【ザンビア】ルサカからチパタへ。楽勝移動の予定が…(2018年9月28日)

むりぶぁんじ!

今回はザンビアのルサカからチパタへバス移動しました!

 

今日の移動はこんな感じ。距離は約570km。

たいした移動じゃないと思ってたんですが、そうは問屋がおろさなかった…。




朝は5時30分に起きてテント撤収。朝もうさぎさんがうろうろしています。

後ろ姿かわいいw

6時15分頃に宿出発。

街路樹でほぼ森状態。

1.5kmほど歩いてバスターミナルに到着。

ルサカのバスターミナル

人に訊きながら、昨日チケットを買ったバス会社のバスを探します。

バスは割とすぐに見つかりました。

chibeka

現在ちょうど7時。出発予定時刻は7時30分

乗ってみると、なんと2列+2列シートです。

いやぁ、今日の移動は楽勝な上に快適だわぁと思っていました。この時は

 

途中で買って来た朝飯を開きます。ジャガイモの煮物と目玉焼き2個。11クワチャ(≒100円)

ジャガイモの煮物と目玉焼き2個

ジャガイモはちょっとピリッとする青唐辛子みたいなのが入っていますが、基本的に薄味。目玉焼きは塩で味付けされています。あたたかい朝飯って良いよね。

 

出発予定時刻を30分過ぎてもバスは動く気配はありません。これが日本なら遅延証明がもらえるし遅刻も許されるレベルの遅延ですが、まぁアフリカでは30分くらい遅れのうちに入りませんよ。余裕です余裕。

 

1時間半経過、時刻は9時

ちょっとヒマになってきたので、バスに出入りしている物売りから巨大な揚げドーナツを買ってみました。3クワチャ(≒27円)

 

中身はパンみたいな生地。

外側がサクサクで、中はほんのり甘いです。割と好きな感じ。

 

出発予定時刻から2時間半経過。時刻は10時。

物売りはひっきりなしに入っては出て行くんですが、客は10人くらいから一向に増えません。これ出発するのか不安になって来たけど・・・。

 

出発予定時刻から3時間経過した10時半、別のバスに移されました

 

移されたバスは2列+3列シート・・・。

客が少ないから統合したんでしょうが、グレードダウンしとるやんけ・・・

元のバス会社に文句を言いに行こうかと思いましたが、バスターミナルの中でここから元のバス会社のオフィスは離れた所にあるのと、移されたバスが既に乗車率7割くらいで、もういつ出発してもおかしくない雰囲気だなと思ったので、バスを出る勇気がありませんでした。

しかしここからが本番でした・・・(›´ω`‹ )

 

出発予定時刻から4時間経過、時刻は11時半

アフリカで待ちにはかなり慣れましたが、4時間を突破しだすとさすがにツラくなって来ます。ツイッターでぼやいて気を紛らすのです。

 

出発予定時刻から5時間経過、時刻は12時半

 

出発予定時刻から6時間経過、時刻は13時半

実はザンビアのリビングストンで、チパタで勤めてらっしゃる青年海外協力隊のMさんと交流する事ができて、数日前からチパタに行く事を連絡しており、今日はそのMさんのお宅にお邪魔する予定をしていたのです。

Mさんから「ルサカ⇒チパタは約7時間」と聞いていたので、現時点で明るいうちにチパタに到着する可能性はゼロです。15時くらいに到着する予定だったのに・・・。

 

しかし、このあたりまで来ると、そろそろおもしろくなってきました。バスでの最長待ち時間記録更新です。やったね!

まぁ鉄道だとモーリタニアのアイアントレインで7時間半、船だとカスピ海フェリーで20時間とか待った気はしますが。

 

さすがに6時間を過ぎた所で変化が。バスターミナルの隣のガソリンスタンドに移動しました。そしてまだ出発はしません。

 

そして出発予定時刻を6時間半過ぎて14時、ようやくバスが出発しました。

いやいや、6時間半ってすごいよ。忙しい日本人の睡眠時間より長いですよ。疲れて帰って来た日本のサラリーマンが寝て、また企業戦士として出勤できるようになるくらいの長さの時間ですよ。

その上、2列+3列シートはものの見事に満席。ボクは3列席の通路側に席を確保していたんですが、後から来た人が「席詰めて」とか言い出したので、断固として「あんたがまん中に座ってよ」と抗議しました。7時から7時間も待った上に3列席のまん中とかありえませんから。今日のボクは西アフリカ式(なぜか一切席を詰めない方式)を採用するのです。

と言っても、その方なかなかマッチョマンだったので、真ん中に座られるとそれはそれでツラいものがありましたけど。通路には荷物が積まれていて、通路側にそんなに足を出す事も出来ませんし。

 

とにかくまぁ、7時から7時間待った上、真昼の日差しで車内は蒸し風呂、座席はキッチリ満車(乗客約70人)の状態で走り始めました。地獄か

 

あっと言う間に日は傾き、時刻は18時。疲れたは疲れたのですが、それ以上にトイレがヤバくなって来ました

だって朝5時半に起きてトイレに行ったっきり、もう12時間以上も行っていません。汗はだらだらかいてるにしても、さすがに膀胱にも水分が溜まるってもんです。

そして困った事に、このバス全然止まらないんです。あんなにダラダラと出発しなかったくせに、走り出したら1回も休憩せず、町で客を乗り降りさせたら即走り始めるのです。トイレ行く暇もない

 

このままどこにも止まらなかったらどうしようと思い始めた18時半、ようやくバスが停車。速やかにバスを飛び降りてトイレに走ります

が、トイレの使用料3クワチャ(≒27円)を払ってトイレに入ろうとしたところで、バスのクラクションが鳴るのが聞こえました。クラクションは出発の合図なのです

いやいやいや、ボク降りてから2分も経ってないから。トイレすら済ませられない停車ってなんやねん。

クラクションのせいで緊張して、あんなに出したかった物もろくに出ませんでしたが、急いでトイレを飛び出してバスに再乗車。ボクが席に着いてすぐにバスは出発しましたなにこの3,4分の停車。出発してから急ぐくらいなら出発前に急げよ

 

なお、協力隊のMさんには朝10時くらいの時点からちょいちょいショートメッセージで進捗を報告していて、Mさんはご自分の経験や同僚の方から聞いた話をいろいろ送ってくれます。

その話によると、ザンビアは夜21時以降はバスを走らせてはいけない決まりになっていて、どこか大きめの町で停まって明日の朝まで出発を待たないといけないかもしれないそうです。

ボクは夜21時までに着かないバスに乗ったつもりは無いんですがぁぁぁぁ!?(;ω;)

 

夜22時過ぎ、チパタのバスターミナル到着

とりあえず着いて良かったけどさ、これはひどいね。クソ過ぎる

予想通り、待ち構えていたタクシードライバーがいっぱい寄って来ますが、Mさんがタクシードライバーを手配してくれていたので、待ち構えていた胡散臭いタクシードライバーではなく、10分ほど待って信用できるタクシードライバーに乗せてもらう事ができました。

そんな感じで、22時半にMさん宅到着。今朝宿を出てから16時間ですよ。楽勝のはずの移動がどうしてこうなった。

22時半に到着した迷惑なボクに、Mさんはレモンの香りがするお茶とクッキーみたいなラスクを出して下さり、もうレモンの香りにめちゃくちゃ癒されました。これで今日の疲れも3割取れました。

 

さて、明日はMさんのお仕事について行って、近くの村に行く予定です。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. baum より:

    イライラ感満載‼︎
    良くわかるその気持ち(^ ^)
    私もめっちゃ嫌いですもん、予定の解らない待ち!とか
    定時が来ているのに終わらない会議とか。
    まぁ気を長ーーーーく持ってガンバ❗️

  2. wolt より:

    >>baumさん
    最初から何時間待つかわかっていれば、トイレにもちゃんと行けるし、時間もつぶせるしでそんなに苦になりませんが、いつ出発するかわからないのは本当にストレスです><
    定時のチャイムが鳴っても平然と続く会議もイラッとしますねw