【タンザニア】ダルエスサラームの国立博物館に行ってみた&日曜で飯難民(2018年10月14日)

ハバリザムチャーナ!

今回はタンザニアのダルエスサラームにある国立博物館に行ってみました!

 

朝食は7時半からと書いてあるのに、昨日7時半に行ったら待てと言われ、結局20分くらい待ったので、今日は7時50分くらいに食堂に降りて行くと、

勝手に取れと言わんばかりのこの状態。そうか、今日は日曜だから宿のスタッフがいない(おそらく教会の方の仕事とかをしている)んですね。

あっ、でもこれだとパン3,4枚取ってもバレないんじゃ!?(*’ω’*)とテーブルに近付いてパンの袋を持ち上げると、どこからともなくスタッフが1人現れてススっと横に立ち、ボクの邪な心を見透かしたように「Two」とささやいたので、やっぱり2枚しか取れませんでした。パン1枚くらい多くくれてもええやんか・・・(っД`)グスン

あ、そう言えば、昨日1,000シリング(≒49円)でカシューナッツを買ったんでした。

カシューナッツ

ローストだけで塩は無しバージョン。

日本で売られているカシューナッツよりも、ぽくっとしっとりした食感で、風味が強い気がします。カシューナッツはタンザニアの主要農産物らしいですね。好きなので積極的に食べていきたいところ。

 

なんだかんだで、午前中はゲームばっかりしていました。だってSIMカードでのスマホテザリングとはいえ、こんなに快適なネット環境はマラウィやザンビアには無かったんですもん。しかもタンザニアの通信費の方が安いですし。

昼からおでかけ。日差しが強い。

 

道端に、唐突にディーゼル発電機が展示されていました。

昔は駅に置いてあったのを、ここに持って来たらしい。

 

国立博物館に到着。


うお、思ったより大きい建物Σ(‘ω’)

入場料は6,500シリング(≒320円)でした。

うわー、広ーい。どこから入ろー。

・・・と思いきや、ほとんどの扉は閉まっており、実際に展示があるのは2階のごく一部だけでした。

中は、ジャンルもテーマも無視で何もかも詰め込んだ感じ。ゾウの骨があるかと思えば、

 

タンザニアの歴史とか工業製品とか

 

アフリカの岩絵分布図。

あと石器時代の矢じりとか、もうちょっと進んだ頃の土器とかもありました。

20世紀になんか偉い人が使っていたらしいベッド。

えらく高さがあるベッドですね。枕元に置いたスマホをうっかり落とすと画面が割れかねない高さです。

展示室を出ると、中学生くらいの地元の子がいて、「フィッシュ!フィッシュ!」と言いながら、しきりにボクをどこかへ誘導しようとして来ました。アフリカ人ってこう言うの多いんですよね。言ってる単語の意味はわかるけど、意図が100%意味不明みたいな。残念だけどフィッシュじゃ人は動かないなぁ・・・。

フィッシュ中学生は無視して、外の展示を見て回ります。初代大統領他、お偉いさんが乗っていた車の展示。

こう言うの割と好き。

ナショナル・ミュージアムと書かれた立派な別館は・・・

カギがかかって閉まっていました・・・。なんやねんこの博物館(;´Д`)

アメリカと合同の企画展みたいなスペース。現代アートみたいなのが3つくらい置かれていました。

 

昔ながらの木の漁船。

 

幼児がすっぽり入ってしまいそうな巨大な貝殻。

 

ジュゴンの骨。

 

これが、さっきの中学生が言ってたフィッシュ。ティラピアっていう魚で、確かマラウィでも有名だったような。

ていうか中学生はまだ横にいます。さっきからずっといます。いや、そんな所にいてもめっちゃ反応に困るんですが。ボクもう30年も生きてますけど、見ず知らずの中学生に対して「へぇ~わぁ~すごいねぇ~」って言ってあげられるほど精神的に大人じゃないんです。興味無いもんは興味無い。

結局中学生は何だったのかよくわかりませんでしたが、フィッシュの後はもう付いてきませんでした。

 

入口にある移動大砲。これはドイツの兵器らしい。

 

タンザニアの国立博物館、敷地と建物は妙に広いし立派だけど、まったく中身が伴ってない感がすごかったです。

岩絵コーナーとか、石器コーナーとか、車コーナーとか、ピンポイントで気合が入っている所はそれなりに良かったんですが、圧倒的に物量が足りてないです。建物の1割くらいしか展示に使えてない。もう少しなんとかならんのかなぁ。

 

あっさり博物館を見終わってしまったので、街散策に切替え。

日曜なので、店はほとんど閉まって閑散としています。

そして腹が減ったんですが、食事できる店も開いてない

しばらくうろうろ歩き回ります。

シャッターが降りている店舗を存分に利用した女性服屋さんは元気に営業しています。

 

ようやく開いてるインド料理屋を見つけました。

め、メニューがどれも高い・・・けどもう探したくない・・・(;´Д`)

クリスピー・チキン・プレート15,000シリング(≒738円)

クリスピーチキンって言うからには、から揚げみたいなサクサクしたやつが出て来るかと思えば、酢豚の鶏バージョンみたいなのが出てきました。まぁこれは嬉しい方に期待を裏切られた感じですけど。

チキンの味付けは酸っぱくない酢豚って感じ。タマネギやニラみたいな野菜も入っていて、見た目通りおいしいです。

フライドポテトも揚げたてでザックザク。文句なしのクオリティ。

しかしまぁ・・・高すぎるなぁ。おいしいのはおいしいけど。タンザニアは日曜日は飯難民になるので注意ですね。今までのアフリカ南部諸国も日曜はこんな感じでしたが、あちらの国々にはスーパーの総菜と言う強い味方がいましたから。

 

食べ終わったところで、そう言えば国立博物館でお釣りを1.500シリング(≒74円)もらってない事に気付きました。入場時にチケット売り場に小銭が無くて、お釣り3,500シリングのうち2,000シリングだけもらって、また出る時にチケット売り場に寄ってって言われてたんでした。

国立博物館までは700メートルくらいあるので、74円をもらいに戻るかどうするか悩みましたが、やっぱり74円の為に引き返しました。我ながら貧乏性。

 

さて、明日はフェリーでザンジバルに移動します。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

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