基本情報
ビザ
カンボジアへ入国するにはビザが必要です。(2017年3月時点)直接大使館などで取得すると30USD、旅行代理店などを通すと手数料が上乗せされます。カンボジア主要空港や国境で、ビザを現地取得する事も可能です。※事前に調べて下さい。
言語
共通語はクメール語です。観光地や外国人向けホテル、その辺にいるバイクタクシーでも英語達者な人が多く、観光地を旅行する分には不便する事は無いと思います。日本語学校がある為、日本語を話す人も時々います。なぜか昔から(僕の知る限り2008年から)「味の素」という単語が3番目に覚える日本語みたいになっています。例:「コンニチワーアリガトーアジノモトー」日常的に使っているんですかね・・・よくわかりません。
お金・物価
通貨は「リエル」。リエル紙幣1,000ドン=27円です。(2017年4月17日時点)アメリカドル(USD)が広く使われており、観光地や都市部ではホテルやレストランだけでなく市場や屋台でもUSDで支払う事ができます。逆にリエルとUSDごちゃまぜで返ってきたりもします。カンボジアを旅する際には必ず1USD=4,000リエルと覚えておきましょう。物価は宿泊費を中心に安いです。以下に一例を示します。(2017年4月時点の物価。変動する可能性あり)
食べ物
詳しくは別記事としてまとめたので、こちらをご覧下さい↓↓[レポート]カンボジアではこれだ!クメール料理5選とまとめ日本チックな甘辛い味付けが多く、香辛料も控えめなので安心して食べられます。中には「だまって日本の居酒屋で出したら、カンボジアの料理とは誰も思わないだろうな」と思う物も。スイーツの類がおいしいのも嬉しいです。
移動手段
首都プノンペンでは公共バスが走っていますが、それ以外の場所ではバイクタクシーやトゥクトゥクがメインの足になります。(上の写真はトゥクトゥク)バイクタクシー
- 長所:トゥクトゥクよりトータルで支払う料金が安い。道が混雑している時に強い。
- 短所:1人しか乗れない。長時間は体力が必要。ノーヘルも多くて危ない。
トゥクトゥク
- 長所:2人以上いると、1人当たりの料金がバイタクより安い。楽で安全。
- 短所:1人だと割高。渋滞にはまると抜け出せない。
それぞれ上記のような特徴があるので、旅行人数や旅行スタイルによって使い分けましょう。都市間の長距離移動は飛行機か、ツアー会社のバスがメインです。トンレサップ湖周辺ではボートでの移動でもできるようですが、時間も費用もかかるので、ボクは利用していません。鉄道は線路はあるのですが、内戦により破壊され現在復旧が進められています。プノンペンとシアヌークビルの間では運行されているので、シアヌークビルへ行く人は乗ってみても良いと思います。
治安・街の雰囲気
2008年に行ったときは、プノンペンの治安がよくありませんでしたが、現在ではかなり改善されていました。が、念のためプノンペンでは暗くなってから出歩くのは控えたほうが良いでしょう。それ以外の町では、大通りや観光客が多い場所は夜間も十分歩くことができます。治安が良くなった半面、プノンペンやシェムリアップでは、日用品の購入や食事をする観光客相手に1.5倍~2倍程度の金額を請求してくるプチぼったくりも現れるようになりました。(2008年時点ではほぼいなかった)バイクの信号無視や歩道走行・逆走はしばしばありますが、ベトナムや中国に比べたら穏やかな運転なので、ぼーっとしていない限りは危ない場面もありません。衛生面は途上国らしさを感じます。食堂には必ずハエがいるものと思って下さい。ホテルや長距離バス内には、蟻やゴキブリもめずらしくありません。購入した食べ物の管理には十分気をつけましょう。
宿
ドミトリーは1泊3~6USD程度です。ドミトリーで言うなら、部屋の掃除はテキトーです。トイレの排水が悪い事や、水が止まったりという事もよくあります。12USD~16USDも出せば、日本のビジネスホテルクラスのキレイな宿に泊まる事も出来ますので、予算をそこまで切り詰めない人はやや高めのホテルでシングルルームを選んでも良いと思います。
トイレ事情
多くの途上国と同じく、紙を流してはいけません。備え付けのごみ箱に捨てましょう。紙が備え付けられていないトイレもよくありますので、ポケットティッシュは持っておきましょう。
人柄
温厚で親切な人が多いです。都市部や観光地で料金をふっかけてくる輩が目立つようにはなりましたが、それでもベトナムと比べてぼったくりは少ないですし、めちゃくちゃな料金を請求してくる人はほとんど見かけません。バイタクやトゥクトゥクのしつこい客引きも、比較的少ないと思います。観光客向けでない店では、おとなしいというかむしろ消極的な態度を取られてしまうので、にこやかに積極的に話しかけて警戒されないようにしましょう。以上、旅に役立つ(と思われる)カンボジアの基本情報まとめでした!ぜひカンボジアで自分に合った旅行を楽しんでください。
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