ザンビアのチパタ町歩き&チパタからマラウィの首都リロングウェに移動(2018年9月30日)

むりぶぁんじ!

今回はザンビアのチパタを散歩した後、マラウィの首都リロングウェに移動しました!

 

今回の移動。150kmくらい。

チパタからリロングウェ

チパタは、自国の首都ルサカより、圧倒的に隣国の首都リロングウェの方が近いって言う。




今日もMさん宅での朝。

今朝はパン。焼きトマトとオムレツ(キャベツとハム入り)を作って下さいました。

ザンビアでなんて幸せな朝食(*´ω`)

左から、ザンビア産ハチミツ、ザンビア産ピーナツバター、南アフリカ産お菓子。

お菓子は南アフリカ産だけど、ザンビアのスーパーでも買えます。クッキーとラスクの中間のような感じで、上品な甘さ。南アはお菓子のクオリティ高いと思うのです。

これ、どちらも同じメーカ・同じ種類のハチミツなんですが、見た目が違い過ぎます

ザンビアハチミツ

Mさんいわく「これ違うハチミツじゃない?って聞いたけど、『いやどっちもハチミツだから』って言われたw」との事。

味も、黒っぽい方はハチミツっぽい味ではなく・・・薄めの黒蜜?ハチミツと言われずに食べたら、多分ハチミツだと思わないです。これはこれでおいしいけどwハチが蜜を取って来る花の種類をコントロールできてないんじゃないかなぁ。

ピーナツバターは砂糖も塩も入ってないシンプルな物で、これ輸出しても売れそうな感じです。

これはザンミルクで作られたバター。

ザンビア(Zambia)は牛が名産で、ザンビアの牛はザンビーフ(Zambeef)、ミルクはザンミルク(Zammilk)と言うブランド名が付けられています。ボクはとても好きなネーミングですw

ザンミルクのバターは、普通のバターより脂っこさが無くさっぱりとした印象でした。旅行だとこういう短期間で使い切れない製品を試せないのが寂しいですね。今日いろいろ試せて良かったです。

コーヒーはエチオピア産コーヒー。東アフリカの青年海外協力隊員同士でけっこう交流があるらしく、お土産として名産品をもらったりするそうです。

エチオピアコーヒー

とってもアフリカンな贅沢な朝食でした( *´艸`)

 

朝9時過ぎから、Mさんの案内でチパタの町歩きです。

今日は日曜日。チパタは敬虔なキリスト教徒が多いらしく、よそ行きの格好で教会へ歩いて行く人がパラパラ。日曜の午前中はたいていみんな教会に行くらしいです。

けっこう緻密な手書き看板が多いです。

Mさんの赴任当時(1年半くらい前)はもっとシュールでわけわからん看板が多かったそうですが、最近は割としっかりしたイラストが多くなってきたらしい。どこからか良い職人さんがやって来たのかなぁ。

これなんかは結構わけわからんですね

これは古着のイラストらしいです。外国からの古着はぐちゃっと紐でまとめられてまさにこのイラストのような状態で運ばれて来るんだとか。なので、このイラストのあるお店は古着屋さんです。これで、この記事をお読みのみなさんは、アフリカで古着をお求めの際も迷う事無く古着屋さんを見つける事ができますね!

これは・・・さすがに精巧すぎますよね・・・。印刷?

壁看板でこのタイプは初めて見かけました。新技術でしょうか。どうやって壁にプリントするんだろう。

平日はこのあたりも車と人でごった返していて、車の間を縫うように歩かないといけないらしいんですが、日曜は静かで散歩にはちょうど良いです。

写真に写っているのは、アラブ人やインド人経営の店が並ぶエリア。個人商店にしては大きめで立派な店が多いです。

ザンビア人はあんまり大きい店を出さないらしい。そういう発想やノウハウが無いのかなぁ。

ここはもっとローカルな市場。

日曜だけど、思ったより営業している所が多いです。

歩いているとお店のおばさんが、生のピーナツを片手にいっぱいくれました。ちょっと青臭いけど新鮮でおいしい!

 

1時間ちょっと歩いて、Mさんの勤め先で休憩。

 

Mさんが途中の市場で買ったマスクと言う果物をくれました。

マスク

ボクは果物は苦手な物が多いですが、初見の物はちゃんとチャレンジします

手で半分にちぎった状態。

なんか面白い感触です。ものすごく弾力のあるナシと言うか、バナナとナシを掛け合わせたみたいな。匂いは割と好きな感じなのでいただきまーす。

おぉ、マスクおいしい!٩( ‘ω’ )و

酸味は無くて、メロンとか柿とかナシとか、そういう方向性の甘さです。見た目通り水分はかなり少なめで、バナナみたいにもちもちっとしています。濃厚ですがクセのない味です。

ボクの中では“自分で買って食べるくらい好きな果物”って今までリンゴくらいしか無かったんですが、そこにいきなり未知の果物マスクが食い込んできました。大きさもお手頃だし、見かけたら買うと思います。マスクおいしい。

 

12時に、MさんオススメNo.2の食堂へ。オススメNo.1は残念ながら閉まっていました。

シマ&ビレッジ・チキン。15クワチャ(≒137円)。シマがおにぎりみたいに並んでてかわいい。

シマ&ビレッジチキン

ビレッジ・チキンは放し飼いにして走り回らせて育てた鶏の事らしい。それって何て名古屋コーチン。普通のチキンより少し高いですが、ザンビア人にも人気のメニューみたい。ではいただきまーす。

おぉー、シマがもちもちでおいしい(*´ω`)

ビレッジ・チキンはトマトやタマネギが溶け込んだ野菜スープでじっくり煮込んでいて、深い味わい。このスープを白ご飯にかけて食べたい。あとすごく身がしまっていて普通のチキンより固い感じ。噛むと味が出て来る系

見た目に反しておいしいのが、右にある豆の煮物。味付けはなんだろう・・・。全然おいしそうな見た目じゃなかったのですごく不意打ちでした。

昨日の村での昼食といい、ボクの中で完全にザンビアは飯がおいしい国になりました。

 

昼食を食べ終わると12時半過ぎ。さてそろそろ出発せねば

ザックをピックアップして、Mさんがマラウィとの国境まで送ってくれました。とてもいろいろお世話になりました。特に食事の御恩は忘れません

ザンビア側はあっさり出国。ボツワナとの国境で取ったカザ・ビザ(ザンビア・ジンバブエ共通ビザ)もこれでお役目終了。

 

ザンビア側イミグレーションとマラウィ側イミグレーションの間にいた個人両替商で両替。450ザンビアクワチャ(≒4,268円)が、27,000マラウィクワチャになりました。

27,000マラウィクワチャ

ケタの大きい通貨って久しぶりな気が。ていうか全然違うお金なのに単位はどっちもクワチャなのね。まぎらわしい。

この日は公定レートだと今1ザンビアクワチャ=59マラウィクワチャのはずですが、ここでは1ザンビアクワチャ=60マラウィクワチャで両替してもらえました。ちょっとお得。

 

マラウィ側はアライバルビザ75USドル(≒8,542円)。2015年までタダだったらしいのに、なんで時代に逆行するようにいきなり75USドルにしたんだか・・・。

その場でA4サイズの申請フォームと小さい入国カードを書いて提出。書類を書いている間にちょうど団体客がやって来てしまって、受取ってもらうのに30分近く待たされましたが、受取ってもらったら5分ほどでビザが発給されました。

38カ国目マラウィ入国\\\└(‘ω’)┘////

日曜だからちょっと心配でしたが、SIMカード屋や乗合タクシーはちゃんといました。

なんか破れまくった服を着て「金をくれ」「服をくれ」「仕事をくれ」と付きまとってくる人がいましたが、ニャンジャ語のあいさつをするとえらくウケて、ちょっと雑談した後は他の旅行者の方に離れていきました。

いつもこう言うかわし方が通用すると、こっちもイライラしなくて済むよね。

 

乗合タクシーは軽自動車に乗客4人と言う、なんとも平和な人数で出発。10kmちょっと先のムチンジという町まで1,000クワチャ(≒157円)。4人だったから距離に対して割高だった気もしますが、他の3人も同じ額を払っていたので、ぼったくられては無いみたい。

ムチンジのバス乗り場到着。

ムチンジのバス乗り場

ムチンジからはハイエースの乗合ミニバスに乗換えてリロングウェへ。2,000クワチャ(≒313円)。

マラウィの移動はめちゃくちゃ詰め込まれると聞いていたんですが、このミニバスも全然余裕の状態(1列3人)で出発。

 

リロングウェの宿には17時半くらいに到着。

暗くなるまでに着いたし、楽な移動で良かったです。

この宿には、一足先に三矢さんと言うツイッター旅行者仲間の方が滞在していて、スプライトを冷やして置いてくれました。とってもおいしかったです。

さて、この時点でネット環境を手に入れていない(宿にもWi-Fiが無い)ので、明日はリロングウェでSIMチャージ&お散歩をします。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. baum より:

    一宿一飯の恩義は、一生忘れることはないでしょうね!
    人との繋がりは人生の宝物だ!
    日本では’ただいま日本一周中’の偽チャリダーが
    ニュースになっていますが…とんでもない奴ダネ(♯`∧´)

  2. wolt より:

    >>baumさん
    富田林の脱走者ですよねー。
    やっぱり旅行者界隈の関心が高いので、ツイッターにけっこう流れて来てます。
    まぁあんまりいい気分はしませんねー(^^;