【タンザニア】ザンジバル島のヌングイからパジェに移動。冷麺に感動(2018年10月19日)

じゃんぼー!

今回はザンジバルの北端ヌングイから、東側のパジェに移動しました!

 

60km+50kmくらいの移動。

ヌングイからパジェ


朝は8時過ぎに出発。

これでもかなりのんびり出て来たつもりなんですが、最近朝6時前後に自然に起きてしまうのです。

ヌングイのバス停の近くで朝飯購入。パン1つ250シリング(≒12円)と丸いの3つ300シリング(≒15円)。

パンはちょっと湿気たフランスパンみたいな。固いのに湿気てるから噛み千切れなくて「んぎぃーーー!」ってなるやつです。

丸いのは、ジャガイモをつぶしてスパイスなどを混ぜ、衣を付けてお湯で茹でたような感じ。外側の衣がぷにぷにしていて何だかおいしい。ここ数日食べてる、ジャガイモ系統の朝食の中で一番おいしい

 

さて、ヌングイからパジェに直行するダラダラ(乗合ミニバス)は無いので、まずはストーンタウンに戻らないといけません

また料金交渉で消耗するのかなとちょっと気が重かったですが、「荷物は膝の上に乗せる」と言うと1台目で2,000シリング(≒98円)になりました。

 

2時間ほどでストーンタウン到着。島の東側行きのダラダラはまた違う場所から出ていました。

ここから一旦、6kmほど離れたダラダラ乗り場に行き(300シリング)、そこから長距離ダラダラに乗換えると言う形でした。

ここでもやっぱり荷物代争いをして2台見送りました。「荷物は膝の上に乗せる」が通らない意味がわからない。3台目で普通にOKが出ました。

ダラダラ

3台目はびっくりするくらいポンコツでしたが。なぜか屋根部分とボディ部分の間に隙間が出来てふわふわしているので、走行中に屋根が飛んでいくんじゃないかと気が気じゃなかったです。

 

また2時間ほどかけて、12時半ごろにパジェに到着。

予約していたパジェ・ホテルの前で降ろしてもらいました。

実はパジェの宿は、数日前にBooking.comのセールで三ツ星ホテルが半額の10USドルになっていたので即ポチったのです。三ツ星ホテルどんな所か楽しみ(((o(‘∀’)o)))

パジェ・ホテルの看板小っさ

完全にその下の白い看板(スキン・ケアとか書かれているのでエステ屋さんか何か)に負けてしまっています。ちょっと心配です。

こっちはエステ屋さんと同じくらいの大きさですが、木の長さが足りなかったのか後ろの方がきゅっと縮んでしまっています

大丈夫かなパジェ・ホテル・・・。

途中でその小さい看板すら無くなってしまったので少し迷いましたが、パジェ・ホテル到着。

パジェ・ホテル

パジェ・ホテル

庭は広々としていて良い感じです。

しかし寝室めっちゃ狭い。これが三ツ星・・・?普段泊まっている安宿と変わらない広さなんだけど・・・。

パジェ・ホテル

しかも、枕の周囲に花の飾りがあるなと思っていたら、よく見ると本物の花と葉が置かれていました。そう言うのいらない。ていうかボク植物あんまり好きじゃないからちょっと嫌。

あとWi-Fiも遅くて不安定だし部屋からはギリギリだしで微妙な感じ。

とは言え、キッチンはあるし、バスルームの掃除は行き届いてるし、何より建物の入り口で靴を脱ぐから、どこも床に座れるくらいキレイなのは嬉しい事です。三ツ星ホテルという事で、自分の中で期待のハードルが上がり過ぎてしまっていました。10USドルなら全然良い宿

 

さて、もう13時も過ぎたので食事に出掛けたいんですが、ザンジバルは湿度がえげつなく高く、ここに来るまででめちゃくちゃ汗をかいてすっかり食欲が無くなっています

ふと思い出したのが、「パジェには日本人が経営するホテルがありそこで冷麺が食べられる」

_人人人人人人人人人人_
> 冷麺が食べられる <
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冷麺。冷やし中華。うちの親は冷麺って言っていましたが、ボクは冷やし中華派です。地域の差ですかね。まぁどちらにせよ食欲が無い時にぴったりです。

 

さっそく場所を検索してやって来ました、パラダイス・ビーチ・バンガローのレストラン。

パラダイス・ビーチ・バンガローのレストラン

 

目の前が海と言う好立地。

宿のスタッフもレストランのスタッフも、なぜか全員マサイ族の方々でした。

冷麺(メニューの表記が冷麺なので冷麺と呼ぶ)の他にも、シーフードチャーハンとか、ご飯&味噌汁とかいろいろありましたが、やっぱり今一番食べたいのは冷麺です。冷麺をオーダーするとマサイなホールスタッフが「45分かかるけど良い?」と訊いてきました。

45分かかる冷麺って何?野菜を収穫する所から始めるの?でもまぁ、急いでないので「問題無いよ」と答えました。

 

ここ最近よく買っている水、よく見るとザンジバル仕様の水でした。

ザンジバルでとれた水なのかどうかはいまいち分かりませんが、製造元はザンジバルの会社です。ご当地ミネラルウォーター。

まだ冷麺はやって来ませんが、先に箸、スプーン、フォークと、醤油が持って来られました。

冷麺に醤油いるか?と平静を装いつつも、ウェイター(マサイ)が見えなくなるや否や、スプーンに醤油を数滴取ってなめたボク

久しぶりの醤油の味は・・・・・・・甘い!?!?!?(´・ω・`)

よく考えたら午前中ずっと滝のような汗をかきっぱなしだったので、軽い熱中症だったのかもしれません。醤油が甘く感じました。

そして次に思ったのが、醤油ってこんなに匂いキツかったっけ?

そりゃ、日本にいる時だって醤油の匂いくらい感じていましたが、なんていうかこう・・・発酵臭がかなりキツく感じると言うか。

ボクはおいしそうと感じる匂いですが、これは初見だとかなり勇気いるんでは?ってレベルの匂いだと思いました。よく外国人からすると日本人は醤油臭いって話を聞きますが、それって本当かもしれません。日本に帰って日本の匂いを感じるかどうかが今から楽しみです。

 

冷麺は予告よりかなり早く、30分ほどでやって来ました。冷麺17,000シリング(≒836円)。

冷麺

てっきりアフリカ人の言う45分って1時間半くらいの事かと思っていました。

想像以上に冷麺だ

おぉ、ネギとワカメの緑が美しい・・・。ではいただきまーす。

・・・これは・・・

2杯くらい余裕で食べれますね。このキッツい酸味が最高( *´艸`)

そして妙にワカメがおいしいです。別にワカメとか好きでも嫌いでもない食べ物だったんですが、なぜかここに来てワカメのうまさに気付きました。つい昨日海岸に落ちている海藻がうまそうと思ったばかりなのも関係してるんでしょうか。

あと多分麺が高級品なんじゃないかな。会社員の頃に選べる引き出物か何かで選んだ、どこぞの有名店のお取り寄せ麺セットの麺とそっくりな食感と味。その辺の安い乾麺茹でたって、多分こうはならないです。

会社員時代にすっかり名古屋に馴染んでしまったボク的には、ここにマヨネーズ添えられてたら最高だなと思いました。とにかくおいしかったです。

なお、醤油は食後にもう一度なめたら、全然甘くなかったです。さっきはやっぱり熱中症気味だったようです。

 

来る時は大きな道路を通って来ましたが、帰りはビーチから帰る事に。

 

この淡い水色がなんとも。

 

海とマサイ族さん。

日焼けが気になるお年頃なのか、体に巻いている布の余りを頭からかぶっています。

昨日のジョシュアは英語ペラペラで、なんならイタリア語まで話していましたが、全体的にマサイ族さんは英語話せる率は低い気がします。よく考えたら、彼らはここで働くためにスワヒリ語を勉強しないといけないはずなので、英語までやってる場合じゃないのかもしれません。

 

パジェの村。

ヌングイより更に規模が小さくて田舎な感じ。

 

冷麺だけじゃ物足りなかった&酸味で増進した食欲が止まらなかったので、久しぶりにおやつをいっぱい買って宿に戻り。

クッキー1枚200シリング(≒10円)、ポテチ1袋500シリング(≒25円)、ジュース1,000シリング(≒49円)。

クッキーは意外と甘くなかった。ポテチは多分ジャガイモじゃなくてキャッサバかな?塩とチリが振ってあるんですが、どっちもムラだらけでやたら辛かったり味気なかったりと差が激しかったです。

 

さて、明日は世界有数の美しいレストランとやらを見に行きます。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. ログボ より:

    >日本食
    (´・ω・`)今年は秋刀魚が豊漁。北海道の地震で一旦危ぶまれたが。
    大根おろしと醤油で・・・(✿╹◡╹)

    しかしなんだね?
    突然に贅沢な方向になってるやんw

  2. wolt より:

    >>ログボさん
    それはあれ、リゾート地の魔力(*ノωノ)
    サンマ良いなぁ~サバの次に好きなお魚です。焼いただけでおいしいなんて罪過ぎる・・・!

  3. y.kujime より:

    冷麺もよいけど、それ以上に写真がイイ・・・ネ!

  4. wolt より:

    >>y.kujimeさん
    ありがとうございます~。今後も冷麺に負けないようにがんばります!