【タンザニア】キリマンジャロツアー4日目!いよいよキリマンジャロが間近に(2018年10月29日)

じゃんぼー!

今回はタンザニアのキリマンジャロ登山ツアー4日目の日記です!

 

本日の歩行記録
  • 区間:バランコ・キャンプ⇒カランガ・キャンプ⇒バラフ・キャンプ
  • 標高:3,900m⇒3,920m⇒4,673m
  • 距離:8km(くらい)

最初の40分ほどログを取り忘れてまして・・・。微妙にデータが合ってないです。登って、下って、登りました

バランコキャンプからバラフキャンプ



朝起きると、テントがパリッパリに凍っていました

昨日の朝も少し凍ってましたけど、今朝の凍りっぷりの方がすごいです。ファスナー開ける時バリバリ言ってましたもん

テントの中で測った気温は3℃くらいありましたが、こりゃ外は完全に氷点下ですね。今の所、自分の装備で問題無く寝れていますけど。

 

夜は雨が降っていましたが、いつの間にか晴れていました。

ずいぶんキリマンジャロに近付いてきた気がします。

反対を見るとやっぱり雲海。

朝は雲が下がるから天気が良いんですね。

クレープ、野菜&ソーセージ炒め、焼き卵

 

さて、今日も8時過ぎに出発です。

 

今朝はいきなり、キャンプ場の目の前に見えている壁のような尾根を登ります。ブレックファスト(朝メシ)アタックとか呼ばれてました。

 

なかなかのクライミングルートです。

ボクはどちらかと言うとこういうアスレチックなコースの方が好きなので、楽しく登る事ができました。

出発して1時間もしないうちに、やっぱり雲がのぼってきて、今朝出発したバランコキャンプはあっと言う間に雲に飲み込まれていました。

 

尾根を登り切った所で長めの休憩。

ジェイソン「とんでもないブレックファストだったぜ・・・」

ぼく「おなかいっぱいだねw」

 

ここもしばらくは雲で何も見えなかったんですが、ほんの一瞬だけ雲が切れて晴れました。

意外と絶景ポイント!

今まで雲の中を通ってきた場所にも、絶景ポイントがあったんだろうなぁ・・・と思うとちょっと惜しい気がします。

こんな所にもRavenがいます。

登山客のお菓子を隙あらば狙うので、油断のできないやつらです。

 

また少し曇りがちになってきたところで出発。

 

ここから少し下り。

 

ジンバブエを思い出すバランシングロック。

バランシング度合いはジンバブエに劣りますが、こいつは急斜面にあるので万が一転がり落ちた時の怖さがハンパ無いです。

 

下っている時に、前方から会話が聞こえて来ました。

ガイドのジャクソン「キリマンジャロが終わったら、次はエベレストかい?(笑)」

アナ「・・・」(困ったように笑いながら父親の方を見る)

ベント「エベレストは結婚してから旦那と行きなさい」(ニッコリ)

うわぁ、これきっと「娘さんをください!」って彼氏が言いに来たら、「で、いつ娘をエベレストに連れて行ってくれるのかね?」って質問するんだきっと。文字通り世界一高いハードルの結婚じゃないか・・・(;゙゚’ω゚’):

 

11時半ごろに、カランガ・キャンプ到着。

ここはまだ中継地点。ここで昼飯を食べるのです。

今日はここまででもそこそこ険しい道だったので、めいめいの格好で休憩。

手前に寝ているのがヴァン、奥でオレンジのフード被っているのがジェイソン。

ワーイ飯だー!

 

えー・・・と、フライドポテトとコールスローサラダ・・・?

午後も歩くんだからもっとこう、あっさりした物が食べたいんですけどね。理想を言うなら力うどんが食べたかったくらいの所でフライドポテトが出て来るとテンション下がります。

チキンとポテトとコールスローサラダをちょっとずつ。

実は今、「あぁ、敗因は食事か・・・」と思いながら日記を書いています。その時は気付きませんでしたが、活動量に対して全然食べてないですね。朝も昼も晩も。写真に写ってる分しか食事してませんでした。これは少ないわ。

 

食べているうちに、外では強めの雨が降り始めました。

みんなで雨の音にげんなりしながらお茶を飲んでいると、ガイドのジャクソンが「さぁ出発するよ!」と呼びに来ました。ですよねー、出発はしますよねー・・・。

それぞれレインウェアやポンチョを装備して出発。ここからは登りです。

 

途中ちょっと雨が止みましたが、30分ほどでまた降り始め、その後はずっと雨でした。

 

更に最後の方は大粒の雪に変わりました。

いやぁ、過酷で楽しいなぁ・・・(›´ω`‹ )

 

相変わらず雪が降り続ける中、16時前くらいに今日のゴールのバラフ・キャンプに到着。

標高は4,673メートルです。

ここには電話の電波塔が建っていたらしいのですが、ソーラーパネルをぶち折る形電波塔が倒れています。な、なんて恐ろしい場所だ・・・テント張って大丈夫なのか?

 

少し雪が弱まったタイミングを見計らってテントを設置。

さすがに標高4,700メートルあると、テントの設置だけで息切れますね。

 

天候が悪かったのでテントの中でじっとしていましたが、1時間ほどすると少し晴れて、遠くの山なんかが見え始めました。

 

更に待っていると、どんどん晴れて来て夕陽が差し始めました。

おぉー、キャンプ地の全貌が全然わかってなかったよ。こんな所だったのね。

さっき利用したばかりのトイレが断崖絶壁に建っている事もわかりました。

これは・・・わからなくても良かったかな・・・(;゙゚’ω゚’):

キリマンジャロも目の前に綺麗に見えました。

キリマンジャロ

すげぇ・・・まだ頂上ぜんぜん上じゃん・・・。

そして夕陽がすごい!!!!

見た瞬間、あ、これは今まで見た夕陽の中で1番だと、直感的に思いました。すごく荒々しい夕陽ですが、これは完全にボクの中で夕陽部門1番になりました。

みんな暗くなるまで夕陽を眺めていました。

これがドキュメンタリー番組だったら「それぞれの想いを胸に・・・」ってナレーションが入ると思います。

 

19時過ぎに晩飯。

今日は野菜パスタ。

 

さて、実はボクはこの晩飯の時刻に不安を覚えていました

なぜかと言うと、ツアーの予定通りなら今晩の深夜がキリマンジャロのサミット(頂上)アタックになるはずなのです。だいたい、今朝時点では「今日の晩飯は17時~17時半、夜起きるためにすぐに寝る」とか言っていたはず。実際は食事が終わったのが19時半過ぎ。いやいや寝る時間は・・・?

ガイドさん達がやって来て説明を始めます。「今晩は23時に起きて、23時半に軽食を食べて、0時に出発だ」と。いやいやいや、もうすぐ20時なのに23時起床って。のんびりしてるからてっきり1時起床くらいかと思っていましたよ。晩飯の時間おかしいだろ

しかしそう言う予定なのは変わらないので、みんな速やかに寝る支度を始めます。20時くらいに各自テントに入って行きました。ボクら以外のグループはとっくにひっそり静まり返っています。やっぱりうちの飯の時間おかしいだろ。

 

と言う事で、次回はいよいよキリマンジャロの頂上アタック!どうなる!?では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. ログボ より:

    >世界一高いハードルの結婚
    (´・ω・`)いってらっしゃい

  2. baum より:

    氷点下でも半袖のボッカさん(荷物運んでくれる人)が居る事に
    ビックリですが、あの頭に荷物載せたまま壁をアタックしたん❓
    キリマンジャロのボッカさん恐るべしf^_^;)
    時々現れる青空と白いキリマンジャロが勇気を与えてくれますねo(^_^)o
    今のところ旅行社はクソっぽいですが…
    下町ロケット風のどんでん返しに期待‼️ww

  3. wolt より:

    >>ログボさん
    エベレストなんか行きませんのだ(´・ω・`)

    >>baumさん
    ポーターはたいてい頭に荷物のせたままですよ~。
    さすがにこの日の壁登りは、一人だけ荷物落とした人がいましたが、基本安定しています。おそるべし・・・