますが、そう書いてあっても建前だけの国は多く、陸路での出国も可能なブルネイで、出国の航空券を理由に入国を拒否された話も聞いた事ありません。が、「タテマエ」なんてニュアンスを伝える英語力はボクにはありませんし、何を言ってもカウンターのおねーちゃんは聞く耳持ちません。

ぜひ中学校の英語授業で「タテマエ」と言う意味を伝える授業をしてほしいものです。なんかビジネスでも役に立ちそうですし。

こっちもイライラしているので

wolt「あんたはチケット発行だけしてくれりゃいーの!」
カウンター「ではチケットは発行しますがもしブルネイのイミグレーションで入国を拒否されても我々は一切の対応を・・・」
wolt「おーけーおーけーのーぷろぶれむ!!!」

ようやく航空券をゲットしました。一時は搭乗拒否されるんじゃないかと本気でハラハラしました。チェックインカウンターで揉めたのなんか初めてです。


その後は特に問題なく出国してゲートへ。


飛行機が遅れて、予定より1時間ほど遅く搭乗。

なんか機内の冷却ミストがすごいんですけど!


機内でこんなの初めて見ました。

午前1時、乗り継ぎ空港のクアラルンプールに到着。


意外とベンチなどの設備が少なくてこんな状況だったので



人通りの少ない場所を探して、床で寝ました。何の抵抗もなく床で寝れるようになったあたり、ここ9年で成長したなぁ・・・と思いました。なんか昔は必死でベンチ探していた気がします。

長くなってしまったので、ブルネイへの入国からは次の記事にわけます!ではこの記事はこの辺で(=’ω’)ノ

コメント

  1. ログボ より:

    (´・ω・)ゞお疲れ様です。

    クルポンの緑はパンダンみたいですね。
    試食依頼を出したかった一品です。
    https://indonesia.tabimanabi.com/ja/food/klepon/

  2. ゆうき より:

    >博物館らしき建物を発見。
    の写真を見る限り日本の獅子舞が楽団引き連れてパレードしている感じなのかな?

  3. y.kujime より:

    雰囲気からドンジャラン、チン、コン聞こえて来そう。カラス天狗共通かね?祭りの人々緊張感ないね
    これから如何なるんやろかね、アジア!

  4. wolt より:

    >>ログボさん
    行動を読んでいたというのか!?(´・ω・`)
    慣れたゲームだとクエスト受注前に条件達成しちゃうやつですね。食レポできて良かったです(*´∀`)

    >>ゆうきさん
    そんな感じです!後ろにも獅子舞みたいなのがいるので、引き連れてると言うより取り囲んでるような・・・
    アートフェスティバルのパレードでも、獅子舞と楽団を乗せた車がセットでやって来る事があったので、きっと基本形なんだと思います。

    >>y.kujimeさん
    ボクがいたのはメインステージから外れた場所で、半分待機場所みたいな所だったので、まだ踊り子のスイッチが入ってない感じもしました^^;